• 無し

ボトルレター

マスター:篠崎砂美

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
参加費
1,000
参加人数
現在6人 / 6~6人
サポート
現在1人 / 0~6人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
プレイング締切
2014/06/16 15:00
リプレイ完成予定
2014/06/25 15:00

オープニング

 ここは、ポルトワールの小さな食堂です。
 ちょっと怪しげな雰囲気もありますが、料理は美味しいと評判で、連日客で賑わっています。
 時間帯にもよりますが、満席の場合は、テーブルの入れ替えで少し待たされることもあります。今も、そんな感じで空席待ちなのでした。まあ、ちょっと遅い夕食時ですから仕方ありません。繁盛しているというのはいいことです。
 ドア近くの椅子で客たちは順番待ちをしています。その横を、黒いレースのフードを被った小柄な女性がでていきました。ちょっと愁いを帯びた美人です。お忍びか何かなのでしょうか、甘い香りを残して、足早に食堂を後にしていきます。
「はい、次の方」
 やっと順番が回ってきたようです。よほど混んでいるのか、相席のようでした。
 テーブルに着くと、塩とかの調味料のそばに何やら小さな小瓶がおいてありました。中には、何か紙片のような物が入っています。
 誰かの忘れ物でしょうか?
 直前に店を出ていった客は、先ほどの女性だけです。きっと、彼女の忘れ物なのでしよう。
「これは、やっぱり届けてあげるべきかなあ」
「何が入っているんだろう?」
 先ほどの女性も気になりますし、瓶の中身も気になります。蓋を開けずに外から見える部分には、「今宵……。月が出ている……。約束を……」などの文字が垣間見えます。なんだか、ラブレターのような文面です。
「仕方ない、食事はもう少し後になるか」
 重い腰をあげると、一同は食堂を出て女性の後を追うことにしました。
「席が違うぞ。俺は、いつもの席と言ったはずだ」
 何やら、男が食堂の主ともめていました。巻き込まれては、女性に追いつけなくなってしまいます。ちょっと急いで、一同は食堂を出ていきました。
「俺のテーブルには誰が……。あっ、今の奴らか。くそっ!」
 もめていた男は、ボトルレターを持っていった一同に気がつくと、あわててその後を追いかけていきました。

解説

 あなた方が拾ったのは、ボトルレターです。
 たまさか相席となった人たちで、この忘れ物をなんとかすることになります。
 ボトルの中の手紙を取り出して読むかどうかはお任せしますが、蓋はミツロウで封をされているので、開けてしまえば誰にでもそれと分かります。中の手紙は、ラブレターのように見えます。
 また、あなたたちを男が追いかけているようですが、現時点ではそれに気づいてはいません。また、男もあなたたちを見つけてはいません。男があなたたちを追いかけている理由は不明です。
 さあ、このボトルレター、どうしましょうか?

マスターより

 初めまして。
 初回ですので、軽めのシナリオを最初に持ってきました。ちょっと変わった、巻き込まれタイプのシナリオです。
 さてはて、皆さんどうします?
 簡単なシティアドベンチャーなので、どういう行動をとるかという課程でお楽しみください。相席となってはいますが、最初からグループでもいいですし、ここでの出会いを新しい絆としても構いません。新たな仲間としての、楽しいアクションをお待ちしています。
リプレイ公開中

リプレイ公開日時 2014/06/21 00:53

参加者一覧

  • 雄弁なる真紅の瞳
    エヴァ・A・カルブンクルス(ka0029
    人間(紅)|18才|女性|魔術師
  • 世界爪弾く双兎
    シリウス(ka0043
    エルフ|13才|男性|魔術師

  • ネグロ・ノーチェ(ka0237
    人間(紅)|17才|男性|猟撃士

  • ルクレチア(ka0631
    人間(紅)|10才|女性|疾影士
  • 大口叩きの《役立たず》
    トライフ・A・アルヴァイン(ka0657
    人間(紅)|23才|男性|機導師

  • 剣嬢路 チュアル(ka0859
    人間(紅)|17才|女性|猟撃士

サポート一覧

依頼相談掲示板
アイコン 【相談卓】忘れ物のお届け!
剣嬢路 チュアル(ka0859
人間(クリムゾンウェスト)|17才|女性|猟撃士(イェーガー)
最終発言
2014/06/15 21:52:42
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/06/15 08:02:19