ゲスト
(ka0000)
蛇の穴
マスター:cr

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/07/19 19:00
- リプレイ完成予定
- 2014/07/28 19:00
オープニング
●好奇心は猫も殺す
じめじめとした洞穴の壁、そこにランプの明かりが当てられる。
コツリ、コツリと足音が鳴り、若者の影が二つ照らし出される。
「やっぱり不気味だな……」
「なんだ、ビビってんのか?」
ここはとある洞穴。この洞穴は自然の力で作られたものでは無い。その昔、人々が山に埋まる宝石を掘り出すために造られたものだ。かつては宝石を掘り出すために集まった労働者で、この若者たちが住む村も大層にぎやかだったらしい。だがそれも古い話、宝石の鉱脈が枯れ、誰も坑道に入らなくなり、そしてこの洞穴は打ち捨てられた。
そんな村の隅の誰も近寄らない洞穴に村の若者達が入っていた。刺激の少ない村でちょっとした肝試し代わりと、あわよくば宝石が手に入らないかという期待を持って。
●穴の中には
若者たちは洞穴を進む。
主になる坑道は幅4メートル程度、高さも同じぐらい。ここまで来るのに大体500メートルは歩いただろうか。かつての鉱脈の跡だろうか、8メートル四方はある大きく開けた場所が見えてきた。そこの前と左右にはさらなる宝石を求めて掘られた穴がある。天井には空気穴が空いていた。幼い頃に村のあちこちに開いていた穴について、大人に聞いた事を思い出した。天井の空気穴は村の穴に繋がっていたのか。
そんなことを思い出していた時だった。若者たちの耳に何か這いずる様な音が聞こえたのは。
「な、何かいるのか?!」
「いたって蛇の一匹や二匹だろ?ビビってんじゃねーよ!」
恐れて腰を抜かした若者を、もう一人の若者がせせら笑う。そのままへたり込んだままの男を置いて先に進む。
そして次の瞬間、男の姿が掻き消えた。
●食物連鎖
それはあまりにも大きかった。穴から出てきたのは蛇の頭。しかし、それは坑道を塞がんばかりに大きかった。
その蛇が体を一巻するだけで男の体は見えなくなった。骨が砕ける嫌な音が鳴る。もう彼は助からないだろう。
蛇は首をもたげ、ギロリともう一人の方を見る。
男は声にならない悲鳴を上げ、一目散に坑道から飛び出した。男は自分の見た光景を村人たちに語る。
村のすぐ近くに巨大な雑魔が潜んでいる、これは村人たちに恐怖を与えるのに十分であった。入り口だけではない。いつ村の穴から飛び出してくるのかわからないのだ。気づかなければ枕を高くして寝られただろう。だが気づいてしまったのだ。
村からハンターズソサエティに、坑道に住み着いた仮称、坑道蛇の退治の依頼が入るのはそれからすぐのことである。
じめじめとした洞穴の壁、そこにランプの明かりが当てられる。
コツリ、コツリと足音が鳴り、若者の影が二つ照らし出される。
「やっぱり不気味だな……」
「なんだ、ビビってんのか?」
ここはとある洞穴。この洞穴は自然の力で作られたものでは無い。その昔、人々が山に埋まる宝石を掘り出すために造られたものだ。かつては宝石を掘り出すために集まった労働者で、この若者たちが住む村も大層にぎやかだったらしい。だがそれも古い話、宝石の鉱脈が枯れ、誰も坑道に入らなくなり、そしてこの洞穴は打ち捨てられた。
そんな村の隅の誰も近寄らない洞穴に村の若者達が入っていた。刺激の少ない村でちょっとした肝試し代わりと、あわよくば宝石が手に入らないかという期待を持って。
●穴の中には
若者たちは洞穴を進む。
主になる坑道は幅4メートル程度、高さも同じぐらい。ここまで来るのに大体500メートルは歩いただろうか。かつての鉱脈の跡だろうか、8メートル四方はある大きく開けた場所が見えてきた。そこの前と左右にはさらなる宝石を求めて掘られた穴がある。天井には空気穴が空いていた。幼い頃に村のあちこちに開いていた穴について、大人に聞いた事を思い出した。天井の空気穴は村の穴に繋がっていたのか。
そんなことを思い出していた時だった。若者たちの耳に何か這いずる様な音が聞こえたのは。
「な、何かいるのか?!」
「いたって蛇の一匹や二匹だろ?ビビってんじゃねーよ!」
恐れて腰を抜かした若者を、もう一人の若者がせせら笑う。そのままへたり込んだままの男を置いて先に進む。
そして次の瞬間、男の姿が掻き消えた。
●食物連鎖
それはあまりにも大きかった。穴から出てきたのは蛇の頭。しかし、それは坑道を塞がんばかりに大きかった。
その蛇が体を一巻するだけで男の体は見えなくなった。骨が砕ける嫌な音が鳴る。もう彼は助からないだろう。
蛇は首をもたげ、ギロリともう一人の方を見る。
男は声にならない悲鳴を上げ、一目散に坑道から飛び出した。男は自分の見た光景を村人たちに語る。
村のすぐ近くに巨大な雑魔が潜んでいる、これは村人たちに恐怖を与えるのに十分であった。入り口だけではない。いつ村の穴から飛び出してくるのかわからないのだ。気づかなければ枕を高くして寝られただろう。だが気づいてしまったのだ。
村からハンターズソサエティに、坑道に住み着いた仮称、坑道蛇の退治の依頼が入るのはそれからすぐのことである。
解説
●目標
村の人達が安心して生活できるように、坑道蛇1体を倒してください。
●地形
かつて宝石を掘り出すのに使われていた坑道です。
メインの坑道は幅、高さともに4メートルほどで、500メートルほど進んだところに8メートル四方の開けた場所があります。開けた場所のうち、来た道以外の三方には副道が彫られています。副道は僅かに狭く、さらに枝分かれはしておらず、長さも数十メートル程度です。
坑道蛇は、この副道のいずれかに潜み、犠牲者たちが近づくのを待ち構えています。
また、外の光は届かないため、何らかの方で光源を確保する必要があります。
●坑道蛇
10メートルを超える体長の巨大な蛇です。頭部は人間を一飲みできそうなほど大きいです。
坑道蛇は以下の行動を行います。
・巻き付き
近接攻撃が命中したら、攻撃を受けた目標はもう一度回避判定を行い、失敗すると巻き付かれる。
巻き付かれた目標は後述の締め付けの後で回避判定に成功するまで行動ができない。
・締め付け
ファーストアクションで巻き付かれている目標に対して使用。必中ダメージを与える。
村の人達が安心して生活できるように、坑道蛇1体を倒してください。
●地形
かつて宝石を掘り出すのに使われていた坑道です。
メインの坑道は幅、高さともに4メートルほどで、500メートルほど進んだところに8メートル四方の開けた場所があります。開けた場所のうち、来た道以外の三方には副道が彫られています。副道は僅かに狭く、さらに枝分かれはしておらず、長さも数十メートル程度です。
坑道蛇は、この副道のいずれかに潜み、犠牲者たちが近づくのを待ち構えています。
また、外の光は届かないため、何らかの方で光源を確保する必要があります。
●坑道蛇
10メートルを超える体長の巨大な蛇です。頭部は人間を一飲みできそうなほど大きいです。
坑道蛇は以下の行動を行います。
・巻き付き
近接攻撃が命中したら、攻撃を受けた目標はもう一度回避判定を行い、失敗すると巻き付かれる。
巻き付かれた目標は後述の締め付けの後で回避判定に成功するまで行動ができない。
・締め付け
ファーストアクションで巻き付かれている目標に対して使用。必中ダメージを与える。
マスターより
皆様初めまして、新人MSのcrです。
洞穴の中は一定の温度が保たれるため、暑いときには避暑として用いられる場合があります。
自然の冷気で涼しいのはいいのですが、こんな巨大蛇を前に肝を冷やすのは勘弁してもらいたいところですね。
坑道蛇は強大な敵ですが所詮1体、皆様が力を合わせればきっと倒すことが出来るでしょう。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
洞穴の中は一定の温度が保たれるため、暑いときには避暑として用いられる場合があります。
自然の冷気で涼しいのはいいのですが、こんな巨大蛇を前に肝を冷やすのは勘弁してもらいたいところですね。
坑道蛇は強大な敵ですが所詮1体、皆様が力を合わせればきっと倒すことが出来るでしょう。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/07/24 00:05
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/14 20:14:24 |
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相談卓 佐倉 桜(ka0386) 人間(リアルブルー)|18才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2014/07/19 18:08:34 |