ゲスト
(ka0000)
沈没船からの引き上げ ~ミヤサ~
マスター:天田洋介

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/07/09 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/07/18 22:00
オープニング
冒険家ミヤサ・カミーはオールスパイスの樹木植生地を探し当てた。種子や葉が香辛料のシナモン、クローブ、ナツメグの代替えになるといわれている。この功績はハンター達が協力してくれたからこそ成すことができた。
ここは港街【ガンナ・エントラータ】。ミヤサは今回も海運業を営む実業家ウリッシュ・ビスナーの屋敷を訪ねていた。
「オールスパイスの件はよくやってくれましたね。今頃は派遣した者達が測量している頃だろう。栽培園にする際にはまた君に助力を頼みたい。よろしく頼むね。それはそれとして、本日の話はそのことではないのだ。例の沈没船のことなのだがね」
「沈没船『ナリアーナ号』ですか」
ウリッシュが机の上の木箱を開ける。中身を見たミヤサは表情を曇らせた。
ミヤーナは半年前、ウリッシュから沈没船ナリアーナ号からのトレジャーハントを請け負った。しかし失敗に終わる。
箱の中身は一枚の皿だ。形こそは変哲もないが、燃えさかる炎のような緋色が表班に浮かんでいる。数百年前に絶えたある地方の窯で作られたものらしい。好事家の間では高価な値が付けられていた。苦労の末に得られたのは、この一枚のみである。
「あれは……」
「わかっていますよ。報告書は詳しく読ませて頂きましたから。海流が鎮まるタイミングの発見は素晴らしいですね。さすがはミヤサくんだ。鮫……ではなく、イレギュラーな海竜のような幻獣が襲ってことを為せなかった。とても残念な幕切れで、君も悔しかったことだろう。そこでもう一度、挑戦してみたらどうだろうか?」
雇った漁師のサポートは素晴らしかったが、海に潜って皿を取りに行くのがミヤサだけだったのが失敗した大きな要因である。
「わかりました。私も心残りでしたので。一つお願いしたいことがあります。今度は漁師に加えてハンターにも手伝ってもらいたいのですが」
「それは私からも提案するつもりだった。ミヤサくんとハンターのみなさんに期待するとしよう」
契約はまとまった。
ナリアーナ号が沈んでいるのはガンナ・エントラータよりも東に位置する海岸線から一キロメートル先の海底である。
大きめ漁船二隻から鋼鉄製の釣り鐘状の潜水道具を下ろす。ちょうどお椀を逆さまにした形なので内部に空気が含まれる。その中に入って海底に横たわる沈没船へと向かう。
周辺は海流が激しいのだが特定時間帯のみ弱まった。そのタイミングは三日から四日に間隔で二時間だけ。昼だけでなく夜の場合もあり得た。
海面から海底まで十二、三メートルといったところだ。全長二十メートルの沈没船は傾いているものの上下はそのままである。割れてもいない。
潜水道具内に入れるのは四から五名で空気は通常で十五分は持つ。限界まで粘って二十五分といったところだ。
ハンターズソサエティ支部を訪れたミヤサが募集をかける。それからまもなくリゼリオのハンターオフィスに依頼が表示されるのだった。
ここは港街【ガンナ・エントラータ】。ミヤサは今回も海運業を営む実業家ウリッシュ・ビスナーの屋敷を訪ねていた。
「オールスパイスの件はよくやってくれましたね。今頃は派遣した者達が測量している頃だろう。栽培園にする際にはまた君に助力を頼みたい。よろしく頼むね。それはそれとして、本日の話はそのことではないのだ。例の沈没船のことなのだがね」
「沈没船『ナリアーナ号』ですか」
ウリッシュが机の上の木箱を開ける。中身を見たミヤサは表情を曇らせた。
ミヤーナは半年前、ウリッシュから沈没船ナリアーナ号からのトレジャーハントを請け負った。しかし失敗に終わる。
箱の中身は一枚の皿だ。形こそは変哲もないが、燃えさかる炎のような緋色が表班に浮かんでいる。数百年前に絶えたある地方の窯で作られたものらしい。好事家の間では高価な値が付けられていた。苦労の末に得られたのは、この一枚のみである。
「あれは……」
「わかっていますよ。報告書は詳しく読ませて頂きましたから。海流が鎮まるタイミングの発見は素晴らしいですね。さすがはミヤサくんだ。鮫……ではなく、イレギュラーな海竜のような幻獣が襲ってことを為せなかった。とても残念な幕切れで、君も悔しかったことだろう。そこでもう一度、挑戦してみたらどうだろうか?」
雇った漁師のサポートは素晴らしかったが、海に潜って皿を取りに行くのがミヤサだけだったのが失敗した大きな要因である。
「わかりました。私も心残りでしたので。一つお願いしたいことがあります。今度は漁師に加えてハンターにも手伝ってもらいたいのですが」
「それは私からも提案するつもりだった。ミヤサくんとハンターのみなさんに期待するとしよう」
契約はまとまった。
ナリアーナ号が沈んでいるのはガンナ・エントラータよりも東に位置する海岸線から一キロメートル先の海底である。
大きめ漁船二隻から鋼鉄製の釣り鐘状の潜水道具を下ろす。ちょうどお椀を逆さまにした形なので内部に空気が含まれる。その中に入って海底に横たわる沈没船へと向かう。
周辺は海流が激しいのだが特定時間帯のみ弱まった。そのタイミングは三日から四日に間隔で二時間だけ。昼だけでなく夜の場合もあり得た。
海面から海底まで十二、三メートルといったところだ。全長二十メートルの沈没船は傾いているものの上下はそのままである。割れてもいない。
潜水道具内に入れるのは四から五名で空気は通常で十五分は持つ。限界まで粘って二十五分といったところだ。
ハンターズソサエティ支部を訪れたミヤサが募集をかける。それからまもなくリゼリオのハンターオフィスに依頼が表示されるのだった。
解説
沈没船から貴重な皿を引き揚げてもらえるでしょうか。
普通に向かうとすれば、甲板の出入り口から船倉まで船内を移動する必要があります。船体の保存はしないで構わないので工夫が必要です。
潜るための道具類ですが、釣り鐘状の潜水道具のみです。その他は基本的に提供されません。(簡単に作れるものであれば現地で用意可能です)
素潜りの状態で戦う場合、約六十秒が限界です。無理をしすぎると大変なことになりますのでご注意を。
水中に適応していない飛び道具は使用不可です。
常識的な必要経費はミヤサ持ちです。
稀ですが鮫よりも凶暴な海竜が出没します。全長七メートル前後。首長竜的な海竜です。海中で凄まじい渦を発生させることができます。
質問があればハンターオフィス職員のミヤサが卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までにお願いしますね。
普通に向かうとすれば、甲板の出入り口から船倉まで船内を移動する必要があります。船体の保存はしないで構わないので工夫が必要です。
潜るための道具類ですが、釣り鐘状の潜水道具のみです。その他は基本的に提供されません。(簡単に作れるものであれば現地で用意可能です)
素潜りの状態で戦う場合、約六十秒が限界です。無理をしすぎると大変なことになりますのでご注意を。
水中に適応していない飛び道具は使用不可です。
常識的な必要経費はミヤサ持ちです。
稀ですが鮫よりも凶暴な海竜が出没します。全長七メートル前後。首長竜的な海竜です。海中で凄まじい渦を発生させることができます。
質問があればハンターオフィス職員のミヤサが卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までにお願いしますね。
マスターより
ミヤサをNPC登録させてもらいました。今回は沈没船からの貴重な皿の引き揚げです。
オールスパイスは是非普及させたいです。次回以降になりますが、協力してもらえると助かります。
オールスパイスは是非普及させたいです。次回以降になりますが、協力してもらえると助かります。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/07/16 22:07
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 レイオス・アクアウォーカー(ka1990) 人間(リアルブルー)|20才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/07/09 21:43:28 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/07/09 19:41:28 |