ゲスト
(ka0000)
再びの勇者達
マスター:トーゴーヘーゾー

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/07/13 12:00
- リプレイ完成予定
- 2014/07/22 12:00
オープニング
帝国の僻地に存在する、とある村。
のどかな環境で農作業に従事していた村人達に、ひとつの危機が訪れた。
雑魔のキメラによる襲撃だった。
肉食獣では済まない力の猛威に、幾人もの犠牲者が出てしまう。
幸運にもこの村に滞在していた帝国騎士が8名、キメラとの戦いに臨んだ。
なんとかキメラ退治に成功はしたものの、帝国騎士達も誰ひとり帰らぬ人となった。
その後、村では帝国騎士達の鎮魂もかねて、毎年、感謝を示す祭りを開く。
小さなバザーや、振舞酒が出され、飲めや歌えやの村祭り。都市部とは趣の異なる小規模なものだが、娯楽の少ない地方でとても大切な催しだ。
すでに帝国騎士という呼び名も風化しているが、彼等の感謝は今も続いている。
そんな祭りの開催時期に、ひとつの不穏な噂が流れた。
因縁のある同種のキメラの再来だ。
そして今回、『偶然にも』、この村には戦う力を持った来訪者達が滞在していた。
「……というのが概要かな」
ベルンハルト・ベルガーの説明を聞いたハンターが、困惑の表情を浮かべている。
肝心の依頼内容が説明されていない。
小説家という彼の職業を考えると、作品のあらすじ聞かされただけに思える。
「端的に言えば、『勇者を装って、キメラを撃退し、村を救う』のが依頼内容だ」
言葉の意味は理解できる。が、説明はまだ足りていない。
ハンターからの質問に応じて、彼はもう少し言葉を添える。
「発端はキメラの目撃情報なんだ。だけど、肝心の村の方では祭りの最中ということもあって、なんら動きを見せない。ハンターを雇う事すら。以前にあった襲撃は20年ほど前のことで危機感も薄れているうえ、結果的に帝国騎士に『救われてしまった』ことで、また助けが現れると漠然と信じているようなんだ」
彼はそのあたりの話を、帝国政府の友人から聞かされたのだという。
村の警護とその事後処理は、あくまでも、人手の足りない政府からの要請なのだ。
「このキメラというのは、リアルブルーの言い伝えとよく似てる。キメラとかキマイラと呼ばれている幻獣だ。俺が依頼するのはこのキメラ退治。特に頼みたいのは、勇者という立場を得た後で、危機意識が薄く他力本願な村人達をたしなめて欲しい。自分たちで戦えずとも、ハンターを雇ったりして、自発的な行動を起こすように」
依頼を丸投げするベルンハルト。
『監督役』のような立場で話しているが、この依頼については単なる説明役で傍観者だ。
彼自身は依頼料をもらっていないため、ハンターに同行して見物する気は満々でも、介入するつもりはほとんどなさそうだ。
のどかな環境で農作業に従事していた村人達に、ひとつの危機が訪れた。
雑魔のキメラによる襲撃だった。
肉食獣では済まない力の猛威に、幾人もの犠牲者が出てしまう。
幸運にもこの村に滞在していた帝国騎士が8名、キメラとの戦いに臨んだ。
なんとかキメラ退治に成功はしたものの、帝国騎士達も誰ひとり帰らぬ人となった。
その後、村では帝国騎士達の鎮魂もかねて、毎年、感謝を示す祭りを開く。
小さなバザーや、振舞酒が出され、飲めや歌えやの村祭り。都市部とは趣の異なる小規模なものだが、娯楽の少ない地方でとても大切な催しだ。
すでに帝国騎士という呼び名も風化しているが、彼等の感謝は今も続いている。
そんな祭りの開催時期に、ひとつの不穏な噂が流れた。
因縁のある同種のキメラの再来だ。
そして今回、『偶然にも』、この村には戦う力を持った来訪者達が滞在していた。
「……というのが概要かな」
ベルンハルト・ベルガーの説明を聞いたハンターが、困惑の表情を浮かべている。
肝心の依頼内容が説明されていない。
小説家という彼の職業を考えると、作品のあらすじ聞かされただけに思える。
「端的に言えば、『勇者を装って、キメラを撃退し、村を救う』のが依頼内容だ」
言葉の意味は理解できる。が、説明はまだ足りていない。
ハンターからの質問に応じて、彼はもう少し言葉を添える。
「発端はキメラの目撃情報なんだ。だけど、肝心の村の方では祭りの最中ということもあって、なんら動きを見せない。ハンターを雇う事すら。以前にあった襲撃は20年ほど前のことで危機感も薄れているうえ、結果的に帝国騎士に『救われてしまった』ことで、また助けが現れると漠然と信じているようなんだ」
彼はそのあたりの話を、帝国政府の友人から聞かされたのだという。
村の警護とその事後処理は、あくまでも、人手の足りない政府からの要請なのだ。
「このキメラというのは、リアルブルーの言い伝えとよく似てる。キメラとかキマイラと呼ばれている幻獣だ。俺が依頼するのはこのキメラ退治。特に頼みたいのは、勇者という立場を得た後で、危機意識が薄く他力本願な村人達をたしなめて欲しい。自分たちで戦えずとも、ハンターを雇ったりして、自発的な行動を起こすように」
依頼を丸投げするベルンハルト。
『監督役』のような立場で話しているが、この依頼については単なる説明役で傍観者だ。
彼自身は依頼料をもらっていないため、ハンターに同行して見物する気は満々でも、介入するつもりはほとんどなさそうだ。
解説
●雑魔のキメラ×1
頭がライオン、胴体が山羊、尾が毒蛇。
胴体部分が3mほど。
炎を吐き、3mほどの尻尾で攻撃する。
●帝国騎士に感謝する村
帝国騎士感謝祭の最中。
民芸品を売ったり、食べ物の露店が並ぶ。
村人のほとんどが広場に集まり、思い思いに騒いでいる。
キメラの動向は詳細不明で、村の外周は長く柵もないため、襲撃の阻止は非常に困難。キメラの襲撃があった場合、どうしても発生後の対処となる。
問題発生後のハンターへの感情は主に2つ。『今回も助けてくれてありがとう』と『どうせなら被害が出る前に倒してくれれば良かったのに』
●ベルンハルト・ベルガー
小説家。戦力対象外。
取材目的なので、依頼には大きく関わらない予定だが、ハンターの要望次第では多少の手伝いも可能。
逆に放置されていたら、行間でお気楽に行動している。
頭がライオン、胴体が山羊、尾が毒蛇。
胴体部分が3mほど。
炎を吐き、3mほどの尻尾で攻撃する。
●帝国騎士に感謝する村
帝国騎士感謝祭の最中。
民芸品を売ったり、食べ物の露店が並ぶ。
村人のほとんどが広場に集まり、思い思いに騒いでいる。
キメラの動向は詳細不明で、村の外周は長く柵もないため、襲撃の阻止は非常に困難。キメラの襲撃があった場合、どうしても発生後の対処となる。
問題発生後のハンターへの感情は主に2つ。『今回も助けてくれてありがとう』と『どうせなら被害が出る前に倒してくれれば良かったのに』
●ベルンハルト・ベルガー
小説家。戦力対象外。
取材目的なので、依頼には大きく関わらない予定だが、ハンターの要望次第では多少の手伝いも可能。
逆に放置されていたら、行間でお気楽に行動している。
マスターより
『勇者伝説』的な話の、アンチテーゼ成分が含まれています。
勇者伝説の再来という話も嫌いではないのですが、今回はこういう話となりました。
平和に慣れ過ぎた村人達を、一喝してやってください。
『八墓村』というタイトルも浮かんだけど、内容的には無関係なので没にしました。
勇者伝説の再来という話も嫌いではないのですが、今回はこういう話となりました。
平和に慣れ過ぎた村人達を、一喝してやってください。
『八墓村』というタイトルも浮かんだけど、内容的には無関係なので没にしました。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/07/22 04:26
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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詳細相談用 マダム・スルタナ(ka2561) ドワーフ|50才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2014/07/12 19:14:07 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/08 11:30:21 |