ゲスト
(ka0000)
【不動】創造者の攻勢
マスター:剣崎宗二

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 7日
- プレイング締切
- 2015/06/02 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/06/16 19:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●友の願い
「……これで」
静かに立ち上がる白衣の男。目を閉じると、その背後から浮かび上がるは、二本の鋼鉄の腕。
目を開けば、その腕は視線の先の書物へと飛んで行き。ぱらりと。そのページを捲る。
「完成、と言う事か。なぁマイルス……お前の『夢物語』は、これにて実現した」
友は遥か遠くに。或いは、最早この世ではないどこかに居るのか――心の中で、彼の事を思う。
ぺらり。
次のページを、鋼鉄の手が捲る。
そこに書かれていた文字が、彼の注意を引いた。
「――我等五人が、我等がドクター・アレクサンドルの幸を願い。
ここに『夢物語』を示そう。
『Mechanical Engineer』マイレス・レクトール
『Chemical Engineer』ティア・ウィリー
『Optical Engineer』ウィリアム・ベイ・カーン
『Biological Engineer』リーア・タチバナ
『Artificial Intelligence Engineer』アイン・バーンズ
」
「お前たち……」
本を持つ鋼の腕が、僅かに震える。
この腕も『夢物語』の一つだったとすれば――
彼は、友を思いながら、外へ出た。
●古き記憶
「いつの間に、ここへ来てしまったな」
どうやって残りの『夢物語』を探そうかと考えていた内に、たどり着いてしまったようだ。
――まるで昨日のように思い出される景色。
「――侵略してくるのは仕方ないよ。私たちは、自分たちを守るために戦うんだ。安心して、相手の命は取らないよ」
『魔法少女』の衣服を着た少女が、彼に話しかけていた。
「然し、な、お前の――」
「マフォジョ様の出陣である」
彼の言葉を遮るように、屈強な部族の者の一人が、少女を連れて行く。
(「ダメだ。このままでは――」)
遠目に見えるのは、その相手の部族。イルカの旗章を掲げる者たち――
そんなアレクサンドルを、現在に引き戻したのは、付近で起こる戦闘音。振り返ると、そこにはためいていたのは――昔と変わらぬ、イルカの旗章。
「成る程、生き残っていたのか」
昔は『力』が無かったが故に、取って代わってやる事ができなかった。
だが、今は昔の力のみならず。『友』が授けた、新たなる力すらある。
二本の機械の腕を背後に浮かべ、『災厄の十三魔』が一人、アレクサンドルは……目の前の水色の髪・金色の瞳・褐色の肌を持つ少年少女たちへ…突撃していった。
「第三小隊、撤退せよ――!」
叫ぶ少女の一人。アレクサンドルの悪名は、彼ら彼女らにも届いている。今の自分たち「だけ」では、相手になるまい。だが、この場には、この様な予想外の事態の為に。ハンターたちが控えていた。
「成る程、族長はあちらか」
アレクサンドルが見据える先は、ハンターたち、そして第三小隊の後ろにある、一際大きな旗章。
だが――完全に目の前のハンターたちを無視する訳にも行くまい。
「マイルス。お前の『夢』、使わせてもらおう。…そしてリリカ。今こそ、あの時の悔いを晴らそう」
空に浮かぶ鋼の拳が、ガン、とぶつけ合わされる。
「まずは戦力を減らす。そしてその後に――突破を試みるとしよう」
付近から起き上がる、二体の岩で出来た歪虚。この付近には特殊な岩石はない。故に、これらが特殊な能力を持つ可能性は少ない。が、その分、頑丈さはかなりの物のはずだ。
かくして、時間を稼ぐための一戦は開始された。
ハンターたちの後ろにはネレイド族の部隊が。そしてその後ろには、族長であるミサキ・ネレイド(kz0079)が控えている。突破されれば彼女らにも危害が加わることは必至だろう。
――故に、気を引き締めて。ハンターたちは、アレクサンドルと…相対した。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●友の願い
「……これで」
静かに立ち上がる白衣の男。目を閉じると、その背後から浮かび上がるは、二本の鋼鉄の腕。
目を開けば、その腕は視線の先の書物へと飛んで行き。ぱらりと。そのページを捲る。
「完成、と言う事か。なぁマイルス……お前の『夢物語』は、これにて実現した」
友は遥か遠くに。或いは、最早この世ではないどこかに居るのか――心の中で、彼の事を思う。
ぺらり。
次のページを、鋼鉄の手が捲る。
そこに書かれていた文字が、彼の注意を引いた。
「――我等五人が、我等がドクター・アレクサンドルの幸を願い。
ここに『夢物語』を示そう。
『Mechanical Engineer』マイレス・レクトール
『Chemical Engineer』ティア・ウィリー
『Optical Engineer』ウィリアム・ベイ・カーン
『Biological Engineer』リーア・タチバナ
『Artificial Intelligence Engineer』アイン・バーンズ
」
「お前たち……」
本を持つ鋼の腕が、僅かに震える。
この腕も『夢物語』の一つだったとすれば――
彼は、友を思いながら、外へ出た。
●古き記憶
「いつの間に、ここへ来てしまったな」
どうやって残りの『夢物語』を探そうかと考えていた内に、たどり着いてしまったようだ。
――まるで昨日のように思い出される景色。
「――侵略してくるのは仕方ないよ。私たちは、自分たちを守るために戦うんだ。安心して、相手の命は取らないよ」
『魔法少女』の衣服を着た少女が、彼に話しかけていた。
「然し、な、お前の――」
「マフォジョ様の出陣である」
彼の言葉を遮るように、屈強な部族の者の一人が、少女を連れて行く。
(「ダメだ。このままでは――」)
遠目に見えるのは、その相手の部族。イルカの旗章を掲げる者たち――
そんなアレクサンドルを、現在に引き戻したのは、付近で起こる戦闘音。振り返ると、そこにはためいていたのは――昔と変わらぬ、イルカの旗章。
「成る程、生き残っていたのか」
昔は『力』が無かったが故に、取って代わってやる事ができなかった。
だが、今は昔の力のみならず。『友』が授けた、新たなる力すらある。
二本の機械の腕を背後に浮かべ、『災厄の十三魔』が一人、アレクサンドルは……目の前の水色の髪・金色の瞳・褐色の肌を持つ少年少女たちへ…突撃していった。
「第三小隊、撤退せよ――!」
叫ぶ少女の一人。アレクサンドルの悪名は、彼ら彼女らにも届いている。今の自分たち「だけ」では、相手になるまい。だが、この場には、この様な予想外の事態の為に。ハンターたちが控えていた。
「成る程、族長はあちらか」
アレクサンドルが見据える先は、ハンターたち、そして第三小隊の後ろにある、一際大きな旗章。
だが――完全に目の前のハンターたちを無視する訳にも行くまい。
「マイルス。お前の『夢』、使わせてもらおう。…そしてリリカ。今こそ、あの時の悔いを晴らそう」
空に浮かぶ鋼の拳が、ガン、とぶつけ合わされる。
「まずは戦力を減らす。そしてその後に――突破を試みるとしよう」
付近から起き上がる、二体の岩で出来た歪虚。この付近には特殊な岩石はない。故に、これらが特殊な能力を持つ可能性は少ない。が、その分、頑丈さはかなりの物のはずだ。
かくして、時間を稼ぐための一戦は開始された。
ハンターたちの後ろにはネレイド族の部隊が。そしてその後ろには、族長であるミサキ・ネレイド(kz0079)が控えている。突破されれば彼女らにも危害が加わることは必至だろう。
――故に、気を引き締めて。ハンターたちは、アレクサンドルと…相対した。
解説
依頼目的はネレイド族が掃討を終わらせるまで、アレクサンドルを足止めする事です。
若しも彼が突破に成功した場合は直接ネレイド族の本陣を襲撃すると予想されますので、後述のとりるMS側の連動依頼に悪影響が発生する可能性が高くなります。
初期では、彼以外に石造ゴーレム型の歪虚が二体出現しております。
以下はPL情報となります。
彼は、ハンター側が二人以上戦闘可能である場合は戦闘に専念し、それ以下まで減った場合は突破を行います。
今回は、新たに独立行動可能な鋼鉄の腕『M・M・A』が彼の力として加わっております。
これは相当に硬く(皆様の『武器』と同じ扱いです)、また最大射程は現時点では不明です。
他の能力については「Life to the Lifeless」「Death to the Soulless」「Weather the Elder」が確認されており、これらの詳細については過去依頼をご参照ください。
戦場は平地であり、障害物は木々がまばらに立ち並び、岩もあります。尚、OPに登場した第三小隊(偵察していた隊)は既に報告のため、ミサキの方へと撤退して行っております。
他に質問があれば、宙軍の使者としてネレイド族を訪れていたロレントが代わりに回答しますので、質問卓を立ててくださいませ。(ただ、彼が把握しているのはネレイド族が偵察により把握した情報のみです。ご注意ください)
若しも彼が突破に成功した場合は直接ネレイド族の本陣を襲撃すると予想されますので、後述のとりるMS側の連動依頼に悪影響が発生する可能性が高くなります。
初期では、彼以外に石造ゴーレム型の歪虚が二体出現しております。
以下はPL情報となります。
彼は、ハンター側が二人以上戦闘可能である場合は戦闘に専念し、それ以下まで減った場合は突破を行います。
今回は、新たに独立行動可能な鋼鉄の腕『M・M・A』が彼の力として加わっております。
これは相当に硬く(皆様の『武器』と同じ扱いです)、また最大射程は現時点では不明です。
他の能力については「Life to the Lifeless」「Death to the Soulless」「Weather the Elder」が確認されており、これらの詳細については過去依頼をご参照ください。
戦場は平地であり、障害物は木々がまばらに立ち並び、岩もあります。尚、OPに登場した第三小隊(偵察していた隊)は既に報告のため、ミサキの方へと撤退して行っております。
他に質問があれば、宙軍の使者としてネレイド族を訪れていたロレントが代わりに回答しますので、質問卓を立ててくださいませ。(ただ、彼が把握しているのはネレイド族が偵察により把握した情報のみです。ご注意ください)
マスターより
どうもこんにちわ、剣崎です。さて、今回はとりるMSの掃討作戦「【不動】女王の指揮」との連動となります。
あちらが早く片をつけるほどこちらの負担は減り、逆にこちらが突破された場合は大幅にあちらが不利となります。
さてはて状況は更に混沌としておりますが、皆様の戦術、お見せくださいませ。
あちらが早く片をつけるほどこちらの負担は減り、逆にこちらが突破された場合は大幅にあちらが不利となります。
さてはて状況は更に混沌としておりますが、皆様の戦術、お見せくださいませ。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/06/07 10:18
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 lol U mad ?(ka3514) 人間(リアルブルー)|19才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2015/06/02 17:52:14 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/05/27 00:07:00 |