ゲスト
(ka0000)
【MV】手作りお菓子は何の味
マスター:赤山優牙

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/02/17 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/02/26 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
クリムゾンウエストにも、バレンタインの足音が近づいてきています。
ハロウィンやクリスマスのようにリアルブルーからやってきた文化のひとつではありますが、その伝わり方はひとつではありませんでした。
チョコレートを贈る日、気持ちを伝える日、合同結婚式が頻繁に行われる時期、食品業界が活性化する時期……あげればきりがありません。
感情の絆、マテリアルリンクが強まり世の中のマテリアルが活性化すると言われることもありますが、少しばかり別の形……愛情を育む者達を羨み憎むための怪しげな集会が行われ、嫉妬の絆で結束を強めているという噂もあるようです。本当でしょうか?
崖上都市「ピースホライズン」は催し事に力を入れる土地。勿論今は、バレンタインの賑わいで都市中が彩られています。
その中の、ほんの一部だけでも……確かめに行ってみてはいかがでしょうか?
●王都イルダーナ第6街区のある場所にて
1人の少女が自宅に帰ってきた。
もっとも、今は誰も住んではいない。
父親は歪虚と戦って死んだ。母親はずっと小さい時に病死している。
少女はすぐに出掛ける為、片付けもそこそこに、思い出深い品を探していた。
「あった」
思わず笑みがこぼれる。
ボロボロになっているが、お気に入りの絵本を見つけた。
虐げられていた町娘が、王子様に助けられるという話の絵本。
パラパラと中身をめくり、幼い頃何度も読んだシーンを見返した。
(3ヶ月前は深い絶望の中で、ただ存在していただけの気がしたけど……)
パタリと絵本を閉じる。
(今、私は希望の中で生きています。例え、皆さんにとって私の存在が敵であったとしても……)
少女は、『あの日』以降、自宅に置き忘れていた日記帳に、ある事を書き始めた。
いつか、きっと、誰かが自分の想いを、『あの日』自分を救ってくれたハンター達に伝えてくれると信じて。
「さて、行かなきゃ!」
用事を済まし、外へ出て、玄関を振りかえった。
もはや、戻ってくる事はないだろう。
「そうだ! バレンタイン!」
少女は元気よく手を合わせた。
大好きな人に、なにか贈りたいと思っていたからだ。
しかし、ゆっくり選んでいる時間はない。少女は少し悩んだ挙句、顔見知りのお菓子屋に行くのであった。
●あるお菓子屋にて
「あんたはまったく!」
節分は過ぎたのに、うちにはいつも鬼がいるなと店の主人は思った。
「でもさぁ、お前だって気にしていた子が、久々に顔を出したんだぜ」
「そりゃ、わかるけど、仕事は別でしょ!」
鬼の様な家内がたまたま外出していた時で良かったかもしれないと主人は思った。
見るからに薄幸そうだった子が、数か月ぶりに店にやってきた。
それも、最初は誰だかわからなかった。
身なりも、髪型も全然違ったから。
ボロボロの衣服ではなく、綺麗なフリルのドレス。
ボサボサの緑髪は、ふわふわくるくるの巻き毛。
そして、なによりも、死んだような表情だったのが、明るく嬉しそうな愛らしい表情だった。
「この時期に、特注のお菓子を作って、しかも、それを後日、人を使って取りに来させるだなんて!」
「あの子は、保存が効けば、なんでもいいというし、それにお金も良かったから……」
「とにかく、あたしは手伝いませんからね!」
昨日怒らせてしまったのもあって、鬼家内の怒りゲージは振り切ったままのようだ。
「う~ん。まいったな。この時期は忙しくて、とてもじゃないが、手が回らない」
開店前の店内をウロウロとしばし歩き、悩んだ主人は閃いた。
「そうだ! ハンターにお願いしよう!」
ハンターの中には、お菓子作りが得意な人もいるというし。
報酬は……赤字にならない程度に少なくなるだろうが……。
クリムゾンウエストにも、バレンタインの足音が近づいてきています。
ハロウィンやクリスマスのようにリアルブルーからやってきた文化のひとつではありますが、その伝わり方はひとつではありませんでした。
チョコレートを贈る日、気持ちを伝える日、合同結婚式が頻繁に行われる時期、食品業界が活性化する時期……あげればきりがありません。
感情の絆、マテリアルリンクが強まり世の中のマテリアルが活性化すると言われることもありますが、少しばかり別の形……愛情を育む者達を羨み憎むための怪しげな集会が行われ、嫉妬の絆で結束を強めているという噂もあるようです。本当でしょうか?
崖上都市「ピースホライズン」は催し事に力を入れる土地。勿論今は、バレンタインの賑わいで都市中が彩られています。
その中の、ほんの一部だけでも……確かめに行ってみてはいかがでしょうか?
●王都イルダーナ第6街区のある場所にて
1人の少女が自宅に帰ってきた。
もっとも、今は誰も住んではいない。
父親は歪虚と戦って死んだ。母親はずっと小さい時に病死している。
少女はすぐに出掛ける為、片付けもそこそこに、思い出深い品を探していた。
「あった」
思わず笑みがこぼれる。
ボロボロになっているが、お気に入りの絵本を見つけた。
虐げられていた町娘が、王子様に助けられるという話の絵本。
パラパラと中身をめくり、幼い頃何度も読んだシーンを見返した。
(3ヶ月前は深い絶望の中で、ただ存在していただけの気がしたけど……)
パタリと絵本を閉じる。
(今、私は希望の中で生きています。例え、皆さんにとって私の存在が敵であったとしても……)
少女は、『あの日』以降、自宅に置き忘れていた日記帳に、ある事を書き始めた。
いつか、きっと、誰かが自分の想いを、『あの日』自分を救ってくれたハンター達に伝えてくれると信じて。
「さて、行かなきゃ!」
用事を済まし、外へ出て、玄関を振りかえった。
もはや、戻ってくる事はないだろう。
「そうだ! バレンタイン!」
少女は元気よく手を合わせた。
大好きな人に、なにか贈りたいと思っていたからだ。
しかし、ゆっくり選んでいる時間はない。少女は少し悩んだ挙句、顔見知りのお菓子屋に行くのであった。
●あるお菓子屋にて
「あんたはまったく!」
節分は過ぎたのに、うちにはいつも鬼がいるなと店の主人は思った。
「でもさぁ、お前だって気にしていた子が、久々に顔を出したんだぜ」
「そりゃ、わかるけど、仕事は別でしょ!」
鬼の様な家内がたまたま外出していた時で良かったかもしれないと主人は思った。
見るからに薄幸そうだった子が、数か月ぶりに店にやってきた。
それも、最初は誰だかわからなかった。
身なりも、髪型も全然違ったから。
ボロボロの衣服ではなく、綺麗なフリルのドレス。
ボサボサの緑髪は、ふわふわくるくるの巻き毛。
そして、なによりも、死んだような表情だったのが、明るく嬉しそうな愛らしい表情だった。
「この時期に、特注のお菓子を作って、しかも、それを後日、人を使って取りに来させるだなんて!」
「あの子は、保存が効けば、なんでもいいというし、それにお金も良かったから……」
「とにかく、あたしは手伝いませんからね!」
昨日怒らせてしまったのもあって、鬼家内の怒りゲージは振り切ったままのようだ。
「う~ん。まいったな。この時期は忙しくて、とてもじゃないが、手が回らない」
開店前の店内をウロウロとしばし歩き、悩んだ主人は閃いた。
「そうだ! ハンターにお願いしよう!」
ハンターの中には、お菓子作りが得意な人もいるというし。
報酬は……赤字にならない程度に少なくなるだろうが……。
解説
●目的
バレンタイン用のお菓子を手作りする。
●内容
店の設備と材料等を利用して菓子を作成する。
店の手伝いをする(売り子、お菓子作り、掃除、配達等)。
●概要
特注の手作りお菓子を作成する(個数、種類問わず)。
お菓子の内容は、2週間程保存が効く事、持ち運べる大きさとする。
材料や設備等は店内の物を使用。
手が空いたらお店の手伝いをする事(主に売り子やお菓子作り)。
出来あがったお菓子で余りがあれば、持ち帰り可。
●補足
手作り菓子は、ソロでもペアでも多人数でも作成できます。
役割分担等もハンター達で決めて貰って大丈夫です。
店の主人は忙しいので、ハンター達の手伝いはできません。
●少女(ノゾミ)
初登場は『【黒祀】深き絶望の環の中で』となります。
リプレイの内容をハンターが知っているかどうかは、各自にお任せします。
少女との面識の有無は依頼の判定に影響しません。
お店の主人は個人情報の保護に五月蠅いので、発注者である少女の事はハンターの皆さんには伏せています。
●その他
オープニングの『王都イルダーナ第6街区のある場所にて』はPL情報となります。
お菓子の味は、依頼の達成度に影響しません(未完成だと失敗判定になります)。
PC達が作ったお菓子を店の主人が味見する事はありません(ついで言うと、少女も基本的には食べません)。
お店の手伝いは、どこか一つに絞って活動した方が良いかもしれません。
バレンタイン用のお菓子を手作りする。
●内容
店の設備と材料等を利用して菓子を作成する。
店の手伝いをする(売り子、お菓子作り、掃除、配達等)。
●概要
特注の手作りお菓子を作成する(個数、種類問わず)。
お菓子の内容は、2週間程保存が効く事、持ち運べる大きさとする。
材料や設備等は店内の物を使用。
手が空いたらお店の手伝いをする事(主に売り子やお菓子作り)。
出来あがったお菓子で余りがあれば、持ち帰り可。
●補足
手作り菓子は、ソロでもペアでも多人数でも作成できます。
役割分担等もハンター達で決めて貰って大丈夫です。
店の主人は忙しいので、ハンター達の手伝いはできません。
●少女(ノゾミ)
初登場は『【黒祀】深き絶望の環の中で』となります。
リプレイの内容をハンターが知っているかどうかは、各自にお任せします。
少女との面識の有無は依頼の判定に影響しません。
お店の主人は個人情報の保護に五月蠅いので、発注者である少女の事はハンターの皆さんには伏せています。
●その他
オープニングの『王都イルダーナ第6街区のある場所にて』はPL情報となります。
お菓子の味は、依頼の達成度に影響しません(未完成だと失敗判定になります)。
PC達が作ったお菓子を店の主人が味見する事はありません(ついで言うと、少女も基本的には食べません)。
お店の手伝いは、どこか一つに絞って活動した方が良いかもしれません。
マスターより
●ご挨拶
おはようございます。赤山です。バレンタインにお菓子を仲良く作る関係に憧れます。
誰か、一緒に愛の作品を作りm(銃声
●攻略のヒント
とりあえず、お菓子を完成させとけば、失敗する事はないです(断言
作った以上は、誰かが食べるんでしょうね。
如何様な味で作っても、依頼の判定には影響を及びません。リプレイ内の描写が変わる可能性がある位です。
おはようございます。赤山です。バレンタインにお菓子を仲良く作る関係に憧れます。
誰か、一緒に愛の作品を作りm(銃声
●攻略のヒント
とりあえず、お菓子を完成させとけば、失敗する事はないです(断言
作った以上は、誰かが食べるんでしょうね。
如何様な味で作っても、依頼の判定には影響を及びません。リプレイ内の描写が変わる可能性がある位です。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/02/20 18:53
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/02/14 21:48:41 |
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相談卓~手作りお菓子をあの人へ Uisca=S=Amhran(ka0754) エルフ|17才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/02/17 01:52:37 |