ゲスト
(ka0000)
CAMが商店街にやってきた
マスター:篠崎砂美

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在12人 / 4~15人
- サポート
- 現在0人 / 0~20人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/02/22 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/03/08 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
『CAMが商店街にやってきた!』
「これ、どうやろか? うちは、ええと思うんやけど」
刷り上がったばかりのポスターを前にして、カタリーナが黒い瞳をキラキラとさせて言いました。
ポスターの中央には、巨大なCAMのシルエットが、ででーんと描かれています。
「やってきたって……、いったい、CAMがどこからやってくるん?」
できあがったばかりの案内所から外を見回しながら、ビアンカが聞き返します。明るい菫色の瞳に映るのは、最近見慣れてきたいつもの商店街の風景です。CAMなどは、どこにも見あたりません。
「来てもらうんやのうて、これから作るんよ」
いそいそと真新しい壁にポスターを貼りつけながら、カタリーナが言いました。次は案内所の外壁だと、糊とポスターを手にとって表へと出ていきます。
「ちょっと、CAMって、そんな、簡単に作れるものなん?」
どうなのと、ビアンカが小首をかしげました。動きやすい案内所の制服でテキパキと動いていく姉を、少し呆然としながら見つめます。
「別に、本物作るってわけやないんよ。ハリボテでもいいやん。ハンターの人らに頼めば、格好ええもん作ってくれはると思うんよ」
案内所の入り口から顔だけをのぞかせてたカタリーナが、あっけらかんと答えました。ショートの黒髪をゆらし、なんだか、凄く楽しそうです。
どのみち、本物のCAMを見たことがある者など、そうたくさんはいません。ヴァリオスにいる一般人には、それが本物か偽物かだなんて、分かるはずもないのです。
「まあ、そうやけどなあ」
いいのかなあという顔で、ビアンカが言いました。頬杖をつくと、真白い髪がカウンターの上に零れ落ちて、美しい髪溜まりを作ります。
どうせ、本物の形は分からないのですから、それらしいハリボテですませてしまえばいいわけです。本物よりも本物らしいCAMができあがれば、それは名物になります。格好いいロボットを飾って商店街CAMと名づければ、いやでも物見遊山のお客様たちがたくさん集まってきそうです。
「準備の方は、もうできとるんよ」
カタリーナが、えへんという感じに胸を張りました。
経費に関しては、商店街のオーナーである商人達が分担するので、ほとんど心配する必要はありません。まあ、クリムゾンウエストで稀少な物や、極端に高価な物を使おうとすればストップがかかるでしょうけれど。布、木材、石、粘土、紙、ブリキ、銅板など、通常の素材であれば、問題はないはずです。
CAM像は1体とは限定しませんが、作る手間を考えると、そうそう何体も作れるはずはありません。できあがりにもよりますが、一人で作れる物には限界があります。実際には、数人でチームを組んで1つのCAM像を作ることになるでしょう。
そのチームの人数と作り方によって、1/1CAMから人間大のミニチュア像まで様々な大きさが考えられます。これはこれで、商店街のあちこちに飾りがいがあると言うものです。もっとも、メインは案内所前の、商店街の中央広場になりますが。
また、商店街としては、これは商機です。
CAMにかこつけて、CAM饅頭とか、CAM弁当とか、CAM定食とか、CAMペンシルとか、CAM乳母車とか、CAM人形とかを売って荒稼ぎが見込まれます。何でも頭にCAMをつけてしまえばいいのです。
一目CAMを見たさに、見物客もたくさん来ることでしょう。
今のところは、いいことずくめです。なので、この企画は通ってしまいました。
急遽集められたハンターたちが、それぞれに意匠を凝らしたCAMを作りあげました。便乗商品も、バッチリです。
準備万端整いました。
さあ、それでは、お披露目と参りましょう!
『CAMが商店街にやってきた!』
「これ、どうやろか? うちは、ええと思うんやけど」
刷り上がったばかりのポスターを前にして、カタリーナが黒い瞳をキラキラとさせて言いました。
ポスターの中央には、巨大なCAMのシルエットが、ででーんと描かれています。
「やってきたって……、いったい、CAMがどこからやってくるん?」
できあがったばかりの案内所から外を見回しながら、ビアンカが聞き返します。明るい菫色の瞳に映るのは、最近見慣れてきたいつもの商店街の風景です。CAMなどは、どこにも見あたりません。
「来てもらうんやのうて、これから作るんよ」
いそいそと真新しい壁にポスターを貼りつけながら、カタリーナが言いました。次は案内所の外壁だと、糊とポスターを手にとって表へと出ていきます。
「ちょっと、CAMって、そんな、簡単に作れるものなん?」
どうなのと、ビアンカが小首をかしげました。動きやすい案内所の制服でテキパキと動いていく姉を、少し呆然としながら見つめます。
「別に、本物作るってわけやないんよ。ハリボテでもいいやん。ハンターの人らに頼めば、格好ええもん作ってくれはると思うんよ」
案内所の入り口から顔だけをのぞかせてたカタリーナが、あっけらかんと答えました。ショートの黒髪をゆらし、なんだか、凄く楽しそうです。
どのみち、本物のCAMを見たことがある者など、そうたくさんはいません。ヴァリオスにいる一般人には、それが本物か偽物かだなんて、分かるはずもないのです。
「まあ、そうやけどなあ」
いいのかなあという顔で、ビアンカが言いました。頬杖をつくと、真白い髪がカウンターの上に零れ落ちて、美しい髪溜まりを作ります。
どうせ、本物の形は分からないのですから、それらしいハリボテですませてしまえばいいわけです。本物よりも本物らしいCAMができあがれば、それは名物になります。格好いいロボットを飾って商店街CAMと名づければ、いやでも物見遊山のお客様たちがたくさん集まってきそうです。
「準備の方は、もうできとるんよ」
カタリーナが、えへんという感じに胸を張りました。
経費に関しては、商店街のオーナーである商人達が分担するので、ほとんど心配する必要はありません。まあ、クリムゾンウエストで稀少な物や、極端に高価な物を使おうとすればストップがかかるでしょうけれど。布、木材、石、粘土、紙、ブリキ、銅板など、通常の素材であれば、問題はないはずです。
CAM像は1体とは限定しませんが、作る手間を考えると、そうそう何体も作れるはずはありません。できあがりにもよりますが、一人で作れる物には限界があります。実際には、数人でチームを組んで1つのCAM像を作ることになるでしょう。
そのチームの人数と作り方によって、1/1CAMから人間大のミニチュア像まで様々な大きさが考えられます。これはこれで、商店街のあちこちに飾りがいがあると言うものです。もっとも、メインは案内所前の、商店街の中央広場になりますが。
また、商店街としては、これは商機です。
CAMにかこつけて、CAM饅頭とか、CAM弁当とか、CAM定食とか、CAMペンシルとか、CAM乳母車とか、CAM人形とかを売って荒稼ぎが見込まれます。何でも頭にCAMをつけてしまえばいいのです。
一目CAMを見たさに、見物客もたくさん来ることでしょう。
今のところは、いいことずくめです。なので、この企画は通ってしまいました。
急遽集められたハンターたちが、それぞれに意匠を凝らしたCAMを作りあげました。便乗商品も、バッチリです。
準備万端整いました。
さあ、それでは、お披露目と参りましょう!
解説
CAM像を作ってください。まあ、巨大なフィギアみたいな物です。ただし、凝った物になるほど人手はいりますから、それなりのメンバーで得意な仕事を分担してください。無理な行程で作ると、クオリティは下がります。うまくサポートなどをしてもらうとりっぱな物になります。
個人で作れるのはせいぜい等身大ですが、商店街の顔としてはちょっと迫力に欠けるかもしれません。それでも、工夫次第ではありますが。
完成したCAMには、説明員とかコンパニオンとして貼りつくことができます。リプレイ時には、すでに完成していますので、制作過程は回想になるか説明になります。あるいは、最終工程がリプレイ冒頭部分になります。
作る過程の方に力を入れるか、完成後の説明で力を入れるかは、あなた次第です。ただし、両方やろうと欲張ると、どちらか、あるいは両方が簡略化されます。チームの場合は、うまく分担するといいでしょう。
また、できあがるCAMと連動した商品を商店で売ることができます。こちらは、像の制作とは別グループとなります。思い切り便乗してください。商店は好きなお店を出せますが、あくまでもバイト店員なので、店の権利者にはなれません。また、ギルドなども協力はできますが、ギルド自体の商取引はできません。
それ以外ですと、観客が必要です。サクラでもいいですし、饅頭食べ歩きでもOKです。お祭りにして、楽しみましょう。
あれこれいろいろできますが、基本的に、やることは大きく一つに絞ってください。あれもこれもやろうとするとモブになります。まあ、印象的なモブを目指すのもありですが。
思い切り、CAMへの愛を込めるといいと思います。
個人で作れるのはせいぜい等身大ですが、商店街の顔としてはちょっと迫力に欠けるかもしれません。それでも、工夫次第ではありますが。
完成したCAMには、説明員とかコンパニオンとして貼りつくことができます。リプレイ時には、すでに完成していますので、制作過程は回想になるか説明になります。あるいは、最終工程がリプレイ冒頭部分になります。
作る過程の方に力を入れるか、完成後の説明で力を入れるかは、あなた次第です。ただし、両方やろうと欲張ると、どちらか、あるいは両方が簡略化されます。チームの場合は、うまく分担するといいでしょう。
また、できあがるCAMと連動した商品を商店で売ることができます。こちらは、像の制作とは別グループとなります。思い切り便乗してください。商店は好きなお店を出せますが、あくまでもバイト店員なので、店の権利者にはなれません。また、ギルドなども協力はできますが、ギルド自体の商取引はできません。
それ以外ですと、観客が必要です。サクラでもいいですし、饅頭食べ歩きでもOKです。お祭りにして、楽しみましょう。
あれこれいろいろできますが、基本的に、やることは大きく一つに絞ってください。あれもこれもやろうとするとモブになります。まあ、印象的なモブを目指すのもありですが。
思い切り、CAMへの愛を込めるといいと思います。
マスターより
人形大から、1/1まで、好きな大きさのCAMを作ってください。
大きい物は広場中央に、小さい物は好きな所、店頭とか、商店街入り口などに飾れます。
どのみちハリボテの俺CAMなので、自由にデザインしてください。でも、素材は大切ですよー。特に、売り物の人形の場合は。
サポート参加は文字通りなので、作業員的に考えてください。通常参加は、指示するリーダーなどの管理者ですね。それに囚われる必要はありませんが、立ち位置や関係はそんな感じです。
大きい物は、それなりに大がかりになりますので、手足とか武器とかごとに担当すると登場シーンが別れますのでいいかもしれません。
大きい物は広場中央に、小さい物は好きな所、店頭とか、商店街入り口などに飾れます。
どのみちハリボテの俺CAMなので、自由にデザインしてください。でも、素材は大切ですよー。特に、売り物の人形の場合は。
サポート参加は文字通りなので、作業員的に考えてください。通常参加は、指示するリーダーなどの管理者ですね。それに囚われる必要はありませんが、立ち位置や関係はそんな感じです。
大きい物は、それなりに大がかりになりますので、手足とか武器とかごとに担当すると登場シーンが別れますのでいいかもしれません。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/03/03 23:16
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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夢のCAM 薄氷 薫(ka2692) 人間(リアルブルー)|25才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/02/22 00:54:56 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/02/22 00:03:48 |
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質問しても、良いですか? 屋外(ka3530) 人間(リアルブルー)|25才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/02/20 18:27:03 |