ゲスト
(ka0000)
腹ペココボルドに門は厚く
マスター:練子やきも

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/03/20 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/03/29 15:00
オープニング
「ヴァ〜ン? やァ〜んのがゴゥルゥアァ〜!」
人間同士でも言葉として認識されるか微妙な言語でコボルドを威嚇する男が居た。
「グァッ! ガーッ! グァグァッ!」
威嚇されたコボルドの方も負けじと怒鳴り返す。男の持っている魚籠が欲しい様子で、引く気も無いようだ。
●遡ることしばし
「いやー、今日は大漁だったな。……これならチビ共も腹一杯食えんだろ」
海際の小さな忘れられた漁村で、孤児達と暮らすその男は、最近あまり良い食事にありつけていない子供達の為に、少々離れた秘密の釣り場まで釣りに行った帰りにコボルドと遭遇したのだった。
「ぜぁー、ぜぁー、フン! コボルドごときに負けてらルェっかよァ〜!」
辛うじてコボルドを撃退して気勢を上げるその男は、そのまま子供達の待つ村へと帰る。子供達の笑顔を想像してニマニマと笑いが込み上げて来る男だったが、迂闊さからだろうか、それとも何か他の理由でもあったのか、そのコボルドにトドメを刺していなかった事を、男がその時気にする事は無かった。
●晩餐の後で
「コボルドだとぁ!? 何匹居やがんだ?」
久し振りにみんながお腹一杯食べる事のできた夕食が終わった頃、村の大人が慌てた様子で走って来て、男に手伝いを要請する。コボルドの群れが村へと移動して来ているらしい。コボルドに村を蹂躙させる訳にはいかない。男は、扱い慣れた木刀を片手に、村の入り口へと走り出した。
「まだ充分時間はある、村の壁はコボルド程度だったら破られる事はねぇ、とにかく門を破られねーようにしとけば、きっと救援が来っから、それまでぜってー守り通してくれ!」
村の大人達、と言っても今は出稼ぎや漁に出ていたりで5人程しか残って居ないのだが……集まっている彼等と作戦を立てるが、男とて実戦の経験がそうあるという物でもなく。
「いや、救援って言ってもアテはあるのか?」
村の大人のもっともな反論に一瞬固まり、覚悟を決める。
「オ、オレが行くさ! たかがコボルドの10や20、どってこたぁねーぜ!」
男が救援を呼びに行き、その救援が来るまで村の門を閉じてひたすら守りに徹する。方針が決まり、慌ただしく準備が始まる。
暫しの後、2キロ程離れた街のハンターオフィスに駆け込んだ男から、緊急の依頼が届けられた。村がコボルドの群れに襲われていると言う。一刻を争う事態に、オフィスは俄かにざわめいた。
人間同士でも言葉として認識されるか微妙な言語でコボルドを威嚇する男が居た。
「グァッ! ガーッ! グァグァッ!」
威嚇されたコボルドの方も負けじと怒鳴り返す。男の持っている魚籠が欲しい様子で、引く気も無いようだ。
●遡ることしばし
「いやー、今日は大漁だったな。……これならチビ共も腹一杯食えんだろ」
海際の小さな忘れられた漁村で、孤児達と暮らすその男は、最近あまり良い食事にありつけていない子供達の為に、少々離れた秘密の釣り場まで釣りに行った帰りにコボルドと遭遇したのだった。
「ぜぁー、ぜぁー、フン! コボルドごときに負けてらルェっかよァ〜!」
辛うじてコボルドを撃退して気勢を上げるその男は、そのまま子供達の待つ村へと帰る。子供達の笑顔を想像してニマニマと笑いが込み上げて来る男だったが、迂闊さからだろうか、それとも何か他の理由でもあったのか、そのコボルドにトドメを刺していなかった事を、男がその時気にする事は無かった。
●晩餐の後で
「コボルドだとぁ!? 何匹居やがんだ?」
久し振りにみんながお腹一杯食べる事のできた夕食が終わった頃、村の大人が慌てた様子で走って来て、男に手伝いを要請する。コボルドの群れが村へと移動して来ているらしい。コボルドに村を蹂躙させる訳にはいかない。男は、扱い慣れた木刀を片手に、村の入り口へと走り出した。
「まだ充分時間はある、村の壁はコボルド程度だったら破られる事はねぇ、とにかく門を破られねーようにしとけば、きっと救援が来っから、それまでぜってー守り通してくれ!」
村の大人達、と言っても今は出稼ぎや漁に出ていたりで5人程しか残って居ないのだが……集まっている彼等と作戦を立てるが、男とて実戦の経験がそうあるという物でもなく。
「いや、救援って言ってもアテはあるのか?」
村の大人のもっともな反論に一瞬固まり、覚悟を決める。
「オ、オレが行くさ! たかがコボルドの10や20、どってこたぁねーぜ!」
男が救援を呼びに行き、その救援が来るまで村の門を閉じてひたすら守りに徹する。方針が決まり、慌ただしく準備が始まる。
暫しの後、2キロ程離れた街のハンターオフィスに駆け込んだ男から、緊急の依頼が届けられた。村がコボルドの群れに襲われていると言う。一刻を争う事態に、オフィスは俄かにざわめいた。
解説
●目的 コボルドの撃退
●内容 村を襲うコボルドを撃する。殲滅が主目的ではありませんが、コボルドですので出来るだけ数を減らしておかないとまたすぐに数が増えてしまう可能性が高いです。
●敵 コボルドが25匹、武器は特に持っておらず、牙と爪やその辺の石を投げて攻撃して来ます。
●状況 現在コボルド達は村の門を攻撃しており、何事も無ければリプレイ開始後10分で門は破壊されます。リプレイの開始位置は500メートル程の位置、としますので、そこから岩陰を伝ってみたり、地面に潜ってみたり(すいません無理です)、なるべく気付かれないよう近付くとそのぶん有利になるかもです。
●地形 周辺は木が疎らに生えた荒れ地で、大きな岩等もゴロゴロしており、身を隠しながら近付く余地は充分あります。単純なコボルドが前方に集中している状態ですので知覚力は高くはありません。
あと、最初にやり過ぎると散り散りに逃げ出して却って厄介かも知れません。
●男 木刀を持った16才前後の強面の男です。逆立てた茶色い髪で、奇怪な模様の入った袖無しシャツを着ています。コボルド1匹には辛うじて勝てますが、2匹になると多分負けます。同行する気満々で、ハンターの指示には従いますが、村を気にしていますので待てとお預けは出来ません。
●内容 村を襲うコボルドを撃する。殲滅が主目的ではありませんが、コボルドですので出来るだけ数を減らしておかないとまたすぐに数が増えてしまう可能性が高いです。
●敵 コボルドが25匹、武器は特に持っておらず、牙と爪やその辺の石を投げて攻撃して来ます。
●状況 現在コボルド達は村の門を攻撃しており、何事も無ければリプレイ開始後10分で門は破壊されます。リプレイの開始位置は500メートル程の位置、としますので、そこから岩陰を伝ってみたり、地面に潜ってみたり(すいません無理です)、なるべく気付かれないよう近付くとそのぶん有利になるかもです。
●地形 周辺は木が疎らに生えた荒れ地で、大きな岩等もゴロゴロしており、身を隠しながら近付く余地は充分あります。単純なコボルドが前方に集中している状態ですので知覚力は高くはありません。
あと、最初にやり過ぎると散り散りに逃げ出して却って厄介かも知れません。
●男 木刀を持った16才前後の強面の男です。逆立てた茶色い髪で、奇怪な模様の入った袖無しシャツを着ています。コボルド1匹には辛うじて勝てますが、2匹になると多分負けます。同行する気満々で、ハンターの指示には従いますが、村を気にしていますので待てとお預けは出来ません。
マスターより
どうも、お世話になっております、練子やきもです。
今回は小規模ながら防衛戦としてみました。コボルドですので大した事はありませんが、数がとても多いので少し危険なのと、逃げられる事が特に厄介ですね。
皆さんのプレイング、楽しみにお待ち致しております。
今回は小規模ながら防衛戦としてみました。コボルドですので大した事はありませんが、数がとても多いので少し危険なのと、逃げられる事が特に厄介ですね。
皆さんのプレイング、楽しみにお待ち致しております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/03/26 23:47
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/03/17 20:07:05 |
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相談卓 クルス(ka3922) 人間(クリムゾンウェスト)|17才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/03/20 10:26:13 |