ゲスト
(ka0000)
【燭光】死者の波
マスター:植田誠

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/07/14 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/07/23 19:00
オープニング
●
「集まってるな。しっかし、反乱とは大それたことするよなぁ……あ、今回は宜しく頼むぜ」
そう言った男の傍らには1体のグリフォンが立つ。第5師団のグリフォンライダーだ。哨戒中に今回の一件を察知したためそのまま応援にやってきたらしい。
「っつーわけで、一時的に指揮を預かるオットー・アルトリンゲン兵長だ。時間がねぇからサクサク行くぜ」
オットーは言うが早いか、すぐさま地図を広げる。
「反乱軍の動きとしてはとりあえずブルーネンフーフに向かってくる仲間……俺達にとっては敵だな。それと合流して戦力の増強を図るだろう。その動きを援護するためにブルーネンフーフの方からも敵が出撃してくるんじゃないかって予想されてるわけだ」
ブルーネンワーフには人間兵の他、歪虚から提供されたと思われるゾンビ兵が多数入り込んでおり、それらが出撃してくると非常に厄介だろうと考えられる。
「それを抑えるのが俺達が当面受け持つ役割になる……本当はさっさと突入して制圧しちまえば楽だと思うんだけどな」
小声でつぶやいたオットーはさすがに乱暴すぎると思い直したのか、それをごまかすように慌てて咳払いをする。
「そ、それでだ……うちの団長や他の師団が主力を連れて出張ってくるまでまだ結構時間がかかる。今回はリンドブルも確認されてるからそれなりに準備をしときたいってことらしい。で、お前らに頼みたいのは……」
そう言うとオットーは地図上に4つの円を描く。
「このポイントにそれぞれ簡易拠点が設けてあるんだ。ここに敵がたどり着く前に迎撃してほしい」
拠点にはすでに何人か兵士が待機しているがその中には覚醒者ではない一般人も多い。拠点が戦場になるとそちらに被害が出る可能性もある。それに、拠点の先は町がある。どうあってもここが抜かれるわけにはいかない。
「敵の数は多いけど強力な敵は初っ端から出てこないだろうと思う。向こうも数に限りがあるはずだからな。戦闘時間もそう長くはならないだえろう」
拠点を抜けないようであれば力押し以外の手を考えざるを得ない。となれば兵力を無駄に損耗するわけにもいかないので早々に籠城の構えを取るだろう。多少なり頭の働く指揮官がいればそう言う作戦を取るという判断だ。
「ちょっと面倒なのはさっきも言ったがリンドヴルム。こいつに空中から兵を投下されると拙い。そう言うわけだから俺達はこっちへの警戒を優先する。空中からの支援はあまり期待しないでくれ」
一通り説明しきったオットーは最後に周囲を見回して言った。
「どうにも手が足りなくってな……苦労かけちまうが、よろしく頼むぜ!」
●
「つまらんな……」
リンドヴルムを駆るフリッツ・バウアーは演説を聞きながらつぶやいた。反乱自体は彼にとってどうでもいいことだが、その反乱に乗じて戦闘を行う……そういうことが出来ないのは気に食わなかった。
というのも、今回フリッツに託された任務はゾンビを輸送することだけ。人間同士で潰し合わせることが目的だからだろう。すでにゾンビコンテナをブルーネンフーフに降ろしてあり、そのゾンビたちにも『コンテナが開けられたら前進。攻撃を受けるか拠点にたどり着いたら戦闘を行え』と命令を下してある。そして、現在はゾンビを補給しに戻っているところだった。
「ヒンメルリッターの連中もいるのにこれか……まったく……」
ギリギリと歯を噛みしめるフリッツ。だが、主の命は絶対だ。すぐに戦闘を行うことはできない。
「……まぁいい。いずれ戦闘の機会はあるだろう」
戦闘は許可されていない……が、それはこちらから仕掛ける場合の話だ。向こうから仕掛けてきたら当然迎撃する。それは主の命令には反さないはずだ。
「そうなれば叩き潰してくれる……俺を貶めてくれたヒンメルリッターどもめ……」
憎悪の塊をその背に乗せ、リンドヴルムは飛び去って行った。
「集まってるな。しっかし、反乱とは大それたことするよなぁ……あ、今回は宜しく頼むぜ」
そう言った男の傍らには1体のグリフォンが立つ。第5師団のグリフォンライダーだ。哨戒中に今回の一件を察知したためそのまま応援にやってきたらしい。
「っつーわけで、一時的に指揮を預かるオットー・アルトリンゲン兵長だ。時間がねぇからサクサク行くぜ」
オットーは言うが早いか、すぐさま地図を広げる。
「反乱軍の動きとしてはとりあえずブルーネンフーフに向かってくる仲間……俺達にとっては敵だな。それと合流して戦力の増強を図るだろう。その動きを援護するためにブルーネンフーフの方からも敵が出撃してくるんじゃないかって予想されてるわけだ」
ブルーネンワーフには人間兵の他、歪虚から提供されたと思われるゾンビ兵が多数入り込んでおり、それらが出撃してくると非常に厄介だろうと考えられる。
「それを抑えるのが俺達が当面受け持つ役割になる……本当はさっさと突入して制圧しちまえば楽だと思うんだけどな」
小声でつぶやいたオットーはさすがに乱暴すぎると思い直したのか、それをごまかすように慌てて咳払いをする。
「そ、それでだ……うちの団長や他の師団が主力を連れて出張ってくるまでまだ結構時間がかかる。今回はリンドブルも確認されてるからそれなりに準備をしときたいってことらしい。で、お前らに頼みたいのは……」
そう言うとオットーは地図上に4つの円を描く。
「このポイントにそれぞれ簡易拠点が設けてあるんだ。ここに敵がたどり着く前に迎撃してほしい」
拠点にはすでに何人か兵士が待機しているがその中には覚醒者ではない一般人も多い。拠点が戦場になるとそちらに被害が出る可能性もある。それに、拠点の先は町がある。どうあってもここが抜かれるわけにはいかない。
「敵の数は多いけど強力な敵は初っ端から出てこないだろうと思う。向こうも数に限りがあるはずだからな。戦闘時間もそう長くはならないだえろう」
拠点を抜けないようであれば力押し以外の手を考えざるを得ない。となれば兵力を無駄に損耗するわけにもいかないので早々に籠城の構えを取るだろう。多少なり頭の働く指揮官がいればそう言う作戦を取るという判断だ。
「ちょっと面倒なのはさっきも言ったがリンドヴルム。こいつに空中から兵を投下されると拙い。そう言うわけだから俺達はこっちへの警戒を優先する。空中からの支援はあまり期待しないでくれ」
一通り説明しきったオットーは最後に周囲を見回して言った。
「どうにも手が足りなくってな……苦労かけちまうが、よろしく頼むぜ!」
●
「つまらんな……」
リンドヴルムを駆るフリッツ・バウアーは演説を聞きながらつぶやいた。反乱自体は彼にとってどうでもいいことだが、その反乱に乗じて戦闘を行う……そういうことが出来ないのは気に食わなかった。
というのも、今回フリッツに託された任務はゾンビを輸送することだけ。人間同士で潰し合わせることが目的だからだろう。すでにゾンビコンテナをブルーネンフーフに降ろしてあり、そのゾンビたちにも『コンテナが開けられたら前進。攻撃を受けるか拠点にたどり着いたら戦闘を行え』と命令を下してある。そして、現在はゾンビを補給しに戻っているところだった。
「ヒンメルリッターの連中もいるのにこれか……まったく……」
ギリギリと歯を噛みしめるフリッツ。だが、主の命は絶対だ。すぐに戦闘を行うことはできない。
「……まぁいい。いずれ戦闘の機会はあるだろう」
戦闘は許可されていない……が、それはこちらから仕掛ける場合の話だ。向こうから仕掛けてきたら当然迎撃する。それは主の命令には反さないはずだ。
「そうなれば叩き潰してくれる……俺を貶めてくれたヒンメルリッターどもめ……」
憎悪の塊をその背に乗せ、リンドヴルムは飛び去って行った。
解説
●目的
敵の殲滅。
●状況
PC達は第5師団から雇われているハンターとなる。
戦場はブルーネンフーフ周辺。包囲網構築の為に設置されている簡易拠点の数100m前方に防衛ラインを設定し、接近してくる敵を迎撃することになる。防衛ラインを下げることは基本的に推奨されていないため、一定の範囲(初期配置を中心とした縦20スクエア、横10スクエア程度の範囲)から離れた敵は追わないこと。
拠点には覚醒者も待機しているため多少突破されても大きな影響は発生しない。
拠点は4つある(便宜上A、B、C、Dと呼称)ため、PCには4手に分かれてもらうことになる。各地は離れており相互支援は行えない。プレイングにはABCDどこの防衛につくかを記載すること。
現在空中からグリフォンライダーが警戒を行っており、敵が出現しなくなった場合は伝えてくれる。そうなれば戦闘終了となる。
●敵情報
・ゾンビ×???
標準的な大して強くないゾンビ。戦闘開始時は各地に4体ずつ出現。
主な攻撃は殴る、噛みつくといったシンプルなもの。噛みつかれると状態異常:毒(強度3、ダメージ15)を受ける場合がある。
※以下PL情報
●敵情報補足
ゾンビはラウンド終了時に毎回4体ずつ追加される。何回追加されるかは不明。
各ゾンビは1度でも攻撃されると戦闘を、そうでない場合は移動を優先する。特に邪魔が入らなければゾンビは4ラウンドで一定範囲を通過する。
敵の殲滅。
●状況
PC達は第5師団から雇われているハンターとなる。
戦場はブルーネンフーフ周辺。包囲網構築の為に設置されている簡易拠点の数100m前方に防衛ラインを設定し、接近してくる敵を迎撃することになる。防衛ラインを下げることは基本的に推奨されていないため、一定の範囲(初期配置を中心とした縦20スクエア、横10スクエア程度の範囲)から離れた敵は追わないこと。
拠点には覚醒者も待機しているため多少突破されても大きな影響は発生しない。
拠点は4つある(便宜上A、B、C、Dと呼称)ため、PCには4手に分かれてもらうことになる。各地は離れており相互支援は行えない。プレイングにはABCDどこの防衛につくかを記載すること。
現在空中からグリフォンライダーが警戒を行っており、敵が出現しなくなった場合は伝えてくれる。そうなれば戦闘終了となる。
●敵情報
・ゾンビ×???
標準的な大して強くないゾンビ。戦闘開始時は各地に4体ずつ出現。
主な攻撃は殴る、噛みつくといったシンプルなもの。噛みつかれると状態異常:毒(強度3、ダメージ15)を受ける場合がある。
※以下PL情報
●敵情報補足
ゾンビはラウンド終了時に毎回4体ずつ追加される。何回追加されるかは不明。
各ゾンビは1度でも攻撃されると戦闘を、そうでない場合は移動を優先する。特に邪魔が入らなければゾンビは4ラウンドで一定範囲を通過する。
マスターより
お世話になっております、植田です。
今回は帝国での反乱に関わる一幕。まぁ相手はいつものゾンビですが、難易度相応に数が多いので注意していただきたいと思います。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
今回は帝国での反乱に関わる一幕。まぁ相手はいつものゾンビですが、難易度相応に数が多いので注意していただきたいと思います。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/07/22 04:59
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 山本 一郎(ka4957) 人間(リアルブルー)|50才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2015/07/14 08:37:25 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/07/10 10:41:31 |