ゲスト
(ka0000)
【偽夜】紡がれざるウタウタウ
マスター:練子やきも

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/04/12 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/04/21 15:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
まどろみから覚め行く意識。目を開けると、一面の黒。所々に漏れる小さな星のような光が、ここがとても広い空間だという事を伝えて来る。
星空を歩いているような感覚になるが、どうやら地面はちゃんとあるようだ。
ふと聞こえた……液体を棒か何かで殴るような音に振り向くと、金属のレリーフで縁を補強された白い板を振り回し、星空の世界で黒い人型の何かと戦う少女の姿があった。流れる黒髪、身に纏ったドレスのフリルまで黒く。白磁の肌だけが浮き上がるように残像を残しながら、両の手に持った板で舞うように殴り付けている。よく見ると、板は持ちやすいよう取手まで付いている。ガチで武器かよそれ。
やがて……倒したのだろうか、砂のように崩れながら地面に散ってゆくそれに一瞥を与えると、少女は無造作にこちらに歩いて来た。どうやら敵意は見えないが……。
「うたう」
近付き、立ち止まった少女の口から紡がれる言の葉。それは唄……?
「うたう……なまえ」
名前だったようだ。こちらが名乗り返すと、頷いた彼女は再度口を開き
「あなた……たたかう?」
細い眉を寄せ、小首を傾げるうたう。単語でしか喋れないのだろうか? と、考えた時、うたうが、先刻黒い人型を殴っていた白い板に文字を書き始めた。握り締めた太めのペンでガシガシと書き殴る様子は、何だか落書きをしているようにも見える。……そして割と時間がかかる。
少し待ちくたびれた頃、妙に満足そうな表情をしながら白い板をこちらに見せて来るうたう。
『紡がなれない 想い 欠片 やっつける やすらぐ 還る』
つむがなれない……? 読みにくい文字を何とか判別する。意味がイマイチわからないが、紡がれない想いの欠片をやっつける? と、安らいでどこかに還る……という事だろうか?
疑問。だがそれを口にする暇もなく、うたうが再びその両手に白い板を構え、前方の黒い地面が揺らいだ。
「よやく まけた かけら」
……どうやらこの黒い人型、欠片は、何かの予約に負けた人の想いの欠片のようだ、……微妙に覚えが無くもないのは気のせいだろうか……?
「おーぴー ぼつ かけら」
なにやら妙に力を込めたうたうが、言葉と共に黒い人型に殴りかかると、白板が放った強い光が球状に集まり、弾ける。
静寂が戻った周囲を見回し、うたうが再度板に文字を書き始めた。
『夢の中 想い 喚び出す やっつける 自由』
読みづらい文字を判読すると、夢の中だから、想いを呼び出したりやっつけたりするのも自由、という事か。
どうせ夢の中なのだ、少しくらい羽目を外しても良いかも知れない。
再び呼び出された黒い人型に『武器』を構えると、寄り添うように横に立ったうたうも、板を構えた。
まどろみから覚め行く意識。目を開けると、一面の黒。所々に漏れる小さな星のような光が、ここがとても広い空間だという事を伝えて来る。
星空を歩いているような感覚になるが、どうやら地面はちゃんとあるようだ。
ふと聞こえた……液体を棒か何かで殴るような音に振り向くと、金属のレリーフで縁を補強された白い板を振り回し、星空の世界で黒い人型の何かと戦う少女の姿があった。流れる黒髪、身に纏ったドレスのフリルまで黒く。白磁の肌だけが浮き上がるように残像を残しながら、両の手に持った板で舞うように殴り付けている。よく見ると、板は持ちやすいよう取手まで付いている。ガチで武器かよそれ。
やがて……倒したのだろうか、砂のように崩れながら地面に散ってゆくそれに一瞥を与えると、少女は無造作にこちらに歩いて来た。どうやら敵意は見えないが……。
「うたう」
近付き、立ち止まった少女の口から紡がれる言の葉。それは唄……?
「うたう……なまえ」
名前だったようだ。こちらが名乗り返すと、頷いた彼女は再度口を開き
「あなた……たたかう?」
細い眉を寄せ、小首を傾げるうたう。単語でしか喋れないのだろうか? と、考えた時、うたうが、先刻黒い人型を殴っていた白い板に文字を書き始めた。握り締めた太めのペンでガシガシと書き殴る様子は、何だか落書きをしているようにも見える。……そして割と時間がかかる。
少し待ちくたびれた頃、妙に満足そうな表情をしながら白い板をこちらに見せて来るうたう。
『紡がなれない 想い 欠片 やっつける やすらぐ 還る』
つむがなれない……? 読みにくい文字を何とか判別する。意味がイマイチわからないが、紡がれない想いの欠片をやっつける? と、安らいでどこかに還る……という事だろうか?
疑問。だがそれを口にする暇もなく、うたうが再びその両手に白い板を構え、前方の黒い地面が揺らいだ。
「よやく まけた かけら」
……どうやらこの黒い人型、欠片は、何かの予約に負けた人の想いの欠片のようだ、……微妙に覚えが無くもないのは気のせいだろうか……?
「おーぴー ぼつ かけら」
なにやら妙に力を込めたうたうが、言葉と共に黒い人型に殴りかかると、白板が放った強い光が球状に集まり、弾ける。
静寂が戻った周囲を見回し、うたうが再度板に文字を書き始めた。
『夢の中 想い 喚び出す やっつける 自由』
読みづらい文字を判読すると、夢の中だから、想いを呼び出したりやっつけたりするのも自由、という事か。
どうせ夢の中なのだ、少しくらい羽目を外しても良いかも知れない。
再び呼び出された黒い人型に『武器』を構えると、寄り添うように横に立ったうたうも、板を構えた。
解説
●解説
ここは星空のような暗い、静かな世界。
紡がれなかった想い達が生まれ、消えてゆく世界で、想い達に安らぎを与えるために戦っている少女、うたうを手伝ってあげて下さい。
●うたう
ゴシックロリータの服装に身を包んだ、長い黒髪の、外見年齢6才前後の小さな少女です。
金属の飾りの付いたホワイトボードを振り回して身軽に戦っています。
●想い達
黒歴史とか没ネタとか呼ばれる物だと思って頂ければ。
基本は黒い人型として喚び出されますが、他の姿を取る事もあるかも知れません。
呼び出したい想いが特に無ければ、日頃のストレスを発散してみたり、誰か見知らぬ他人の想いに安らぎを与えてあげるというのも良いかも知れませんね。
偽夜の夢の中の出来事ですので、皆さんの外見や武器、スキル等も自由に設定されて構いません。かめ◯め波やガトリング砲でもオッケーですが、やきもが知らない場合もありますので、望まれる描写をある程度教えて頂けると助かります。
ただし、版権と呼ばれる魔物にはご注意を。
ここは星空のような暗い、静かな世界。
紡がれなかった想い達が生まれ、消えてゆく世界で、想い達に安らぎを与えるために戦っている少女、うたうを手伝ってあげて下さい。
●うたう
ゴシックロリータの服装に身を包んだ、長い黒髪の、外見年齢6才前後の小さな少女です。
金属の飾りの付いたホワイトボードを振り回して身軽に戦っています。
●想い達
黒歴史とか没ネタとか呼ばれる物だと思って頂ければ。
基本は黒い人型として喚び出されますが、他の姿を取る事もあるかも知れません。
呼び出したい想いが特に無ければ、日頃のストレスを発散してみたり、誰か見知らぬ他人の想いに安らぎを与えてあげるというのも良いかも知れませんね。
偽夜の夢の中の出来事ですので、皆さんの外見や武器、スキル等も自由に設定されて構いません。かめ◯め波やガトリング砲でもオッケーですが、やきもが知らない場合もありますので、望まれる描写をある程度教えて頂けると助かります。
ただし、版権と呼ばれる魔物にはご注意を。
マスターより
お世話になっております、練子やきもです。
今回のシナリオは偽夜という事で、没ネタ供養をやっておく事に致しました。皆さんも何か供養したい没ネタやストレス等ありましたらプレイングで呼び出して頂くと、うたうが殴り壊したり、PCの手からビーム出してかき消したりできます。
基本はただの黒い人型ですが、それに姿を与えても良いでしょうね。
では、皆さんのプレイングを楽しみにお待ちしております。
今回のシナリオは偽夜という事で、没ネタ供養をやっておく事に致しました。皆さんも何か供養したい没ネタやストレス等ありましたらプレイングで呼び出して頂くと、うたうが殴り壊したり、PCの手からビーム出してかき消したりできます。
基本はただの黒い人型ですが、それに姿を与えても良いでしょうね。
では、皆さんのプレイングを楽しみにお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/04/19 00:04