ゲスト
(ka0000)
【春郷祭】最高の舞台をつくろう!
マスター:sagitta

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- サポート
- 現在0人 / 0~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/06/05 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/06/14 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
同盟領内に存在する農耕推進地域ジェオルジ。
この地では初夏と晩秋の頃に、各地の村長が統治者一族の土地に集まって報告を行う寄り合いが行われる。その後、労をねぎらうべくささやかなお祭りが催されていたのだが、昨年の秋から状況が一変。同盟の商人や各地からの観光客が集まるお祭りとして賑わっていた。
そして今年の春。遠き辺境の地での戦いが終息に向かったのを見計らい、延期にしていた春の村長祭を開催する運びとなった。
今回は辺境のお祭りとの共催となり、より一層の盛り上がりが予想されるが、今回のジェオルジ村長祭はどんな催しが行われるのか。
●
「ジェオルジの村長祭、か……これは見逃せませんね。我々もこの祭りに参加し、大々的にステージを盛り上げるべきです。そうでしょう、諸君?」
奇抜な虹色のジャケットをまとった中年の紳士が、左右にピンと伸びた不可思議な口ひげをしごきながら、大げさな身振りとともにそう言った。彼が見回した視線の先には、これまた思い思いの奇抜な衣装に身を包んだ、どう見ても「普通ではない」男女たち。クリムゾンウェストの各地を渡り歩き、人々の目を楽しませる、旅芸人の一団だ。
「ジェオルジっつったら、ふだんは冴えないド田舎だけど、この祭りに便乗しちまえば、お客さんたんまり、アタシらの財布もずっしり重くなる、ってぇ寸法だね。さっすが『団長』! ずる賢さはピカイチだね!」
はすっぱな口調で言ったのは、体の線を強調するぴったりとした衣装に身を包んだ、全身ピンク色の女だ。あらわになっている体の線はまだまだ硬く、胸も腰も控えめ。大人びた化粧を施したその顔とは裏腹に、まだ幼さを残す少女であるようだ。
「スマート、と言ってくれませんかね、『猫娘』」
『団長』、とよばれた虹色ジャケットの紳士が、唇の端を歪めてみせる。
「で、何をやるんだい? 合奏? それとも曲芸かい?」
小ぶりのナイフをもてあそびながら尋ねたのは、ひどく背の低い男だ。『団長』の半分ほどの背丈しかないので、一見子どものように見えるが、その低く張りのある声は、大人の男性のもの。
「ふむ……いつも通りの演目では、祭りにふさわしくありませんね。せっかくですから、もっと派手に、大がかりにしたいものです」
「大がかり、ったって、オレたちゃ5人しかいないぜ」
「そこで、ですよ、『韋駄天』」
『団長』が、人差し指をピン、と立てて背の低い男を指さした。
「ハンターに協力を依頼しようと思うのです」
『団長』の言葉に、ぴゅーっと、歓迎するような口笛を吹いたのは、胸の部分が大きく開いた、真っ赤なドレスを着た大柄な美女だ。
「いいねぇ、ハンター。あたしは大好きよ。ついでにイイオトコが来るといいんだけどね」
「ええ、『マダム』。ハンターにはいい男といい女とそれ以外がそろっていますとも。きっとあなたのお気に召す者もいるでしょう」
『マダム』とよばれた美女に視線を向け、『団長』が大げさにうなずいてみせる。
「悪くないねぇ。せっかくのお祭り、思う存分暴れたいわぁ」
『猫娘』がうれしそうにはしゃぐ。
「……で? ハンターに頼むのはわかったけど、いったい何をやるつもりだい?」
『韋駄天』が尋ねると、『団長』もったいぶったそぶりで口を開く。
「ハンターと言えば、数々の冒険をくぐり抜けたプロフェッショナルです。その経験を、舞台に活かさない手があろうか、いやない!」
「……なるほど、殺陣か」
小さな、しかしよく通る声。発したのは、部屋の隅で今まで黙って話を聞いていた、金髪の美青年。
「ふぅ、あなたにはいつもそうやって、いいところをとられてしまいますね、『優男』」
『団長』の恨みがましい視線に、『優男』とよばれた青年は、無言で肩をすくめてみせる。
「ええ、そのとおりですよ。ハンターを主人公にすえ、我らが敵役として、現場仕込みの息をのむ白熱した『殺陣』で観客たちを魅了する――それが我々『ヴェルディ楽団』の、今回のステージです!」
●
同盟領内に存在する農耕推進地域ジェオルジ。
この地では初夏と晩秋の頃に、各地の村長が統治者一族の土地に集まって報告を行う寄り合いが行われる。その後、労をねぎらうべくささやかなお祭りが催されていたのだが、昨年の秋から状況が一変。同盟の商人や各地からの観光客が集まるお祭りとして賑わっていた。
そして今年の春。遠き辺境の地での戦いが終息に向かったのを見計らい、延期にしていた春の村長祭を開催する運びとなった。
今回は辺境のお祭りとの共催となり、より一層の盛り上がりが予想されるが、今回のジェオルジ村長祭はどんな催しが行われるのか。
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「ジェオルジの村長祭、か……これは見逃せませんね。我々もこの祭りに参加し、大々的にステージを盛り上げるべきです。そうでしょう、諸君?」
奇抜な虹色のジャケットをまとった中年の紳士が、左右にピンと伸びた不可思議な口ひげをしごきながら、大げさな身振りとともにそう言った。彼が見回した視線の先には、これまた思い思いの奇抜な衣装に身を包んだ、どう見ても「普通ではない」男女たち。クリムゾンウェストの各地を渡り歩き、人々の目を楽しませる、旅芸人の一団だ。
「ジェオルジっつったら、ふだんは冴えないド田舎だけど、この祭りに便乗しちまえば、お客さんたんまり、アタシらの財布もずっしり重くなる、ってぇ寸法だね。さっすが『団長』! ずる賢さはピカイチだね!」
はすっぱな口調で言ったのは、体の線を強調するぴったりとした衣装に身を包んだ、全身ピンク色の女だ。あらわになっている体の線はまだまだ硬く、胸も腰も控えめ。大人びた化粧を施したその顔とは裏腹に、まだ幼さを残す少女であるようだ。
「スマート、と言ってくれませんかね、『猫娘』」
『団長』、とよばれた虹色ジャケットの紳士が、唇の端を歪めてみせる。
「で、何をやるんだい? 合奏? それとも曲芸かい?」
小ぶりのナイフをもてあそびながら尋ねたのは、ひどく背の低い男だ。『団長』の半分ほどの背丈しかないので、一見子どものように見えるが、その低く張りのある声は、大人の男性のもの。
「ふむ……いつも通りの演目では、祭りにふさわしくありませんね。せっかくですから、もっと派手に、大がかりにしたいものです」
「大がかり、ったって、オレたちゃ5人しかいないぜ」
「そこで、ですよ、『韋駄天』」
『団長』が、人差し指をピン、と立てて背の低い男を指さした。
「ハンターに協力を依頼しようと思うのです」
『団長』の言葉に、ぴゅーっと、歓迎するような口笛を吹いたのは、胸の部分が大きく開いた、真っ赤なドレスを着た大柄な美女だ。
「いいねぇ、ハンター。あたしは大好きよ。ついでにイイオトコが来るといいんだけどね」
「ええ、『マダム』。ハンターにはいい男といい女とそれ以外がそろっていますとも。きっとあなたのお気に召す者もいるでしょう」
『マダム』とよばれた美女に視線を向け、『団長』が大げさにうなずいてみせる。
「悪くないねぇ。せっかくのお祭り、思う存分暴れたいわぁ」
『猫娘』がうれしそうにはしゃぐ。
「……で? ハンターに頼むのはわかったけど、いったい何をやるつもりだい?」
『韋駄天』が尋ねると、『団長』もったいぶったそぶりで口を開く。
「ハンターと言えば、数々の冒険をくぐり抜けたプロフェッショナルです。その経験を、舞台に活かさない手があろうか、いやない!」
「……なるほど、殺陣か」
小さな、しかしよく通る声。発したのは、部屋の隅で今まで黙って話を聞いていた、金髪の美青年。
「ふぅ、あなたにはいつもそうやって、いいところをとられてしまいますね、『優男』」
『団長』の恨みがましい視線に、『優男』とよばれた青年は、無言で肩をすくめてみせる。
「ええ、そのとおりですよ。ハンターを主人公にすえ、我らが敵役として、現場仕込みの息をのむ白熱した『殺陣』で観客たちを魅了する――それが我々『ヴェルディ楽団』の、今回のステージです!」
解説
●概要
旅芸人の一団であるヴェルディ楽団に協力して、迫力ある「殺陣」を中心とした演劇の舞台をつくり、【春郷祭】にて発表する。
●具体的な内容
まずは、どんな役割で舞台に参加するのか表明してください。(主役、敵役、裏方等々)
ヴェルディは、ハンターを主人公にすえたいと思っていますが、役者のほかに、裏方としての参加も歓迎しています。
楽団のメンバーの配役も、みなさんが提案してくださってかまいません。
彼らは役者はもちろん、楽器ができますので、裏方として活躍することもできます。
脚本は、ハンターからのアイデアをもとに、団長が最終的にまとめてつくります。
「こんな話にしたい」というアイデアを、自由に提案してください。
脚本だけでなく、演出や衣装などに関する提案も歓迎です。
●楽団メンバー
『団長』ヴェルディ……ピンと伸ばしたひげがトレードマークの中年紳士。特技は手品とバグパイプ。
『猫娘』ミケ……超人的な体の柔らかさが特徴。特技は踊りと横笛。
『韋駄天』ジャック……子どものように背が低いが、素早い身のこなしが特徴。特技はナイフ投げと打楽器。
『優男』オルフェ……中性的な容貌の美青年。しばしば女装もする。特技は歌とギター。
『マダム』バタフライ……妖艶な魅力を持つ大人の女性。特技は歌と踊りとハープ。
旅芸人の一団であるヴェルディ楽団に協力して、迫力ある「殺陣」を中心とした演劇の舞台をつくり、【春郷祭】にて発表する。
●具体的な内容
まずは、どんな役割で舞台に参加するのか表明してください。(主役、敵役、裏方等々)
ヴェルディは、ハンターを主人公にすえたいと思っていますが、役者のほかに、裏方としての参加も歓迎しています。
楽団のメンバーの配役も、みなさんが提案してくださってかまいません。
彼らは役者はもちろん、楽器ができますので、裏方として活躍することもできます。
脚本は、ハンターからのアイデアをもとに、団長が最終的にまとめてつくります。
「こんな話にしたい」というアイデアを、自由に提案してください。
脚本だけでなく、演出や衣装などに関する提案も歓迎です。
●楽団メンバー
『団長』ヴェルディ……ピンと伸ばしたひげがトレードマークの中年紳士。特技は手品とバグパイプ。
『猫娘』ミケ……超人的な体の柔らかさが特徴。特技は踊りと横笛。
『韋駄天』ジャック……子どものように背が低いが、素早い身のこなしが特徴。特技はナイフ投げと打楽器。
『優男』オルフェ……中性的な容貌の美青年。しばしば女装もする。特技は歌とギター。
『マダム』バタフライ……妖艶な魅力を持つ大人の女性。特技は歌と踊りとハープ。
マスターより
楽しいお祭りに、華を添えましょう!
あくまで主役は、貴方たちです。できる限りのアイデアで、楽しい舞台ができるといいなぁと思ってます。
参加お待ちしています!
あくまで主役は、貴方たちです。できる限りのアイデアで、楽しい舞台ができるといいなぁと思ってます。
参加お待ちしています!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/06/13 05:40
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/06/03 20:44:54 |
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【相談卓】舞台公演 遠火 楓(ka4929) 人間(リアルブルー)|22才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2015/06/05 12:20:17 |