ゲスト
(ka0000)
【偽夜】裏生徒会長サチコの憂鬱
マスター:御影堂

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/04/10 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/04/19 07:30
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
●
ここは関東近郊にあるクライズ学園。
街をまるごと飲み込む形で存在し、様々な生徒が通っている。異文化交流もとい異世界交流を推奨し、クリムゾンウェストからも多くの学生が通う。
これは、そんなもしかしたらの世界のお話。
クリムゾンウェストとリアルブルーが真に交差し、文化交流を果たした世界。
●
サチコ・w・ルサスールはクライズ学園の「裏」生徒会長である。
なんか格好良いという単純な理由から、勝手に立ち上げた組織である。
活動内容は、目安箱に投書された依頼をこなすというものであった。
今は、表の生徒会が整備した依頼斡旋所があるため、裏生徒会への依頼数は少し減っていた。
「今日も平和ですわね~」
そのため、サチコは旧校舎の最上階に位置する裏生徒会室でお茶をしばいていた。
ほっこりと日本茶を嗜むのも、裏生徒会長の活動であると豪語する。
「今日もこの校舎内はやかましいですけれど、ここは静かですわ」
窓の外を見れば、落ち着いた色合いの裏山が見える。
旧校舎は、掃き溜め的な部活や組織がトリアエズ収められている場所である。
裏生徒会がその最上階に位置するというのは、お察しであろう。
「サチコちゃーん!」
「うぎゃん!? あっつっ!?」
机の下から声をかけられ、サチコは湯のみのお茶を手にかけてしまった。
慌てて、吐水口で手を冷やす。視線は何者かが潜伏していた机に向けられていた。
「ななな、何ですの?」
ぬるりと姿を現したのは、サチコと同学年の少女だった。
名前は確か、くら……。
「クラウハウゼンさんでしたっけ?」
「倉前ですぅ……。ネオ生物学部の部長ですよぉ」
そうだった。倉前よしか……怪しげな生物実験が大好きな少女だ。
おさげをぴょこぴょこさせながら、よしかはサチコにズズッと近づく。
「サチコちゃん、一時大事なのですぅ」
「はへ?」
「一緒に来てくださいぃ」
有無をいわさず冷やしていた手を握り、よしかは歩き出した。
反論も停止もできないまま、サチコはずるずると連れて行かれる。
行き着いたのは、裏校舎裏にある裏山側の飼育小屋……だったものだ。
「ふぁっ!?」
サチコの目の前にあったのは、無残にも破壊しつくされた小屋だった。
天井は崩れ落ち、壁は大穴が空いている。鉄扉はへし曲げられ、辺りには鶏の羽が産卵していた。
「もしかして、危険な動物がやってきたのですの?」
「違いますぅ。中にいた鶏が超進化して逃げたのですぅ」
「はぁ!?」
さっきから「!?」がやたらと多いサチコに、よしかはゆっくりと説明する。
いわく、鶏の肉質をよくするためにアレやコレやした結果、歪虚化したのだという。
原理は不明。天才ゆえ致し方なし、てへぺろとのことだ。
「秘密裏にぃ、ネオ鶏を討伐してくれませんかぁ? 裏山に逃げたみたいですしぃ」
「何で私が……」
「えぇ~? 旧校舎の管理はぁ、裏生徒会の役目ですしぃ。そこに入っている団体の不祥事はぁ、サチコちゃんお監督不行き届きですよぉ?」
すっごく騙されているような気しかないが、責任とか役目という言葉にサチコは弱い。
それなら仕方がないなと引き受ける気になっていたところに、
「それにぃ、おいしぃですよ」
「おい、しい?」
よしかが気になることを言い出した。
いわく、ネオ鶏とやらは肉質をよくするためにアレコレしていたので、ものすごく美味しいらしい。
歪虚化して時間が立っていない今なら、倒しても食べられる状態かもしれないのだという。
「倒した人が食べる権利あると思いますしぃ」
「……わかりましたわ」
気になってしまったサチコの完全敗北である。
ぐっと拳を固めて、サチコは告げる。
「全て、この裏生徒会長サチコ様に任せるのですわ! は~っはっはっは!」
この数分後、どうしようか頭を悩ませるサチコが裏生徒会室にいるのだった。
●
ここは関東近郊にあるクライズ学園。
街をまるごと飲み込む形で存在し、様々な生徒が通っている。異文化交流もとい異世界交流を推奨し、クリムゾンウェストからも多くの学生が通う。
これは、そんなもしかしたらの世界のお話。
クリムゾンウェストとリアルブルーが真に交差し、文化交流を果たした世界。
●
サチコ・w・ルサスールはクライズ学園の「裏」生徒会長である。
なんか格好良いという単純な理由から、勝手に立ち上げた組織である。
活動内容は、目安箱に投書された依頼をこなすというものであった。
今は、表の生徒会が整備した依頼斡旋所があるため、裏生徒会への依頼数は少し減っていた。
「今日も平和ですわね~」
そのため、サチコは旧校舎の最上階に位置する裏生徒会室でお茶をしばいていた。
ほっこりと日本茶を嗜むのも、裏生徒会長の活動であると豪語する。
「今日もこの校舎内はやかましいですけれど、ここは静かですわ」
窓の外を見れば、落ち着いた色合いの裏山が見える。
旧校舎は、掃き溜め的な部活や組織がトリアエズ収められている場所である。
裏生徒会がその最上階に位置するというのは、お察しであろう。
「サチコちゃーん!」
「うぎゃん!? あっつっ!?」
机の下から声をかけられ、サチコは湯のみのお茶を手にかけてしまった。
慌てて、吐水口で手を冷やす。視線は何者かが潜伏していた机に向けられていた。
「ななな、何ですの?」
ぬるりと姿を現したのは、サチコと同学年の少女だった。
名前は確か、くら……。
「クラウハウゼンさんでしたっけ?」
「倉前ですぅ……。ネオ生物学部の部長ですよぉ」
そうだった。倉前よしか……怪しげな生物実験が大好きな少女だ。
おさげをぴょこぴょこさせながら、よしかはサチコにズズッと近づく。
「サチコちゃん、一時大事なのですぅ」
「はへ?」
「一緒に来てくださいぃ」
有無をいわさず冷やしていた手を握り、よしかは歩き出した。
反論も停止もできないまま、サチコはずるずると連れて行かれる。
行き着いたのは、裏校舎裏にある裏山側の飼育小屋……だったものだ。
「ふぁっ!?」
サチコの目の前にあったのは、無残にも破壊しつくされた小屋だった。
天井は崩れ落ち、壁は大穴が空いている。鉄扉はへし曲げられ、辺りには鶏の羽が産卵していた。
「もしかして、危険な動物がやってきたのですの?」
「違いますぅ。中にいた鶏が超進化して逃げたのですぅ」
「はぁ!?」
さっきから「!?」がやたらと多いサチコに、よしかはゆっくりと説明する。
いわく、鶏の肉質をよくするためにアレやコレやした結果、歪虚化したのだという。
原理は不明。天才ゆえ致し方なし、てへぺろとのことだ。
「秘密裏にぃ、ネオ鶏を討伐してくれませんかぁ? 裏山に逃げたみたいですしぃ」
「何で私が……」
「えぇ~? 旧校舎の管理はぁ、裏生徒会の役目ですしぃ。そこに入っている団体の不祥事はぁ、サチコちゃんお監督不行き届きですよぉ?」
すっごく騙されているような気しかないが、責任とか役目という言葉にサチコは弱い。
それなら仕方がないなと引き受ける気になっていたところに、
「それにぃ、おいしぃですよ」
「おい、しい?」
よしかが気になることを言い出した。
いわく、ネオ鶏とやらは肉質をよくするためにアレコレしていたので、ものすごく美味しいらしい。
歪虚化して時間が立っていない今なら、倒しても食べられる状態かもしれないのだという。
「倒した人が食べる権利あると思いますしぃ」
「……わかりましたわ」
気になってしまったサチコの完全敗北である。
ぐっと拳を固めて、サチコは告げる。
「全て、この裏生徒会長サチコ様に任せるのですわ! は~っはっはっは!」
この数分後、どうしようか頭を悩ませるサチコが裏生徒会室にいるのだった。
解説
●目的
ネオ鶏を裏山で見つけ出し、討伐する。
●ネオ鶏
三匹いるらしい。
ネオ技術によって超進化し、歪虚化した鶏。
ものすごい力を持っているため、壁ぐらいなら破壊できる。
生半可な罠では捕えられないだろう。
食欲等は歪虚化して間もないので残っているようだ、と調べればわかる。
●裏山
鬱蒼と木々が生い茂る山。
鍛錬場としている部活もある。
割と広く、下手に動きまわると、迷うだろう。
●ハンターの立場
クライズ学園の生徒となる。初等部から大学部まで、設定は自由。
どのような形でサチコに協力するかも自由である。
サチコは、依頼斡旋所ではなく自分で仲間を勧誘しに歩きまわっている。
なお、裏生徒会室のある旧校舎は、変わり者の巣窟である。
●裏生徒会
サチコ・W・ルサスールが会長である。
この世界では、サチコもハンターとして戦うことができる。
裏生徒会所属でもかまわない。
その場合は、オープニングのときに着いてきていたとしてもよい。
ネオ鶏を裏山で見つけ出し、討伐する。
●ネオ鶏
三匹いるらしい。
ネオ技術によって超進化し、歪虚化した鶏。
ものすごい力を持っているため、壁ぐらいなら破壊できる。
生半可な罠では捕えられないだろう。
食欲等は歪虚化して間もないので残っているようだ、と調べればわかる。
●裏山
鬱蒼と木々が生い茂る山。
鍛錬場としている部活もある。
割と広く、下手に動きまわると、迷うだろう。
●ハンターの立場
クライズ学園の生徒となる。初等部から大学部まで、設定は自由。
どのような形でサチコに協力するかも自由である。
サチコは、依頼斡旋所ではなく自分で仲間を勧誘しに歩きまわっている。
なお、裏生徒会室のある旧校舎は、変わり者の巣窟である。
●裏生徒会
サチコ・W・ルサスールが会長である。
この世界では、サチコもハンターとして戦うことができる。
裏生徒会所属でもかまわない。
その場合は、オープニングのときに着いてきていたとしてもよい。
マスターより
ごきげんよう、御影堂ですわ。
タイが曲がっていましてよと良いながら、首を絞める系学生が多い学園です(嘘)。
歪虚が現実世界にあれば、こんな感じもありえるよねという形です。
学園ものならではの、設定を積んでも構いません。基本コメディタッチです。
なお、初夢の時のと繋がってはいますが、前回を知らなくても問題ありません。
タイが曲がっていましてよと良いながら、首を絞める系学生が多い学園です(嘘)。
歪虚が現実世界にあれば、こんな感じもありえるよねという形です。
学園ものならではの、設定を積んでも構いません。基本コメディタッチです。
なお、初夢の時のと繋がってはいますが、前回を知らなくても問題ありません。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/04/17 19:04
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/04/07 20:23:33 |
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相談卓 最上 風(ka0891) 人間(リアルブルー)|10才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/04/10 00:58:09 |