ゲスト
(ka0000)
【不動】兵器の武装を作る為のニ、三の実践
マスター:cr

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/02/26 12:00
- リプレイ完成予定
- 2015/03/07 12:00
オープニング
●
その時、バロテッリ商会の番頭であるモア・プリマクラッセ(kz0066)はとんでもない所に来てしまったと思っていた。
彼女の周りには筋骨隆々のむくつけき男たち。そんな彼らが机の上に置かれた紙を一心に睨み、唾を飛ばし合いながら喧々諤々の論戦を行っている。
が、モアにとっては彼らの話の内容は何一つ理解できなかった。
いや、ひとつだけ……理解できたのは「全長7メートル」という単語だけであった。
●
今、モアが居るのは、蒸気都市フマーレにあるとある工房の一角。
高い金属加工の技術を持つこの工房とバロテッリ商会は懇意にしている。
そんなこの工房はある新しい分野に手を出そうと考えていた。しかし、何事でも新たに始めるとなると金が掛かる。
そこでバロテッリ商会がスポンサーとなったわけだ。もちろんただでは無い。成果物が生み出した富の幾割かは商会が持っていく。工房は新しい技術が手に入る。商会は儲かると、相互に利益のある関係になるということで話がまとまり、必要な物をモアが工房に運び込んた結果がこれであった。
●
「で、モアの嬢ちゃんはどう思う?」
男たちの中でも一際大柄な男がそう語る。顔に皺は刻まれているが、まだまだ若々しく男盛りといった佇まい。この男こそがこの工房の親方であり、齢はすでに60を超えているなどと誰が信じられようか。
「と言われましても……私には武器のことなど……それもCAM用の武器のことなど、さっぱりわかりかねます」
この工房でこの度作ることになったのはCAM、及び魔導アーマーのための武器。その中でも近接武器と呼ばれるものの作成である。
フマーレ内に機動兵器用のガレージを整備するという話が出たので、ここの親方が一も二もなく飛びついたのだ。新しい技術を誰よりも早く身につけたいというのは、世の東西を問わず職人の気質らしい。いち早く手を出せばどんな問題があるか、どんな点に留意しなければいけないかを知ることが出来るであろう。それこそが財産だ、というわけだ。
しかし、ここで問題が発生した。いったい何を作るべきなのか、全く話がまとまらない。
人が使う武器ならわかるが、この中にCAMや魔導アーマーを操縦した人間は一人も居ない。結果資料から読み取れることで職人たちは延々と議論を行っていたのだが、結論を得るには至らなかった。例え親方と徒弟の関係でも、こういうところは互いに一歩も譲らないのも世の東西を問わず職人の気質らしい。
「でも……一つ提案できることならあります」
「というと?」
「実際に試してみるのはどうでしょう」
「は? そりゃ流石に無理だ」
「いえ、CAMを実際に運用するのは不可能ですが、人型の兵器であるなら、人が操る延長線上にあるのではないでしょうか。それならば、そういうことに慣れている人たちにシミュレーションを行ってもらうのはいかがでしょう」
その場に居る職人たちが納得していた頃、その方法を提案していたモア本人は早速依頼書の執筆にとりかかっていた。
その時、バロテッリ商会の番頭であるモア・プリマクラッセ(kz0066)はとんでもない所に来てしまったと思っていた。
彼女の周りには筋骨隆々のむくつけき男たち。そんな彼らが机の上に置かれた紙を一心に睨み、唾を飛ばし合いながら喧々諤々の論戦を行っている。
が、モアにとっては彼らの話の内容は何一つ理解できなかった。
いや、ひとつだけ……理解できたのは「全長7メートル」という単語だけであった。
●
今、モアが居るのは、蒸気都市フマーレにあるとある工房の一角。
高い金属加工の技術を持つこの工房とバロテッリ商会は懇意にしている。
そんなこの工房はある新しい分野に手を出そうと考えていた。しかし、何事でも新たに始めるとなると金が掛かる。
そこでバロテッリ商会がスポンサーとなったわけだ。もちろんただでは無い。成果物が生み出した富の幾割かは商会が持っていく。工房は新しい技術が手に入る。商会は儲かると、相互に利益のある関係になるということで話がまとまり、必要な物をモアが工房に運び込んた結果がこれであった。
●
「で、モアの嬢ちゃんはどう思う?」
男たちの中でも一際大柄な男がそう語る。顔に皺は刻まれているが、まだまだ若々しく男盛りといった佇まい。この男こそがこの工房の親方であり、齢はすでに60を超えているなどと誰が信じられようか。
「と言われましても……私には武器のことなど……それもCAM用の武器のことなど、さっぱりわかりかねます」
この工房でこの度作ることになったのはCAM、及び魔導アーマーのための武器。その中でも近接武器と呼ばれるものの作成である。
フマーレ内に機動兵器用のガレージを整備するという話が出たので、ここの親方が一も二もなく飛びついたのだ。新しい技術を誰よりも早く身につけたいというのは、世の東西を問わず職人の気質らしい。いち早く手を出せばどんな問題があるか、どんな点に留意しなければいけないかを知ることが出来るであろう。それこそが財産だ、というわけだ。
しかし、ここで問題が発生した。いったい何を作るべきなのか、全く話がまとまらない。
人が使う武器ならわかるが、この中にCAMや魔導アーマーを操縦した人間は一人も居ない。結果資料から読み取れることで職人たちは延々と議論を行っていたのだが、結論を得るには至らなかった。例え親方と徒弟の関係でも、こういうところは互いに一歩も譲らないのも世の東西を問わず職人の気質らしい。
「でも……一つ提案できることならあります」
「というと?」
「実際に試してみるのはどうでしょう」
「は? そりゃ流石に無理だ」
「いえ、CAMを実際に運用するのは不可能ですが、人型の兵器であるなら、人が操る延長線上にあるのではないでしょうか。それならば、そういうことに慣れている人たちにシミュレーションを行ってもらうのはいかがでしょう」
その場に居る職人たちが納得していた頃、その方法を提案していたモア本人は早速依頼書の執筆にとりかかっていた。
解説
●目標
CAM用の武装開発のため、シミュレーションを行うことになりました。
皆さんはCAMの代わりに各々武器を持って模擬戦を行ってください。
●注意点など
今回の模擬戦は、あくまでCAMが操る武装の開発のためのものです。
ですので、次の点を守ってください。
・武器は近接武器であればどんなものでも構いません。
現状ゲーム内に登場しているものでも、そうで無いものでも構いませんが、できれば全員別々の武器種を操るよう、掲示板でよく話し合って決めてください。
・武器は近接武器のみが対象です。
投擲武器や射撃武器の開発は行いませんので、プレイングに書かれても採用はできませんのでご注意ください。
なお、近接武器と称して操っているものを投げつける行為もNGとします。
・CAMは人型兵器ですが、完全に人間と同じ動作ができるわけではありません。
そこで、今回は皆さんには全身に板金鎧を着用していただきます。
また、怪我を防ぐためと準備の問題から、リプレイ中では武器はどんなものであっても木製の模造品として扱います。
●実際の勝敗について
パラメーターは基本的に見ません。プレイングのノリと勢いで判定します。
●対戦カードについて
基本的に依頼参加者の皆さん同士で1対1の戦いを3回行います。
対戦相手の希望がある方はプレイング内に相手を記載してください。両者が互いに相手の名前を書いていればその2人による対戦となります。そうでない場合はこちらでランダムに対戦カードを決定します。
●その他
何か質問がありましたらモア・プリマクラッセ(kz0066)がお答えします。
お気軽に質問卓を作ってご質問ください。
CAM用の武装開発のため、シミュレーションを行うことになりました。
皆さんはCAMの代わりに各々武器を持って模擬戦を行ってください。
●注意点など
今回の模擬戦は、あくまでCAMが操る武装の開発のためのものです。
ですので、次の点を守ってください。
・武器は近接武器であればどんなものでも構いません。
現状ゲーム内に登場しているものでも、そうで無いものでも構いませんが、できれば全員別々の武器種を操るよう、掲示板でよく話し合って決めてください。
・武器は近接武器のみが対象です。
投擲武器や射撃武器の開発は行いませんので、プレイングに書かれても採用はできませんのでご注意ください。
なお、近接武器と称して操っているものを投げつける行為もNGとします。
・CAMは人型兵器ですが、完全に人間と同じ動作ができるわけではありません。
そこで、今回は皆さんには全身に板金鎧を着用していただきます。
また、怪我を防ぐためと準備の問題から、リプレイ中では武器はどんなものであっても木製の模造品として扱います。
●実際の勝敗について
パラメーターは基本的に見ません。プレイングのノリと勢いで判定します。
●対戦カードについて
基本的に依頼参加者の皆さん同士で1対1の戦いを3回行います。
対戦相手の希望がある方はプレイング内に相手を記載してください。両者が互いに相手の名前を書いていればその2人による対戦となります。そうでない場合はこちらでランダムに対戦カードを決定します。
●その他
何か質問がありましたらモア・プリマクラッセ(kz0066)がお答えします。
お気軽に質問卓を作ってご質問ください。
マスターより
皆さんこんにちは、crです。
百聞は一見にしかず、と申しますが、CAMの武装開発に関しても同じことを考えていた人が居たようです。
まああまり細かいことは考えず、各々思い思いの武器で模擬戦を行ってみるのはいかがでしょうか。
それでは皆さんの参加をお待ちしております。
また、CAMの武器化を望む熱の篭ったプレイングもお待ちしております。
百聞は一見にしかず、と申しますが、CAMの武装開発に関しても同じことを考えていた人が居たようです。
まああまり細かいことは考えず、各々思い思いの武器で模擬戦を行ってみるのはいかがでしょうか。
それでは皆さんの参加をお待ちしております。
また、CAMの武器化を望む熱の篭ったプレイングもお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/03/06 06:05
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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シミュレーション相談(?)卓 ウーナ(ka1439) 人間(リアルブルー)|16才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2015/02/26 01:23:49 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/02/22 02:15:06 |