ゲスト
(ka0000)
略奪ゴプリン団残党殲滅
マスター:笹村工事

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/07/17 07:30
- リプレイ完成予定
- 2014/07/26 07:30
オープニング
とある戦闘
スキル強化された剣閃がゴブリンの喉を切り裂き、その命を刈り取った。
「おう、お疲れさん」
ドワーフの男が隻腕剃髪の人間の青年にねぎらいの言葉を入れる。それに、
「怪我人はどうなってます?」
荒野に倒れ伏すゴブリンの返り血を浴びることなく距離を取った青年は、周囲への残心を心がけながらドワーフに問い掛けた。すると、
「再起不能、てほどのはいねぇな。回復系のスキル持ってなかったのが、ちょいと怪我したままだが。ま、死ぬほどじゃねぇよ」
軽い口調で応えが返ってくる。青年は周囲を見渡し、疲労と怪我でうずくまる数人の新人ハンターに僅かに視線を向けた後、言葉を返した。
「相変わらず厳しいですね。恨まれますよそれだと」
「それであいつらが死ぬ可能性が少しでも遠ざかるなら、万々歳だろ。新人に恨まれるのもベテランの役目さ」
肩を竦めながら返すドワーフの男に青年は息を抜くように苦笑すると、すぐに表情を引き締め尋ねた。
「これで主力は殲滅したと思いますが、残党は?」
この問いかけにドワーフの男は、
「こっから一時間ほど離れた場所に、もう掘り尽くした坑道があってな。そこにコボルドを引き連れて籠っていやがる。入口を新人のハンターに見張らせてるが、そろそろ交代させた方が良いだろうな」
現状を説明した。
コボルドを引き連れた略奪ゴブリン団をハンターにより排除する、それが現在の状況である。複数の村を襲ったそれの殲滅を目的としてハンターズソサエティに来た依頼ではあったが、最近になって一気に増えたハンター達に経験を積ませるため、ベテランハンター達が要所要所で新人ハンター達を支えながら作戦行動を繰り広げていた。
それは功を奏し、怪我人は出しつつもゴブリン団の主力は殲滅され、僅かな残党は坑道に追い込むことに成功しているという訳である。
「残党どもは坑道に籠ってやがるからな。中で戦えないほどじゃないが、混戦になると厄介だから新人のハンター達には奴らが外に出てくるまで、見張りも兼ねて入口に待機させてる。何しろ今回のゴブリンはコボルドを巧く使ってやがるからな、混戦にでもなったら新人だと洒落になんねぇしな」
周囲に散らばるコボルドの残骸に目を向けながらドワーフの男は言う。
今回、ハンター達が戦う事になったゴブリンはコボルドを引き連れていたのではあったが、そのコボルドをハンターからの攻撃に対する盾や進路を妨害する障害物として、あるいはハンター達の足を止めさせるために、コボルド達に張り付くような動きを取らせていた。今、疲労と怪我でうずくまる新人ハンターの中には、コボルドにしがみつかれ動きが鈍った所で、コボルドごと攻撃された者も居たのだ。
「なるほど。なら、私は支部に帰って新しく他の新人の皆さんに依頼をお願いすることにします」
ハンター職員でもある青年は地面に放置していた剣の鞘を足先で跳ね上げると鞘口に剣を走らせ、何も支えのない空中で剣を鞘に収めた。
「相変わらず器用なことするな、お前さん」
「ハンターで食べていけなくなったら、大道芸人にでもなりますよ。それより、私は支部に戻りますがここは任せてもかまいませんか?」
「おう、任せとけ」
ドワーフの力強い応えを受け、青年はハンターズソサエティ支部への岐路へとついた。
依頼説明
「略奪ゴブリン団の残党に対処して頂く依頼です」
かつて歪虚との戦いで片腕を無くしたという隻腕剃髪の青年が貴方達に依頼内容の説明を始めました。
「残党は現在、ある坑道跡地の中に籠っています。
内部で戦うことは危険ですので、入口を見張って貰う形で他のハンターの皆さんに詰めて貰っています。
彼らと交代してゴブリン達が出てくるまで見張って頂き、ゴブリン達が坑道から出てきた場合は殲滅をお願いします。
敵の戦力は、通常よりも強いとみられるゴブリンソルジャーが三体とコボルドが二十体前後との事です。
今回の敵であるゴブリンは、コボルドを盾として、あるいはハンターの動きを止める為の障害物として使ってきています。
すでに殲滅されたゴブリン団の主力との戦いの中で、コボルドにしがみつかれ動きが鈍った所を攻撃され怪我をされた方も居られますので、戦闘の際は気を付けて下さい。
他の細かい事は、出発前に改めて説明させて頂きます。
では、準備は良いですか?」
この問い掛けに貴方達は――?
スキル強化された剣閃がゴブリンの喉を切り裂き、その命を刈り取った。
「おう、お疲れさん」
ドワーフの男が隻腕剃髪の人間の青年にねぎらいの言葉を入れる。それに、
「怪我人はどうなってます?」
荒野に倒れ伏すゴブリンの返り血を浴びることなく距離を取った青年は、周囲への残心を心がけながらドワーフに問い掛けた。すると、
「再起不能、てほどのはいねぇな。回復系のスキル持ってなかったのが、ちょいと怪我したままだが。ま、死ぬほどじゃねぇよ」
軽い口調で応えが返ってくる。青年は周囲を見渡し、疲労と怪我でうずくまる数人の新人ハンターに僅かに視線を向けた後、言葉を返した。
「相変わらず厳しいですね。恨まれますよそれだと」
「それであいつらが死ぬ可能性が少しでも遠ざかるなら、万々歳だろ。新人に恨まれるのもベテランの役目さ」
肩を竦めながら返すドワーフの男に青年は息を抜くように苦笑すると、すぐに表情を引き締め尋ねた。
「これで主力は殲滅したと思いますが、残党は?」
この問いかけにドワーフの男は、
「こっから一時間ほど離れた場所に、もう掘り尽くした坑道があってな。そこにコボルドを引き連れて籠っていやがる。入口を新人のハンターに見張らせてるが、そろそろ交代させた方が良いだろうな」
現状を説明した。
コボルドを引き連れた略奪ゴブリン団をハンターにより排除する、それが現在の状況である。複数の村を襲ったそれの殲滅を目的としてハンターズソサエティに来た依頼ではあったが、最近になって一気に増えたハンター達に経験を積ませるため、ベテランハンター達が要所要所で新人ハンター達を支えながら作戦行動を繰り広げていた。
それは功を奏し、怪我人は出しつつもゴブリン団の主力は殲滅され、僅かな残党は坑道に追い込むことに成功しているという訳である。
「残党どもは坑道に籠ってやがるからな。中で戦えないほどじゃないが、混戦になると厄介だから新人のハンター達には奴らが外に出てくるまで、見張りも兼ねて入口に待機させてる。何しろ今回のゴブリンはコボルドを巧く使ってやがるからな、混戦にでもなったら新人だと洒落になんねぇしな」
周囲に散らばるコボルドの残骸に目を向けながらドワーフの男は言う。
今回、ハンター達が戦う事になったゴブリンはコボルドを引き連れていたのではあったが、そのコボルドをハンターからの攻撃に対する盾や進路を妨害する障害物として、あるいはハンター達の足を止めさせるために、コボルド達に張り付くような動きを取らせていた。今、疲労と怪我でうずくまる新人ハンターの中には、コボルドにしがみつかれ動きが鈍った所で、コボルドごと攻撃された者も居たのだ。
「なるほど。なら、私は支部に帰って新しく他の新人の皆さんに依頼をお願いすることにします」
ハンター職員でもある青年は地面に放置していた剣の鞘を足先で跳ね上げると鞘口に剣を走らせ、何も支えのない空中で剣を鞘に収めた。
「相変わらず器用なことするな、お前さん」
「ハンターで食べていけなくなったら、大道芸人にでもなりますよ。それより、私は支部に戻りますがここは任せてもかまいませんか?」
「おう、任せとけ」
ドワーフの力強い応えを受け、青年はハンターズソサエティ支部への岐路へとついた。
依頼説明
「略奪ゴブリン団の残党に対処して頂く依頼です」
かつて歪虚との戦いで片腕を無くしたという隻腕剃髪の青年が貴方達に依頼内容の説明を始めました。
「残党は現在、ある坑道跡地の中に籠っています。
内部で戦うことは危険ですので、入口を見張って貰う形で他のハンターの皆さんに詰めて貰っています。
彼らと交代してゴブリン達が出てくるまで見張って頂き、ゴブリン達が坑道から出てきた場合は殲滅をお願いします。
敵の戦力は、通常よりも強いとみられるゴブリンソルジャーが三体とコボルドが二十体前後との事です。
今回の敵であるゴブリンは、コボルドを盾として、あるいはハンターの動きを止める為の障害物として使ってきています。
すでに殲滅されたゴブリン団の主力との戦いの中で、コボルドにしがみつかれ動きが鈍った所を攻撃され怪我をされた方も居られますので、戦闘の際は気を付けて下さい。
他の細かい事は、出発前に改めて説明させて頂きます。
では、準備は良いですか?」
この問い掛けに貴方達は――?
解説
略奪ゴブリン団の残党を殲滅する依頼です。
戦闘の舞台は、坑道の入り口前の開けた荒地になります。
広さは半径二十メートルほどの半円状になります。そこから外の周囲は、林状になっています。
足場は小さな石などが散らばっているため、僅かですが足場の悪さから命中率が下がります。これは敵も同様です。
戦闘は敵が坑道入口から出てきてから開始されます。
敵がいつ出てくるかに関してですが、今回の依頼ではPCは朝の八時に前任のハンターと交代するのですが、そこから二時間毎にサイコロによるランダムな遭遇判定を行います。
なのでMSである私にもいつ出るかは分かりません。
ただし、見張りの交代から二十四時間以内には確実に敵と戦う事になります。
敵との遭遇確率は、時間が経てば経つほど高くなります。
とはいえサイコロの精霊は気まぐれですので、交代してからすぐ戦闘、とかもあるかもしれません。
敵との遭遇時が夜間、午後六時以降から次の日の朝四時までの時間帯であった場合は、命中率にマイナスの補正が付きます。敵も同様です。
今回の依頼では、ハンターズソサエティ支部よりLEDライトが貸与され、舞台となる現場では暗くなった際に周囲を照らすように設置されています。
なのでまったく見えず戦いにならない、という事はありません。昼間より見辛いので行動し辛くなっている、という感じです。
敵の戦力は、
棍棒持ち強ゴブリンソルジャー三体
コボルド二十体
になります。ただし、すでに疲労した状態ですので本来よりも弱く、コボルドなどは多少数が減っているかもしれません。
今回のシナリオでは、食事やトイレなどで敵に不意を突かれた、などに関する判定は行いません。敵が出てくる際は物音などの前兆があってからになりますので、不意は突かれず戦闘態勢を整えた状態から戦闘が始まることになります。
シナリオ情報としては以上です。
では、どうかゴブリン達を殲滅してやって下さいませ。
戦闘の舞台は、坑道の入り口前の開けた荒地になります。
広さは半径二十メートルほどの半円状になります。そこから外の周囲は、林状になっています。
足場は小さな石などが散らばっているため、僅かですが足場の悪さから命中率が下がります。これは敵も同様です。
戦闘は敵が坑道入口から出てきてから開始されます。
敵がいつ出てくるかに関してですが、今回の依頼ではPCは朝の八時に前任のハンターと交代するのですが、そこから二時間毎にサイコロによるランダムな遭遇判定を行います。
なのでMSである私にもいつ出るかは分かりません。
ただし、見張りの交代から二十四時間以内には確実に敵と戦う事になります。
敵との遭遇確率は、時間が経てば経つほど高くなります。
とはいえサイコロの精霊は気まぐれですので、交代してからすぐ戦闘、とかもあるかもしれません。
敵との遭遇時が夜間、午後六時以降から次の日の朝四時までの時間帯であった場合は、命中率にマイナスの補正が付きます。敵も同様です。
今回の依頼では、ハンターズソサエティ支部よりLEDライトが貸与され、舞台となる現場では暗くなった際に周囲を照らすように設置されています。
なのでまったく見えず戦いにならない、という事はありません。昼間より見辛いので行動し辛くなっている、という感じです。
敵の戦力は、
棍棒持ち強ゴブリンソルジャー三体
コボルド二十体
になります。ただし、すでに疲労した状態ですので本来よりも弱く、コボルドなどは多少数が減っているかもしれません。
今回のシナリオでは、食事やトイレなどで敵に不意を突かれた、などに関する判定は行いません。敵が出てくる際は物音などの前兆があってからになりますので、不意は突かれず戦闘態勢を整えた状態から戦闘が始まることになります。
シナリオ情報としては以上です。
では、どうかゴブリン達を殲滅してやって下さいませ。
マスターより
ファナティックブラッドのゴブリンは結構強いので、種類によっては舐めてかかると洒落にならないです。
朝ではないかもしれませんが、おはようございます。笹村工事と申します。
今回のシナリオですが、ある意味やられキャラ、ゴブリン相手のシナリオになります。
ファナティックブラッドも始まってから幾らか経ちましたので、多少強い敵と判定辛めのシナリオにした方が良いのか、それとも抑えた方が良いのか、悩みつつのシナリオになっています。
実際の難易度や敵の強さに関しましては、リプレイにてご確認くださいませ。
では、少しでも楽しんで頂けることを願いながら、これにて失礼いたします。
朝ではないかもしれませんが、おはようございます。笹村工事と申します。
今回のシナリオですが、ある意味やられキャラ、ゴブリン相手のシナリオになります。
ファナティックブラッドも始まってから幾らか経ちましたので、多少強い敵と判定辛めのシナリオにした方が良いのか、それとも抑えた方が良いのか、悩みつつのシナリオになっています。
実際の難易度や敵の強さに関しましては、リプレイにてご確認くださいませ。
では、少しでも楽しんで頂けることを願いながら、これにて失礼いたします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/07/20 23:02
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 柊 恭也(ka0711) 人間(リアルブルー)|18才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/07/16 23:05:11 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/13 08:51:23 |