ゲスト
(ka0000)
【春郷祭】逆襲! 炎の料理人
マスター:のどか

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/06/17 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/06/26 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
農耕都市ジェオルジの北部に位置するフレッド村。
昨年、秋の村長祭の料理対決で賑わったこの村に、この春も1つの賑わいを見せていた。
村中の、いや観光客も含めればもっと大勢の人々が集まった中央広場。
彼らの視線の先の特設ステージには、2つの大きな机が「ハ」の字型に向かい合っており、それぞれの机の傍に料理人のような白衣を着た者達が腕を組んで立っていた。
「シニョーレシニョーリ、お待たせいたしました! この春もやって来た大イベント『リストランテ フレッド』――開幕になります!」
ステージの中央でビシリとスーツで決めた男が声を張り上げる。
同時に観客から歓声の渦が沸き起こった。
「今回もビッグなこの村長祭、皆様いかがお過ごしでしょうか? 半年を越える時を経て、今ここにもう一度、二組のチャレンジャーが集いました!!」
そう言いながらスーツの司会は両手を広げてそれぞれの料理人を指し示す。
「こちら、グループで参戦! この春、辺境の大地で起こった一連の歪虚事件を見事解決して記憶に新しい――ハンターの皆さんです!」
湧きあがる歓声と拍手。
どこかこそばゆい気持ちを覚えながらもハンター達は一言ずつコメントを述べてゆく。
一通りの挨拶が終わった後、スーツの司会は対岸に位置するテーブルを指し示す。
「対するは美食の街『ポルトワール』よりやって来た! トラットリア『エスプロジオーネ』を支える料理長! 炎の料理人、ピエール・アルフォンソ!!」
紹介と共にに筋肉質の色男がニコリとほほ笑んだ。
同時に、再び沸き起こる歓声と拍手。
「ジェオルジの皆さん、そしてハンターの皆さん、ごきげんよう! 今宵も皆様にお会いできて、今日という日に最大の感謝をしております」
そう挨拶しながら再びニコリとほほ笑むアルフォンソ。
白い歯がキラリと太陽に照らされて光輝いた。
「昨年、ハンターの皆様に敗北してから半年……故郷ポルトワールにて、一から自らの『料理』というものと向き合って参りました」
ぐっと、悔しそうに握り締める拳に、その腕の筋肉がビリリと張り詰める。
「本当に、喜ばれる料理とは何なのか……自分なりの答えを、見つけてきたつもりです。だからこそ、今一度この場に立ち、ハンターの皆さんと料理対決かできる事を心から誇りに思っております!」
そう言って、舞台俳優のように大手を振ってみせる彼に、観客の熱狂も最高潮である。
これは彼にとっての逆襲――料理と言う、彼の命と向き合った、真剣勝負なのだ。
「さて、それでは今回のお題の発表です――」
一通りの挨拶を済ませ、1枚の垂れ幕を取り出す司会の男。
ダララララララと、断続的な太鼓の音が響き渡る。
「今回のお題は――『スイーツフルコース』!」
お題の発表と同時に、客席にどよめきが走った。
「各チームには『前菜』『スープ』『メイン』『アフターティ』の順で提供される、スイーツのフルコースを考案し・実演にて作って頂きます。前大会は食材の指定がございましたが、今回は一切ございません。ただし……」
そう言って、神妙な表情を見せる司会。
「代わりに『アフターティ』のみ、こちらから指定をさせて頂きます。フレッド特産の茶葉と果物を使いました、フレーバーティ。こちらをアフターティに据えたコースを、皆様には作っていただきたいと思います!」
ガラガラと、台車に積まれて運ばれてくる茶葉とポット。
注がれるお茶からは、紅茶ににた香りと共に、柑橘系のさわやかな香りが鼻先を擽った。
「今回審査をして頂くのは、自称同盟一の美少女受付嬢! 食べ物の事ならまかせとけ! ルミ・ヘヴンズドアさんにお越しいただいております!」
「自称は余計ッ……こほん。みんな~、ルミちゃんに美味しいスイーツ、食べさせてねっ♪」
ステージの中央で観客に愛想を振り撒くルミ・ヘヴンズドア(kz0060)を前に、ごくりと息を飲み込むハンター達。
この勝負、ただでは済まない――そう、本能が警鐘を鳴らしていた。
「スイーツ……元はパティシエを目指していた私に、このお題ですか。これもまた、運命と言う事ですね」
そんなハンター達と裏腹に、不敵な笑みを浮かべるアルフォンソ。
「この私の全てを持って……最高のフルコースを、ご用意いたしましょう」
炎の料理人の意地とプライドを掛けた、一世一代の大逆襲が今、始まろうとしていた――
農耕都市ジェオルジの北部に位置するフレッド村。
昨年、秋の村長祭の料理対決で賑わったこの村に、この春も1つの賑わいを見せていた。
村中の、いや観光客も含めればもっと大勢の人々が集まった中央広場。
彼らの視線の先の特設ステージには、2つの大きな机が「ハ」の字型に向かい合っており、それぞれの机の傍に料理人のような白衣を着た者達が腕を組んで立っていた。
「シニョーレシニョーリ、お待たせいたしました! この春もやって来た大イベント『リストランテ フレッド』――開幕になります!」
ステージの中央でビシリとスーツで決めた男が声を張り上げる。
同時に観客から歓声の渦が沸き起こった。
「今回もビッグなこの村長祭、皆様いかがお過ごしでしょうか? 半年を越える時を経て、今ここにもう一度、二組のチャレンジャーが集いました!!」
そう言いながらスーツの司会は両手を広げてそれぞれの料理人を指し示す。
「こちら、グループで参戦! この春、辺境の大地で起こった一連の歪虚事件を見事解決して記憶に新しい――ハンターの皆さんです!」
湧きあがる歓声と拍手。
どこかこそばゆい気持ちを覚えながらもハンター達は一言ずつコメントを述べてゆく。
一通りの挨拶が終わった後、スーツの司会は対岸に位置するテーブルを指し示す。
「対するは美食の街『ポルトワール』よりやって来た! トラットリア『エスプロジオーネ』を支える料理長! 炎の料理人、ピエール・アルフォンソ!!」
紹介と共にに筋肉質の色男がニコリとほほ笑んだ。
同時に、再び沸き起こる歓声と拍手。
「ジェオルジの皆さん、そしてハンターの皆さん、ごきげんよう! 今宵も皆様にお会いできて、今日という日に最大の感謝をしております」
そう挨拶しながら再びニコリとほほ笑むアルフォンソ。
白い歯がキラリと太陽に照らされて光輝いた。
「昨年、ハンターの皆様に敗北してから半年……故郷ポルトワールにて、一から自らの『料理』というものと向き合って参りました」
ぐっと、悔しそうに握り締める拳に、その腕の筋肉がビリリと張り詰める。
「本当に、喜ばれる料理とは何なのか……自分なりの答えを、見つけてきたつもりです。だからこそ、今一度この場に立ち、ハンターの皆さんと料理対決かできる事を心から誇りに思っております!」
そう言って、舞台俳優のように大手を振ってみせる彼に、観客の熱狂も最高潮である。
これは彼にとっての逆襲――料理と言う、彼の命と向き合った、真剣勝負なのだ。
「さて、それでは今回のお題の発表です――」
一通りの挨拶を済ませ、1枚の垂れ幕を取り出す司会の男。
ダララララララと、断続的な太鼓の音が響き渡る。
「今回のお題は――『スイーツフルコース』!」
お題の発表と同時に、客席にどよめきが走った。
「各チームには『前菜』『スープ』『メイン』『アフターティ』の順で提供される、スイーツのフルコースを考案し・実演にて作って頂きます。前大会は食材の指定がございましたが、今回は一切ございません。ただし……」
そう言って、神妙な表情を見せる司会。
「代わりに『アフターティ』のみ、こちらから指定をさせて頂きます。フレッド特産の茶葉と果物を使いました、フレーバーティ。こちらをアフターティに据えたコースを、皆様には作っていただきたいと思います!」
ガラガラと、台車に積まれて運ばれてくる茶葉とポット。
注がれるお茶からは、紅茶ににた香りと共に、柑橘系のさわやかな香りが鼻先を擽った。
「今回審査をして頂くのは、自称同盟一の美少女受付嬢! 食べ物の事ならまかせとけ! ルミ・ヘヴンズドアさんにお越しいただいております!」
「自称は余計ッ……こほん。みんな~、ルミちゃんに美味しいスイーツ、食べさせてねっ♪」
ステージの中央で観客に愛想を振り撒くルミ・ヘヴンズドア(kz0060)を前に、ごくりと息を飲み込むハンター達。
この勝負、ただでは済まない――そう、本能が警鐘を鳴らしていた。
「スイーツ……元はパティシエを目指していた私に、このお題ですか。これもまた、運命と言う事ですね」
そんなハンター達と裏腹に、不敵な笑みを浮かべるアルフォンソ。
「この私の全てを持って……最高のフルコースを、ご用意いたしましょう」
炎の料理人の意地とプライドを掛けた、一世一代の大逆襲が今、始まろうとしていた――
解説
▼目的
料理コンテストで勝利せよ!
▼内容
村長祭に併せてジェオルジの農村で開かれる料理大会に出場し、対戦者である炎の料理人「アルフォンソ」に勝利してください。
今回、昨年の敗北からリベンジに燃える彼に勝つには一筋縄では行きません。
皆さんの知恵とアイディアを集約し、至高のフルコースを作り上げてください。
▼レギュレーション
・ハンターは協力し、『前菜』『スープ』『メイン』『アフターティ』の4つの項目から構成されたコースを皆で1セット作り上げること
・それぞれの項目をスイーツに置き換えた場合での解釈は自由である
・4つの項目のうち『アフターティ』は共通課題として指定されているものとする
(つまり、残り3項目を考えればOK)
・『アフターティ』のお茶は村の特産で、柑橘系の香りにスッキリとした味わいが特徴である
(紅茶のアールグレイを想像して頂ければ)
・制限時間は最大2時間まで
・審査は同時ではなく、完成した側から順次行ってゆく
・結果は審査員のルミの一存で決まるものとする
料理コンテストで勝利せよ!
▼内容
村長祭に併せてジェオルジの農村で開かれる料理大会に出場し、対戦者である炎の料理人「アルフォンソ」に勝利してください。
今回、昨年の敗北からリベンジに燃える彼に勝つには一筋縄では行きません。
皆さんの知恵とアイディアを集約し、至高のフルコースを作り上げてください。
▼レギュレーション
・ハンターは協力し、『前菜』『スープ』『メイン』『アフターティ』の4つの項目から構成されたコースを皆で1セット作り上げること
・それぞれの項目をスイーツに置き換えた場合での解釈は自由である
・4つの項目のうち『アフターティ』は共通課題として指定されているものとする
(つまり、残り3項目を考えればOK)
・『アフターティ』のお茶は村の特産で、柑橘系の香りにスッキリとした味わいが特徴である
(紅茶のアールグレイを想像して頂ければ)
・制限時間は最大2時間まで
・審査は同時ではなく、完成した側から順次行ってゆく
・結果は審査員のルミの一存で決まるものとする
マスターより
おはようございます、のどかです。
【夜煌】に【春郷祭】、皆様お楽しみいただけておりますでしょうか?
今回の依頼は、お料理コンテストへの出場です。
前回「【郷祭】決戦! 炎の料理人」でハンター達との勝負に負けたアルフォンソ氏が、リベンジに燃え、パワーアップして帰ってまいりました。
いわゆる、料理人として一皮剥けてきた状態です。
そんな彼を前に、皆様がどのようなフルコースで挑むのか……ルミちゃんと一緒に、おなかを空かせて楽しみにしております。
質問がございましたらルミちゃんがお答えいたしますので、別途質問卓を立ててご用命下さい。
皆さまのご参加を、お待ちしております。
【夜煌】に【春郷祭】、皆様お楽しみいただけておりますでしょうか?
今回の依頼は、お料理コンテストへの出場です。
前回「【郷祭】決戦! 炎の料理人」でハンター達との勝負に負けたアルフォンソ氏が、リベンジに燃え、パワーアップして帰ってまいりました。
いわゆる、料理人として一皮剥けてきた状態です。
そんな彼を前に、皆様がどのようなフルコースで挑むのか……ルミちゃんと一緒に、おなかを空かせて楽しみにしております。
質問がございましたらルミちゃんがお答えいたしますので、別途質問卓を立ててご用命下さい。
皆さまのご参加を、お待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/06/28 21:18
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 前田 菊姫(ka4056) 人間(リアルブルー)|23才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/06/17 21:36:04 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/06/15 12:20:36 |