※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。

　様々なものを流通させている自由都市同盟の街の一つ、リゼリオの街の一角で、異常な程香辛料を輸入している店がある。


　リアルブルーの文化的に言うならば『中華料理』にカテゴライズされる料理を出すお店であるが、その品々はどれも、殺人的な辛さを誇る。


　とにかく辛い。死ぬ程辛い。むしろ痛い。
　本来辛くない筈の料理にすら香辛料を無駄にふんだんに使う徹底ぶりだ。　
　キャッチフレーズは『唐辛子は友達。山椒は朋友。ラー油は盟友で豆板醤は親友』
　店内の空気すら目に染みるんじゃないかと錯覚する程の香辛料ハウス。その名は『スパイス・パンデモニウム』
　地元の人々からは『魔窟』と恐れられる程の激辛料理店である……


　しかし、名の知れた激辛通からすれば、その店は楽園（パラダイス）と崇められている。
　中にはここの料理から激辛に目覚める人も少なくないらしく、辛味がツボに入った人は灼け付くような舌の痛みすら堪能してしまう中毒性があるらしい。


　そんなお店の店主が此度、ハンター達の好みをリサーチしたいとの事で、ハンターオフィスに依頼が寄せられた。
　わが道をゆく料理人の店主ではあったが、その心意気は『ありとあらゆる激辛通の舌を満足させたい』というものであった。故に、様々な地域を渡り歩くハンター達の意見を是非知りたい、という事らしい。

　我こそはと思う激辛通のハンター達は、どうかこの依頼を受けてみてはいかがだろうか。

　冒険都市リゼリオの街の一角にある中華料理店『スパイス・パンデモニウム』店主からの依頼で、作られる激辛料理の感想を店主に応えるだけの、簡単なお仕事です。

　生の声が聞きたいという店主の要望ですので、お仕事とは思わず、純粋な気持ちで激辛料理を堪能すると良いでしょう。


　料理はどれも、一級の激辛です。辛さに相当強い人でなければ地獄を見ること必至。
　しかしOPの通り、ここの料理から『辛さ』の魅力に気付く人もいるかもしれません。


　具体的な注文は以下の通りで、店主に辛さのレベルをある程度（星一個分ほど）調整してもらうことが出来ます。
　また、箸休めの為のドリンクやデザートも勿論用意されております。

※（）内は辛さのレベルです

◆小龍包（★☆☆☆☆）
◆天津飯（★☆☆☆☆）
◆焼飯（★★☆☆☆）
◆春巻（★★☆☆☆）
◆青椒肉絲（★★☆☆☆）
◆坦々麺（★★★☆☆）
◆回鍋肉（★★★★☆）
◆麻婆豆腐（★★★★★）

◆デザート・ドリンク（☆☆☆☆☆）

　メニューに無い中華料理も注文出来ますが、あまりにマイナーなものだと店主が知らない可能性もございます。
　一見辛くないものにもふんだんに香辛料が使われている為、★1つでも十分に心構えが必要でしょう。

　辛い料理っていいですよね...食べてるうちに口の中が痺れて、はふはふ汗を搔きながら食べるのがたまらない！


どうもお世話になっております。甘いものと辛いものがこの世の至高。マカロンと麻婆豆腐が大好物の桐咲でございます。


　今回のシナリオは激辛料理店！
　激辛料理に舌鼓を打つもよし、辛さにのたうちまわるもよし、『イケる……私にもイケるぞ……！』と覚醒するもよし！

　辛さによるリアクションの描写ですが、出来うる限りプレイングや自己紹介の設定を参照させて頂きたいと思いますので、キャラクター性を重視したプレイングをお書き頂ければ幸いです！

皆様の個性あふれるプレイングを期待しております！