ゲスト
(ka0000)
犬群
マスター:湖欄黒江

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/06/06 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/06/15 15:00
オープニング
●
ゾンネンシュトラール帝国中部、シュレーベンラント州。
帝都バルトアンデルスに程近い州北部は、古くから水運の要所であると同時に、帝国有数の農業地帯でもある。
広大な牧草地を利用した牧羊、そしてイルリ河流域の肥沃な土を使った穀物生産は、
帝国建立以来、長らく人民の衣食を支えてきた。
しかしながら、13年前の革命戦争によって、地権者の版図は大きく塗り替えられた。
今日、シュレーベンラントの農地の大半を支配するのは、新興ブルジョワの大地主たち。
有力な紡績会社十数社から成る業界団体『シュレーベンラント紡績協会』は、
貪欲な地主たちの意志をまとめ上げ、生産効率と利益を飽くまで追求し続ける――
(連中の要求は底なしだ。そんなときに)
シャーフブルート村の、北の外れに置かれた協会支部。
前領主・ブランズ卿の私邸だったという支部の建物は、
地域の警備と労働監督を務める民会警備会社・FSDの詰所を兼ねている。
その一室で、北区区長・フェリックスは、
壁に張り出された今季の生産目標を横目に見ながら、書類仕事の手を進めていた。
目下、北区の抱える問題は、別区から流入しつつあるコボルドの一群である。
(半端な狩りをしやがって)
南部のFSDは、州一帯におけるコボルドの急激な繁殖と、大移動の兆候を報告した。
何らかの理由で古巣を追われたコボルドの群れが、
あちこちで集散を繰り返しながら北部へなだれ込みつつある。
原因は不明だが、別区の長は、かつての剣機騒ぎに続く『歪虚の大攻勢』を警戒しているようだった。
歪虚との予期せぬ遭遇、物資や人員の損耗を恐れる各区の駆除作業は全くの不徹底で、
そのつけは丸ごと、北区のフェリックスへ回される格好となった。
●
「区長は『突撃隊』以来の、社長の懐刀だからな」
と、昼食休憩の折に語らうFSD社員たち。
彼らの住居は、邸宅の庭に設営されたテント群だった。
質素を美徳とした前領主の邸宅は、100名を越す北区の警備員たちを到底収容し切れず、
邸内は住み込みの協会関係者と事務員、それに区長の居室で手一杯だ。
外から客を招くこともある協会支部の、丁寧に手入れされた庭先に、
軍隊を思わせる薄汚れたキャンプが並ぶのを嫌う支部員も少なくない。
実際、刈り入れられた庭木のすぐ後ろに、
黴の生えた空の酒瓶や、土色になった紙巻煙草の吸殻が山を作る有様だった。
社員の大半は、革命戦争当時に義勇軍へ加わった、根なし草の荒くれ者たち。
お上品な支部員の嫌悪の声も何処吹く風と、気ままな男所帯の生活を続けていた。
彼らが怖れるものは、北区を治める区長・フェリックスただひとり。
身長2メートル、筋骨隆々とした冷酷非情な巨漢で、乗馬と射撃の腕にかけては社内で右に出る者はいない。
革命戦争の際、とある旧帝国側の村を夜襲し、
明け方には女・子供を含む村人全員を、大きな納屋に押し込めて火をかけたという噂まである。
そんな区長が事務室へ閉じ籠っている間、
他の社員たちは皆、庭の土の上に直接乗せたテーブルを囲んで、まずいシチューを啜る。
これでも、村の労働者たちに比べれば随分ましな食事なのだが、
FSDでは誰しもが今夜、酒場へ繰り出して好き勝手な食べ物をつつくのを楽しみにしていた。
区長さえ店に下りてこなければ、毎日相も変らぬ草原と、羊と、血色の悪い労働者たちを睨み続ける、
退屈な日々の束の間で羽根を伸ばせる筈だった。
「社長の信頼が厚い、と言えばそうなんだが、
戦後に社長へ取り入ったような、他の区長どもからすりゃ目の上のたんこぶだよ。
あの気性で、同僚に好かれる訳もなし……会社が宣伝に励んでて、円満な経営をアピールしたい今の内、
さっさと栄転なさって出てってもらいたい、ってのが本音だろうよ」
「だからって、うちにコボルド狩りを押しつけるのか? 後で復讐されるんじゃ……」
「他所は他所なりに営業努力、まぁ協会支部とか内務課とか地主とか? そういうとこにマメに挨拶してんだよ。
そうやってコネ作っとけば、うちの区長が何言ったって、上は簡単に首を切れねぇって踏んでんだろ。
ところが、戦場から叩き上げの俺らの区長は、腹の底じゃああいうお客を見下してるからさ。
今更愛嬌振りまこうたって、上手く行かないわな」
「部下の俺たちは、損ばっかりか」
そこで言いだしっぺの古株社員が、磨り減ったスプーンの先で仲間たちを指してみせる。
「どうかね。社長は近頃、革命戦士の荒っぽいイメージを捨てて、実業家の顔で有名になろうと宣伝中だぜ。
帝都じゃ、市が計画中の貧民街の再開発に一枚噛んで、いよいよ地元の名士様へ……ってとこらしい。
そうなると、突撃隊の強面の皆さんも行く末危ういんじゃないか?
そういう流れの中で、区長が切り捨てられたら」
「勿体ぶらずに結論を言えよ」
「俺らにも出世のチャンスがあるかも、ってことだよ。
北区が他所と併合でもされなきゃ、後釜は差し当たり、班長の誰かが選ばれるだろ。
FSDん中じゃ出世ってもたかが知れてるが、協会関係にコネが作れりゃ……」
「おい、後ろ」
仲間の掣肘を受けて、話の最中だった古株社員も振り返る。
テント村に、『処刑人』フェリックス区長のお出ましだった。
灰色の髪を角刈りにし、厳つい形をした顎は、髭を当たった後でもうっすらと青い。
切れ長の目に収まった、小さな黒い瞳は鮫を連想させる。
およそ表情のない男だったが、一方で、隙あらば近場の者を取って頭から食いかねない、
押し殺された獰猛さをその目に湛えていた。
風貌に不似合いの優雅なバリトン声で、
「……全員、整列」
椅子を蹴って、テントからあたふたと飛び出す社員たち。
昼食の時間とはいえ、少しでも整列が遅れれば、
煮えたぎったシチューの鍋に頭を突っ込まれる――という前例があった。
「喜べ。次の狩りの日程が決まった」
●
通達によれば、コボルド狩りは一週間後の早朝、
シャーフブルート村から南東へ10キロほど下った湖のほとりで行われる。
一帯は所謂カルストと呼ばれる石灰質の地形が広がっており、
そこかしこに、雨水の浸透で石灰岩が溶け出した結果の小さな窪地や洞窟が点在している。
州南部から逃れ出たコボルドの群れはまず、そうした地形に急場の巣を作るだろう。
巣を突いて群れを追い立て、囲んで退治する。この地方では典型的なコボルド駆除の手順だった。
「今回は労働現場の人員を確保する為、駆除要員を第1から第3班、計30名に限定する。
その代わり、特別措置としてハンターの駆除作業参加を予定している。
ハンターは6名、巣穴潜りを彼らに任せる。質問は?」
ないようだった。フェリックスはさっさと踵を返して、邸宅へ戻っていく。
緊張の解けた社員たちは、テントに取って返すと、冷めて一層まずくなった食事の残りを片づけ始めた。
ゾンネンシュトラール帝国中部、シュレーベンラント州。
帝都バルトアンデルスに程近い州北部は、古くから水運の要所であると同時に、帝国有数の農業地帯でもある。
広大な牧草地を利用した牧羊、そしてイルリ河流域の肥沃な土を使った穀物生産は、
帝国建立以来、長らく人民の衣食を支えてきた。
しかしながら、13年前の革命戦争によって、地権者の版図は大きく塗り替えられた。
今日、シュレーベンラントの農地の大半を支配するのは、新興ブルジョワの大地主たち。
有力な紡績会社十数社から成る業界団体『シュレーベンラント紡績協会』は、
貪欲な地主たちの意志をまとめ上げ、生産効率と利益を飽くまで追求し続ける――
(連中の要求は底なしだ。そんなときに)
シャーフブルート村の、北の外れに置かれた協会支部。
前領主・ブランズ卿の私邸だったという支部の建物は、
地域の警備と労働監督を務める民会警備会社・FSDの詰所を兼ねている。
その一室で、北区区長・フェリックスは、
壁に張り出された今季の生産目標を横目に見ながら、書類仕事の手を進めていた。
目下、北区の抱える問題は、別区から流入しつつあるコボルドの一群である。
(半端な狩りをしやがって)
南部のFSDは、州一帯におけるコボルドの急激な繁殖と、大移動の兆候を報告した。
何らかの理由で古巣を追われたコボルドの群れが、
あちこちで集散を繰り返しながら北部へなだれ込みつつある。
原因は不明だが、別区の長は、かつての剣機騒ぎに続く『歪虚の大攻勢』を警戒しているようだった。
歪虚との予期せぬ遭遇、物資や人員の損耗を恐れる各区の駆除作業は全くの不徹底で、
そのつけは丸ごと、北区のフェリックスへ回される格好となった。
●
「区長は『突撃隊』以来の、社長の懐刀だからな」
と、昼食休憩の折に語らうFSD社員たち。
彼らの住居は、邸宅の庭に設営されたテント群だった。
質素を美徳とした前領主の邸宅は、100名を越す北区の警備員たちを到底収容し切れず、
邸内は住み込みの協会関係者と事務員、それに区長の居室で手一杯だ。
外から客を招くこともある協会支部の、丁寧に手入れされた庭先に、
軍隊を思わせる薄汚れたキャンプが並ぶのを嫌う支部員も少なくない。
実際、刈り入れられた庭木のすぐ後ろに、
黴の生えた空の酒瓶や、土色になった紙巻煙草の吸殻が山を作る有様だった。
社員の大半は、革命戦争当時に義勇軍へ加わった、根なし草の荒くれ者たち。
お上品な支部員の嫌悪の声も何処吹く風と、気ままな男所帯の生活を続けていた。
彼らが怖れるものは、北区を治める区長・フェリックスただひとり。
身長2メートル、筋骨隆々とした冷酷非情な巨漢で、乗馬と射撃の腕にかけては社内で右に出る者はいない。
革命戦争の際、とある旧帝国側の村を夜襲し、
明け方には女・子供を含む村人全員を、大きな納屋に押し込めて火をかけたという噂まである。
そんな区長が事務室へ閉じ籠っている間、
他の社員たちは皆、庭の土の上に直接乗せたテーブルを囲んで、まずいシチューを啜る。
これでも、村の労働者たちに比べれば随分ましな食事なのだが、
FSDでは誰しもが今夜、酒場へ繰り出して好き勝手な食べ物をつつくのを楽しみにしていた。
区長さえ店に下りてこなければ、毎日相も変らぬ草原と、羊と、血色の悪い労働者たちを睨み続ける、
退屈な日々の束の間で羽根を伸ばせる筈だった。
「社長の信頼が厚い、と言えばそうなんだが、
戦後に社長へ取り入ったような、他の区長どもからすりゃ目の上のたんこぶだよ。
あの気性で、同僚に好かれる訳もなし……会社が宣伝に励んでて、円満な経営をアピールしたい今の内、
さっさと栄転なさって出てってもらいたい、ってのが本音だろうよ」
「だからって、うちにコボルド狩りを押しつけるのか? 後で復讐されるんじゃ……」
「他所は他所なりに営業努力、まぁ協会支部とか内務課とか地主とか? そういうとこにマメに挨拶してんだよ。
そうやってコネ作っとけば、うちの区長が何言ったって、上は簡単に首を切れねぇって踏んでんだろ。
ところが、戦場から叩き上げの俺らの区長は、腹の底じゃああいうお客を見下してるからさ。
今更愛嬌振りまこうたって、上手く行かないわな」
「部下の俺たちは、損ばっかりか」
そこで言いだしっぺの古株社員が、磨り減ったスプーンの先で仲間たちを指してみせる。
「どうかね。社長は近頃、革命戦士の荒っぽいイメージを捨てて、実業家の顔で有名になろうと宣伝中だぜ。
帝都じゃ、市が計画中の貧民街の再開発に一枚噛んで、いよいよ地元の名士様へ……ってとこらしい。
そうなると、突撃隊の強面の皆さんも行く末危ういんじゃないか?
そういう流れの中で、区長が切り捨てられたら」
「勿体ぶらずに結論を言えよ」
「俺らにも出世のチャンスがあるかも、ってことだよ。
北区が他所と併合でもされなきゃ、後釜は差し当たり、班長の誰かが選ばれるだろ。
FSDん中じゃ出世ってもたかが知れてるが、協会関係にコネが作れりゃ……」
「おい、後ろ」
仲間の掣肘を受けて、話の最中だった古株社員も振り返る。
テント村に、『処刑人』フェリックス区長のお出ましだった。
灰色の髪を角刈りにし、厳つい形をした顎は、髭を当たった後でもうっすらと青い。
切れ長の目に収まった、小さな黒い瞳は鮫を連想させる。
およそ表情のない男だったが、一方で、隙あらば近場の者を取って頭から食いかねない、
押し殺された獰猛さをその目に湛えていた。
風貌に不似合いの優雅なバリトン声で、
「……全員、整列」
椅子を蹴って、テントからあたふたと飛び出す社員たち。
昼食の時間とはいえ、少しでも整列が遅れれば、
煮えたぎったシチューの鍋に頭を突っ込まれる――という前例があった。
「喜べ。次の狩りの日程が決まった」
●
通達によれば、コボルド狩りは一週間後の早朝、
シャーフブルート村から南東へ10キロほど下った湖のほとりで行われる。
一帯は所謂カルストと呼ばれる石灰質の地形が広がっており、
そこかしこに、雨水の浸透で石灰岩が溶け出した結果の小さな窪地や洞窟が点在している。
州南部から逃れ出たコボルドの群れはまず、そうした地形に急場の巣を作るだろう。
巣を突いて群れを追い立て、囲んで退治する。この地方では典型的なコボルド駆除の手順だった。
「今回は労働現場の人員を確保する為、駆除要員を第1から第3班、計30名に限定する。
その代わり、特別措置としてハンターの駆除作業参加を予定している。
ハンターは6名、巣穴潜りを彼らに任せる。質問は?」
ないようだった。フェリックスはさっさと踵を返して、邸宅へ戻っていく。
緊張の解けた社員たちは、テントに取って返すと、冷めて一層まずくなった食事の残りを片づけ始めた。
解説
今回の依頼の目的は、シュレーベンラント州北部・シャーフブルート村近辺にて、
駐在の民間警備会社『フリクセル警備保障』、通称FSDのコボルド駆除に協力することです。
駆除の現場は、湖を臨む広大なカルスト台地。
あちこちにできた窪地や、岩の隙間や草むらに隠れた洞窟の入り口に、
州の他の場所から逃げ出したコボルドが巣を作っているものと思われます。
総数は不明ですが、FSDの予想では最低でも50体、
最大で100体近い個体が当地に潜伏している恐れがあります。
駆除作業に参加するFSDの部隊は30名、
全員が騎馬、かつ支給品の魔導銃と刺叉、その他私物の武器を携帯しています。
ハンターは彼らに先行して巣穴を捜索し、騎馬による包囲と射撃を補助、
敵を逃しそうになった場合や社員に危害が及びそうな場合は、各自の裁量で適切に行動して下さい。
また、必要に応じて同行のFSD社員へ何らかの命令を下すことも可能ですが、
コボルド駆除の経験豊富な社員は、必ずしもハンターの指示に従うとは限りません。
駆除作業の範囲が広大な為、適切な移動手段を持たないハンターへは、
FSDより騎馬1頭(『乗用馬』相当)が貸与されますが、
万が一、貸与された馬が任務中負傷または死亡した場合は、損害分を請求される場合があります。
可能であれば、予め乗用ペットを用意することをお勧めします。
なお、別件の依頼でFSD関係者の身分を得たハンターは、今回も同じ身分を使うことができます。
反対に、労働者その他の身分でシャーフブルート村を訪れたことのあるハンターについては、
扮装や偽名といった対策が求められます。
駐在の民間警備会社『フリクセル警備保障』、通称FSDのコボルド駆除に協力することです。
駆除の現場は、湖を臨む広大なカルスト台地。
あちこちにできた窪地や、岩の隙間や草むらに隠れた洞窟の入り口に、
州の他の場所から逃げ出したコボルドが巣を作っているものと思われます。
総数は不明ですが、FSDの予想では最低でも50体、
最大で100体近い個体が当地に潜伏している恐れがあります。
駆除作業に参加するFSDの部隊は30名、
全員が騎馬、かつ支給品の魔導銃と刺叉、その他私物の武器を携帯しています。
ハンターは彼らに先行して巣穴を捜索し、騎馬による包囲と射撃を補助、
敵を逃しそうになった場合や社員に危害が及びそうな場合は、各自の裁量で適切に行動して下さい。
また、必要に応じて同行のFSD社員へ何らかの命令を下すことも可能ですが、
コボルド駆除の経験豊富な社員は、必ずしもハンターの指示に従うとは限りません。
駆除作業の範囲が広大な為、適切な移動手段を持たないハンターへは、
FSDより騎馬1頭(『乗用馬』相当)が貸与されますが、
万が一、貸与された馬が任務中負傷または死亡した場合は、損害分を請求される場合があります。
可能であれば、予め乗用ペットを用意することをお勧めします。
なお、別件の依頼でFSD関係者の身分を得たハンターは、今回も同じ身分を使うことができます。
反対に、労働者その他の身分でシャーフブルート村を訪れたことのあるハンターについては、
扮装や偽名といった対策が求められます。
マスターより
今回の現場、シュレーベンラント州北部・シャーフブルート村は、
先日公開のショートシナリオ『羊の血』(5月12日公開)の舞台でもあります。
こちらではヴルツァライヒの陰謀を追って、まずは身分を偽っての潜入捜査が行われました。
今回は地元で悪名高い警備会社・FSDの依頼による、単純なコボルド退治の依頼。
仕事は仕事として、まずは駆除作業を全うして頂ければと思いますが、
今後に備えて、FSDの練度や、コボルド大移動の実態等を知りたいという方にもお薦めのシナリオです。
何せ近頃、シュレーベンラントはどうもきな臭い土地になりつつあるようなので……。
先日公開のショートシナリオ『羊の血』(5月12日公開)の舞台でもあります。
こちらではヴルツァライヒの陰謀を追って、まずは身分を偽っての潜入捜査が行われました。
今回は地元で悪名高い警備会社・FSDの依頼による、単純なコボルド退治の依頼。
仕事は仕事として、まずは駆除作業を全うして頂ければと思いますが、
今後に備えて、FSDの練度や、コボルド大移動の実態等を知りたいという方にもお薦めのシナリオです。
何せ近頃、シュレーベンラントはどうもきな臭い土地になりつつあるようなので……。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/06/14 15:17
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/06/01 23:58:39 |
|
![]() |
相談しましょ! ドロテア・フレーベ(ka4126) 人間(クリムゾンウェスト)|25才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/06/06 13:31:43 |