ゲスト
(ka0000)
【偽夜】ヴォイドには手を出すな
マスター:cr

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/04/06 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/04/15 19:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
油断するな。
迷わず撃て。
弾を切らすな。
ヴォイドには手を出すな。
――ストリートの警句――
●
色鮮やかなレーザー光線が空中に文字を描く。新製品として売りだされる合成寿司がどれだけ安全性が高く、どれだけ美味かをアピールするキャッチコピーが意味を成すのは、せいぜいスプロール(多元輻輳都市)の上澄み5%といったところか。
ハロー、チューマ(相棒)、このクソッタレな世界にようこそ。順を追って説明しよう。
人類が産みだした技術はますます発展し、それがもたらした富は人々の生活を遥かに豊かにした。ここまでの事ならスラムのガキでも知ってる。そして、その富の恩恵を受けることが出来るのは、ほんのごく一部の人間だ、ってことも。
その結果がこれだ。富める者はますます富み、飢えるものはますます飢える。匠に地面の下に隠されたそんなもたざる連中を、多くの人間は見ずにスプロールの上で暮らしている。メガコーポの恩寵を受け、メガコーポのために生まれ、メガコーポの為に育ち、メガコーポの為に死んでいく。メガコーポの連中に言わせれば、最高の幸せがこれなんだろう。
だが、お前は気づいてしまった。そしてスプロールを飛び出しストリートに出た。そんなこの世界の真の姿を知っちまった連中のことを覚醒者(イクシード)って呼ぶのさ。
その代償はお前の存在。お前の戸籍データは消失し、お前はこの世界に存在しない人間になった。お前が死んでも何も起こらない。お前を証明する奴は何処にもいない。だが、だからこそお前たちは存在意義があるのさ。
●
強酸性の雨をかわしながら、お前は約束の場所へとたどり着く。陽の光が届かない、暗いコンクリートの箱のなかで“ミス・ジョンソン”と名乗る女が口を開いた。ああ、誰もこれが本名だなんて思っちゃいない。そして本名に意味があるなんて絵空事も誰も思っちゃいない。
「今回ハンターの皆さんをお呼びしたのは他でもありません。一つ仕事をしていただきたます」
ハンターというのはお前達のことだ。お前が存在しない人間であるということはお前が何をやっても、誰も関知しなくていいということだ。それだけで意義がある。メガコーポ同士の戦争、コーポレートウォーにおいて金次第で駒として動く、サイバネティックス手術を施したプロフェッショナル達。それがお前たちハンターだ。
「ここにある研究所、ここはピグマリオ社の研究施設です」
ホログラムの一角を指し示しながら発せられたその言葉に場の空気が緊張感で張り詰める。ピグマリオ社、メガコーポの中でも『ヴォイド』と呼ばれるトップ7社の一つ。
「ハリネズミのように武装し、マンデイン(現実空間)、サイバースペース共に蟻一匹入れない完璧なセキュリティを誇ります」
サイバースペースの話は……しなくてもいいだろう? そうさ、お前が見ている網膜上に映し出される映像、それがサイバースペースさ。
「そこで少数のプロフェッショナルのよる突貫と抽出を行います」
突貫と抽出、お前たちの仕事の基本だ。
「仕事の流れはこうです。陽動チームが起こした爆発を合図に研究所に突入。サイバースペース上からセキュリティを切り、最奥部による新製品データを入手して脱出してください。皆さんはそのために集められたチームです」
オーケー、始めよう。ここであった者達が行う一夜のカーニバル。お前なら出来る。そうだろう、チューマ?
油断するな。
迷わず撃て。
弾を切らすな。
ヴォイドには手を出すな。
――ストリートの警句――
●
色鮮やかなレーザー光線が空中に文字を描く。新製品として売りだされる合成寿司がどれだけ安全性が高く、どれだけ美味かをアピールするキャッチコピーが意味を成すのは、せいぜいスプロール(多元輻輳都市)の上澄み5%といったところか。
ハロー、チューマ(相棒)、このクソッタレな世界にようこそ。順を追って説明しよう。
人類が産みだした技術はますます発展し、それがもたらした富は人々の生活を遥かに豊かにした。ここまでの事ならスラムのガキでも知ってる。そして、その富の恩恵を受けることが出来るのは、ほんのごく一部の人間だ、ってことも。
その結果がこれだ。富める者はますます富み、飢えるものはますます飢える。匠に地面の下に隠されたそんなもたざる連中を、多くの人間は見ずにスプロールの上で暮らしている。メガコーポの恩寵を受け、メガコーポのために生まれ、メガコーポの為に育ち、メガコーポの為に死んでいく。メガコーポの連中に言わせれば、最高の幸せがこれなんだろう。
だが、お前は気づいてしまった。そしてスプロールを飛び出しストリートに出た。そんなこの世界の真の姿を知っちまった連中のことを覚醒者(イクシード)って呼ぶのさ。
その代償はお前の存在。お前の戸籍データは消失し、お前はこの世界に存在しない人間になった。お前が死んでも何も起こらない。お前を証明する奴は何処にもいない。だが、だからこそお前たちは存在意義があるのさ。
●
強酸性の雨をかわしながら、お前は約束の場所へとたどり着く。陽の光が届かない、暗いコンクリートの箱のなかで“ミス・ジョンソン”と名乗る女が口を開いた。ああ、誰もこれが本名だなんて思っちゃいない。そして本名に意味があるなんて絵空事も誰も思っちゃいない。
「今回ハンターの皆さんをお呼びしたのは他でもありません。一つ仕事をしていただきたます」
ハンターというのはお前達のことだ。お前が存在しない人間であるということはお前が何をやっても、誰も関知しなくていいということだ。それだけで意義がある。メガコーポ同士の戦争、コーポレートウォーにおいて金次第で駒として動く、サイバネティックス手術を施したプロフェッショナル達。それがお前たちハンターだ。
「ここにある研究所、ここはピグマリオ社の研究施設です」
ホログラムの一角を指し示しながら発せられたその言葉に場の空気が緊張感で張り詰める。ピグマリオ社、メガコーポの中でも『ヴォイド』と呼ばれるトップ7社の一つ。
「ハリネズミのように武装し、マンデイン(現実空間)、サイバースペース共に蟻一匹入れない完璧なセキュリティを誇ります」
サイバースペースの話は……しなくてもいいだろう? そうさ、お前が見ている網膜上に映し出される映像、それがサイバースペースさ。
「そこで少数のプロフェッショナルのよる突貫と抽出を行います」
突貫と抽出、お前たちの仕事の基本だ。
「仕事の流れはこうです。陽動チームが起こした爆発を合図に研究所に突入。サイバースペース上からセキュリティを切り、最奥部による新製品データを入手して脱出してください。皆さんはそのために集められたチームです」
オーケー、始めよう。ここであった者達が行う一夜のカーニバル。お前なら出来る。そうだろう、チューマ?
解説
●目的
研究所に潜入し新製品データを入手して脱出してください。
●詳細
▼スキルについて
この世界観ではマテリアルによるスキルは存在しません。代わりに皆さんの使うスキルはサイバネティックス手術によって得られた能力、もしくはサイバースペース上で敵性プログラムと戦うために使われるプログラムのイメージとします。
▼マンデインチーム
現実空間で研究所に突入し研究データを奪ってくるチームです。考えられる障害としては、内部に設置された侵入者排除のためのドロイドがあります。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
▼サイバースペースチーム
サイバースペース上で研究所のセキュリティをハッキングしそれを一時的にカットするチームです。考えられる障害としては、アイス(侵入者を排除するための攻撃プログラム)です。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
●その他
なにか疑問があったら“ミス・ジョンソン”ことモア・プリマクラッセがお答えします。お気軽に質問卓を立ててお尋ねください。また、今回は世界観に関する質問もお受けいたします。
研究所に潜入し新製品データを入手して脱出してください。
●詳細
▼スキルについて
この世界観ではマテリアルによるスキルは存在しません。代わりに皆さんの使うスキルはサイバネティックス手術によって得られた能力、もしくはサイバースペース上で敵性プログラムと戦うために使われるプログラムのイメージとします。
▼マンデインチーム
現実空間で研究所に突入し研究データを奪ってくるチームです。考えられる障害としては、内部に設置された侵入者排除のためのドロイドがあります。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
▼サイバースペースチーム
サイバースペース上で研究所のセキュリティをハッキングしそれを一時的にカットするチームです。考えられる障害としては、アイス(侵入者を排除するための攻撃プログラム)です。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
●その他
なにか疑問があったら“ミス・ジョンソン”ことモア・プリマクラッセがお答えします。お気軽に質問卓を立ててお尋ねください。また、今回は世界観に関する質問もお受けいたします。
マスターより
極限まで発達したサイバー技術がもたらした退廃的な近未来の世界で、ドライに、クールに、ハードに主人公達が活躍する――80年代に大流行したこのサイバーパンクというジャンルを私は大好きです。そこで、今回はIFシナリオということでこんなサイバーパンク世界で頑張ってもらうシナリオを用意しました。
サイバーパンクとは、人間性が極限まで蔑まれる世界で、それでも人間性を捨てきれずに生きる人達の物語だと思っています。たまにはいつもと違うこの世界で、やってみるのはいかがでしょうか。
それではみなさんのご参加をお待ちしております。
サイバーパンクとは、人間性が極限まで蔑まれる世界で、それでも人間性を捨てきれずに生きる人達の物語だと思っています。たまにはいつもと違うこの世界で、やってみるのはいかがでしょうか。
それではみなさんのご参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/04/13 16:51
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓です メトロノーム・ソングライト(ka1267) エルフ|14才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/04/05 16:52:54 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/04/02 07:10:12 |
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作戦相談卓 エリオ・アルファーノ(ka4129) 人間(クリムゾンウェスト)|40才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/04/06 18:29:02 |