ゲスト
(ka0000)
【不動】希望を絶望に変えぬ為に
マスター:四月朔日さくら

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在9人 / 4~9人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/02/27 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/03/13 22:00
オープニング
●
「……歪虚がマギア砦からさらに南下ですって!?」
連絡を受けたゲルタ・シュヴァイツァー(kz0051)は驚愕の声を上げざるをえなかった。
マギア砦での籠城戦が終わってまだ数えるほどしか日にちはたっていない。
しかしその戦いで払った犠牲はあまりにも大きく、マギア砦は手放さざるをえない状況に追いやられた。
そして今、もしその軍勢が更にナナミ川を突破してきたら――この希望に溢れているはずの開拓地『ホープ』も、失ってしまうことになってしまうかも知れない。
(どうか、この地が蹂躙されることのないように――)
彼女は医師であり、神頼みなどには縁遠い。しかし、今は祈りたかった。
いや、――祈るしか出来なかった。
●
歪虚に対抗するための勢力は、各地から呼応するように呼び寄せられているらしい。
特に、前回のこともあってかCAMの投入もあるとかないとか、それだけでハンターから噂を聞いたホープの避難民たちは大きな安堵のため息をついたものである。
「ハンターがきっと歪虚を何とかしてくれる――」
それは小さな光明に違いなかった。
しかしそうなれば、ある意味当然かもしれないが発生するのは前線での負傷者への対応についての問題だ。
誰も傷を負わずして、戦いが終わることなどあり得ない。
かといって負傷者をそこにとどめ置くわけにも行かず、それなれば。
それとほぼ時を同じくして、一通の手紙がホープのゲルタの元へ届けられた。
差出人をみて、ゲルタはわずかに驚く――そこにあったのは、辺境ユニオン『ガーディナ』のリーダー・リムネラ(kz0018)だったからだ。
『親愛なるホープの医師殿
マギア砦籠城戦のあとも息つく暇がないでしょうが
どうかさしのべられるすべての存在へ
貴方の手をさしのべてあげてください』――
リムネラの手紙は簡潔、しかし心を揺さぶる。
「……わかりました」
メガネをきっとかけ直すと、ゲルタは行動に移った。
その日、ホープにほど近くまで逃げてきた、怪我を負ったハンターや部族の民を更に受け入れる、と彼女は宣言した。
場所の問題はもちろんあるが、何しろそうも言っていられない状況だ。
一人でも多くの怪我人を助ける、それが医師としてのつとめ。
幸い、戦いが始まってまもなくやってきた避難民たちはそれなりに状態も回復し、部族同士の伝手を頼って逃げることが可能になっている。
一部の民は残ると言うことだが、これはホープでゲルタやハンターたちの手伝いをしたいと志願した者だった。なかには子どもも含まれていたが、この際それに何かをいうのも野暮だろう。
ハンターズソサエティにも既に連絡はした。
あとは――自分の出来ることを、やるまでだ。
「……歪虚がマギア砦からさらに南下ですって!?」
連絡を受けたゲルタ・シュヴァイツァー(kz0051)は驚愕の声を上げざるをえなかった。
マギア砦での籠城戦が終わってまだ数えるほどしか日にちはたっていない。
しかしその戦いで払った犠牲はあまりにも大きく、マギア砦は手放さざるをえない状況に追いやられた。
そして今、もしその軍勢が更にナナミ川を突破してきたら――この希望に溢れているはずの開拓地『ホープ』も、失ってしまうことになってしまうかも知れない。
(どうか、この地が蹂躙されることのないように――)
彼女は医師であり、神頼みなどには縁遠い。しかし、今は祈りたかった。
いや、――祈るしか出来なかった。
●
歪虚に対抗するための勢力は、各地から呼応するように呼び寄せられているらしい。
特に、前回のこともあってかCAMの投入もあるとかないとか、それだけでハンターから噂を聞いたホープの避難民たちは大きな安堵のため息をついたものである。
「ハンターがきっと歪虚を何とかしてくれる――」
それは小さな光明に違いなかった。
しかしそうなれば、ある意味当然かもしれないが発生するのは前線での負傷者への対応についての問題だ。
誰も傷を負わずして、戦いが終わることなどあり得ない。
かといって負傷者をそこにとどめ置くわけにも行かず、それなれば。
それとほぼ時を同じくして、一通の手紙がホープのゲルタの元へ届けられた。
差出人をみて、ゲルタはわずかに驚く――そこにあったのは、辺境ユニオン『ガーディナ』のリーダー・リムネラ(kz0018)だったからだ。
『親愛なるホープの医師殿
マギア砦籠城戦のあとも息つく暇がないでしょうが
どうかさしのべられるすべての存在へ
貴方の手をさしのべてあげてください』――
リムネラの手紙は簡潔、しかし心を揺さぶる。
「……わかりました」
メガネをきっとかけ直すと、ゲルタは行動に移った。
その日、ホープにほど近くまで逃げてきた、怪我を負ったハンターや部族の民を更に受け入れる、と彼女は宣言した。
場所の問題はもちろんあるが、何しろそうも言っていられない状況だ。
一人でも多くの怪我人を助ける、それが医師としてのつとめ。
幸い、戦いが始まってまもなくやってきた避難民たちはそれなりに状態も回復し、部族同士の伝手を頼って逃げることが可能になっている。
一部の民は残ると言うことだが、これはホープでゲルタやハンターたちの手伝いをしたいと志願した者だった。なかには子どもも含まれていたが、この際それに何かをいうのも野暮だろう。
ハンターズソサエティにも既に連絡はした。
あとは――自分の出来ることを、やるまでだ。
解説
ナナミ川渡河戦で傷ついたハンターや周辺の部族住民がホープに助けを求めてきました。
開拓地であるホープは今回護るべき中心地の一つでもありますが、医療設備などが一応整えられている基地としての機能も備えている状態です。
現在駐屯しているのは帝国軍属の軍医、ゲルタ・シュヴァイツァー(kz0050)。
リムネラからの口添えもあり、ホープでの怪我人や難民の受け入れを積極的に行うことになりました。
前回(依頼『希望の地にて求む救い』)では籠城戦の余波を受けた部族民たちが中心でしたが、彼らも今は何とか別の場所に移動することが出来、現在は籠城戦から渡河戦で傷ついたハンター(重傷者はいませんが覚醒者です)、および侵攻が広がったために助けを求めてきたブトゥ族の難民が中心となっています。怪我人・難民あわせて新しい民は三十人ほど。なお以前避難してきた部族民内からも協力者が出ており、前回難民として保護される側だった人々の中から有志が子どもを含め十人弱ですが、ゲルタやハンターたちの手伝いをするために残ってくれています。
※ちなみに今回は巫女であるリムネラの口添えもあるため、ホープにやってきた誰もが無条件に助けを求めている状態です。
皆さんにお願いしたいのは『怪我人の看護』『怪我人・難民の保護』そして『炊き出し』等です。
同時期の連動依頼でホープ周辺の雑魔を担当しているチームがあったりしますので、彼らにも何かしらの手をさしのべる手段があれば…と思います。
期間は一週間。その間に出来る限りのことはやってみましょう。
敵影を確認するための物見櫓は存在します。
万が一ホープに接近する敵影が確認された場合は基本的に逃亡するとお考えください。
※注意※
戦況如何では開拓地ホープが歪虚の手により壊滅状態に陥る可能性もあります。
そこも考慮した上で、覚悟のある方がいらしてください。
開拓地であるホープは今回護るべき中心地の一つでもありますが、医療設備などが一応整えられている基地としての機能も備えている状態です。
現在駐屯しているのは帝国軍属の軍医、ゲルタ・シュヴァイツァー(kz0050)。
リムネラからの口添えもあり、ホープでの怪我人や難民の受け入れを積極的に行うことになりました。
前回(依頼『希望の地にて求む救い』)では籠城戦の余波を受けた部族民たちが中心でしたが、彼らも今は何とか別の場所に移動することが出来、現在は籠城戦から渡河戦で傷ついたハンター(重傷者はいませんが覚醒者です)、および侵攻が広がったために助けを求めてきたブトゥ族の難民が中心となっています。怪我人・難民あわせて新しい民は三十人ほど。なお以前避難してきた部族民内からも協力者が出ており、前回難民として保護される側だった人々の中から有志が子どもを含め十人弱ですが、ゲルタやハンターたちの手伝いをするために残ってくれています。
※ちなみに今回は巫女であるリムネラの口添えもあるため、ホープにやってきた誰もが無条件に助けを求めている状態です。
皆さんにお願いしたいのは『怪我人の看護』『怪我人・難民の保護』そして『炊き出し』等です。
同時期の連動依頼でホープ周辺の雑魔を担当しているチームがあったりしますので、彼らにも何かしらの手をさしのべる手段があれば…と思います。
期間は一週間。その間に出来る限りのことはやってみましょう。
敵影を確認するための物見櫓は存在します。
万が一ホープに接近する敵影が確認された場合は基本的に逃亡するとお考えください。
※注意※
戦況如何では開拓地ホープが歪虚の手により壊滅状態に陥る可能性もあります。
そこも考慮した上で、覚悟のある方がいらしてください。
マスターより
こんにちは四月朔日です。
今回は【不動】渡河戦の末席に参加させてもらうこととなりました。
ホープで出来ることはあくまで純粋な後方支援に過ぎません。
しかし、今回は他のシナリオとの兼ね合い如何によってホープが壊滅する可能性もございます。
さりげなくピンチです。
幸い手伝ってくれる人もいる状態。
どうか、皆さんの手で作った希望を、絶望に変えないよう、頑張ってください。
今回は【不動】渡河戦の末席に参加させてもらうこととなりました。
ホープで出来ることはあくまで純粋な後方支援に過ぎません。
しかし、今回は他のシナリオとの兼ね合い如何によってホープが壊滅する可能性もございます。
さりげなくピンチです。
幸い手伝ってくれる人もいる状態。
どうか、皆さんの手で作った希望を、絶望に変えないよう、頑張ってください。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/03/07 18:07
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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ゲルタ嬢に質問 エアルドフリス(ka1856) 人間(クリムゾンウェスト)|30才|男性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/02/23 13:41:54 |
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希望を繋ぐ為に【相談卓】 エアルドフリス(ka1856) 人間(クリムゾンウェスト)|30才|男性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/02/26 23:53:48 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/02/22 22:44:47 |