• 無し

植物学者の研究テーマ

マスター:江口梨奈

シナリオ形態
ショート
難易度
易しい
参加費
1,000
参加人数
現在8人 / 6~8人
サポート
現在0人 / 0~8人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
プレイング締切
2014/07/17 19:00
リプレイ完成予定
2014/07/26 19:00

オープニング

 某月某日、某所にてヴォイドの目撃情報あり。数は1匹、長く平たい尻尾を持ちすばしこく動く、イタチのような形状であったが、大きさはオオカミか大型犬ほど。しかしそれでも、木の幹を駆け上り、枝から枝へ軽々と飛び移っていたという。見たところ低俗な雑魔で、他に数も無いようなので、今のうちに退治してしまえば大丈夫だろう……と思われたが。その某所の所有者が、立ち入りを拒否しているのだ。
 所有者とは、植物学者のドゴシである。
 もとは、何の価値もない二束三文の土地であった。材木にもならない木が、誰に手入れされるでもなく荒れ放題になっており、草ぼうぼうで畑に拓くにも一苦労するようなところだ。それをドゴシは自身の研究・観察林として入手した。何十年も前のことである。
 その後何十年も、スミレの開花時期がどうだとか、スズランの分布がどうかとか、誰に認められるでもない記録をちまちまと付けている。女房のリンは呆れ返って三行半を突き付けようと何度も考えたが、なんだかんだの情でここまで一緒を続けていた。
 とまあ、何の権威もない植物学者が、ここでどでかい研究論文を発表してやろうと山っ気を起こしてしまった。
 ヴォイドの影響下で、ヤマユリの繁殖がどう影響するのか云々。
 そのためには、肝心のヴォイドが無くなっては台無しだ。このままヴォイドを残したままにし、自身の研究を成就させねばならぬ……ドゴシはそうして、討伐隊の出入りを拒否しているのである。

「うちのアホ亭主の言うことなんて、無視してくれていいですから」
 と、リンは言う。言われなくとも、相手が歪虚となれば、所有権などという垣根を取り払うことは国は可能だ。しかし、穏便に済ませられるなら、それに越したことはない。
 そんなわけでこの件は、まずハンターズソサエティに話が持ち込まれたのであった。

解説

 ドゴシの所有する山林に現れた、イタチに似たヴォイド退治です。
 数は1匹、オオカミか犬ほどの大きさですが、見た目よりすばしこく動きそうです。
 場所は、全く手入れのされていない、荒れた山林。人の出入りも無いので、道らしい道はありません。
 退治そのものは簡単でしょうが、自身の研究のためにヴォイドを残したがる土地の所有者がハンターの立ち入りを拒否しています。
 所有者の妻が立ち入りを認めているので、ハンターが出入りしても何ら罰則はありません。
 最優先事項はあくまで、ヴォイド退治です。

マスターより

 ぶっちゃけ、ドゴシの言うことを完全に無視してイタチ退治をしてもOKです。
 あと、ドゴシのこの研究がすんごい成果がでる! なんて展開は無いです。ま、マテリアルの減少で普通に枯れるわなー、とか、とうに周知の事実以上の結果は得られないかと。
 それでは頑張ってください。
リプレイ公開中

リプレイ公開日時 2014/07/24 18:24

参加者一覧

  • 大王の鉄槌
    ディアドラ・ド・デイソルクス(ka0271
    人間(紅)|12才|女性|闘狩人
  • 豪傑!ちみドワーフ姐さん
    レーヴェ・W・マルバス(ka0276
    ドワーフ|13才|女性|猟撃士
  • ボルディアせんせー
    ボルディア・コンフラムス(ka0796
    人間(紅)|23才|女性|霊闘士
  • 赤き大地の放浪者
    エアルドフリス(ka1856
    人間(紅)|30才|男性|魔術師
  • 援励の竜
    オウガ(ka2124
    人間(紅)|14才|男性|霊闘士
  • 愛憐の明断
    霧島 キララ(ka2263
    人間(蒼)|26才|女性|猟撃士

  • マリーシュカ(ka2336
    エルフ|13才|女性|霊闘士
  • マウス、激ラブ!
    Capella(ka2390
    人間(紅)|15才|女性|機導師
依頼相談掲示板
アイコン 相談卓
エアルドフリス(ka1856
人間(クリムゾンウェスト)|30才|男性|魔術師(マギステル)
最終発言
2014/07/17 17:39:54
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/07/15 17:44:45