ゲスト
(ka0000)
ハントorブレイク
マスター:岡本龍馬

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/03/24 12:00
- リプレイ完成予定
- 2015/04/02 12:00
オープニング
●
とある村の村役場。
そこではまさに今、村全体の死活問題について議論が行われているところだった。
「なんとかせねばなるまいな」
「それはわかっているが……」
「先延ばしにしてきたのが悪かったのじゃろうて」
皆なんとかしなければならないことは理解している。
しかし、高齢化の進むこの村の村人たちには成す術がなかった。
「まさかあの崖が崩れるとはな」
「この村の備蓄もそろそろ底が見え始めておる。なにか早急に……」
「それはわかっている!」
やらなければならないことは分かりきっているのに、それをどうやればいいのかわからない。そんなジレンマから、議論は殺伐とした雰囲気をまとっていた。
「いっそのこと、ゴブリンを殲滅するというのはどうだ?」
「誰がやるというんじゃ? この村にはもう老いぼれしかおらんのだぞ」
山に囲まれているこの村には、もともと二本の街道が通っていた。
けれどかれこれ十年ほど前のこと、そのうちの一本の街道沿いにゴブリンが住み着いてしまったのだ。
当初は村人たちでの駆除も考えたようなのだが、ゴブリンの数がその想像を上回っていたために断念されてしまったらしい。
それでも街道はもう一本ある。そして今まではそれを使ってきた。
だが……
「あの瓦礫をどけるっていうのか? それこそジジイには無理な話だろうさ」
「じゃがゴブリンと戦うよりは安全じゃろうて」
つい先日の大雨の日、残された一本の街道の崖が崩落。その瓦礫が道を塞いでしまったのだ。
馬車などは言うまでもなく通れず、人間ですら瓦礫を乗り越えて反対側へ行くのは至難の業である。
その上街道以外のところはほとんど人の手が入っていない山、山、山。
つまるところ、この村に物資を運び込むための経路はすべて断絶されてしまっていた。
「これはもうあやつらに頼るしか……」
「しかし今の我々に用意できる金などたかが知れている」
「じゃが望みはもうそれしかなかろう。このまま考えていても打開策など出んよ」
とうとう誰一人反論の言葉が浮かばず、役場が静寂に包まれた。
●
「……というわけなのですが」
依頼の概要を説明する受付嬢の隣には、その村の者らしき中年の男が立っていた。
おそらくその男はこの依頼を伝えるべく、無理して山を越えてきたのだろう。服のところどころが土で汚れている。
「現地までは彼が案内役を務めてくださるそうです。また、現状を鑑みても、救助が急を要することがうかがえますので、この依頼を受ける方はこちらまでお集まりください」
とある村の村役場。
そこではまさに今、村全体の死活問題について議論が行われているところだった。
「なんとかせねばなるまいな」
「それはわかっているが……」
「先延ばしにしてきたのが悪かったのじゃろうて」
皆なんとかしなければならないことは理解している。
しかし、高齢化の進むこの村の村人たちには成す術がなかった。
「まさかあの崖が崩れるとはな」
「この村の備蓄もそろそろ底が見え始めておる。なにか早急に……」
「それはわかっている!」
やらなければならないことは分かりきっているのに、それをどうやればいいのかわからない。そんなジレンマから、議論は殺伐とした雰囲気をまとっていた。
「いっそのこと、ゴブリンを殲滅するというのはどうだ?」
「誰がやるというんじゃ? この村にはもう老いぼれしかおらんのだぞ」
山に囲まれているこの村には、もともと二本の街道が通っていた。
けれどかれこれ十年ほど前のこと、そのうちの一本の街道沿いにゴブリンが住み着いてしまったのだ。
当初は村人たちでの駆除も考えたようなのだが、ゴブリンの数がその想像を上回っていたために断念されてしまったらしい。
それでも街道はもう一本ある。そして今まではそれを使ってきた。
だが……
「あの瓦礫をどけるっていうのか? それこそジジイには無理な話だろうさ」
「じゃがゴブリンと戦うよりは安全じゃろうて」
つい先日の大雨の日、残された一本の街道の崖が崩落。その瓦礫が道を塞いでしまったのだ。
馬車などは言うまでもなく通れず、人間ですら瓦礫を乗り越えて反対側へ行くのは至難の業である。
その上街道以外のところはほとんど人の手が入っていない山、山、山。
つまるところ、この村に物資を運び込むための経路はすべて断絶されてしまっていた。
「これはもうあやつらに頼るしか……」
「しかし今の我々に用意できる金などたかが知れている」
「じゃが望みはもうそれしかなかろう。このまま考えていても打開策など出んよ」
とうとう誰一人反論の言葉が浮かばず、役場が静寂に包まれた。
●
「……というわけなのですが」
依頼の概要を説明する受付嬢の隣には、その村の者らしき中年の男が立っていた。
おそらくその男はこの依頼を伝えるべく、無理して山を越えてきたのだろう。服のところどころが土で汚れている。
「現地までは彼が案内役を務めてくださるそうです。また、現状を鑑みても、救助が急を要することがうかがえますので、この依頼を受ける方はこちらまでお集まりください」
解説
依頼内容は「街道の開通」です。
「街道のそばに巣をもつゴブリンの殲滅」、もしくは「瓦礫の撤去」を行ってください。
敵情報
ゴブリン:生息数は三十前後。個体ごとの強さ、というよりは数で攻めてきます。物量戦術です。
「街道のそばに巣をもつゴブリンの殲滅」、もしくは「瓦礫の撤去」を行ってください。
敵情報
ゴブリン:生息数は三十前後。個体ごとの強さ、というよりは数で攻めてきます。物量戦術です。
マスターより
シナリオを担当させていただく岡本龍馬と申します。
いやー慢心って怖いですね。
早いうちにゴブリンをなんとかしてればよかったものを……。
なんて言ってると村がつぶれてしまうので、どうか助けてあげてください。
たまたま助けてあげたら村一番の美人さんに気に入られてしまった!
……なんてよくあることじゃないですか。
情けは人の為ならず。頑張っていきましょー!
いやー慢心って怖いですね。
早いうちにゴブリンをなんとかしてればよかったものを……。
なんて言ってると村がつぶれてしまうので、どうか助けてあげてください。
たまたま助けてあげたら村一番の美人さんに気に入られてしまった!
……なんてよくあることじゃないですか。
情けは人の為ならず。頑張っていきましょー!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/04/01 10:53
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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ハート♡ブレイク(偽) レイ・T・ベッドフォード(ka2398) 人間(リアルブルー)|26才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2015/03/23 23:49:38 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/03/20 02:51:54 |