ゲスト
(ka0000)
天空の騎士たち
マスター:植田誠

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- ユニット参加人数
- 現在5 / 0~6
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/11/07 19:00
- リプレイ完成予定
- 2019/11/21 19:00
オープニング
●
グライシュタッド上空において、今まさに因縁の戦いに決着がつかんとしていた。
「終わりだ、フリッツ!!」
帝国軍第五師団団長、ロルフ・シュタットの振るう双剣がフリッツ・バウアーの持つ二つの鞭をはじく。同時に、グリフォンのくちばしが深々とフリッツの胴を貫く。
「グッ…………」
暴食の歪虚にして帝国の空を脅かしてきたフリッツ。かつては帝国の空を担う帝国第五師団の精鋭たる団長、副団長を倒し、多くのグリフォンを屠りその戦力を激減させた。
だが、それも過去の話となった。
今の第五師団はかつてのそれよりも精強であり、その数も多い。ハンター達の協力、グリフォンの大幻獣との出会い。それによるグリフォンの増加。それでも、フリッツが第五師団を抑えられれば状況は違ったはずだ。だが、個の戦闘力という点でもフリッツはいまやロルフに及ばない。
「まだだ……まだ……終わりでは……グリフォンライダーに…………死…………」
致命傷を受けたフリッツはそのまま乗騎から落とされ、言葉だけを残し崩れていき、やがて消えた。最期の時までその怨嗟の声が消えることはなかった。
「……」
その様子をロルフは言葉無く見つめていた。仇敵を倒したことへの高揚感か、あるいはこうなるまで戦い続けることしかできなかったフリッツへの哀れみか……そう言った感情が表出することはなかった。
「さて、師団長。後始末をつけねばなりませんな」
支援に徹していたウェルナー・ブラウヒッチ兵長が、ロルフのそばにグリフォンを近づける。周辺では今なお激しい戦いが続いている。
オットー・アルトリンゲン、サラ・グリューネマン両兵長は1体ずつ。他のグリフォンライダーも複数人でまとまって敵……フリッツの率いていた量産型の剣機リンドヴルムと戦っている。
「よくこれだけの数をそろえたものだね……こいつらを地上に降ろすわけにはいかない。殲滅するよ」
自身の責務を果たすべく、淡々とロルフは言った。
そう、フリッツは倒したが、戦いは終わっていない。この空の敵たちと……地上へ落下していったコンテナ群。それらを処理しきって初めて、戦いの勝利となる。
●
「最後の墓参り……なんて思って寄ったが、ずいぶん大変なことになってるな」
エルウィンは双眼鏡を手に空を見ていた。
「……とりあえずフリッツは倒せたみたいだな。後はデカブツと落ちてくる土産の処理がうまくいくか……そんなとこか?」
そう言って横にいた黒衣の男に声をかける。
男は小さくうなずくと、敬礼のような動作をとるとともに跳ぶ。同時に、周囲に雷鳴が響渡り、男はエルウィンの視界から消えていた。
「……第五師団、絶火の騎士、それにハンターか。派手な戦いになりそうだ」
双眼鏡ごしに、エルウィンは展開していく絶火の騎士やハンター達の姿を捉えていた。
グライシュタッド上空において、今まさに因縁の戦いに決着がつかんとしていた。
「終わりだ、フリッツ!!」
帝国軍第五師団団長、ロルフ・シュタットの振るう双剣がフリッツ・バウアーの持つ二つの鞭をはじく。同時に、グリフォンのくちばしが深々とフリッツの胴を貫く。
「グッ…………」
暴食の歪虚にして帝国の空を脅かしてきたフリッツ。かつては帝国の空を担う帝国第五師団の精鋭たる団長、副団長を倒し、多くのグリフォンを屠りその戦力を激減させた。
だが、それも過去の話となった。
今の第五師団はかつてのそれよりも精強であり、その数も多い。ハンター達の協力、グリフォンの大幻獣との出会い。それによるグリフォンの増加。それでも、フリッツが第五師団を抑えられれば状況は違ったはずだ。だが、個の戦闘力という点でもフリッツはいまやロルフに及ばない。
「まだだ……まだ……終わりでは……グリフォンライダーに…………死…………」
致命傷を受けたフリッツはそのまま乗騎から落とされ、言葉だけを残し崩れていき、やがて消えた。最期の時までその怨嗟の声が消えることはなかった。
「……」
その様子をロルフは言葉無く見つめていた。仇敵を倒したことへの高揚感か、あるいはこうなるまで戦い続けることしかできなかったフリッツへの哀れみか……そう言った感情が表出することはなかった。
「さて、師団長。後始末をつけねばなりませんな」
支援に徹していたウェルナー・ブラウヒッチ兵長が、ロルフのそばにグリフォンを近づける。周辺では今なお激しい戦いが続いている。
オットー・アルトリンゲン、サラ・グリューネマン両兵長は1体ずつ。他のグリフォンライダーも複数人でまとまって敵……フリッツの率いていた量産型の剣機リンドヴルムと戦っている。
「よくこれだけの数をそろえたものだね……こいつらを地上に降ろすわけにはいかない。殲滅するよ」
自身の責務を果たすべく、淡々とロルフは言った。
そう、フリッツは倒したが、戦いは終わっていない。この空の敵たちと……地上へ落下していったコンテナ群。それらを処理しきって初めて、戦いの勝利となる。
●
「最後の墓参り……なんて思って寄ったが、ずいぶん大変なことになってるな」
エルウィンは双眼鏡を手に空を見ていた。
「……とりあえずフリッツは倒せたみたいだな。後はデカブツと落ちてくる土産の処理がうまくいくか……そんなとこか?」
そう言って横にいた黒衣の男に声をかける。
男は小さくうなずくと、敬礼のような動作をとるとともに跳ぶ。同時に、周囲に雷鳴が響渡り、男はエルウィンの視界から消えていた。
「……第五師団、絶火の騎士、それにハンターか。派手な戦いになりそうだ」
双眼鏡ごしに、エルウィンは展開していく絶火の騎士やハンター達の姿を捉えていた。
解説
●目的
降下物の全撃破。
●状況
PC達は帝国軍第五師団から緊急招集されたハンターとなる。
戦場は空。空戦となる。高度は600m前後を想定。この高度で降下してくるコンテナや敵を迎撃する。天候は曇り。規定高度までは第五師団が輸送してくれるため、飛行スキルが用意されていればCAM等も使用可能。
●敵情報
コンテナ大×6
翼竜型歪虚×6
第五師団が戦闘中の剣機群から投下されたコンテナ。翼竜はそれぞれのコンテナに1体ずつ護衛についている。どちらも割と堅い。
コンテナの中身は爆薬であり、一定のダメージを受けるか地上に落ちると爆発する。
おおよそどのあたりに落ちてくるかは共有できており、目視で確認も可能。ひと塊で落ちてくることはないためハンター側もある程度分散して依頼に当たることが推奨される。
翼竜は通常のかみつき、爪や翼での殴打に加え火炎(前方広範囲中威力攻撃)光弾(長射程単体高威力攻撃)等を使用。ただし、火炎と光弾は口から吐く形で使用されるため予備動作は捉えやすい。
歪虚×不明
下記2種類が存在。数は非常に多い。小型のため大量にコンテナに敷き詰められていたと思われる。なお、歪虚が入っていたコンテナはすべて開放、分解されているものとする。
・球型=ボールに羽のついた感じの歪虚。小型で素早いが体当たりしかできない。
・鳥型=球型よりは大きいがそれでも小型で素早い。高威力の突進や翼での殴打などで攻撃。
分解したコンテナの破片、剣機の残骸等
基本的には低空の味方が処理するが、可能であれば破壊すること。なお、自身への接触には注意すること。
●味方情報
帝国軍第五師団
高高度で作戦行動中。地上部隊は住人の避難や防衛に当たっている。
絶火の騎士ヒンメル
黒衣をまとう仮面のグリフォンライダー。群体であり同じ格好をした英霊が複数存在する。おおよそ高度300m付近で展開し、ハンターの取りこぼしを排除していく。
降下物の全撃破。
●状況
PC達は帝国軍第五師団から緊急招集されたハンターとなる。
戦場は空。空戦となる。高度は600m前後を想定。この高度で降下してくるコンテナや敵を迎撃する。天候は曇り。規定高度までは第五師団が輸送してくれるため、飛行スキルが用意されていればCAM等も使用可能。
●敵情報
コンテナ大×6
翼竜型歪虚×6
第五師団が戦闘中の剣機群から投下されたコンテナ。翼竜はそれぞれのコンテナに1体ずつ護衛についている。どちらも割と堅い。
コンテナの中身は爆薬であり、一定のダメージを受けるか地上に落ちると爆発する。
おおよそどのあたりに落ちてくるかは共有できており、目視で確認も可能。ひと塊で落ちてくることはないためハンター側もある程度分散して依頼に当たることが推奨される。
翼竜は通常のかみつき、爪や翼での殴打に加え火炎(前方広範囲中威力攻撃)光弾(長射程単体高威力攻撃)等を使用。ただし、火炎と光弾は口から吐く形で使用されるため予備動作は捉えやすい。
歪虚×不明
下記2種類が存在。数は非常に多い。小型のため大量にコンテナに敷き詰められていたと思われる。なお、歪虚が入っていたコンテナはすべて開放、分解されているものとする。
・球型=ボールに羽のついた感じの歪虚。小型で素早いが体当たりしかできない。
・鳥型=球型よりは大きいがそれでも小型で素早い。高威力の突進や翼での殴打などで攻撃。
分解したコンテナの破片、剣機の残骸等
基本的には低空の味方が処理するが、可能であれば破壊すること。なお、自身への接触には注意すること。
●味方情報
帝国軍第五師団
高高度で作戦行動中。地上部隊は住人の避難や防衛に当たっている。
絶火の騎士ヒンメル
黒衣をまとう仮面のグリフォンライダー。群体であり同じ格好をした英霊が複数存在する。おおよそ高度300m付近で展開し、ハンターの取りこぼしを排除していく。
マスターより
今までお世話になりました、植田です。
最後どうするか迷った結果このシナリオになりました。
強敵と戦えないのは不満かなとは思いましたが、最後に相棒のユニットとともに派手に戦うのも良いのではないかと。
遅筆が祟って多少やり残したことがあるような気もしますが、とにかくこれが私の最後の依頼となります。最後までお楽しみいただけたらと思います。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
最後どうするか迷った結果このシナリオになりました。
強敵と戦えないのは不満かなとは思いましたが、最後に相棒のユニットとともに派手に戦うのも良いのではないかと。
遅筆が祟って多少やり残したことがあるような気もしますが、とにかくこれが私の最後の依頼となります。最後までお楽しみいただけたらと思います。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/11/29 14:52
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/11/06 21:34:54 |
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質問卓 北谷王子 朝騎(ka5818) 人間(リアルブルー)|16才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 |
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相談卓 北谷王子 朝騎(ka5818) 人間(リアルブルー)|16才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 2019/11/06 07:50:34 |