ゲスト
(ka0000)
群れたる裸の猿たち
マスター:トーゴーヘーゾー

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- サポート
- 現在0人 / 0~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/07/05 09:00
- リプレイ完成予定
- 2014/07/13 09:00
オープニング
「お前、温泉って知ってるか?」
「どっかで聞いた気もするが……、なんだったかな?」
「なんでも、地面を掘ると熱いお湯が出てくるらしいんだよ。皇帝陛下のご意向であちこち掘り返しているという噂なんだ」
「お湯なんて沸かせば済むだろ。……いや!? もしかして、薪を集める必要が無くなるってわけか!?」
「そうだったら、薪拾いをせずに楽できるんだがなぁ。実際には、手で触るとちょっと熱い程度らしい」
「おいおい。そんなんじゃ、飲むには温いし、掃除にも不向きだぞ。なんだってそんな温いお湯が欲しいんだ?」
「その湯に浸かるんだと」
「浸かるってのは?」
「お湯を溜めて、入るんだと」
「泳ぐのか?」
「ただ、入るだけだ」
「熱いんだろ? 汗をかくじゃないか」
「そりゃあ、かくだろうな」
「なんのために汗をかくんだ?」
「汗をかきたいからだろ」
「なぜ、汗をかきたいんだ?」
「俺に言われてもわからねえよ。不思議に思って、お前に話してるんだから」
「お偉いさんて、わかんねぇなぁ。仕事で汗をかくんだし、水を被ってすっきりするもんだろ? 何を好きこのんで汗をかくんだ?」
「もしかすると、もっと北の寒い地方だと、お湯の方がいいのかもしれないぞ」
「……ああ。そういう話ならわかるわ。こっちで水浴びするようなもんか。寒い土地だと逆になるんだな」
「それで、思ったんだけどよ」
「なんだ?」
「山の奥に湯気の立っている泉があるだろ? あれって温泉じゃないのか?」
「……そういや、あったな。それがどうした?」
「あれを国に教えれば報償とかもらえないかな」
「そりゃ、無理だ。寒いところだから温泉はありがたいんだろ? 俺達が川で水浴びしてんのに、わざわざ温いお湯で汗をかくなんて誰がするんだ?」
「この際それは誰でもいいんだよ。とにかく、国で温泉を欲しがってるなら、教える事でなんかの見返りももらえると思うんだよ」
「ん~。まあ、どうせ元手はかかってないしな」
「そうそう」
「……待てよ!? あの温泉はまずいだろ。あいつらが居座ってるじゃないか!」
「あ~。そう言えばあいつらがいたなっ!」
「ま、俺等が苦労したわけでもないし、諦めろって」
「いや。それを言うなら、知らせるだけ知らせてみよう。帝国が諦めるって言うならそれでいいし、対策するつもりなら帝国でなんとかするだろ」
天然の温泉に関する知らせが届いた帝国内務課では、この対処をハンターズソサエティに丸投げする。
主旨は大まかに言ってふたつ。
ひとつ目は、温泉周辺を縄張りとする猿の群れの一掃。
ふたつ目は、村人達に入浴の文化を教える事だ。
「どっかで聞いた気もするが……、なんだったかな?」
「なんでも、地面を掘ると熱いお湯が出てくるらしいんだよ。皇帝陛下のご意向であちこち掘り返しているという噂なんだ」
「お湯なんて沸かせば済むだろ。……いや!? もしかして、薪を集める必要が無くなるってわけか!?」
「そうだったら、薪拾いをせずに楽できるんだがなぁ。実際には、手で触るとちょっと熱い程度らしい」
「おいおい。そんなんじゃ、飲むには温いし、掃除にも不向きだぞ。なんだってそんな温いお湯が欲しいんだ?」
「その湯に浸かるんだと」
「浸かるってのは?」
「お湯を溜めて、入るんだと」
「泳ぐのか?」
「ただ、入るだけだ」
「熱いんだろ? 汗をかくじゃないか」
「そりゃあ、かくだろうな」
「なんのために汗をかくんだ?」
「汗をかきたいからだろ」
「なぜ、汗をかきたいんだ?」
「俺に言われてもわからねえよ。不思議に思って、お前に話してるんだから」
「お偉いさんて、わかんねぇなぁ。仕事で汗をかくんだし、水を被ってすっきりするもんだろ? 何を好きこのんで汗をかくんだ?」
「もしかすると、もっと北の寒い地方だと、お湯の方がいいのかもしれないぞ」
「……ああ。そういう話ならわかるわ。こっちで水浴びするようなもんか。寒い土地だと逆になるんだな」
「それで、思ったんだけどよ」
「なんだ?」
「山の奥に湯気の立っている泉があるだろ? あれって温泉じゃないのか?」
「……そういや、あったな。それがどうした?」
「あれを国に教えれば報償とかもらえないかな」
「そりゃ、無理だ。寒いところだから温泉はありがたいんだろ? 俺達が川で水浴びしてんのに、わざわざ温いお湯で汗をかくなんて誰がするんだ?」
「この際それは誰でもいいんだよ。とにかく、国で温泉を欲しがってるなら、教える事でなんかの見返りももらえると思うんだよ」
「ん~。まあ、どうせ元手はかかってないしな」
「そうそう」
「……待てよ!? あの温泉はまずいだろ。あいつらが居座ってるじゃないか!」
「あ~。そう言えばあいつらがいたなっ!」
「ま、俺等が苦労したわけでもないし、諦めろって」
「いや。それを言うなら、知らせるだけ知らせてみよう。帝国が諦めるって言うならそれでいいし、対策するつもりなら帝国でなんとかするだろ」
天然の温泉に関する知らせが届いた帝国内務課では、この対処をハンターズソサエティに丸投げする。
主旨は大まかに言ってふたつ。
ひとつ目は、温泉周辺を縄張りとする猿の群れの一掃。
ふたつ目は、村人達に入浴の文化を教える事だ。
解説
●目的
ひとつ。温泉を占拠している猿を無力化する事。退治そのものが目的ではなく、人が往来しても襲われないようにできればいい。
ふたつ。温泉に入浴するという習慣を持たない村人に、その良さを教える。
●猿×30匹ほど
人間に比べて、半分ほどの大きさ。
猿たちは、力を見せつけることで従わせることが可能。
最終的に、一番多くの猿を倒した者が、『ボス猿』に認定され、群れ全体が服従する。
ハンターひとりだけ突出させて強力な『ボス猿』としてもいいし、皆が奮闘することで人間全体を脅威だと理解させてもいい。
リアルブルーの猿よりも少しだけ頭が良く、短時間でも多少の躾が可能。高度すぎる指示は理解できないので、ほどほどに。
●環境
温暖な地域のため、風呂に浸かるよりも、水浴びで済ます習慣が根付いている。
温泉は村の裏山にあり、軽い散歩で行ける距離。
粘土質の土が湯船となり、鉄分の多い赤い湯を貯えている。
閑散とした林の中にあるので、見晴らしはいい分、人目を避ける場所がない。
ひとつ。温泉を占拠している猿を無力化する事。退治そのものが目的ではなく、人が往来しても襲われないようにできればいい。
ふたつ。温泉に入浴するという習慣を持たない村人に、その良さを教える。
●猿×30匹ほど
人間に比べて、半分ほどの大きさ。
猿たちは、力を見せつけることで従わせることが可能。
最終的に、一番多くの猿を倒した者が、『ボス猿』に認定され、群れ全体が服従する。
ハンターひとりだけ突出させて強力な『ボス猿』としてもいいし、皆が奮闘することで人間全体を脅威だと理解させてもいい。
リアルブルーの猿よりも少しだけ頭が良く、短時間でも多少の躾が可能。高度すぎる指示は理解できないので、ほどほどに。
●環境
温暖な地域のため、風呂に浸かるよりも、水浴びで済ます習慣が根付いている。
温泉は村の裏山にあり、軽い散歩で行ける距離。
粘土質の土が湯船となり、鉄分の多い赤い湯を貯えている。
閑散とした林の中にあるので、見晴らしはいい分、人目を避ける場所がない。
マスターより
温泉ネタです。
裸を嫌う方は、水着などで対処願います。
入浴文化を持たない村人達は、うるさく言ったりしません。
裸を嫌う方は、水着などで対処願います。
入浴文化を持たない村人達は、うるさく言ったりしません。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/07/12 04:57
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談用掲示板 ルナ・クリストファー(ka2140) エルフ|13才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2014/07/04 21:15:45 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/06/28 23:28:25 |