ゲスト
(ka0000)
朗報だ! 涼しい敵が出たぞ!
マスター:旅硝子

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/07/16 07:30
- リプレイ完成予定
- 2014/07/25 07:30
オープニング
マッケストの村は、帝国の中でもかなり南の方にある。
なので夏は結構暑い。
「あー……この暑いのになんで火を焚く薪なんか拾わなきゃいけねーんだろーな」
「そう言うなよ、いくら暑いからって、生の芋なんか俺は食べたくないぞ」
「それもそっかぁ」
ぶちぶちと愚痴を言いながら、そろそろ若者になりかけの少年達が、それでも大人しく枝を拾い、器用にまとめて背負っていく。
そして、良い薪を求めてさらに山の奥へ。普段から訪れている場所であり、危険な事など何一つないはずだったのだが……。
「……なんか、涼しくなってきてないか?」
「一雨来るんじゃないのか?」
「空見てみろよ。素晴らしい晴れっぷりだぜ」
「本当だ……うーん、お日様が心地良いくらいにいい気温だ……」
「ほのぼのしてる場合かよ! おかしいだろ!」
息の合った漫才のような会話を繰り広げる少年達の耳に、どすり、どすりと足音が聞こえる。;
顔を上げれば、そこには――大きな何かがいた。
もし詳しい者が見れば、まるでゴーレムのような、と言ったかもしれない。
3mほどの巨体が脚を下ろした場所の草が凍り、少年達をも凍らせようというのか手を伸ばし……!
「な、なんか……」
「なんか出たあああああああああ!」
少年達が、一目散に逃げ出す。
「ああああでもここ離れたくない! 涼しい!」
「言ってる場合かぁ! バケモノだぞバケモノ!」
幸い、そのバケモノの足は遅く。
無事村に逃げ帰った少年達から話を聞いた村長は、ハンターズソサエティに討伐を依頼した。
「涼しい依頼ですよ! 討伐ですけど!」
ハンターズソサエティの受付嬢は非常ににこやかだった。
今のところ被害者も出ていないので非常ににこやかだった。
「えっと、帝国南部マッケストの村、その近くにある山の頂き近くに、雑魔と思われる巨体の怪物が発生したそうです。全身に冷気を纏っていまして、周辺の空気を涼しくしているようなのですが、一応近づいてきた者を襲う様子は見せると。ただ、足が結構遅いらしいので、第一発見者の村人達には被害は出ていないそうです」
雑魔の大きさは3mほど。
外見は、氷で出来た巨人のような、という村人からの連絡であった。
「夏にはありがたいような雑魔ですけど、マッケスト村の人々の生活に必要不可欠な場所ですので、被害が出る前に退治をお願いします。正直私も行きたいのですが行きたいのですがすっごく行きたいのですが一般人なので我慢してますね! よろしくお願いします!」
そうぺこりと頭を下げて、受付嬢は暑そうにぱたぱたとノートで顔を煽ぐのだった。
なので夏は結構暑い。
「あー……この暑いのになんで火を焚く薪なんか拾わなきゃいけねーんだろーな」
「そう言うなよ、いくら暑いからって、生の芋なんか俺は食べたくないぞ」
「それもそっかぁ」
ぶちぶちと愚痴を言いながら、そろそろ若者になりかけの少年達が、それでも大人しく枝を拾い、器用にまとめて背負っていく。
そして、良い薪を求めてさらに山の奥へ。普段から訪れている場所であり、危険な事など何一つないはずだったのだが……。
「……なんか、涼しくなってきてないか?」
「一雨来るんじゃないのか?」
「空見てみろよ。素晴らしい晴れっぷりだぜ」
「本当だ……うーん、お日様が心地良いくらいにいい気温だ……」
「ほのぼのしてる場合かよ! おかしいだろ!」
息の合った漫才のような会話を繰り広げる少年達の耳に、どすり、どすりと足音が聞こえる。;
顔を上げれば、そこには――大きな何かがいた。
もし詳しい者が見れば、まるでゴーレムのような、と言ったかもしれない。
3mほどの巨体が脚を下ろした場所の草が凍り、少年達をも凍らせようというのか手を伸ばし……!
「な、なんか……」
「なんか出たあああああああああ!」
少年達が、一目散に逃げ出す。
「ああああでもここ離れたくない! 涼しい!」
「言ってる場合かぁ! バケモノだぞバケモノ!」
幸い、そのバケモノの足は遅く。
無事村に逃げ帰った少年達から話を聞いた村長は、ハンターズソサエティに討伐を依頼した。
「涼しい依頼ですよ! 討伐ですけど!」
ハンターズソサエティの受付嬢は非常ににこやかだった。
今のところ被害者も出ていないので非常ににこやかだった。
「えっと、帝国南部マッケストの村、その近くにある山の頂き近くに、雑魔と思われる巨体の怪物が発生したそうです。全身に冷気を纏っていまして、周辺の空気を涼しくしているようなのですが、一応近づいてきた者を襲う様子は見せると。ただ、足が結構遅いらしいので、第一発見者の村人達には被害は出ていないそうです」
雑魔の大きさは3mほど。
外見は、氷で出来た巨人のような、という村人からの連絡であった。
「夏にはありがたいような雑魔ですけど、マッケスト村の人々の生活に必要不可欠な場所ですので、被害が出る前に退治をお願いします。正直私も行きたいのですが行きたいのですがすっごく行きたいのですが一般人なので我慢してますね! よろしくお願いします!」
そうぺこりと頭を下げて、受付嬢は暑そうにぱたぱたとノートで顔を煽ぐのだった。
解説
●雑魔について
氷のゴーレムといった風貌です。身長3m。
近くにいる者を踏んづけたり蹴ったり殴ったりして攻撃してきます。
冷たいですが、冷たさで追加ダメージを受けるほどではありません。普通の氷くらいの冷たさです。
はっきり言って大きさほどには強くないです。
●戦闘場所について
山頂近くの少し開けた場所です。木の枝などが落ちているうえに、ゴーレム周辺は地面が凍っているので足場は悪いです。
転ぶかもしれませんね!
傷ついて困るようなものは特にないので、その辺りの注意は不要です。
●おまけ
雑魔を倒すと、大量の氷となって残ります。食べることもでき、無害です。
むしろ氷としては結構おいしいかもしれません。
1日もあれば溶けてしまうでしょうが、涼を取るにはいいかもしれません。あ、必要だったら荷車を村からお貸ししますね!
氷のゴーレムといった風貌です。身長3m。
近くにいる者を踏んづけたり蹴ったり殴ったりして攻撃してきます。
冷たいですが、冷たさで追加ダメージを受けるほどではありません。普通の氷くらいの冷たさです。
はっきり言って大きさほどには強くないです。
●戦闘場所について
山頂近くの少し開けた場所です。木の枝などが落ちているうえに、ゴーレム周辺は地面が凍っているので足場は悪いです。
転ぶかもしれませんね!
傷ついて困るようなものは特にないので、その辺りの注意は不要です。
●おまけ
雑魔を倒すと、大量の氷となって残ります。食べることもでき、無害です。
むしろ氷としては結構おいしいかもしれません。
1日もあれば溶けてしまうでしょうが、涼を取るにはいいかもしれません。あ、必要だったら荷車を村からお貸ししますね!
マスターより
暑いです。
……じゃなくてこんにちは。旅硝子です。
暑いので依頼でだけでも涼を取りましょう!
戦闘中は涼しいです! 戦闘後も氷が残ります!
どうぞ涼しさと氷をご堪能ください。
……じゃなくてこんにちは。旅硝子です。
暑いので依頼でだけでも涼を取りましょう!
戦闘中は涼しいです! 戦闘後も氷が残ります!
どうぞ涼しさと氷をご堪能ください。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/07/20 00:00
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 天川 麗美(ka1355) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/07/16 05:23:45 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/12 08:22:01 |