ゲスト
(ka0000)
【春郷祭】華のファッションショー
マスター:松尾京

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/06/16 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/06/25 15:00
オープニング
同盟領内に存在する農耕推進地域ジェオルジ。
この地では初夏と晩秋の頃に、各地の村長が統治者一族の土地に集まって報告を行う寄り合いが行われる。その後、労をねぎらうべくささやかなお祭りが催されていたのだが、昨年の秋から状況が一変。同盟の商人や各地からの観光客が集まるお祭りとして賑わっていた。
そして今年の春。遠き辺境の地での戦いが終息に向かったのを見計らい、延期にしていた春の村長祭を開催する運びとなった。
今回は辺境のお祭りとの共催となり、より一層の盛り上がりが予想されるが、今回のジェオルジ村長祭はどんな催しが行われるのか。
明るい空の下。
その舞台の周りには、既に村々から村人や観光客が集まって、大盛り上がりの様相を呈していた。
大きな舞台である。
正面は、花々で派手に飾られた高い平台。そして、そこから縦長にまっすぐ観客席に向かって伸びるのが、長い、道のような台。
出演者がファッションを見せるために歩く道――ランウェイだ。
運営が、商人の中にいるリアルブルー出身者に協力を仰いで作ったステージであり――つまりは、ファッションショーの会場であった。
「思ったより、盛り上がってるわね。楽しみだわ」
わくわくした様子でそれを見ているのは、ルイーザ・ジェオルジ。ジェオルジの若き統治者セスト・ジェオルジの姉である。
何を隠そう、今回のイベントを一番楽しみにしていた。
というのも、ファッションを広めるイベントを、というのはルイーザの発案だった。
一族の荒事担当などと言いつつ、普段からど派手なドレスで村を歩いたりするルイーザなのだが……農村の中でかかし以上に目立ってしまう日々に、多少なりとも思うところがないではないのだった。
まあ、別にそれはそれでいいのだが……村人達が皆ファッションに興味を持つようになってくれれば、色々楽しそうだと思った。
そんな素朴な思いを商人達に話していたら、春郷祭の計画が進むにつれて、あれよあれよという間にショーが実現することになったのだ。
商人の立場から見れば、販促になるイベント、ということになるのだろう。
が、ルイーザは、商売だの何だのと難しいことを考えるつもりは無い。
今回、当日を迎えてみれば、物珍しさからか思った以上の盛況だし、商人も村人も喜んでいる。それで良かった。
ルイーザは早くはじまらないかと、浮き立つ気分だ。
と、この村の村長がやってきた。
「ルイーザ様、本日はよろしくお願いします。リアルブルー風の出しものと言うことで、ワシが出来ることはなさそうですが……」
「その辺はちゃんと打ち合わせもしてあるから平気よ。きっと楽しくなるわ」
「ルイーザ様も、お出になるので?」
「あたしは、周りを充分このドレスで歩いてきたし。ステージの上で、出演者を見させてもらうわ」
村長はふむ、と息をつく。
「ヴァリオスの方々だけでなく、ハンターの皆さんに出て頂くということでしたな」
「あの人達はいろんな経験もしているし、商人ともまた違ったファッションを知ってる人もいて、結構、素敵なのよ」
「確かに面白い格好をする方も、見かけますなぁ」
思い出すように村長は言った。
実際、集まっている村人の中には、都会の服飾というよりも……いつも自分たちを何かと助けてくれるハンター――彼らがどんな衣装を身に纏うのかに興味を引かれているものも多いようだった。
「可愛い服とか、格好いい着こなしが見られそうで楽しみだわ」
ハンターを呼ぶというのも、ルイーザの発案である。ルイーザ自身ハンターであるから、彼らと共に過ごす時間がびっくり箱のような驚きに満ちていることは、知っている。
そういう意味では、既にこれだけ活況の会場である、とりあえずハンターが出さえすれば盛り上がらないことはなさそうだった。
けれど、やっぱり、どんな服に身を包んでくるのか。それは気になった。
ルイーザは意気揚々とステージに歩く。
そろそろ時間である。会場には、導入の音楽が響き始めていた。
華のファッションショーが、開演する。
この地では初夏と晩秋の頃に、各地の村長が統治者一族の土地に集まって報告を行う寄り合いが行われる。その後、労をねぎらうべくささやかなお祭りが催されていたのだが、昨年の秋から状況が一変。同盟の商人や各地からの観光客が集まるお祭りとして賑わっていた。
そして今年の春。遠き辺境の地での戦いが終息に向かったのを見計らい、延期にしていた春の村長祭を開催する運びとなった。
今回は辺境のお祭りとの共催となり、より一層の盛り上がりが予想されるが、今回のジェオルジ村長祭はどんな催しが行われるのか。
明るい空の下。
その舞台の周りには、既に村々から村人や観光客が集まって、大盛り上がりの様相を呈していた。
大きな舞台である。
正面は、花々で派手に飾られた高い平台。そして、そこから縦長にまっすぐ観客席に向かって伸びるのが、長い、道のような台。
出演者がファッションを見せるために歩く道――ランウェイだ。
運営が、商人の中にいるリアルブルー出身者に協力を仰いで作ったステージであり――つまりは、ファッションショーの会場であった。
「思ったより、盛り上がってるわね。楽しみだわ」
わくわくした様子でそれを見ているのは、ルイーザ・ジェオルジ。ジェオルジの若き統治者セスト・ジェオルジの姉である。
何を隠そう、今回のイベントを一番楽しみにしていた。
というのも、ファッションを広めるイベントを、というのはルイーザの発案だった。
一族の荒事担当などと言いつつ、普段からど派手なドレスで村を歩いたりするルイーザなのだが……農村の中でかかし以上に目立ってしまう日々に、多少なりとも思うところがないではないのだった。
まあ、別にそれはそれでいいのだが……村人達が皆ファッションに興味を持つようになってくれれば、色々楽しそうだと思った。
そんな素朴な思いを商人達に話していたら、春郷祭の計画が進むにつれて、あれよあれよという間にショーが実現することになったのだ。
商人の立場から見れば、販促になるイベント、ということになるのだろう。
が、ルイーザは、商売だの何だのと難しいことを考えるつもりは無い。
今回、当日を迎えてみれば、物珍しさからか思った以上の盛況だし、商人も村人も喜んでいる。それで良かった。
ルイーザは早くはじまらないかと、浮き立つ気分だ。
と、この村の村長がやってきた。
「ルイーザ様、本日はよろしくお願いします。リアルブルー風の出しものと言うことで、ワシが出来ることはなさそうですが……」
「その辺はちゃんと打ち合わせもしてあるから平気よ。きっと楽しくなるわ」
「ルイーザ様も、お出になるので?」
「あたしは、周りを充分このドレスで歩いてきたし。ステージの上で、出演者を見させてもらうわ」
村長はふむ、と息をつく。
「ヴァリオスの方々だけでなく、ハンターの皆さんに出て頂くということでしたな」
「あの人達はいろんな経験もしているし、商人ともまた違ったファッションを知ってる人もいて、結構、素敵なのよ」
「確かに面白い格好をする方も、見かけますなぁ」
思い出すように村長は言った。
実際、集まっている村人の中には、都会の服飾というよりも……いつも自分たちを何かと助けてくれるハンター――彼らがどんな衣装を身に纏うのかに興味を引かれているものも多いようだった。
「可愛い服とか、格好いい着こなしが見られそうで楽しみだわ」
ハンターを呼ぶというのも、ルイーザの発案である。ルイーザ自身ハンターであるから、彼らと共に過ごす時間がびっくり箱のような驚きに満ちていることは、知っている。
そういう意味では、既にこれだけ活況の会場である、とりあえずハンターが出さえすれば盛り上がらないことはなさそうだった。
けれど、やっぱり、どんな服に身を包んでくるのか。それは気になった。
ルイーザは意気揚々とステージに歩く。
そろそろ時間である。会場には、導入の音楽が響き始めていた。
華のファッションショーが、開演する。
解説
●目的
ファッションショーに出演してください。
●行うこと
・基本
舞台に登場してランウェイを行って帰ってきます。
その間にファッションを見せる!と、基本的にはそれだけです。
その後、ルイーザや村人らの講評(というか感想)を交えて、舞台上で二、三言、軽いインタビューなどがあるでしょう。
・決めておくと良さそうなこと
基本的にはどんな服か、だけでOKです。
あとは司会や楽隊が言うことを聞いてくれますので、必要に応じて、
『登場時のキャッチコピー』
『BGMの雰囲気』
『ランウェイ最前での一芸、一言、ポーズ』
『インタビューで話したい内容』
『ファッションのポイント』
等々、細かく決めておいても盛り上がっていいかも知れません。
それ以外でも、何か思いついたらやってみるのもいいかと思います。
ファッションを見せることがメインなので、基本的にはフリーな舞台です。
●衣装に関して
商人やデザイナーが噛んでいるので、生地から服の種類まで、自由なファッションを仕立てることが出来ます。
帽子、髪飾り、貴金属、服の上下から、靴などなど……全体の印象からこだわりの点まで、考えてみてください。
ただリアルブルーの技術でないと出来ない服などは、見た目に似た物に差し替えられる可能性はあります。
なお、仕立てた服はショーのあと、ディスプレイ用として運営が回収させて頂きますのでご了承を。
ファッションショーに出演してください。
●行うこと
・基本
舞台に登場してランウェイを行って帰ってきます。
その間にファッションを見せる!と、基本的にはそれだけです。
その後、ルイーザや村人らの講評(というか感想)を交えて、舞台上で二、三言、軽いインタビューなどがあるでしょう。
・決めておくと良さそうなこと
基本的にはどんな服か、だけでOKです。
あとは司会や楽隊が言うことを聞いてくれますので、必要に応じて、
『登場時のキャッチコピー』
『BGMの雰囲気』
『ランウェイ最前での一芸、一言、ポーズ』
『インタビューで話したい内容』
『ファッションのポイント』
等々、細かく決めておいても盛り上がっていいかも知れません。
それ以外でも、何か思いついたらやってみるのもいいかと思います。
ファッションを見せることがメインなので、基本的にはフリーな舞台です。
●衣装に関して
商人やデザイナーが噛んでいるので、生地から服の種類まで、自由なファッションを仕立てることが出来ます。
帽子、髪飾り、貴金属、服の上下から、靴などなど……全体の印象からこだわりの点まで、考えてみてください。
ただリアルブルーの技術でないと出来ない服などは、見た目に似た物に差し替えられる可能性はあります。
なお、仕立てた服はショーのあと、ディスプレイ用として運営が回収させて頂きますのでご了承を。
マスターより
ルイーザのアイデアが商人達を巻き込んで、ファッションショーが開催されることになりました。
販促自体はヴァリオス側の出演者がそれなりにこなしてくれるでしょう。なのでハンターの皆さんは、独自に個性を披露するといいかと思います。
メルヘンなかわいらしい衣装もよし、紳士なルックスを目指すもよし。もちろん冒険的なファッションも興味を引くでしょう。是非、それぞれのスタイルで盛り上げてみてください。
販促自体はヴァリオス側の出演者がそれなりにこなしてくれるでしょう。なのでハンターの皆さんは、独自に個性を披露するといいかと思います。
メルヘンなかわいらしい衣装もよし、紳士なルックスを目指すもよし。もちろん冒険的なファッションも興味を引くでしょう。是非、それぞれのスタイルで盛り上げてみてください。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/06/21 18:09
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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モデル控室 エルヴィア(ka4180) 人間(リアルブルー)|26才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2015/06/15 23:41:49 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/06/16 11:11:52 |