ゲスト
(ka0000)
急募 ドラゴン退治?
マスター:御影堂

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/03/11 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/03/20 22:00
オープニング
●
ドラゴン討伐依頼。
その響きだけで、冒険心はくすぐられ、にやりと笑みがこぼれる。
力強く羽ばたく翼、岩をも砕く牙や爪。炎を吐いて、近寄る愚か者を焼き尽くす。
ましてや、依頼主はドラゴンに支配された町ゴラと書かれているのである。
強敵との戦いに思いを馳せ、ロマン溢れる、この依頼を受けることだろう。
●
「町長……」
ゴラの町、町長の家に設けられた会議室に数人が集まっていた。
奥に座る町長へ、渋い顔で男が呼び掛ける。
「いかに本当のこととはいえ、あの書き方はまずいですよ」
「本当のことなら、問題ないではないか」
しれっとした表情で、町長は答える。
「ドラゴンに支配、ねぇ」
年嵩の男が失笑し、窓から外を見やる。
人の足ほどはあろう蜥蜴が、家々の壁や地面をはい回っていた。
酒場つきの宿屋には、名物ドラゴン料理の幟が見える。
そして、目の前に置かれた蜥蜴の塩漬け……お茶うけである。
「嘘はいっておらん」
「確かに我らの町では、蜥蜴をドラゴンと呼びますけど」
「ドラゴンってか、蜥蜴がなきゃ肉食えないし、ある意味支配されてますけど」
「だったら、何が不満なのだ」
そういわれると、答えることができない。
何より、あの化け物を退治して欲しいのは間違いないのだから。
●
そいつらは、住人が蜥蜴を取る荒野にのさばっていた。
通常の蜥蜴より十倍大きい化け物蜥蜴だ。
これだけ大きいと、肉質も固く、食えたものではない。
「だめだ。近づけない」
荒野を望める高台に、自警団員が戻ってきた。
蜥蜴を取るべく果敢に挑戦したのだが、大蜥蜴を前にして戻ってきたのだ。
鎧のような鱗、鞭のようにしなる尻尾。しかも、尻尾を切り離して飛ばしてくる。
「このままでは、まずいな」
「蜥蜴が足りなくなる」
ゴラの町で、蜥蜴は貴重なタンパク源なのだ。
そして独特な味わいから、ゴラの住人で蜥蜴肉を偏愛している者は多くいる。
在庫が少なくなるに連れて、次第に蜥蜴の値段が上がってきていた。
「蜥蜴……食いたい」
「落ち着け。町の蜥蜴は、まだいるんだよな?」
「だが、だいぶ数は減ってきている。俺らが警らして密猟を防がないとまずいな」
荒野の蜥蜴とゴラの町にいる蜥蜴に変わりはない。
しかし、虫を食べてくれる蜥蜴は町中では重要な役割を果たしていた。
虫を介する疫病を防ぐために、それなりの数が必要なのである。
「隊長たちが町長に依頼の出し方がまずいんじゃねーかって言いに行ったらしいが」
「んなことより、騙されてでも蜥蜴退治に来てくれねぇとまずいだろ」
そういいながら町の中へ戻る。
いつもは充満している鼻をくすぐる香辛料と焼ける肉の匂いが、今日はしなかった。
ドラゴン討伐依頼。
その響きだけで、冒険心はくすぐられ、にやりと笑みがこぼれる。
力強く羽ばたく翼、岩をも砕く牙や爪。炎を吐いて、近寄る愚か者を焼き尽くす。
ましてや、依頼主はドラゴンに支配された町ゴラと書かれているのである。
強敵との戦いに思いを馳せ、ロマン溢れる、この依頼を受けることだろう。
●
「町長……」
ゴラの町、町長の家に設けられた会議室に数人が集まっていた。
奥に座る町長へ、渋い顔で男が呼び掛ける。
「いかに本当のこととはいえ、あの書き方はまずいですよ」
「本当のことなら、問題ないではないか」
しれっとした表情で、町長は答える。
「ドラゴンに支配、ねぇ」
年嵩の男が失笑し、窓から外を見やる。
人の足ほどはあろう蜥蜴が、家々の壁や地面をはい回っていた。
酒場つきの宿屋には、名物ドラゴン料理の幟が見える。
そして、目の前に置かれた蜥蜴の塩漬け……お茶うけである。
「嘘はいっておらん」
「確かに我らの町では、蜥蜴をドラゴンと呼びますけど」
「ドラゴンってか、蜥蜴がなきゃ肉食えないし、ある意味支配されてますけど」
「だったら、何が不満なのだ」
そういわれると、答えることができない。
何より、あの化け物を退治して欲しいのは間違いないのだから。
●
そいつらは、住人が蜥蜴を取る荒野にのさばっていた。
通常の蜥蜴より十倍大きい化け物蜥蜴だ。
これだけ大きいと、肉質も固く、食えたものではない。
「だめだ。近づけない」
荒野を望める高台に、自警団員が戻ってきた。
蜥蜴を取るべく果敢に挑戦したのだが、大蜥蜴を前にして戻ってきたのだ。
鎧のような鱗、鞭のようにしなる尻尾。しかも、尻尾を切り離して飛ばしてくる。
「このままでは、まずいな」
「蜥蜴が足りなくなる」
ゴラの町で、蜥蜴は貴重なタンパク源なのだ。
そして独特な味わいから、ゴラの住人で蜥蜴肉を偏愛している者は多くいる。
在庫が少なくなるに連れて、次第に蜥蜴の値段が上がってきていた。
「蜥蜴……食いたい」
「落ち着け。町の蜥蜴は、まだいるんだよな?」
「だが、だいぶ数は減ってきている。俺らが警らして密猟を防がないとまずいな」
荒野の蜥蜴とゴラの町にいる蜥蜴に変わりはない。
しかし、虫を食べてくれる蜥蜴は町中では重要な役割を果たしていた。
虫を介する疫病を防ぐために、それなりの数が必要なのである。
「隊長たちが町長に依頼の出し方がまずいんじゃねーかって言いに行ったらしいが」
「んなことより、騙されてでも蜥蜴退治に来てくれねぇとまずいだろ」
そういいながら町の中へ戻る。
いつもは充満している鼻をくすぐる香辛料と焼ける肉の匂いが、今日はしなかった。
解説
●目的
ドラゴン(蜥蜴の雑魔)の討伐。
●ドラゴン
四足歩行。サイズは2です。
尻尾がミサイルのように飛んできます。
炎とかは、吐きません。
ややしぶといです。
数は5体以上はいるようです。
※こいつらは倒すと消滅しますし、美味しくないでしょう。
●荒野
見晴らしのいい荒野です。
蜥蜴の巣穴が残っていることがあります。
穴にはまると移動不能(強度1)を受けます。
雑魔は穴に入れませんので、巣穴はそっとしておいてください。
巣穴が荒れると、蜥蜴の量が減ってしまいます。
●蜥蜴料理
ゴラの町で有名な料理。
15~30センチくらいの蜥蜴を用います。
大きすぎると肉質が固くなりすぎるらしいです。
香辛料を利かせた味わいが特徴。
ドラゴン(蜥蜴の雑魔)の討伐。
●ドラゴン
四足歩行。サイズは2です。
尻尾がミサイルのように飛んできます。
炎とかは、吐きません。
ややしぶといです。
数は5体以上はいるようです。
※こいつらは倒すと消滅しますし、美味しくないでしょう。
●荒野
見晴らしのいい荒野です。
蜥蜴の巣穴が残っていることがあります。
穴にはまると移動不能(強度1)を受けます。
雑魔は穴に入れませんので、巣穴はそっとしておいてください。
巣穴が荒れると、蜥蜴の量が減ってしまいます。
●蜥蜴料理
ゴラの町で有名な料理。
15~30センチくらいの蜥蜴を用います。
大きすぎると肉質が固くなりすぎるらしいです。
香辛料を利かせた味わいが特徴。
マスターより
こんにちは、御影堂です。
今回はドラゴン退治(仮)です。ゴラの町については、知っていても知らなくてもいいです。
どちらのスタンスかは書いていただけると、ありがたいです。
真実ではあるけれど、釈然としない。釈然としないけれども、町の人達にとっては死活問題です。
解決してあげましょう。
今回はドラゴン退治(仮)です。ゴラの町については、知っていても知らなくてもいいです。
どちらのスタンスかは書いていただけると、ありがたいです。
真実ではあるけれど、釈然としない。釈然としないけれども、町の人達にとっては死活問題です。
解決してあげましょう。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/03/19 10:42
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 フレアティラミス(ka0011) 人間(クリムゾンウェスト)|15才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/03/09 20:58:07 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/03/07 02:26:14 |