※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。

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「そういえば、また実施されるそうですね。夜煌祭」
　ガーディナの中で、そんなことを楽しそうにいうのはジーク・真田(kz0090)。もともと夜煌祭のリムネラ(kz0018)に惚れ込んでの現職と言うこともある為、酷くそわそわとしている。
「エエ……でも、前回よりモ、トッテモ規模は大きいデスよ」
　リムネラも笑顔で応じた。……ほんの少しの空元気が混じっているのは、彼女の思い詰める性質もあってだろう。
「でもそんなに大規模にもなると、仕度も大変でしょう？」
　問われて、リムネラは頷く。
　辺境全域で、巫女が行う――となれば、それは規模もさることながらやるべきことも多いわけで。
　同盟の商人たちの手伝いもあるといっても、やること自体は山積みだ。
「僕……手伝えること、ありませんかね」
　ジークは問う。
「え？」
　リムネラが目をぱちくりさせると、ジークは嬉しそうに笑った。
「リムネラさんの潜在的なファンは多いんですよ。それに聖地奪還がなせたことによる夜煌祭ですから、その勝利がたとえ辛勝であっても祝勝会というものをしたくなるものなんです。特にハンターの人は、けっこうお祭り好きも多いですからね」
　なるほど、言われてみればもっともな話だ。
「ジャア、お願いしたいんですケレド……花を、探してクレマスカ？」
　大規模な祭りになるので、捧げ物としても使われる花の量が多いのだという。リゼリオで買い占めるわけにも行かないので、近くの花畑などをリサーチして欲しいのだという。
「……花ですね！　わかりました！」
　ジークは頷くと、さっそくハンターズソサエティへの依頼文を書き始めた。

夜煌祭で大量に花を使われると言うことで、リゼリオ近郊で花畑を探して欲しいとリムネラに頼まれました。
街で買い占めるのも良くないので、自然に生えている花を拝借しようと言うことらしいです。
適した花畑を見つけたら、そこをガーディナの名義で一時預かりとさせて貰うことになりますので、花畑でピクニックをしてもかまわないそうです。
地図を見ると、リゼリオから一時間ほど歩いたエリアに草原や花畑もありそうです。
ぶっちゃけ、花畑探しを名目にしたほのぼのシナリオです。
勿論、花を必要以上にいま摘んでしまうと、祭りのときに使えませんので気を付けて。

では、お待ちしております。

こんにちは、四月朔日です。
夜煌祭の季節です。と言うか、やるべきタイミングです。
でもその前に準備とか……やることありますよね。
その準備を兼ねた、ちょっとした息抜き依頼です。
もしお気に召したら、よろしくお願いします。