ゲスト
(ka0000)
竜の威を借る蜥蜴
マスター:蒼かなた

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/05/18 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/05/27 19:00
オープニング
●村の伝説
昔々、あるところに強暴な竜がいました。
竜はいつも暴れて手がつけられません。
来る日も来る日も村に現れては人々を襲い、食料を奪ってやりたい放題。
都から来たという戦士達が戦いを挑みましたが全く歯が立ちません。
鋭い爪に鎧は切り裂かれ、硬い皮膚に魔法は弾かれ、灼熱の息で灰にされてしまいました。
しかし、ある日竜は突然その姿を見せなくなりました。
誰かが倒したのか、それともどこか遠くへ移動したのか。真相は分かりません。
ただ人々は恐れています。またあの竜が現れることを。
2人の少年が森を歩いている。手には釣竿とバケツを提げている。
「……って話を爺ちゃんに聞かされてさー」
「ああ、それ俺も父ちゃんから聞いた。家よりもでっかい竜なんだろ?」
それは昔から伝わる御伽噺。いや、それほど長くも無いからただの言い伝えと言うべきか。
一体どれくらい前からある話なのかは分からないが、今では対して怖がられることもなく寝物語にもならない。
「もし本当にいるなら見てみたいよな」
「ああ、その竜を退治できたら俺達もヒーローになれるかもな」
笑いあう少年達はそのまま森を抜けて川へとやってきた。
今日もどちらが多く釣れるか競争だ。そんな話をしながら何時もの釣りポイントへと向かう。
「ん、何だろこれ?」
そこで1人の少年が気づいた。川の岸辺のぬかるんだ場所に足跡があったのだ。
尖った5本の爪痕、爬虫類のものにしても大きさが普通じゃない。少年達の足の数倍はある。
「も、もしかしてこれって……あの昔話の竜なんじゃ」
「まさかそんな。あれって何百年も前の話なんだろう?」
怯える少年に、もう1人の少年は強がりを言う。
その時がさりと少し遠くの茂みが揺れた。びくりと肩を跳ねさせた少年達はそーっとそちらを窺う。
茂みから顔を出したのは赤褐色のごつごつした皮膚、ギョロリとした目、口には大量の牙がノコギリのように並んでいる。
「ひっ!?」
「馬鹿、声を出すな!」
恐ろしい捕食者の目が少年達を捉えた。
●ハンターオフィス
「皆さん、お集まり頂きありがとうございます」
リゼリオにあるハンターオフィスの一室にハンター達が招集された。
オフィスの職員が端末を操作し全員の正面にホログラムウィンドウを表示させる。
「今回の依頼はとある村の近くで目撃された脅威の排除です」
オフィス職員が説明して行く中でウィンドウに次々に情報が表示されていく。
事件が発生したのはリゼリオから数十キロ離れた村。釣りに出かけた少年2人が目撃者だ。
村の近くを流れる川で足跡を発見。そしてその直後に対象と遭遇し一目散に逃げ出したとのこと。
その後村の大人達が周辺を捜索したがその姿は発見されなかった。残っていたのは大きな足跡だけだ。
足跡の形と大きさからみるに対象は爬虫類、または竜に属するものだと推測される。
「竜である可能性はかなり低いですが、足跡だけではなんとも言えません」
正真正銘の竜よりも数の多い亜竜という種も存在するが、何れにせよ人里の近くで目撃されるようなものではない。
その村では伝説の竜が舞い戻ったのだと噂しているが、そもそもその噂自体の真偽のほども確かではない。
「村人達に被害が出る前に対象を発見し、その排除をお願いします」
昔々、あるところに強暴な竜がいました。
竜はいつも暴れて手がつけられません。
来る日も来る日も村に現れては人々を襲い、食料を奪ってやりたい放題。
都から来たという戦士達が戦いを挑みましたが全く歯が立ちません。
鋭い爪に鎧は切り裂かれ、硬い皮膚に魔法は弾かれ、灼熱の息で灰にされてしまいました。
しかし、ある日竜は突然その姿を見せなくなりました。
誰かが倒したのか、それともどこか遠くへ移動したのか。真相は分かりません。
ただ人々は恐れています。またあの竜が現れることを。
2人の少年が森を歩いている。手には釣竿とバケツを提げている。
「……って話を爺ちゃんに聞かされてさー」
「ああ、それ俺も父ちゃんから聞いた。家よりもでっかい竜なんだろ?」
それは昔から伝わる御伽噺。いや、それほど長くも無いからただの言い伝えと言うべきか。
一体どれくらい前からある話なのかは分からないが、今では対して怖がられることもなく寝物語にもならない。
「もし本当にいるなら見てみたいよな」
「ああ、その竜を退治できたら俺達もヒーローになれるかもな」
笑いあう少年達はそのまま森を抜けて川へとやってきた。
今日もどちらが多く釣れるか競争だ。そんな話をしながら何時もの釣りポイントへと向かう。
「ん、何だろこれ?」
そこで1人の少年が気づいた。川の岸辺のぬかるんだ場所に足跡があったのだ。
尖った5本の爪痕、爬虫類のものにしても大きさが普通じゃない。少年達の足の数倍はある。
「も、もしかしてこれって……あの昔話の竜なんじゃ」
「まさかそんな。あれって何百年も前の話なんだろう?」
怯える少年に、もう1人の少年は強がりを言う。
その時がさりと少し遠くの茂みが揺れた。びくりと肩を跳ねさせた少年達はそーっとそちらを窺う。
茂みから顔を出したのは赤褐色のごつごつした皮膚、ギョロリとした目、口には大量の牙がノコギリのように並んでいる。
「ひっ!?」
「馬鹿、声を出すな!」
恐ろしい捕食者の目が少年達を捉えた。
●ハンターオフィス
「皆さん、お集まり頂きありがとうございます」
リゼリオにあるハンターオフィスの一室にハンター達が招集された。
オフィスの職員が端末を操作し全員の正面にホログラムウィンドウを表示させる。
「今回の依頼はとある村の近くで目撃された脅威の排除です」
オフィス職員が説明して行く中でウィンドウに次々に情報が表示されていく。
事件が発生したのはリゼリオから数十キロ離れた村。釣りに出かけた少年2人が目撃者だ。
村の近くを流れる川で足跡を発見。そしてその直後に対象と遭遇し一目散に逃げ出したとのこと。
その後村の大人達が周辺を捜索したがその姿は発見されなかった。残っていたのは大きな足跡だけだ。
足跡の形と大きさからみるに対象は爬虫類、または竜に属するものだと推測される。
「竜である可能性はかなり低いですが、足跡だけではなんとも言えません」
正真正銘の竜よりも数の多い亜竜という種も存在するが、何れにせよ人里の近くで目撃されるようなものではない。
その村では伝説の竜が舞い戻ったのだと噂しているが、そもそもその噂自体の真偽のほども確かではない。
「村人達に被害が出る前に対象を発見し、その排除をお願いします」
解説
【依頼内容】
竜(?)の確認及びその排除
【捜索場所】
村周辺の森。探索範囲が広い為ポイントを絞って探索する必要がある。
・滝……川の上流にある小さな滝。周囲には大小の岩が転がり足場はよくない。
昔ここは竜の水飲み場と言われており、普段は人が近寄らない。
・洞窟……川を挟んで村の反対側にある洞窟。奥行きは大体20mほど。
昔此処が竜の住処だと言われていた。
・廃墟……滝と洞窟の丁度中間の位置にあるかなり昔に建てられた石造りの建築物。
どういった用途で使用されていたかは不明。
【敵情報】
竜(?)
足跡から推測するに体長は3~4m。鋭い爪を持っていることが予想される。
大きさの違う足跡も確認されており最低でも2匹は存在すると思われる。
【備考】
探索は昼に開始して日暮れまでに終わらせる必要がある。それ以上の時間をかけた場合は失敗とみなされる。
竜(?)の確認及びその排除
【捜索場所】
村周辺の森。探索範囲が広い為ポイントを絞って探索する必要がある。
・滝……川の上流にある小さな滝。周囲には大小の岩が転がり足場はよくない。
昔ここは竜の水飲み場と言われており、普段は人が近寄らない。
・洞窟……川を挟んで村の反対側にある洞窟。奥行きは大体20mほど。
昔此処が竜の住処だと言われていた。
・廃墟……滝と洞窟の丁度中間の位置にあるかなり昔に建てられた石造りの建築物。
どういった用途で使用されていたかは不明。
【敵情報】
竜(?)
足跡から推測するに体長は3~4m。鋭い爪を持っていることが予想される。
大きさの違う足跡も確認されており最低でも2匹は存在すると思われる。
【備考】
探索は昼に開始して日暮れまでに終わらせる必要がある。それ以上の時間をかけた場合は失敗とみなされる。
マスターより
皆さんこんにちわ。蒼かなたです。
今回は存在するのかしないのか。竜(?)と戦うお仕事。
森のどこかに潜んでいる竜(?)を見つけだして退治してください。
では、宜しければご参加をお待ちしております。
今回は存在するのかしないのか。竜(?)と戦うお仕事。
森のどこかに潜んでいる竜(?)を見つけだして退治してください。
では、宜しければご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/05/21 18:58
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 フレアティラミス(ka0011) 人間(クリムゾンウェスト)|15才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/05/18 09:31:45 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/05/14 17:01:09 |