ゲスト
(ka0000)
異世界流、七夕のススメ
マスター:STANZA

このシナリオは4日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/07/14 15:00
- リプレイ完成予定
- 2014/07/27 15:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
同盟領の一角にある、蒸気工場都市フマーレの工場街。
そこには小さな機械修理工場「ナーノ・ビスケット」があった。
小人の修理台を意味するその名の通り、扱う品目は一般家庭で使われる小さな機械製品が多く、お得意様も一般家庭の主婦層が中心だ。
工場を切り盛りしているのは、ミケーレ・カルヴィーニという青年だった。
彼は大柄な身体に似合わず手先が器用で、子供の玩具なども頼めばすぐに修理してくれる。
気さくな性格も相俟って、彼は近所の子供からお年寄りまでの幅広いファンを持つ人気者だった。
商店街で猫雑貨と花を扱う小さな店の主人、フロル(kz0042)もまた、彼に懐いている者の一人だ。
「ミケ兄さん、ミケ兄さーん!」
フロルは年上の友人であり、猫雑貨を作ってくれる職人でもあるミケーレの事をそう呼んでいた。
「ミケ兄さん、タナバタしましょう、タナバター!」
様々な機械や部品が乱雑に散らばった工場にひょっこりを顔を出したフロルは、ミケーレの顔を見るなりそう言って手を振る。
「だからお前は、何でそういつもイキナリなんだよ?」
ミケーレは首にかけた年季の入ったタオルで額の汗を拭うと、ひとつ溜息。
「何だそのタナバタってのは? いきなり言われてもわかんねーだろ!」
そう言われて、フロルは順を追って説明を始めた。
ふらりと立ち寄ったハンターオフィスで「タナバタ」なるものの話を小耳に挟んだこと。
それはリアルブルーで行われる、商店街を盛り上げる為の祭の名前であること。
基本的に、道路に何かを飾り付けて楽しむものであること。
「小耳に挟んだだけですので、詳しい事はよくわからないのですがー」
「よくわかんねーものを持って来るなよ……」
話を聞いて、ミケーレが頭を抱える。
まあ、かく言う彼も『俺には難しいことはわかんねえけど』が口癖なので、どっちもどっちと言うべきか。
「とにかく、楽しそうだと思いませんかー?」
「まあ、な」
「フマーレの商店街でも、ちょうど活性化の為に何かやりたいと思っていたのですよー」
「それはまあ、有効かもしれない、うん」
しかし、そのタナバタというのは結局何なのだ。
「さあ?」
「……ってお前!」
「だって、よく聞こえなかったんですよー」
話していたのは、恐らくリアルブルーの出身者。
だが呼び止めて話を聞く暇もなく、彼等は仕事に出てしまったのだ。
「他のハンターさんも、多分知ってると思うのですよー?」
知らなくても構わないけれど。
とにかく、それっぽいお祭りを行って、商店街を盛り上げる事が出来れば良いのだ。
ハンター達に協力して貰えば、きっと楽しいものになる。
「皆さん芸達者ですからねー。すごいんですよ、この間なんか……」
そして始まる思い出話。
商品の輸送を手伝って貰った事や、その後でお喋りした事、家に招いてお茶会をした事……
「ミケ兄さんや商店街の皆さんも、この機会にハンターの皆さんとお近づきになると良いのですー」
仲良くなれば、売り上げアップに繋がるかもしれないし?
そんなわけで、タナバタ。
何だかよくわからないけれど、わからないものは自己流にアレンジしてしまえば良いのだ。
ここはクリムゾンウェスト、リアルブルーの文化を厳密に再現する必要はない。
そのままやっても面白くなるとは限らないし。
本物を知っている人も知らない人も、皆でタナバタを盛り上げよう。
そして、それをフマーレ商店街の新たな名物にするのだ。
同盟領の一角にある、蒸気工場都市フマーレの工場街。
そこには小さな機械修理工場「ナーノ・ビスケット」があった。
小人の修理台を意味するその名の通り、扱う品目は一般家庭で使われる小さな機械製品が多く、お得意様も一般家庭の主婦層が中心だ。
工場を切り盛りしているのは、ミケーレ・カルヴィーニという青年だった。
彼は大柄な身体に似合わず手先が器用で、子供の玩具なども頼めばすぐに修理してくれる。
気さくな性格も相俟って、彼は近所の子供からお年寄りまでの幅広いファンを持つ人気者だった。
商店街で猫雑貨と花を扱う小さな店の主人、フロル(kz0042)もまた、彼に懐いている者の一人だ。
「ミケ兄さん、ミケ兄さーん!」
フロルは年上の友人であり、猫雑貨を作ってくれる職人でもあるミケーレの事をそう呼んでいた。
「ミケ兄さん、タナバタしましょう、タナバター!」
様々な機械や部品が乱雑に散らばった工場にひょっこりを顔を出したフロルは、ミケーレの顔を見るなりそう言って手を振る。
「だからお前は、何でそういつもイキナリなんだよ?」
ミケーレは首にかけた年季の入ったタオルで額の汗を拭うと、ひとつ溜息。
「何だそのタナバタってのは? いきなり言われてもわかんねーだろ!」
そう言われて、フロルは順を追って説明を始めた。
ふらりと立ち寄ったハンターオフィスで「タナバタ」なるものの話を小耳に挟んだこと。
それはリアルブルーで行われる、商店街を盛り上げる為の祭の名前であること。
基本的に、道路に何かを飾り付けて楽しむものであること。
「小耳に挟んだだけですので、詳しい事はよくわからないのですがー」
「よくわかんねーものを持って来るなよ……」
話を聞いて、ミケーレが頭を抱える。
まあ、かく言う彼も『俺には難しいことはわかんねえけど』が口癖なので、どっちもどっちと言うべきか。
「とにかく、楽しそうだと思いませんかー?」
「まあ、な」
「フマーレの商店街でも、ちょうど活性化の為に何かやりたいと思っていたのですよー」
「それはまあ、有効かもしれない、うん」
しかし、そのタナバタというのは結局何なのだ。
「さあ?」
「……ってお前!」
「だって、よく聞こえなかったんですよー」
話していたのは、恐らくリアルブルーの出身者。
だが呼び止めて話を聞く暇もなく、彼等は仕事に出てしまったのだ。
「他のハンターさんも、多分知ってると思うのですよー?」
知らなくても構わないけれど。
とにかく、それっぽいお祭りを行って、商店街を盛り上げる事が出来れば良いのだ。
ハンター達に協力して貰えば、きっと楽しいものになる。
「皆さん芸達者ですからねー。すごいんですよ、この間なんか……」
そして始まる思い出話。
商品の輸送を手伝って貰った事や、その後でお喋りした事、家に招いてお茶会をした事……
「ミケ兄さんや商店街の皆さんも、この機会にハンターの皆さんとお近づきになると良いのですー」
仲良くなれば、売り上げアップに繋がるかもしれないし?
そんなわけで、タナバタ。
何だかよくわからないけれど、わからないものは自己流にアレンジしてしまえば良いのだ。
ここはクリムゾンウェスト、リアルブルーの文化を厳密に再現する必要はない。
そのままやっても面白くなるとは限らないし。
本物を知っている人も知らない人も、皆でタナバタを盛り上げよう。
そして、それをフマーレ商店街の新たな名物にするのだ。
解説
フマーレの商店街を七夕で盛り上げましょう。
日本出身のPCさんが参加されている場合は、正確な知識を伝授して頂いても構いません。
が、敢えてデタラメを教えたり、黙したまま他の参加者の珍発想を楽しむのも良いでしょう。
七夕を知らないPCさんは、タナバタという音の響きや漢字の見た目、OPで示した大体の雰囲気などから、妄想を果てしなく広げて下さい。
原型からどれほどかけ離れていようと、楽しければOKです。
皆さんで協力して、フマーレ商店街ならではの七夕祭りを作り上げて下さい。
流れ:
企画、立案から、制作、準備、そして本番まで。
どこかひとつに重点的に関わっても、まんべんなく手を出してもOK。
祭りという事で、七夕飾りの他にも屋台や各種イベントを企画して頂いても構いません。
本番当日にはスタッフとして参加しても、お客さんと一緒に楽しんでも可。
報酬は少なめですが、その代わり費用の負担はありません。
場所:
フマーレの商店街。
工場労働者やその家族など、一般庶民が日常的に利用している。
フロルの店の他、八百屋や魚屋、肉屋などの小売店や、食堂、服屋、薬屋、玩具屋、魔法の道具屋、何だかわからない怪しげな店など、カジュアルな雰囲気の店が揃っている。
NPC:
・フロル
本名フロリアス・カヴァーリオ。
常に白黒二匹の猫を従えた、猫雑貨と花の店フロルの店主。
・ミケーレ・カルヴィーニ
機械修理工場「ナーノ・ビスケット」の責任者。
27歳、独身。
機械の修理が専門だが、手先が器用かつ頼まれれば断れない性分な為、注文すれば七夕飾りなどを作ってくれる。ただし金属製。
※NPCの面識不要。両名ともプレイングで特に指定のない限りはリプレイには登場しません。
※OP及び解説に明記された情報は、全てPCが知っているものとして構いません。
※情報として明示されていない事に関してはお任せします。
ルール的に問題のない範囲において、ご自由にお楽しみ下さい。
日本出身のPCさんが参加されている場合は、正確な知識を伝授して頂いても構いません。
が、敢えてデタラメを教えたり、黙したまま他の参加者の珍発想を楽しむのも良いでしょう。
七夕を知らないPCさんは、タナバタという音の響きや漢字の見た目、OPで示した大体の雰囲気などから、妄想を果てしなく広げて下さい。
原型からどれほどかけ離れていようと、楽しければOKです。
皆さんで協力して、フマーレ商店街ならではの七夕祭りを作り上げて下さい。
流れ:
企画、立案から、制作、準備、そして本番まで。
どこかひとつに重点的に関わっても、まんべんなく手を出してもOK。
祭りという事で、七夕飾りの他にも屋台や各種イベントを企画して頂いても構いません。
本番当日にはスタッフとして参加しても、お客さんと一緒に楽しんでも可。
報酬は少なめですが、その代わり費用の負担はありません。
場所:
フマーレの商店街。
工場労働者やその家族など、一般庶民が日常的に利用している。
フロルの店の他、八百屋や魚屋、肉屋などの小売店や、食堂、服屋、薬屋、玩具屋、魔法の道具屋、何だかわからない怪しげな店など、カジュアルな雰囲気の店が揃っている。
NPC:
・フロル
本名フロリアス・カヴァーリオ。
常に白黒二匹の猫を従えた、猫雑貨と花の店フロルの店主。
・ミケーレ・カルヴィーニ
機械修理工場「ナーノ・ビスケット」の責任者。
27歳、独身。
機械の修理が専門だが、手先が器用かつ頼まれれば断れない性分な為、注文すれば七夕飾りなどを作ってくれる。ただし金属製。
※NPCの面識不要。両名ともプレイングで特に指定のない限りはリプレイには登場しません。
※OP及び解説に明記された情報は、全てPCが知っているものとして構いません。
※情報として明示されていない事に関してはお任せします。
ルール的に問題のない範囲において、ご自由にお楽しみ下さい。
マスターより
お世話になっております、STANZAです。
本当はもっと早く出すつもりだったのですが、体調不良やその他諸事情でこうなったらモロ被りでしたっていう(
でも仕方ないよね、この時期だもんね!(と念を送ってみる……(
たくさんあった方が色んな七夕が出来て楽しいし、という前向きな姿勢で、強引に突き進みましょう。
多分この後、異世界流ハロウィンとか、クリスマスとか正月とかが続くものと思われますが、それはまた別の話で。
疑問点は質問卓を設置して頂ければ、フロルが可能な範囲でお答えします。
(出発の24時間前まで)
では、よろしくお願いいたします。
本当はもっと早く出すつもりだったのですが、体調不良やその他諸事情でこうなったらモロ被りでしたっていう(
でも仕方ないよね、この時期だもんね!(と念を送ってみる……(
たくさんあった方が色んな七夕が出来て楽しいし、という前向きな姿勢で、強引に突き進みましょう。
多分この後、異世界流ハロウィンとか、クリスマスとか正月とかが続くものと思われますが、それはまた別の話で。
疑問点は質問卓を設置して頂ければ、フロルが可能な範囲でお答えします。
(出発の24時間前まで)
では、よろしくお願いいたします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/07/28 14:12
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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イベント会場控え室(交流板) デュオ=ラングウィッチ(ka1015) 人間(リアルブルー)|21才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2014/07/14 11:09:41 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/13 10:17:21 |