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マスター:石田まきば

このシナリオは1日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/06/10 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/06/20 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●温泉の、きおく
「……温泉……」
ハンターオフィスに並ぶその言葉に、フクカンの視線が遠くへと飛び立った。
去年、ハンターに協力を頼んで温泉施設を作ったな、なんてことを思い出したのだ。
(忘れていたわけじゃないんです)
決してそんなつもりはない。
(忘れたかっただけなんです)
色々と……そう、色々とあったから……!
自分の立場向上の為に頑張ろう、張り切って温泉施設づくりにはげんだのは、大体一年前のことだった。
男湯、女湯、混浴。
当時は即席で石を組み場を仕切るだけだった浴場も、今はハンター達が書いてくれた設計図を元に、頑丈な作りになっている。
仕切りもそれに合わせて強化されたとかしないとか。
温泉らしい蒸し料理。
定番の饅頭もや羊肉の蒸し料理もあるけれど、温泉芋が帝国民に特に好評だ。焦げそうなくらい暑い湯気で蒸した特別なじゃが芋は甘みが強く感じられて美味しいのだそう。老若男女問わずつまみにおやつに大人気。
ちなみに次点はヴルスト。脂が落ちてヘルシーと言う話。
冷えたドリンク。
集客が増えたあたりで魔導冷蔵庫の設置が叶ったそう。
冷えたミルク(帝国なので羊乳である)や果実のジュース。濃い目に淹れた紅茶は特に目が冴えるとか。
成年者向けに冷えたビールもあるらしい。
足湯。
混浴とは別に、気軽に立ち寄れる場所も欲しいと希望がありあとから増設されたらしい。
細長くしてみたり、円形にしてみたり。一人分でゆっくりできる小さい物もつくってみたり。
蒸し料理を食べながら入れるので、談笑にはもってこいだとか。
これらの特徴は勿論で、温泉についての説明や注意書きを記したパンフレットもある。
かつて手製だったそれも、印刷技術を駆使して量産体制はバッチリだ。
「むぅ」
APVの職員仲間が持っていたパンフレットを借りたフクカンはそれをじっくりと眺め、小さく声を漏らした。
(思っていた以上の成果をあげてるみたいです)
自分としてはちょっと複雑な思い出の場所だけれど、やっぱりかかわった場所がうまく言っているのは嬉しい。
そして、どうしてだろう。またあの場所に行ってみたい気持ちが首を擡げた。
「あれからどうなったのか、報告する責任もあると思うんですよねっ」
あの時は、それどころじゃなかったし。……勿論、こういう風に作りましたという報告は、してあるのだけれど。
「今度はゆっくり入れるかもしれませんし」
ぴこーん♪
「そうですよ、一人で行けばいいんです!」
そうだ、それがいい。それならきっとあんなことはもう起こらないはずだ。
(次のお休みに行ってみようかな?)
まずは自分で確かめて、それからタングラム様もお誘いして……二人で、デート、とか……!
温泉と言えば浴衣、と言う知識を聞いたことがある。
いつぞやのタングラムさまの浴衣姿、もう一回見たいな……
「タングラム様のうなじがっ! ハァハァ……」
何やら別の記憶も混じっているが、こうしてフクカンの次の休暇の予定が決まったのだった。
●目撃者、たくさん
「ふふ、面白そうな話だね♪」
フクカンの独り言は耳をそばだてる必要もなく、APVに居たハンター達の耳に入って居た。
丁度顔を出そうとしていたシャイネも、勿論その一人である。
「温泉か、僕も行ってみようかな」
面白いものが見れそうだし。
「APVでパーティをしたいという話もあったらしいし、このまま皆で温泉に行ってしまえば、それでパーティができるんじゃないかな?」
どうかな? とシャイネが視線を向けた先には、いつの間に現れたのかタングラムが椅子に座っていた。
「悪くないと思いますよ。それならうちで主催しなくてもいいですし、ハンター達がお金落としてくれれば依頼人の貴族も……いや、貴族の部下? が喜ぶでしょうし」
そう言えばテストケースとして作られた施設だった。
「それで?」
「? なんです」
「いや、君とか、その依頼人の貴族とやらも行ったりしないのかなー、と思ってね」
「……一応聞いておきますよ」
温泉ですしね……とタングラムは呟いた気もする。
「僕もこっそり行こうかな、料理が美味しいならそれに越したことは無いからね♪」
偶然だね、って言うのとか、面白そうだろう?
「好きにすればいーんじゃないですか」
「そうさせてもらおうかな。最近APV温泉が観光所として人気らしいよとか、この日が丁度空いていてねらい目だ、とか……僕もさりげなく、ハンターの皆に話しておくね♪」
勿論フクカンの次の休暇、その日のことである。
●休日、なう
「それじゃー、忘れずによろしくねー?」
「え? はい。オトリお姉さん」
温泉饅頭がいーなー、おいしーって聞いたからーぁ。柔らかい笑みのオトリに見送られ、転移門をくぐるフクカン。
「いってらっしゃーい」
当たり前のようにお土産を請求されたのだ。休暇を使ってAPV温泉に行くことは誰にも言ってないはずなのだけれど。パンフレットを借りたの、誰かに聞いたのかな?
(オトリさん、情報纏めるのとか得意だからなぁ)
だからかもしれないな。相変わらずお姉さん呼びを要求する年下の同僚にため息を吐く。もう温泉の近くだから誰に見られても居ないはず。
「でもっ」
せっかくの休暇なのだから、今日はしっかり羽を伸ばさなくっちゃ。
深呼吸をしてから、改めて足を進めた。
●温泉の、きおく
「……温泉……」
ハンターオフィスに並ぶその言葉に、フクカンの視線が遠くへと飛び立った。
去年、ハンターに協力を頼んで温泉施設を作ったな、なんてことを思い出したのだ。
(忘れていたわけじゃないんです)
決してそんなつもりはない。
(忘れたかっただけなんです)
色々と……そう、色々とあったから……!
自分の立場向上の為に頑張ろう、張り切って温泉施設づくりにはげんだのは、大体一年前のことだった。
男湯、女湯、混浴。
当時は即席で石を組み場を仕切るだけだった浴場も、今はハンター達が書いてくれた設計図を元に、頑丈な作りになっている。
仕切りもそれに合わせて強化されたとかしないとか。
温泉らしい蒸し料理。
定番の饅頭もや羊肉の蒸し料理もあるけれど、温泉芋が帝国民に特に好評だ。焦げそうなくらい暑い湯気で蒸した特別なじゃが芋は甘みが強く感じられて美味しいのだそう。老若男女問わずつまみにおやつに大人気。
ちなみに次点はヴルスト。脂が落ちてヘルシーと言う話。
冷えたドリンク。
集客が増えたあたりで魔導冷蔵庫の設置が叶ったそう。
冷えたミルク(帝国なので羊乳である)や果実のジュース。濃い目に淹れた紅茶は特に目が冴えるとか。
成年者向けに冷えたビールもあるらしい。
足湯。
混浴とは別に、気軽に立ち寄れる場所も欲しいと希望がありあとから増設されたらしい。
細長くしてみたり、円形にしてみたり。一人分でゆっくりできる小さい物もつくってみたり。
蒸し料理を食べながら入れるので、談笑にはもってこいだとか。
これらの特徴は勿論で、温泉についての説明や注意書きを記したパンフレットもある。
かつて手製だったそれも、印刷技術を駆使して量産体制はバッチリだ。
「むぅ」
APVの職員仲間が持っていたパンフレットを借りたフクカンはそれをじっくりと眺め、小さく声を漏らした。
(思っていた以上の成果をあげてるみたいです)
自分としてはちょっと複雑な思い出の場所だけれど、やっぱりかかわった場所がうまく言っているのは嬉しい。
そして、どうしてだろう。またあの場所に行ってみたい気持ちが首を擡げた。
「あれからどうなったのか、報告する責任もあると思うんですよねっ」
あの時は、それどころじゃなかったし。……勿論、こういう風に作りましたという報告は、してあるのだけれど。
「今度はゆっくり入れるかもしれませんし」
ぴこーん♪
「そうですよ、一人で行けばいいんです!」
そうだ、それがいい。それならきっとあんなことはもう起こらないはずだ。
(次のお休みに行ってみようかな?)
まずは自分で確かめて、それからタングラム様もお誘いして……二人で、デート、とか……!
温泉と言えば浴衣、と言う知識を聞いたことがある。
いつぞやのタングラムさまの浴衣姿、もう一回見たいな……
「タングラム様のうなじがっ! ハァハァ……」
何やら別の記憶も混じっているが、こうしてフクカンの次の休暇の予定が決まったのだった。
●目撃者、たくさん
「ふふ、面白そうな話だね♪」
フクカンの独り言は耳をそばだてる必要もなく、APVに居たハンター達の耳に入って居た。
丁度顔を出そうとしていたシャイネも、勿論その一人である。
「温泉か、僕も行ってみようかな」
面白いものが見れそうだし。
「APVでパーティをしたいという話もあったらしいし、このまま皆で温泉に行ってしまえば、それでパーティができるんじゃないかな?」
どうかな? とシャイネが視線を向けた先には、いつの間に現れたのかタングラムが椅子に座っていた。
「悪くないと思いますよ。それならうちで主催しなくてもいいですし、ハンター達がお金落としてくれれば依頼人の貴族も……いや、貴族の部下? が喜ぶでしょうし」
そう言えばテストケースとして作られた施設だった。
「それで?」
「? なんです」
「いや、君とか、その依頼人の貴族とやらも行ったりしないのかなー、と思ってね」
「……一応聞いておきますよ」
温泉ですしね……とタングラムは呟いた気もする。
「僕もこっそり行こうかな、料理が美味しいならそれに越したことは無いからね♪」
偶然だね、って言うのとか、面白そうだろう?
「好きにすればいーんじゃないですか」
「そうさせてもらおうかな。最近APV温泉が観光所として人気らしいよとか、この日が丁度空いていてねらい目だ、とか……僕もさりげなく、ハンターの皆に話しておくね♪」
勿論フクカンの次の休暇、その日のことである。
●休日、なう
「それじゃー、忘れずによろしくねー?」
「え? はい。オトリお姉さん」
温泉饅頭がいーなー、おいしーって聞いたからーぁ。柔らかい笑みのオトリに見送られ、転移門をくぐるフクカン。
「いってらっしゃーい」
当たり前のようにお土産を請求されたのだ。休暇を使ってAPV温泉に行くことは誰にも言ってないはずなのだけれど。パンフレットを借りたの、誰かに聞いたのかな?
(オトリさん、情報纏めるのとか得意だからなぁ)
だからかもしれないな。相変わらずお姉さん呼びを要求する年下の同僚にため息を吐く。もう温泉の近くだから誰に見られても居ないはず。
「でもっ」
せっかくの休暇なのだから、今日はしっかり羽を伸ばさなくっちゃ。
深呼吸をしてから、改めて足を進めた。
解説
*目的
APV温泉でのんびり過ごしましょう
ついでにパーティでもしませんか?
*状況
帝国にはAPV温泉、と言う施設があります
強制ではないのですが、パーティのようなことをして騒いでも大丈夫、と言う許可を事前にとってあるようです
(シャイネ発案、タングラムがこっそり施設に連絡済)
温泉を楽しむも、パーティで騒ぐも、宴会するのも問題ありません
卓球など、温泉はこれ! といった遊具はないみたいです
(ここから下は、行動の参考資料としてどうぞ)
*APV温泉
フクカンの過去シナリオ
【ご注文は温泉ですか?】
において、ハンターの皆さんの手助けもあり、完成した場所になります
オープニングに記載がある通りですが、いくつか抜き出して下記に記しておきます
*施設概要
大きな看板で案内も出ています
脱衣所(男女別)
男湯
女湯
混浴
足湯
食事スペース(フードコート的なイメージでどうぞ・屋根あり)
それ以外(時々ベンチがある模様)
*パンフレットから注意事項を抜粋
「温泉は服着て入ったりタオルを湯船に付けたりはマナー違反」
「混浴風呂は水着の着用・タオルを巻いて入ってOK」
「足湯は勿論素足で、土足厳禁」
「ゴミはゴミ箱に」
*NPC
基本的に背景です
御用の際はお声がけください
フクカン
APV職員
この温泉の設立に関わっていた
休暇に一人で羽を伸ばしに来たので油断多め
シャイネ
吟遊詩人
仕掛け人、多分腹の中は黒い
美味しいものを食べつつ観察する気満々
神宮寺SD担当の「温泉設立を依頼した貴族」「騒ぎの根回しをしたAPVの顔役」はお忍びで参加するようなので、探せばいます。
*注意
白紙はリプレイに描写できません、ご注意くださいませ
参加したらとりあえず『温泉に入る』とでも送信しておきましょう
APV温泉でのんびり過ごしましょう
ついでにパーティでもしませんか?
*状況
帝国にはAPV温泉、と言う施設があります
強制ではないのですが、パーティのようなことをして騒いでも大丈夫、と言う許可を事前にとってあるようです
(シャイネ発案、タングラムがこっそり施設に連絡済)
温泉を楽しむも、パーティで騒ぐも、宴会するのも問題ありません
卓球など、温泉はこれ! といった遊具はないみたいです
(ここから下は、行動の参考資料としてどうぞ)
*APV温泉
フクカンの過去シナリオ
【ご注文は温泉ですか?】
において、ハンターの皆さんの手助けもあり、完成した場所になります
オープニングに記載がある通りですが、いくつか抜き出して下記に記しておきます
*施設概要
大きな看板で案内も出ています
脱衣所(男女別)
男湯
女湯
混浴
足湯
食事スペース(フードコート的なイメージでどうぞ・屋根あり)
それ以外(時々ベンチがある模様)
*パンフレットから注意事項を抜粋
「温泉は服着て入ったりタオルを湯船に付けたりはマナー違反」
「混浴風呂は水着の着用・タオルを巻いて入ってOK」
「足湯は勿論素足で、土足厳禁」
「ゴミはゴミ箱に」
*NPC
基本的に背景です
御用の際はお声がけください
フクカン
APV職員
この温泉の設立に関わっていた
休暇に一人で羽を伸ばしに来たので油断多め
シャイネ
吟遊詩人
仕掛け人、多分腹の中は黒い
美味しいものを食べつつ観察する気満々
神宮寺SD担当の「温泉設立を依頼した貴族」「騒ぎの根回しをしたAPVの顔役」はお忍びで参加するようなので、探せばいます。
*注意
白紙はリプレイに描写できません、ご注意くださいませ
参加したらとりあえず『温泉に入る』とでも送信しておきましょう
マスターより
こんにちは、それともこんばんは、石田まきばです。
温泉が羨ましいなあ、と思ったのです。
フクカンが温泉作るのに関わっていたな、と思いだしたのです。
毒パルムはいません。
のんびりしたいフクカンが居る位です。
それを見たらシャイネが勝手にパーティしようと言いだしました。
つまり、いつも通りです!
なおAPVメンバーで話が進んでいますが、お仕事の話ではありませんので、ユニオンフラグはつけておりません。
所属に関係なく、観光気分でどうぞ。
パーティも強制ではありませんので。
スケジュールの都合でリプレイの納期を延長しています、申し訳ありませんがご了承くださいませ。
それでは、よろしくお願い致します。
温泉が羨ましいなあ、と思ったのです。
フクカンが温泉作るのに関わっていたな、と思いだしたのです。
毒パルムはいません。
のんびりしたいフクカンが居る位です。
それを見たらシャイネが勝手にパーティしようと言いだしました。
つまり、いつも通りです!
なおAPVメンバーで話が進んでいますが、お仕事の話ではありませんので、ユニオンフラグはつけておりません。
所属に関係なく、観光気分でどうぞ。
パーティも強制ではありませんので。
スケジュールの都合でリプレイの納期を延長しています、申し訳ありませんがご了承くださいませ。
それでは、よろしくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/06/18 21:18