ゲスト
(ka0000)
貴女の為にっ
マスター:石田まきば

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- サポート
- 現在0人 / 0~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/03/14 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/03/23 15:00
オープニング
●自分の日?
「タングラム様に差し上げるプレゼント、何がいいでしょうか」
このところ、フクカン(kz0035)が考えるのはそんなことばかりだ。クリスマスは特別に手に入れておいた秘蔵のお酒をAPVのタングラム(kz0016)専用棚に入れておいたし、バレンタインデーにだって、もちろんお手製の大きなハート型チョコレートをおやつ棚に入れておいた。
直接渡せばいいと言う者も居るだろうが、それだとちょっと違うのだ。
(うまく手渡せないんですよね)
どうしてか、タングラムの前に居ると肩に力が入ってしまって、いつもならしないミスをしてしまう。
大好きと伝えることはできるけれど。それ以外は空回ってなんだか、本気に取り合ってもらって居ないような、うーん?
「とにかくっ! 今度のお休みは下調べ、ばっちり決めるんですっ!」
お祭り騒ぎや、誰かの誕生日……切っ掛けがあれば、タングラムに何かしらプレゼントを用意するのがフクカンの流儀だ。だって大好きって言える機会は多い方がいい。
今度あるのは、自分の誕生日だ。
(タングラム様の誕生日の時に負けないくらいのサプライズを準備するんです!)
えいえいおー!
APVの厨房でお茶菓子の準備をしながら、フクカンは一人張り切っていた。
●黒幕?
時を少しだけ遡る。
「そういえば、フクカン君ってもうすぐ誕生日じゃなかったかい?」
APVの一角でそう尋ねたのはシャイネ・エルフハイム(kz0010)。最近色々と出歩く頻度が上がっていたせいか、なんだか久し振りといった風情。暇なときはAPVに居るのではなかったか。
それはともかく。
「覚えててくださったんですか、ありがとうございます!」
笑顔で礼を言うフクカンに、そりゃあねと頷くシャイネ。
「……あの時は、ぎゃふんと言う顔は見れなかったしね……」
「どうしたんですか、シャイネさん?」
「いいや、なんでもないよ」
ぼそりと小さな声でこぼした後、何事もなかったように爽やかに笑うシャイネ。フクカンはフクカンでお茶を淹れるのに忙しく、しっかり聞き取れていなかった。
(((シャイネのやつ、また何か考えてやがるな)))
周囲に居たハンターのうち何人かは、そのつぶやきを聞き取ってしまったようだけれど。
「それで、フクカン君。今年は何を贈るのか決まったのかい?」
毎年何をプレゼントするか迷っているのは恒例行事で、シャイネもそれを分かって聞いている。
「それが、まだなんです」
フクカンのその答えに、笑顔が更に深くなったことに気付いた者は……居たけれど、シャイネの勢いに圧倒されて口には出さない。
「それじゃあ、こんなのはどうだい?」
「何かいい案があるんですかっ? ……あ、でも私、自分で考えたいとも思っていて……」
一度は明るい表情を見せたフクカンだが、すぐに踏みとどまる。今年はそんなに行き詰っていたのだろうか。
「それは僕も分かっているよ」
そうじゃないんだ、と優しげな口調で続けるシャイネ。
「タングラム君にふさわしいプレゼントを決めるための、面白い方法を思いついたんだけど……どうかな?」
(((シャイネのやつ、今『面白い』って言ったぞ!)))
シャイネの言う『面白い』は大体においてシャイネ視点に限られる。それに巻き込まれる周囲にとっては……楽しめるかどうか、そこが境界線だろう。
「どんな方法ですかっ?」
藁にもすがる思いで飛びついたフクカンは、そんな細かい部分なんて全く気付いていないのだった。
「丸一日、タングラム様観察し放題……♪」
うっとり……ぐふ、ぐふふ
「はっ! でも確かに普段のタングラム様を改めて見直せば、これまで見えていなかった素敵なお顔が見られるかもしれません!」
きりっ! ……ふにゃふにゃ、うっとり
「わかってくれて嬉しいよ」
勿論僕も手伝わせてもらうよ……そんなシャイネの言葉はほとんど耳に入っていないフクカンである。既に思いはタングラムの元へと向かっているようだ。
「はっ! でも、私達だけでタングラム様の様子を追いきれるでしょうか?」
協力者、という事でシャイネの言葉はしっかり聞こえていたようす。
「そこはほら、彼らが居るじゃないか」
シャイネが自然な動作で周囲のハンター達を指し示した。
「そうですね! それじゃみなさん、当日はよろしくお願いします!」
ぺこり
「いやいや、正規の仕事ならまだしも、そんな急に言われたって俺らにも都合って物が」
咄嗟に突っ込む一人のハンター。周囲の者達もそうだそうだと頷いている。
「それじゃ僕が依頼人という事にしておこうか、フクカン君だと怪しまれるかもしれないからね。……頼めるかい?」
「もちろん、すぐに書類を準備しますね!」
(((ちょっと待てエルフどもっ!?)))
「タングラム様に差し上げるプレゼント、何がいいでしょうか」
このところ、フクカン(kz0035)が考えるのはそんなことばかりだ。クリスマスは特別に手に入れておいた秘蔵のお酒をAPVのタングラム(kz0016)専用棚に入れておいたし、バレンタインデーにだって、もちろんお手製の大きなハート型チョコレートをおやつ棚に入れておいた。
直接渡せばいいと言う者も居るだろうが、それだとちょっと違うのだ。
(うまく手渡せないんですよね)
どうしてか、タングラムの前に居ると肩に力が入ってしまって、いつもならしないミスをしてしまう。
大好きと伝えることはできるけれど。それ以外は空回ってなんだか、本気に取り合ってもらって居ないような、うーん?
「とにかくっ! 今度のお休みは下調べ、ばっちり決めるんですっ!」
お祭り騒ぎや、誰かの誕生日……切っ掛けがあれば、タングラムに何かしらプレゼントを用意するのがフクカンの流儀だ。だって大好きって言える機会は多い方がいい。
今度あるのは、自分の誕生日だ。
(タングラム様の誕生日の時に負けないくらいのサプライズを準備するんです!)
えいえいおー!
APVの厨房でお茶菓子の準備をしながら、フクカンは一人張り切っていた。
●黒幕?
時を少しだけ遡る。
「そういえば、フクカン君ってもうすぐ誕生日じゃなかったかい?」
APVの一角でそう尋ねたのはシャイネ・エルフハイム(kz0010)。最近色々と出歩く頻度が上がっていたせいか、なんだか久し振りといった風情。暇なときはAPVに居るのではなかったか。
それはともかく。
「覚えててくださったんですか、ありがとうございます!」
笑顔で礼を言うフクカンに、そりゃあねと頷くシャイネ。
「……あの時は、ぎゃふんと言う顔は見れなかったしね……」
「どうしたんですか、シャイネさん?」
「いいや、なんでもないよ」
ぼそりと小さな声でこぼした後、何事もなかったように爽やかに笑うシャイネ。フクカンはフクカンでお茶を淹れるのに忙しく、しっかり聞き取れていなかった。
(((シャイネのやつ、また何か考えてやがるな)))
周囲に居たハンターのうち何人かは、そのつぶやきを聞き取ってしまったようだけれど。
「それで、フクカン君。今年は何を贈るのか決まったのかい?」
毎年何をプレゼントするか迷っているのは恒例行事で、シャイネもそれを分かって聞いている。
「それが、まだなんです」
フクカンのその答えに、笑顔が更に深くなったことに気付いた者は……居たけれど、シャイネの勢いに圧倒されて口には出さない。
「それじゃあ、こんなのはどうだい?」
「何かいい案があるんですかっ? ……あ、でも私、自分で考えたいとも思っていて……」
一度は明るい表情を見せたフクカンだが、すぐに踏みとどまる。今年はそんなに行き詰っていたのだろうか。
「それは僕も分かっているよ」
そうじゃないんだ、と優しげな口調で続けるシャイネ。
「タングラム君にふさわしいプレゼントを決めるための、面白い方法を思いついたんだけど……どうかな?」
(((シャイネのやつ、今『面白い』って言ったぞ!)))
シャイネの言う『面白い』は大体においてシャイネ視点に限られる。それに巻き込まれる周囲にとっては……楽しめるかどうか、そこが境界線だろう。
「どんな方法ですかっ?」
藁にもすがる思いで飛びついたフクカンは、そんな細かい部分なんて全く気付いていないのだった。
「丸一日、タングラム様観察し放題……♪」
うっとり……ぐふ、ぐふふ
「はっ! でも確かに普段のタングラム様を改めて見直せば、これまで見えていなかった素敵なお顔が見られるかもしれません!」
きりっ! ……ふにゃふにゃ、うっとり
「わかってくれて嬉しいよ」
勿論僕も手伝わせてもらうよ……そんなシャイネの言葉はほとんど耳に入っていないフクカンである。既に思いはタングラムの元へと向かっているようだ。
「はっ! でも、私達だけでタングラム様の様子を追いきれるでしょうか?」
協力者、という事でシャイネの言葉はしっかり聞こえていたようす。
「そこはほら、彼らが居るじゃないか」
シャイネが自然な動作で周囲のハンター達を指し示した。
「そうですね! それじゃみなさん、当日はよろしくお願いします!」
ぺこり
「いやいや、正規の仕事ならまだしも、そんな急に言われたって俺らにも都合って物が」
咄嗟に突っ込む一人のハンター。周囲の者達もそうだそうだと頷いている。
「それじゃ僕が依頼人という事にしておこうか、フクカン君だと怪しまれるかもしれないからね。……頼めるかい?」
「もちろん、すぐに書類を準備しますね!」
(((ちょっと待てエルフどもっ!?)))
解説
*目的
タングラム様の一日を、一緒にじっくり堪能しましょう!
※このシナリオはコメディ担当を豪語しています、依頼主の求める目的に必ずしも沿う必要はありません
*概要
もうすぐフクカンの誕生日です
「自分が祝われることよりも、日頃の感謝を込めてタングラム様にプレゼントを!」
そんな考えで一念発起、自分の休日を利用して、タングラムの一日をストーキ……観察し、
ふさわしいプレゼントのための下調べをしようという事になりました
協力者のシャイネと二人では不安なので、ハンターの皆様の助力を求めています
*場所
APV
タングラムの執務室だとか、
パーティ出来そうな大きめの部屋だとか、
キッチンだとか、
普段からハンターの皆様が入れそうな場所、かつタングラムが居そうな場所なら大体OKです
責任はフクカンが取ります、多分後でタングラムにどやされます
むしろ、その程度で済むくらいにしてあげてください……かなり制限は緩そうな気もしますが
ガラクタらしきものがそこかしこに散らばっているはずですので、それなりに色々あるでしょう
*NPC
フクカン(kz0035)
「真の依頼主」と書いて「追跡者」と読みます
タングラムLOVEのAPV副官
大体見た目通りの性格だけれど事務作業などはしっかりさん
後はタングラムにどやされるのがお仕事
男の娘のつらを被った中身は(以下自粛
タングラム(kz0016)
「観察対象」と書いて「標的」と読みます
フクカンが休みの日なので真面目に仕事してるかと思いきやいつも通り
シャイネ・エルフハイム(kz0010)
「表の依頼主(協力者)」と書いて「傍観者」と読みます
相談の段階からずっといます
フクカンをそそのかした犯人
かなり空気、面白がって見ているだけ
*注意
白紙はリプレイに描写できません、ご注意くださいませ
参加したらとりあえず『ストーカー成敗?』とでも送信しておきましょう
タングラム様の一日を、一緒にじっくり堪能しましょう!
※このシナリオはコメディ担当を豪語しています、依頼主の求める目的に必ずしも沿う必要はありません
*概要
もうすぐフクカンの誕生日です
「自分が祝われることよりも、日頃の感謝を込めてタングラム様にプレゼントを!」
そんな考えで一念発起、自分の休日を利用して、タングラムの一日をストーキ……観察し、
ふさわしいプレゼントのための下調べをしようという事になりました
協力者のシャイネと二人では不安なので、ハンターの皆様の助力を求めています
*場所
APV
タングラムの執務室だとか、
パーティ出来そうな大きめの部屋だとか、
キッチンだとか、
普段からハンターの皆様が入れそうな場所、かつタングラムが居そうな場所なら大体OKです
責任はフクカンが取ります、多分後でタングラムにどやされます
むしろ、その程度で済むくらいにしてあげてください……かなり制限は緩そうな気もしますが
ガラクタらしきものがそこかしこに散らばっているはずですので、それなりに色々あるでしょう
*NPC
フクカン(kz0035)
「真の依頼主」と書いて「追跡者」と読みます
タングラムLOVEのAPV副官
大体見た目通りの性格だけれど事務作業などはしっかりさん
後はタングラムにどやされるのがお仕事
男の娘のつらを被った中身は(以下自粛
タングラム(kz0016)
「観察対象」と書いて「標的」と読みます
フクカンが休みの日なので真面目に仕事してるかと思いきやいつも通り
シャイネ・エルフハイム(kz0010)
「表の依頼主(協力者)」と書いて「傍観者」と読みます
相談の段階からずっといます
フクカンをそそのかした犯人
かなり空気、面白がって見ているだけ
*注意
白紙はリプレイに描写できません、ご注意くださいませ
参加したらとりあえず『ストーカー成敗?』とでも送信しておきましょう
マスターより
こんにちは、それともこんばんは、石田まきばです。
気付いたら、帝国の男エルフ担当になっていました。
フクカンの誕生日を理由にして「タングラムいじり」をしようという話です。
成功判定は「面白い」かどうかが基準になります。
タングラム(=神宮寺SD)が許容する限り、APVで騒ぎます。
NPCが多いので、募集人数を少なめに。
シャイネは空気、タングラムは標的という名の背景。
フクカンは流石に舞台袖に押し込みきれないでしょうが……
皆様のプレイング、採用するためにやりくりいたします。
場所が場所なのでAPVのユニオンフラグが付いていますが、所属については気にせずどうぞ。
それでは、よろしくお願い致します。
気付いたら、帝国の男エルフ担当になっていました。
フクカンの誕生日を理由にして「タングラムいじり」をしようという話です。
成功判定は「面白い」かどうかが基準になります。
タングラム(=神宮寺SD)が許容する限り、APVで騒ぎます。
NPCが多いので、募集人数を少なめに。
シャイネは空気、タングラムは標的という名の背景。
フクカンは流石に舞台袖に押し込みきれないでしょうが……
皆様のプレイング、採用するためにやりくりいたします。
場所が場所なのでAPVのユニオンフラグが付いていますが、所属については気にせずどうぞ。
それでは、よろしくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/03/22 04:17
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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相談卓 シグ・ハンプティ(ka3900) 人間(クリムゾンウェスト)|22才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2015/03/14 11:21:12 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/03/09 11:59:29 |