ゲスト
(ka0000)
【聖呪】乗っ取られた鉱山
マスター:秋風落葉

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在12人 / 8~12人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 7日
- プレイング締切
- 2015/05/22 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/05/31 22:00
オープニング
●ある日の出来事
鉱夫達の朝は早い。
ドワーフである彼らは前日に浴びるほど酒を飲んでいたが、それが理由で仕事に遅れるなどということは無く、いつも通りに鉱山へと向かう準備をしていた。
しかし、いつもは起きないことが今日、発生した。
一人のドワーフが扉を勢い良く開ける。
「た、大変だ! ワシらの鉱山にゴブリンやコボルドが住み着いちまったらしいぞ!」
「なんだとぉ? やれやれ、どうやら今日はつるはしじゃなくて斧を振るう日らしいな。待っておれゴブリンども、ワシのバトルアックスの錆にしてくれ……」
「それが50体以上いるらしいぞ!」
「何それ多すぎりゅううううううううううううう!?」
慌てたあまり妙な悲鳴を出してしまったドワーフの男――名をガンデルという――は、軽く咳払いをすると言い直した。
「いやちょっと待て多すぎんかそれは! なぜそんなに!?」
鉱山の責任者である彼は情報を持ってきたドワーフに尋ねる。今まで、そんなに大量のゴブリン達が現れた経験はない。
周りの者達もざわついていた。
「どうするのだ、ガンデル?」
ガンデルは仲間の声にも答えず、立てかけてある斧を手にしたまま固まっている。1体や2体なら、大した相手ではないが、さすがに50体以上となると……。
やがてガンデルはつるはしでも斧でもなく、通信機を手に取った。
「……こほん。あー。もしもし、ハンターオフィスだな? 大至急、腕に覚えのあるハンター達をよこしてくれ。人手は多いほうが助かる……ああ、それで頼む」
ハンターオフィスに用件を伝え終わったガンデルは通信機を置き、仲間達を振り返る。
「そういう訳だ。ワシらは大人しくハンター達の到着を待つとするぞ」
「ワシらはどうする? 戦う必要があるならやるが?」
「そうだな。少なくとも、彼らが討ち漏らしたゴブリンくらいはワシらで始末するとするか」
ドワーフ達は皆頷いた。自分達の仕事場を乗っ取られ、それをただ指をくわえて見ているのはさすがに我慢がならなかったのである。
「あー、あと、だな……」
「うん? どうした? 言いたいことがあるならはっきりと言いなさい」
ガンデルに促され、一人の男は頭をかきながら彼に尋ねた。その表情は、何かを期待するかのような気配がある。
「やっぱあれかね? 今のうちに、ゴブリン連中を倒してもらったときの宴会の準備とかをしておいたほうがいいのかね?」
「ふむ、分かってるではないか同志。彼らはきっと疲れて帰ってくるだろう。それをねぎらう必要があるからな」
「……ワシらも宴会に加わってもいいんだよな?」
「当たり前だろう同志!」
ガンデルの言葉にわっと場内は沸きあがり、ドワーフの面々はさっそくハンター達の労をねぎらう宴会場の準備を始めた。
「しかし、どこから来たんだろうな、その大量のゴブリンどもは……」
ガンデルは小さな疑問を抱いたが、すぐにそのことは忘れ、自分も作業に従事した。
鉱夫達の朝は早い。
ドワーフである彼らは前日に浴びるほど酒を飲んでいたが、それが理由で仕事に遅れるなどということは無く、いつも通りに鉱山へと向かう準備をしていた。
しかし、いつもは起きないことが今日、発生した。
一人のドワーフが扉を勢い良く開ける。
「た、大変だ! ワシらの鉱山にゴブリンやコボルドが住み着いちまったらしいぞ!」
「なんだとぉ? やれやれ、どうやら今日はつるはしじゃなくて斧を振るう日らしいな。待っておれゴブリンども、ワシのバトルアックスの錆にしてくれ……」
「それが50体以上いるらしいぞ!」
「何それ多すぎりゅううううううううううううう!?」
慌てたあまり妙な悲鳴を出してしまったドワーフの男――名をガンデルという――は、軽く咳払いをすると言い直した。
「いやちょっと待て多すぎんかそれは! なぜそんなに!?」
鉱山の責任者である彼は情報を持ってきたドワーフに尋ねる。今まで、そんなに大量のゴブリン達が現れた経験はない。
周りの者達もざわついていた。
「どうするのだ、ガンデル?」
ガンデルは仲間の声にも答えず、立てかけてある斧を手にしたまま固まっている。1体や2体なら、大した相手ではないが、さすがに50体以上となると……。
やがてガンデルはつるはしでも斧でもなく、通信機を手に取った。
「……こほん。あー。もしもし、ハンターオフィスだな? 大至急、腕に覚えのあるハンター達をよこしてくれ。人手は多いほうが助かる……ああ、それで頼む」
ハンターオフィスに用件を伝え終わったガンデルは通信機を置き、仲間達を振り返る。
「そういう訳だ。ワシらは大人しくハンター達の到着を待つとするぞ」
「ワシらはどうする? 戦う必要があるならやるが?」
「そうだな。少なくとも、彼らが討ち漏らしたゴブリンくらいはワシらで始末するとするか」
ドワーフ達は皆頷いた。自分達の仕事場を乗っ取られ、それをただ指をくわえて見ているのはさすがに我慢がならなかったのである。
「あー、あと、だな……」
「うん? どうした? 言いたいことがあるならはっきりと言いなさい」
ガンデルに促され、一人の男は頭をかきながら彼に尋ねた。その表情は、何かを期待するかのような気配がある。
「やっぱあれかね? 今のうちに、ゴブリン連中を倒してもらったときの宴会の準備とかをしておいたほうがいいのかね?」
「ふむ、分かってるではないか同志。彼らはきっと疲れて帰ってくるだろう。それをねぎらう必要があるからな」
「……ワシらも宴会に加わってもいいんだよな?」
「当たり前だろう同志!」
ガンデルの言葉にわっと場内は沸きあがり、ドワーフの面々はさっそくハンター達の労をねぎらう宴会場の準備を始めた。
「しかし、どこから来たんだろうな、その大量のゴブリンどもは……」
ガンデルは小さな疑問を抱いたが、すぐにそのことは忘れ、自分も作業に従事した。
解説
今回はグラズヘイム王国の北東部が舞台となります。
この辺りにはドワーフ達も住んでいるのですが、その地方にある鉱山を乗っ取ってしまったゴブリン達を掃討することが依頼内容となります。
敵はゴブリン、ホブゴブリン、コボルドがいます。
皆、ある程度の武装はしています。
数は合わせて50体~60体ほどです。
以下は、ゴブリン達が乗っ取った鉱山を思い切り簡略化した地図です。
あくまで、大体の形状を示したものにすぎません。
通路はかなり広く、少なくとも横に3人は並んで武器を振るうことができます。
中には各所に光源が設置されており、ある程度の明るさに満たされています。
ハンター達が鉱山内に入った後、入り口では武装したドワーフ達が待機します。
ですので、一部のゴブリンを討ちもらしても、彼らがある程度は何とかしてくれます。
とはいえ、戦うのが本業ではないため、あまりに大量のゴブリン達が押し寄せてくると倒すことは出来なくなるでしょう。
アルファベットは場所を示すための記号です。
作戦の打ち合わせ等にお使いください。
□□□C
□□□□□□ □□□
A □ □□□B □□□
□□ □ □
□□ □ □
□□ □□□□□□□□□□□
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□□□□□D
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入り口
この辺りにはドワーフ達も住んでいるのですが、その地方にある鉱山を乗っ取ってしまったゴブリン達を掃討することが依頼内容となります。
敵はゴブリン、ホブゴブリン、コボルドがいます。
皆、ある程度の武装はしています。
数は合わせて50体~60体ほどです。
以下は、ゴブリン達が乗っ取った鉱山を思い切り簡略化した地図です。
あくまで、大体の形状を示したものにすぎません。
通路はかなり広く、少なくとも横に3人は並んで武器を振るうことができます。
中には各所に光源が設置されており、ある程度の明るさに満たされています。
ハンター達が鉱山内に入った後、入り口では武装したドワーフ達が待機します。
ですので、一部のゴブリンを討ちもらしても、彼らがある程度は何とかしてくれます。
とはいえ、戦うのが本業ではないため、あまりに大量のゴブリン達が押し寄せてくると倒すことは出来なくなるでしょう。
アルファベットは場所を示すための記号です。
作戦の打ち合わせ等にお使いください。
□□□C
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A □ □□□B □□□
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□□□□□D
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入り口
マスターより
こんにちは、こんばんは。秋風落葉(しゅうふうらくよう)です。
今回はかなり敵の数が多いです。
とはいえ、相手はあくまでただのゴブリン達にすぎないので、気をつけて戦えばおそらく負けることはないでしょう。
ご参加お待ちしております。
今回はかなり敵の数が多いです。
とはいえ、相手はあくまでただのゴブリン達にすぎないので、気をつけて戦えばおそらく負けることはないでしょう。
ご参加お待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/05/28 23:06
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/05/21 00:34:16 |
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![]() |
依頼達成の為に 日下 菜摘(ka0881) 人間(リアルブルー)|24才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/05/22 20:47:22 |