ゲスト
(ka0000)
【東征】彼の地へ 〜凱旋の狼煙〜
マスター:ムジカ・トラス

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/05/28 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/06/06 09:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
「……此処は」
転移門を潜り抜け、初めに感じたのは懐かしい山土の香り。すぐに、故郷であるエトファリカの香りだと理解した。望んでいた故郷の香りには違いは無くとも――しかし少女は動悸する自身の胸を鎮める事はできなかった。
「何故、此処に」
少女、朱夏は周囲を見渡した。すぐ近くには応援の為に訪れた沢山のハンター達。周囲にあるのは、見覚えのある山だった。フウビ山。都に出るはずの転移が――失敗した?
転移門は繋いだ。数多の人命を賭したのに、何故。思考だけが巡る。巡る中で、溢れ落ちた言葉は。
「……ヒュウガの里」
今、朱夏達がいる一帯の名だった。フウビ山とマルサキ湾に挟まれ、エトファリカの都へ通じる幹線道路があるこの道はエトファリカの都、天ノ都に向かう為には『必ず通らなくては行けない場所』だ。
「朱夏殿」
「解っている。罠だ」
武僧の押し殺した声に、短く答えた。転移の位置を、外された。恐らくは恣意的に。それを成し得る者に、心当たりがあった。
「山本五郎左衛門」
押し殺した感情と共に、エトファリカが誇る武家を屠った憤怒の高位歪虚の名を呟いた、その時だ。
「転移門が閉じるッ!」
「……!」
喧騒を他所に、無情にも溶けるように消えていく転移門。そして――。
『黒竜の力で転移門を開けば、我が主が気付くに決まっておろう。愚かな』
愉悦を孕んだ、老人の声が響いた。けたたましく笑う老人の姿は無い。いかなる術を用いたか、脳裏に響き続ける不快な声。
『のう、西方からの増援達よ。呪うがよいさ。己の決断を。ぬしらに縋った、この地のニンゲンの愚かさを』
言葉に。蹂躙され、それでも諦めずに死地を抜けた誇りを穢された東方の人間たちの顔に、憎悪が滲む。朱夏も、そうだ。だが、それ以上に絶体絶命な状況が彼女に思考を強いさせていた。
死ぬ。
応援に来た、ハンター達が。
――それだけは。
「……皆様。私に、命を預けては下さりませんか」
自然と、口をついて出ていたのは――それでも、死地への、誘いに過ぎなかった。
「私に、策がございます」
●
山中に分け入った朱夏に案内され辿り着いた場所は、深緑の中に大きく口を開けたひとつの洞、であった。洞内に光は無く、黒々とした闇は錆びた不吉を孕んでいる。
『このフウビ山は、一見するとただの山でございますが。古き祖を祀る大墓――古墳でございます。此の暗がりを抜けると、山を巡り、里の幹線道路の先に是と同じ出口が在ります』
洞の闇に、光を見出すように。口調に力を込めて、朱夏はこう結んだ。
『二手に分かれ、片方は妖怪共を受け止め、引き出し――残る本命が、この道を抜け山本を、討つ』
『危険すぎるな。我ら全員で迂回は出来ぬのか』
大柄な武僧の言葉に、朱夏は首を振った。
『難しいだろう。この道を抜けた先に妖怪共が居ては孤軍の私たちは座して死を待つしかない。足の速い妖怪に取りつかれて追撃されても同じだ』
『ならばこの古墳――隘路で挑むのはどうだ。寡兵でも勝機は掴めるやもしれん』
『……相手はあの山本だ』
山本の名に終に武僧は吐息と共に口を閉ざした。落胆の影が見えず、朱夏は武僧の意図を知る。
――周知の為、か。
直情的な朱夏には出来ぬ小業だった。胸中で詫びながら、続ける。
『奴は妖怪どもを喚ぶ。いかに我らでも、無限の妖怪には勝てぬ。古墳に逃げ込むなら山本を討つか手傷を負わせ撤退させた後でなくては、此処で死ぬ定めは覆せん』
重く、息を吐いた。死ぬのは構わない。だが、徒に死ぬ訳には、いかなかった。これまでに力尽きた同胞の為にも。死地を承知で赴いたモノノフ達――ハンター達の、為にも。
至らぬ自身を嘆きながら朱夏は頭を垂れた。
『モノノフの皆様……お貸し、いただけるでしょうか。運命を切り開いた皆様のお力を――お命を』
●
「正面から抗うか。この山本と悪路王に対して、あまりに無謀よのぉ……!」
陽動へと殺到する妖怪達と悪路王。その後方に、居た。
山本五郎左衛門。元は東方の術者であった彼は、古に歪虚に身を落とした。古びた狩衣を纏い、伸ばしっぱなしの汚れた白髪がその時の長さを思わせる。一見すると老人にしか見えぬが、時折その顔に線が引かれ、眼球が生まれては消える。
周囲には符が乱れ散っていた。多数の符が数多の五芒星を為し、そこから続々と妖怪達が這い出て来た。緑色の肌を持つ奇妙な人間。女性の顔を有した巨大な蜘蛛。一つ目の巨人。
憤怒の妖怪たちが、戦場に召喚されていた。高位の歪虚であり優れた術者であった山本だからこそ為せる異能。
それをやや離れた場所から見つめる一団が居る。
彼らは、人だった。
その身体は軒並み大柄で、闘争の香りを色濃く感じさせる鍛え抜かれた肢体を晒していた。使い込まれた得物も。戦場の中で浮き立つことのないその眼差しも。何れも強兵である事を示している。
ただ、彼らは在る一点において人ではなかった。
――彼らの額には、角。
鬼、であった。
「アカシラ姐」
「来たかい?」
その中心にひとつの人影――短髪の鬼が走り寄りアカシラと呼ばれた焔の如き長い赤髪の鬼の耳元で囁いた。
「あぁ。姐御の言うとおりだった。墓を抜けて来たみてぇだな」
「ハ。少しでも頭が回るようで良かったよ」
鍛え抜かれた身体だが女性的なフォルムを持つ鬼女は、その報せに鋭い歯を剥いて嗤った。
「アクロはどうする」
「適当な所で遣いを出しな。アンタに任すよ」
「お預けかよ……へい、へい」
短髪の鬼の背中を力強く叩き、声を張る。
「さ、て。踊ろうか。久方ぶりに楽しくやれそうだねェ……!」
慮外な大きさの――刀、と呼ぶべきであろうか。焔の様な意匠を宿した赤き魔刀を肩にかけての言葉に、他の鬼達は似たような笑顔を返す。
●
「気づいておらん、だと?」
案内役を買って出た先ほどの武僧――シンカイというらしい――の、木々に身を隠しながらの呟き。視線の先、妖怪たちを次々と召喚する山本と、彼を取り囲む妖怪たち。少し離れた位置には、『鬼』達が居る。
古墳を抜けて直ぐに気配を感じて、急ぎ駆けつけた道中だった杞憂だったか。
「しかし……鬼。それもアカシラ達、か。腐れ爺め」
妖怪仕えの『鬼』達として広く知られる、残存する武門に並ぶ程に精強な集団だった。護衛として手元に置かれたのだろう。
「まあ、よい」
眼前の戦場は――この上なく、意味のある戦場だ。昂りのままにハンター達に向き直り、こう言った。
「さて、さて。遠き異国より参られたモノノフ達よ。我らが帝は宴会好きでなぁ……今頃激憤して我らの帰りを待ちわびておる」
に、と武人の笑みを浮かべ、こう、声を張った。
「戦果をぶら下げて帰ろうではないか。盛大な宴の後だと笑い飛ばしてやれば……くく、帝め。ヘソで茶を沸かすだろうよ。
行こうか、モノノフ達よ。この地に打ち上げようではないか。我らの帰還と、そなたらの凱旋の狼煙を……!!」
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
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「……此処は」
転移門を潜り抜け、初めに感じたのは懐かしい山土の香り。すぐに、故郷であるエトファリカの香りだと理解した。望んでいた故郷の香りには違いは無くとも――しかし少女は動悸する自身の胸を鎮める事はできなかった。
「何故、此処に」
少女、朱夏は周囲を見渡した。すぐ近くには応援の為に訪れた沢山のハンター達。周囲にあるのは、見覚えのある山だった。フウビ山。都に出るはずの転移が――失敗した?
転移門は繋いだ。数多の人命を賭したのに、何故。思考だけが巡る。巡る中で、溢れ落ちた言葉は。
「……ヒュウガの里」
今、朱夏達がいる一帯の名だった。フウビ山とマルサキ湾に挟まれ、エトファリカの都へ通じる幹線道路があるこの道はエトファリカの都、天ノ都に向かう為には『必ず通らなくては行けない場所』だ。
「朱夏殿」
「解っている。罠だ」
武僧の押し殺した声に、短く答えた。転移の位置を、外された。恐らくは恣意的に。それを成し得る者に、心当たりがあった。
「山本五郎左衛門」
押し殺した感情と共に、エトファリカが誇る武家を屠った憤怒の高位歪虚の名を呟いた、その時だ。
「転移門が閉じるッ!」
「……!」
喧騒を他所に、無情にも溶けるように消えていく転移門。そして――。
『黒竜の力で転移門を開けば、我が主が気付くに決まっておろう。愚かな』
愉悦を孕んだ、老人の声が響いた。けたたましく笑う老人の姿は無い。いかなる術を用いたか、脳裏に響き続ける不快な声。
『のう、西方からの増援達よ。呪うがよいさ。己の決断を。ぬしらに縋った、この地のニンゲンの愚かさを』
言葉に。蹂躙され、それでも諦めずに死地を抜けた誇りを穢された東方の人間たちの顔に、憎悪が滲む。朱夏も、そうだ。だが、それ以上に絶体絶命な状況が彼女に思考を強いさせていた。
死ぬ。
応援に来た、ハンター達が。
――それだけは。
「……皆様。私に、命を預けては下さりませんか」
自然と、口をついて出ていたのは――それでも、死地への、誘いに過ぎなかった。
「私に、策がございます」
●
山中に分け入った朱夏に案内され辿り着いた場所は、深緑の中に大きく口を開けたひとつの洞、であった。洞内に光は無く、黒々とした闇は錆びた不吉を孕んでいる。
『このフウビ山は、一見するとただの山でございますが。古き祖を祀る大墓――古墳でございます。此の暗がりを抜けると、山を巡り、里の幹線道路の先に是と同じ出口が在ります』
洞の闇に、光を見出すように。口調に力を込めて、朱夏はこう結んだ。
『二手に分かれ、片方は妖怪共を受け止め、引き出し――残る本命が、この道を抜け山本を、討つ』
『危険すぎるな。我ら全員で迂回は出来ぬのか』
大柄な武僧の言葉に、朱夏は首を振った。
『難しいだろう。この道を抜けた先に妖怪共が居ては孤軍の私たちは座して死を待つしかない。足の速い妖怪に取りつかれて追撃されても同じだ』
『ならばこの古墳――隘路で挑むのはどうだ。寡兵でも勝機は掴めるやもしれん』
『……相手はあの山本だ』
山本の名に終に武僧は吐息と共に口を閉ざした。落胆の影が見えず、朱夏は武僧の意図を知る。
――周知の為、か。
直情的な朱夏には出来ぬ小業だった。胸中で詫びながら、続ける。
『奴は妖怪どもを喚ぶ。いかに我らでも、無限の妖怪には勝てぬ。古墳に逃げ込むなら山本を討つか手傷を負わせ撤退させた後でなくては、此処で死ぬ定めは覆せん』
重く、息を吐いた。死ぬのは構わない。だが、徒に死ぬ訳には、いかなかった。これまでに力尽きた同胞の為にも。死地を承知で赴いたモノノフ達――ハンター達の、為にも。
至らぬ自身を嘆きながら朱夏は頭を垂れた。
『モノノフの皆様……お貸し、いただけるでしょうか。運命を切り開いた皆様のお力を――お命を』
●
「正面から抗うか。この山本と悪路王に対して、あまりに無謀よのぉ……!」
陽動へと殺到する妖怪達と悪路王。その後方に、居た。
山本五郎左衛門。元は東方の術者であった彼は、古に歪虚に身を落とした。古びた狩衣を纏い、伸ばしっぱなしの汚れた白髪がその時の長さを思わせる。一見すると老人にしか見えぬが、時折その顔に線が引かれ、眼球が生まれては消える。
周囲には符が乱れ散っていた。多数の符が数多の五芒星を為し、そこから続々と妖怪達が這い出て来た。緑色の肌を持つ奇妙な人間。女性の顔を有した巨大な蜘蛛。一つ目の巨人。
憤怒の妖怪たちが、戦場に召喚されていた。高位の歪虚であり優れた術者であった山本だからこそ為せる異能。
それをやや離れた場所から見つめる一団が居る。
彼らは、人だった。
その身体は軒並み大柄で、闘争の香りを色濃く感じさせる鍛え抜かれた肢体を晒していた。使い込まれた得物も。戦場の中で浮き立つことのないその眼差しも。何れも強兵である事を示している。
ただ、彼らは在る一点において人ではなかった。
――彼らの額には、角。
鬼、であった。
「アカシラ姐」
「来たかい?」
その中心にひとつの人影――短髪の鬼が走り寄りアカシラと呼ばれた焔の如き長い赤髪の鬼の耳元で囁いた。
「あぁ。姐御の言うとおりだった。墓を抜けて来たみてぇだな」
「ハ。少しでも頭が回るようで良かったよ」
鍛え抜かれた身体だが女性的なフォルムを持つ鬼女は、その報せに鋭い歯を剥いて嗤った。
「アクロはどうする」
「適当な所で遣いを出しな。アンタに任すよ」
「お預けかよ……へい、へい」
短髪の鬼の背中を力強く叩き、声を張る。
「さ、て。踊ろうか。久方ぶりに楽しくやれそうだねェ……!」
慮外な大きさの――刀、と呼ぶべきであろうか。焔の様な意匠を宿した赤き魔刀を肩にかけての言葉に、他の鬼達は似たような笑顔を返す。
●
「気づいておらん、だと?」
案内役を買って出た先ほどの武僧――シンカイというらしい――の、木々に身を隠しながらの呟き。視線の先、妖怪たちを次々と召喚する山本と、彼を取り囲む妖怪たち。少し離れた位置には、『鬼』達が居る。
古墳を抜けて直ぐに気配を感じて、急ぎ駆けつけた道中だった杞憂だったか。
「しかし……鬼。それもアカシラ達、か。腐れ爺め」
妖怪仕えの『鬼』達として広く知られる、残存する武門に並ぶ程に精強な集団だった。護衛として手元に置かれたのだろう。
「まあ、よい」
眼前の戦場は――この上なく、意味のある戦場だ。昂りのままにハンター達に向き直り、こう言った。
「さて、さて。遠き異国より参られたモノノフ達よ。我らが帝は宴会好きでなぁ……今頃激憤して我らの帰りを待ちわびておる」
に、と武人の笑みを浮かべ、こう、声を張った。
「戦果をぶら下げて帰ろうではないか。盛大な宴の後だと笑い飛ばしてやれば……くく、帝め。ヘソで茶を沸かすだろうよ。
行こうか、モノノフ達よ。この地に打ち上げようではないか。我らの帰還と、そなたらの凱旋の狼煙を……!!」
解説
●目的
エトファリカ東方連邦国首都、天ノ都への到達。
●概要
ついに東方への門が開かれ、諸君らはその先遣隊として東方連邦の戦士、朱夏達と共に転移を行った。
予定ではそのまま天ノ都に直通で転移する筈だったが、山本五郎左衛門の妨害を受けてしまった。
ヒュウガの里と呼ばれる地域に転移してしまった上、天ノ都までの道には憤怒の軍勢が待ち受ける。
朱夏はこれにフウビ山内部の隠し通路を利用した奇襲作戦を提案。
諸君らは武僧シンカイと共に山本へと奇襲をかけて挟撃を成功させ、敵を突破し天ノ都へ到達せよ。
●選択肢
1.右翼:山本対応
高位の”憤怒”の歪虚であり、優れた術者である山本五郎左衛門と戦闘する。
四十八家門を幾つも滅ぼしてきた敵将の一人であり、種々の”術”を使い数多の歪虚を召喚する戦略級存在。
山本自身の脅威は不明だが自由にさせる時間が長いほど加速度的に不利になる。
他の選択肢の対応状況によって損耗した状態での開始となるため注意されたし。
2.右翼:山本奇襲援護
奇襲を成功させる為に周囲の妖怪達への対応を行う。
この戦場には山本の直属の護衛として知られる四体の硬い脳筋鎧武者の存在が確認されている。
その他妖怪たちが二〜三十体程。
格闘師の武僧シンカイは此処にいる。
3.左翼:アカシラ部隊対応
歪虚に付いた≪鬼≫達の部隊。十数名からなり、その全てが覚醒者。クラスは不明だが強兵揃い。中でも魔刀を振るうアカシラは並はずれた実力を持つ。気分屋で知られており本気は出さないことが多い。
================
その後、突破してくる陽動部隊への対応が必要となる。
無策では敵に追いつかれ損耗が予想されるため、作戦の用意が期待される。
●補足
・質疑応答は朱夏が行う。
・ソサエティから貸出はないが、馬の持ち込みは可能。
・提示された作戦以外の実行も可能。
・天ノ都より広がる対歪虚結界までの距離は10kmほど。
・レベル10以上を”推奨”している。
エトファリカ東方連邦国首都、天ノ都への到達。
●概要
ついに東方への門が開かれ、諸君らはその先遣隊として東方連邦の戦士、朱夏達と共に転移を行った。
予定ではそのまま天ノ都に直通で転移する筈だったが、山本五郎左衛門の妨害を受けてしまった。
ヒュウガの里と呼ばれる地域に転移してしまった上、天ノ都までの道には憤怒の軍勢が待ち受ける。
朱夏はこれにフウビ山内部の隠し通路を利用した奇襲作戦を提案。
諸君らは武僧シンカイと共に山本へと奇襲をかけて挟撃を成功させ、敵を突破し天ノ都へ到達せよ。
●選択肢
1.右翼:山本対応
高位の”憤怒”の歪虚であり、優れた術者である山本五郎左衛門と戦闘する。
四十八家門を幾つも滅ぼしてきた敵将の一人であり、種々の”術”を使い数多の歪虚を召喚する戦略級存在。
山本自身の脅威は不明だが自由にさせる時間が長いほど加速度的に不利になる。
他の選択肢の対応状況によって損耗した状態での開始となるため注意されたし。
2.右翼:山本奇襲援護
奇襲を成功させる為に周囲の妖怪達への対応を行う。
この戦場には山本の直属の護衛として知られる四体の硬い脳筋鎧武者の存在が確認されている。
その他妖怪たちが二〜三十体程。
格闘師の武僧シンカイは此処にいる。
3.左翼:アカシラ部隊対応
歪虚に付いた≪鬼≫達の部隊。十数名からなり、その全てが覚醒者。クラスは不明だが強兵揃い。中でも魔刀を振るうアカシラは並はずれた実力を持つ。気分屋で知られており本気は出さないことが多い。
================
その後、突破してくる陽動部隊への対応が必要となる。
無策では敵に追いつかれ損耗が予想されるため、作戦の用意が期待される。
●補足
・質疑応答は朱夏が行う。
・ソサエティから貸出はないが、馬の持ち込みは可能。
・提示された作戦以外の実行も可能。
・天ノ都より広がる対歪虚結界までの距離は10kmほど。
・レベル10以上を”推奨”している。
マスターより
愛はDivの壁を超える。どうもこんにちは、ムジカ・トラスです。
神宮寺飛鳥SDのコメントと依頼と併せてお楽しみ頂ける内容になっていると思います。
ちなみに僕はどういうコメントが書かれているかは知りません。
閑話休題。
この世界で最も滅びに近しい国へ、ようこそ。
それ故に、その足がかりからして、一筋縄では行きません。
山本五郎左衛門、悪路王、アカシラたち”鬼”に、数多の歪虚――妖怪達。
孤立無援。この死地を切り抜け、彼の地に希望を齎して下さい。
それでは、彼の地でお待ちしております。
※レベルは”推奨”です。大事なことなので二回っ!
神宮寺飛鳥SDのコメントと依頼と併せてお楽しみ頂ける内容になっていると思います。
ちなみに僕はどういうコメントが書かれているかは知りません。
閑話休題。
この世界で最も滅びに近しい国へ、ようこそ。
それ故に、その足がかりからして、一筋縄では行きません。
山本五郎左衛門、悪路王、アカシラたち”鬼”に、数多の歪虚――妖怪達。
孤立無援。この死地を切り抜け、彼の地に希望を齎して下さい。
それでは、彼の地でお待ちしております。
※レベルは”推奨”です。大事なことなので二回っ!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/06/05 04:21
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
質問卓 フェイ(ka2533) エルフ|17才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/05/28 08:37:27 |
|
![]() |
1.右翼:山本対応 フェイ(ka2533) エルフ|17才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/05/28 09:15:15 |
|
![]() |
3. 左翼:アカシラ部隊対応 フェイ(ka2533) エルフ|17才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/05/28 15:52:46 |
|
![]() |
2. 右翼:山本奇襲援護 フェイ(ka2533) エルフ|17才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/05/28 15:42:23 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/05/25 21:20:56 |
|
![]() |
相談卓 ティアンシェ=ロゼアマネル(ka3394) 人間(クリムゾンウェスト)|22才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/05/28 10:28:27 |