ゲスト
(ka0000)
ルミちゃんの2分くっきんぐ ~川釣り編~
マスター:のどか

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/05/17 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/05/26 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
「あ゛~、なんか、最近満ち足りないよぉ~」
オフィスのデスクに突っ伏しながら、新米受付嬢ルミ・ヘヴンズドア(kz0060)はバタバタと机の下で足を慣らした。
周りの同僚達は「また始まったよ……」と言った感じのどこか生暖かい視線を送りながらも特に彼女に言葉を掛ける事も無く、自らの仕事に黙々と取り掛かっている。
「……なんだかとても既視感があるのですが」
隣のデスクのイルムトラウト・イトゥリツァガ(kz0067)は、ルミが散らかした分の書類の整理をしながら、ため息混じりに呟いた。
「心が足りない! ああ、ルミちゃん、食に満たされる心が足りないよぉ!」
「心の食」と言うのはルミの受け売りであるが、所謂、おなか一杯食べる事よりも、感動するほど美味しいものが食べたいとか、そう言うことらしい。
だいぶルミの言葉や感性を解読する事に慣れて来たイルムは、なんとなくそう言うことだと理解していた。
「それなら、いいものがありますよ」
さーっと、風のように2人の間に現れたモア・プリマクラッセ(kz0066)を前に、イルムは再び既視感に苛まれる。
以前はそう、丁度2ヶ月くらい前の事だっただろうか。
全く同じような場面に出くわしたような気がする。
「ほう、モアさん。何か良いものがあるのかね?」
「ええ、それはもう。ルミさんは、ローザフィッシュという魚をご存知ですか?」
前回と違い、既に変なテンションで乗り気なルミを前に、モアはつらつらと説明を始めていた。
――ローザフィッシュと呼ばれるその魚は、いわゆる降海性の回遊魚である。
肉は赤身と白身の中間のようなピンク色をしており、火を通すとほんのり花のような甘い香りがする事から、ローザフィッシュ(薔薇魚)と呼ばれている。
ジェオルジの川で生まれる魚で、生まれた稚魚たちは、そのまま河口へ下って海を回遊。
成長した所で、次の世代を残すために、またジェオルジの川へと戻ってくる。
川へと戻って来たローザフィッシュは産卵を控えて丸々と太っており、油がのって絶品なのだと言う。
「川に戻ってくる、と言うと鮭みたいなものなんですかね?」
ルミは唇に手をあててうーんと想像をめぐらせる。
思い出すのは、リアルブルーの地元の川びっしりに埋め尽くされた、川に帰ってきた鮭の群れである。
「海へ出たローザフィッシュの回遊コースは、実はまだ分かっていないのです。見つけられたら世紀の大発見とも言えるものではあるのですが……唯一つ、この時期、ジェオルジの川に帰ってくる事だけは分かっています」
「そこを狙うってわけですねっ♪」
「その通りです」
広い下流では、他の魚も釣れてしまい時間が勿体無い。
しかし上流まで行ってしまうと産卵を終え、エネルギーを使い果たしてやせ細った魚ばかりになってしまう。
勝負は中流にあると、モアは言う。
「それでですね、今回も釣り上げた余剰分をすべて我々バロテッリ商会で買い取らせて頂きたいというご提案で。それで、報酬には十分値するのではないでしょうか」
「ふふふ、お主もワルよのう……」
怪しく瞳を光らせながらハンター達への依頼書を認める2人の同僚を前に、イルムは今日一番の盛大なため息を吐いた。
が……前回食べたホテルバードの卵がびっくりするほど美味しかったのを思い出して、今回もちょっとしたお零れの期待に、胸を膨らませているのであった。
「あ゛~、なんか、最近満ち足りないよぉ~」
オフィスのデスクに突っ伏しながら、新米受付嬢ルミ・ヘヴンズドア(kz0060)はバタバタと机の下で足を慣らした。
周りの同僚達は「また始まったよ……」と言った感じのどこか生暖かい視線を送りながらも特に彼女に言葉を掛ける事も無く、自らの仕事に黙々と取り掛かっている。
「……なんだかとても既視感があるのですが」
隣のデスクのイルムトラウト・イトゥリツァガ(kz0067)は、ルミが散らかした分の書類の整理をしながら、ため息混じりに呟いた。
「心が足りない! ああ、ルミちゃん、食に満たされる心が足りないよぉ!」
「心の食」と言うのはルミの受け売りであるが、所謂、おなか一杯食べる事よりも、感動するほど美味しいものが食べたいとか、そう言うことらしい。
だいぶルミの言葉や感性を解読する事に慣れて来たイルムは、なんとなくそう言うことだと理解していた。
「それなら、いいものがありますよ」
さーっと、風のように2人の間に現れたモア・プリマクラッセ(kz0066)を前に、イルムは再び既視感に苛まれる。
以前はそう、丁度2ヶ月くらい前の事だっただろうか。
全く同じような場面に出くわしたような気がする。
「ほう、モアさん。何か良いものがあるのかね?」
「ええ、それはもう。ルミさんは、ローザフィッシュという魚をご存知ですか?」
前回と違い、既に変なテンションで乗り気なルミを前に、モアはつらつらと説明を始めていた。
――ローザフィッシュと呼ばれるその魚は、いわゆる降海性の回遊魚である。
肉は赤身と白身の中間のようなピンク色をしており、火を通すとほんのり花のような甘い香りがする事から、ローザフィッシュ(薔薇魚)と呼ばれている。
ジェオルジの川で生まれる魚で、生まれた稚魚たちは、そのまま河口へ下って海を回遊。
成長した所で、次の世代を残すために、またジェオルジの川へと戻ってくる。
川へと戻って来たローザフィッシュは産卵を控えて丸々と太っており、油がのって絶品なのだと言う。
「川に戻ってくる、と言うと鮭みたいなものなんですかね?」
ルミは唇に手をあててうーんと想像をめぐらせる。
思い出すのは、リアルブルーの地元の川びっしりに埋め尽くされた、川に帰ってきた鮭の群れである。
「海へ出たローザフィッシュの回遊コースは、実はまだ分かっていないのです。見つけられたら世紀の大発見とも言えるものではあるのですが……唯一つ、この時期、ジェオルジの川に帰ってくる事だけは分かっています」
「そこを狙うってわけですねっ♪」
「その通りです」
広い下流では、他の魚も釣れてしまい時間が勿体無い。
しかし上流まで行ってしまうと産卵を終え、エネルギーを使い果たしてやせ細った魚ばかりになってしまう。
勝負は中流にあると、モアは言う。
「それでですね、今回も釣り上げた余剰分をすべて我々バロテッリ商会で買い取らせて頂きたいというご提案で。それで、報酬には十分値するのではないでしょうか」
「ふふふ、お主もワルよのう……」
怪しく瞳を光らせながらハンター達への依頼書を認める2人の同僚を前に、イルムは今日一番の盛大なため息を吐いた。
が……前回食べたホテルバードの卵がびっくりするほど美味しかったのを思い出して、今回もちょっとしたお零れの期待に、胸を膨らませているのであった。
解説
▼依頼
「ローザフィッシュ×いくらでも」の納品
▼貸し出し品
・釣りセット一式×人数分
一本竿の先に糸と針が付いた簡素な釣り竿と餌のセットです。
▼釣り能力
以下のテンプレートを使って釣りの能力を設定してください。
それぞれ1~5の数値を入れる事ができ、3つの合計は10となるようにしてください。
投げ:
忍耐:
確保:
投げ=狙った場所に餌を投げ込めるかの判定値です
忍耐=餌に掛かるまでじっと耐えられるかどうかの判定値です
確保=魚に逃げられず確保できるかどうかの判定値です
▼概要
この時期限定でジェオルジの川へと帰ってくる回遊魚「ローザフィッシュ」を可能な限り釣って、バロテッリ商会へ納品してください。
沢山納品すればそれだけ成功度が上がり、報酬が上乗せになります。
事前にモアより釣りポイントは聞いているのでボウズはおそらく無いかと思いますが、川には様々な障害がございます。
放っておけば漁獲=報酬が減る可能性もございますのでご注意下さい。
なお、川原にはルミも同行し、火を起こしながら皆さんの大漁を願って待っております。
依頼が終ったら、皆で塩焼きにして食べましょう。
▼障害
・釣り名人
地元では「釣り名人」と呼ばれている男が、周辺のポイントを転々とし、魚を狙います。
友好的なので害はありませんが、放っておけば、かなりの量の魚を彼に持っていかれてしまいます。
・子供達の襲来
近所の村の子供達が涼を取りに襲来します。
ローザフィッシュは産卵を控えて神経質になっているため、大きな音にはびっくりしてしまう事でしょう。
・くま
動物も魚が大好きです。
大きな音を立てながら、魚を手に入れようとやってくる事でしょう。
「ローザフィッシュ×いくらでも」の納品
▼貸し出し品
・釣りセット一式×人数分
一本竿の先に糸と針が付いた簡素な釣り竿と餌のセットです。
▼釣り能力
以下のテンプレートを使って釣りの能力を設定してください。
それぞれ1~5の数値を入れる事ができ、3つの合計は10となるようにしてください。
投げ:
忍耐:
確保:
投げ=狙った場所に餌を投げ込めるかの判定値です
忍耐=餌に掛かるまでじっと耐えられるかどうかの判定値です
確保=魚に逃げられず確保できるかどうかの判定値です
▼概要
この時期限定でジェオルジの川へと帰ってくる回遊魚「ローザフィッシュ」を可能な限り釣って、バロテッリ商会へ納品してください。
沢山納品すればそれだけ成功度が上がり、報酬が上乗せになります。
事前にモアより釣りポイントは聞いているのでボウズはおそらく無いかと思いますが、川には様々な障害がございます。
放っておけば漁獲=報酬が減る可能性もございますのでご注意下さい。
なお、川原にはルミも同行し、火を起こしながら皆さんの大漁を願って待っております。
依頼が終ったら、皆で塩焼きにして食べましょう。
▼障害
・釣り名人
地元では「釣り名人」と呼ばれている男が、周辺のポイントを転々とし、魚を狙います。
友好的なので害はありませんが、放っておけば、かなりの量の魚を彼に持っていかれてしまいます。
・子供達の襲来
近所の村の子供達が涼を取りに襲来します。
ローザフィッシュは産卵を控えて神経質になっているため、大きな音にはびっくりしてしまう事でしょう。
・くま
動物も魚が大好きです。
大きな音を立てながら、魚を手に入れようとやってくる事でしょう。
マスターより
おはようございます、のどかです。
たまにはゆっくり釣りでもしませんか?
とはいえ、報酬を手に入れるためには、なかなか、ゆっくりもしていられないかもしれません。
判定は専用パラメータで行いますので、重体等も気にせず入っていただければなと思います。
質問があればルミちゃんがお答えしますので、別途質問卓を立ててご用命ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
たまにはゆっくり釣りでもしませんか?
とはいえ、報酬を手に入れるためには、なかなか、ゆっくりもしていられないかもしれません。
判定は専用パラメータで行いますので、重体等も気にせず入っていただければなと思います。
質問があればルミちゃんがお答えしますので、別途質問卓を立ててご用命ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/05/25 06:19
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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そうだんたく 佐藤 絢音(ka0552) 人間(リアルブルー)|10才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2015/05/17 09:40:03 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/05/16 08:18:31 |