ゲスト
(ka0000)
マルロとナイル~ぼくらはわんこ~
マスター:朝海りく

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/06/27 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/07/06 07:30
オープニング
●ナイルとぼく
ぼくには、『たいせつなともだち』がいる。
名前はナイル。となりのおじいさんといっしょに住んでるんだ。
ぼくよりもすこし年下だけど、オオカミみたいにかっこよくて。でもやんちゃで。となりのおじいさんや、いっしょに散歩に連れていってくれるぼくのご主人を困らせたり、いつの間にかケガしてたりするから、目がはなせないんだ。
でもね、とっても優しくて、やっぱりかっこよくて、じまんの『たいせつなともだち』だよ。
ナイルがいなくなってから、どれくらいたったのかな。
きのう、ぼくのご主人のおかあさんと、となりのおじいさんが、「ナイルが『なにか』になってしまった」って悲しそうに話しているのをきいたよ。ぼくには、よくわからなかったけれど。
ナイルは、森のなかにいるんだって。
水あそびが好きだったから、きっと、あのちいさな川であそびまわってるのかも。
ぼくは、ナイルに会いにいくことにした。
――――そうだ。ご主人もナイルに会いたがっていたから、いっしょにいこう。散歩のときがいいかな。きっと、喜んでくれる。
ナイルに会ったら、ぼくはいうんだ。
帰ろう。散歩にきみがいないのは、とってもさみしいから――――って。
●『帰ろう、ナイル。かえろうよ』
「―――――!! ―――――!!」
依頼を受けたハンター達が森に入ってからすぐのこと。幼い子供の声が、木々の間を縫うようにして彼らの耳に入り込んできた。
何を言っているかは、わからない。わからないが、ただ、切迫した状況らしいことは明らかだ。
耳を頼りに道なき道を抜けていく。濃い緑の中に、水の匂いが混じり始めた。徐々に『声』が『言葉』となっていく。
「――――て!! ――――ねが――、――げて――!!」
濃い緑の中に、水の匂いが混じり始めた。かと思うと、視界が開ける。
彼らの目に飛び込んできたのは、川べりで争っている一体の雑魔と大きな犬。少し離れたところで、ぺたんと尻もちをついた格好のまま、必死に泣き叫ぶ少女の姿。
「やめて!! マルロが死んじゃう!! マルロッ!! おねがい逃げて!! やだよ、やめて――――!!」
犬から離れ、低い唸り声を上げる雑魔。
一方、マルロと呼ばれたその犬は、雑魔に向かって吠えている。なにかを訴えかけるように、必死に。
ハンターたちに託されているのは、雑魔化した犬の討伐と、散歩に出たきり姿の見えなくなった少女エレナ、飼い犬マルロの保護だ。
彼らが動き出した、直後。
マルロが、雑魔を護るように立ちはだかった。ハンターたちを睨み付け、威嚇するように唸り、吠える――――。
解説
※リプレイは、上記OPの直後、ナイル&マルロと対峙した時点から始まります。
●雑魔化した犬『ナイル』
元はハスキー犬です。すでに自我を失っており、正気に戻ることはありません。
攻撃は、突進と噛みつきのみ。
体格はそれなりですが、雑魔化してまだ日が浅く、ハンターであれば苦もなく倒せるでしょう。
ただ、マルロの妨害が入ります。
●マルロの妨害
マルロ……雑種、茶毛の大型犬。
皆さんを襲うことはありませんが、ナイルへの攻撃をすべて引き受ける勢いでかばいます。
さらにナイルにも襲われてしまうため、早めになんとかしてあげないと帰らぬ人(犬ですが)となってしまう可能性があります。ご注意ください。
※マルロは、現時点で生命力85%。
生命力15%以下で行動不能状態となり、0で死亡します。(攻撃判定有)
●エレナについて
9歳の少女。マルロの主人であり、ナイルの面倒もよく見ていました。
ナイルの奇襲を受けた際に右足首を捻挫しており、自力では立てません。
『雑魔』の存在は知っていますが、遭遇は初めてのこと。
目の前の雑魔がナイルであることは、まだ気付いていません。
●その他
マルロは、エレナの言うことならば聞きますが、今は主人と友を護るために必死です。
さらにエレナもパニック状態。マルロに対して、まともに言葉を掛けられる状態ではありません。
戦闘場所となるのは、左右を木々に囲まれた小川。
幅2~3mほど、深さは30cmくらいの浅いものです。
ハンター達への事前情報として。
オフィスに掲載された依頼内容は『雑魔化した犬の討伐』。
村にやってきたところで、エレナ&マルロの捜索、保護を頼まれ、上記OPに至ります。
●雑魔化した犬『ナイル』
元はハスキー犬です。すでに自我を失っており、正気に戻ることはありません。
攻撃は、突進と噛みつきのみ。
体格はそれなりですが、雑魔化してまだ日が浅く、ハンターであれば苦もなく倒せるでしょう。
ただ、マルロの妨害が入ります。
●マルロの妨害
マルロ……雑種、茶毛の大型犬。
皆さんを襲うことはありませんが、ナイルへの攻撃をすべて引き受ける勢いでかばいます。
さらにナイルにも襲われてしまうため、早めになんとかしてあげないと帰らぬ人(犬ですが)となってしまう可能性があります。ご注意ください。
※マルロは、現時点で生命力85%。
生命力15%以下で行動不能状態となり、0で死亡します。(攻撃判定有)
●エレナについて
9歳の少女。マルロの主人であり、ナイルの面倒もよく見ていました。
ナイルの奇襲を受けた際に右足首を捻挫しており、自力では立てません。
『雑魔』の存在は知っていますが、遭遇は初めてのこと。
目の前の雑魔がナイルであることは、まだ気付いていません。
●その他
マルロは、エレナの言うことならば聞きますが、今は主人と友を護るために必死です。
さらにエレナもパニック状態。マルロに対して、まともに言葉を掛けられる状態ではありません。
戦闘場所となるのは、左右を木々に囲まれた小川。
幅2~3mほど、深さは30cmくらいの浅いものです。
ハンター達への事前情報として。
オフィスに掲載された依頼内容は『雑魔化した犬の討伐』。
村にやってきたところで、エレナ&マルロの捜索、保護を頼まれ、上記OPに至ります。
マスターより
こんにちは、朝海りくです。
ほのぼのとしたタイトルのわりに、中身がまったくほのぼのしていません。ごめんなさい。
動物にも、やっぱり心や想いはあるんだなぁと思う今日この頃です。
おそらくマルロは、ナイルがすでに戻れないことを分かっています。
分かってはいても、納得できない。諦めきれない。もしかしたら、一緒に帰れるかもしれない。
そんな淡い希望に賭けているようです。
ちなみに荒療治、といいますか、エレナ&マルロに構わず、ナイルを倒すことも可能です。
が、出来ましたら……みなさんの力で、彼らがちゃんとお別れできるようにしてもらえたらと思っております。
それでは、彼らをどうぞよろしくお願いいたします!
ほのぼのとしたタイトルのわりに、中身がまったくほのぼのしていません。ごめんなさい。
動物にも、やっぱり心や想いはあるんだなぁと思う今日この頃です。
おそらくマルロは、ナイルがすでに戻れないことを分かっています。
分かってはいても、納得できない。諦めきれない。もしかしたら、一緒に帰れるかもしれない。
そんな淡い希望に賭けているようです。
ちなみに荒療治、といいますか、エレナ&マルロに構わず、ナイルを倒すことも可能です。
が、出来ましたら……みなさんの力で、彼らがちゃんとお別れできるようにしてもらえたらと思っております。
それでは、彼らをどうぞよろしくお願いいたします!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/07/05 02:32
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ファリス(ka2853) 人間(クリムゾンウェスト)|13才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/06/26 21:05:13 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/06/24 20:15:47 |