ゲスト
(ka0000)
チューダと勉強会?
マスター:猫又ものと

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/08/04 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/08/16 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●自称『幻獣王』の日常
「ううううう。つまんなーーーい!! つまんないのであります!!」
「何だい! 大きな声を出すんじゃないよ、うるさいね!」
聖地『リタティト』――大霊堂。
その中に響く甲高い声。大巫女に叱り飛ばされて、自称『幻獣王』は丸い身体をぎゅっと細くする。
「な、なんなのです!? 幻獣王に対してうるさいとは失礼にも程があるのです!」
「うるさいものをうるさいと言って何が悪い。静かにしな」
「だ、だって……ファリフ達が帰ってしまったのです! 我輩つまらないのです! 退屈なのです~~!!」
「う・る・さ・い!! ったく、厄介なものが出てきやがったねぇ……」
盛大なため息をつく大巫女。
彼女の足元に転がって、びたんびたんとダダをこねている丸いでっぷりとした物体は、名をチューダと言う。
赤いマントに金色の錫、立派な王冠をつけた彼(?)は、ある日突然ハンター達の前に姿を現し、自らを『幻獣王』と名乗った。
……とはいえ、外見は巨大化した上に羽がくっついただけのジャンガリアンハムスターで、どう見てもこう、神々しいとかそういった立派なものには見えなかったし、更にはその無駄に偉そうな態度も相まって、どうにも胡散臭い印象しか与えられないのが現状であった。
まあ、中にはこの姿に愛らしさを覚えて、メロメロになっているハンターもいたようだが……。
――元々、大霊堂の辺りには、『キューソ』という幻獣が棲んでいた。
決して大きくはない、せいぜい人間の手のひらに乗る程度の大きさの、可愛らしいネズミ型の幻獣で……チューダもその中の1匹で、最初は小さかったらしい。
が、何がどう間違ったのか……チューダはその小さな身体に、長い時間をかけて上質なマテリアルをどんどん蓄積させて行き――それと同時に身体が大きくなり、知恵を持つに至り、結果、大幻獣になった。
大巫女は、そのように聞いているが……それが実際、本当なのかどうかは分からない。
それもチューダ自身が語った話であったから。
白龍がまだ健在だった頃、経緯はともかくチューダは確かに大幻獣だ……とは言っていたので、それは事実に違いないのだろうけれど。
――そう。この小うるさい物体は、腐っても大幻獣なのだ。
大巫女としては、それも困った事実だった。
どんなにうるさくても、無碍に扱う訳にはいかないので……。
大巫女はもう一度ため息をつくと、床に転がっているチューダを覗き込む。
「そんなに退屈なら、ハンター達でも呼んで幻獣の話でもしてやったらどうだい? あんた、詳しいんだろ?」
「もちろんなのであります! 幻獣について知らないことはないのであります!」
「そうかい。あの子達はこれから、もっと激しい戦いを強いられるだろう。あんたの知識が役に立てば、ハンター達もあんたを幻獣王と認めてくれるかもね」
「なるほど……! それはいい考えなのです! 大巫女! さっさとハンター達を呼ぶがいいのです! このチューダが直々に話をしてあげるのです! あっ! 幻獣王に教えを請うのですから、ちゃんとお菓子とお茶を用意するのですよっ! あと、ブラッシングもしてほしいのであります!」
むくりと起き上がり、錫をふりふり胸を張るチューダ。
大巫女は苦笑すると、近くにいた巫女達に声をかける。
「すまないが、ハンター達を呼んでおくれ。腕っ節は強くなくていい。小動物や子供の相手が上手いやつがいいね」
「かしこまりました」
こうして、ハンターオフィスに、こんな募集要項が張り出されることとなった。
■(自称)幻獣王主催 勉強会参加者募集!■
場所:聖地『リタティト』大霊堂にて。
条件:不問。小動物や子供の相手が得意な方歓迎。
その他:お菓子やお茶を持参のこと。
●自称『幻獣王』の日常
「ううううう。つまんなーーーい!! つまんないのであります!!」
「何だい! 大きな声を出すんじゃないよ、うるさいね!」
聖地『リタティト』――大霊堂。
その中に響く甲高い声。大巫女に叱り飛ばされて、自称『幻獣王』は丸い身体をぎゅっと細くする。
「な、なんなのです!? 幻獣王に対してうるさいとは失礼にも程があるのです!」
「うるさいものをうるさいと言って何が悪い。静かにしな」
「だ、だって……ファリフ達が帰ってしまったのです! 我輩つまらないのです! 退屈なのです~~!!」
「う・る・さ・い!! ったく、厄介なものが出てきやがったねぇ……」
盛大なため息をつく大巫女。
彼女の足元に転がって、びたんびたんとダダをこねている丸いでっぷりとした物体は、名をチューダと言う。
赤いマントに金色の錫、立派な王冠をつけた彼(?)は、ある日突然ハンター達の前に姿を現し、自らを『幻獣王』と名乗った。
……とはいえ、外見は巨大化した上に羽がくっついただけのジャンガリアンハムスターで、どう見てもこう、神々しいとかそういった立派なものには見えなかったし、更にはその無駄に偉そうな態度も相まって、どうにも胡散臭い印象しか与えられないのが現状であった。
まあ、中にはこの姿に愛らしさを覚えて、メロメロになっているハンターもいたようだが……。
――元々、大霊堂の辺りには、『キューソ』という幻獣が棲んでいた。
決して大きくはない、せいぜい人間の手のひらに乗る程度の大きさの、可愛らしいネズミ型の幻獣で……チューダもその中の1匹で、最初は小さかったらしい。
が、何がどう間違ったのか……チューダはその小さな身体に、長い時間をかけて上質なマテリアルをどんどん蓄積させて行き――それと同時に身体が大きくなり、知恵を持つに至り、結果、大幻獣になった。
大巫女は、そのように聞いているが……それが実際、本当なのかどうかは分からない。
それもチューダ自身が語った話であったから。
白龍がまだ健在だった頃、経緯はともかくチューダは確かに大幻獣だ……とは言っていたので、それは事実に違いないのだろうけれど。
――そう。この小うるさい物体は、腐っても大幻獣なのだ。
大巫女としては、それも困った事実だった。
どんなにうるさくても、無碍に扱う訳にはいかないので……。
大巫女はもう一度ため息をつくと、床に転がっているチューダを覗き込む。
「そんなに退屈なら、ハンター達でも呼んで幻獣の話でもしてやったらどうだい? あんた、詳しいんだろ?」
「もちろんなのであります! 幻獣について知らないことはないのであります!」
「そうかい。あの子達はこれから、もっと激しい戦いを強いられるだろう。あんたの知識が役に立てば、ハンター達もあんたを幻獣王と認めてくれるかもね」
「なるほど……! それはいい考えなのです! 大巫女! さっさとハンター達を呼ぶがいいのです! このチューダが直々に話をしてあげるのです! あっ! 幻獣王に教えを請うのですから、ちゃんとお菓子とお茶を用意するのですよっ! あと、ブラッシングもしてほしいのであります!」
むくりと起き上がり、錫をふりふり胸を張るチューダ。
大巫女は苦笑すると、近くにいた巫女達に声をかける。
「すまないが、ハンター達を呼んでおくれ。腕っ節は強くなくていい。小動物や子供の相手が上手いやつがいいね」
「かしこまりました」
こうして、ハンターオフィスに、こんな募集要項が張り出されることとなった。
■(自称)幻獣王主催 勉強会参加者募集!■
場所:聖地『リタティト』大霊堂にて。
条件:不問。小動物や子供の相手が得意な方歓迎。
その他:お菓子やお茶を持参のこと。
解説
自称幻獣王、チューダが開催する勉強会に参加してあげてください。
勉強会という名の暇つぶしですので、絶対に勉強をする必要はありません。
遊ぶもよし、のんびりお茶をするもよしです。
チューダと一緒にやってみたいこと、思いついたことを書いてみてくださいね。
チューダに幻獣について質問すれば、色々答えてくれるかとは思いますが、おっちょこちょいでかなり忘れっぽい性格である為、話を全て真に受けると痛い目に遭うかもしれません。
その点ご注意くださいませ。
■チューダについて
幻獣王を名乗る大幻獣。大霊堂に住み着き、幻獣に関する豊富な知識を人類に提供している。王様のつもりらしく、基本的に人間を見下している。口調も比較的無礼な物言いをする事もあるが、外見の可愛らしさの為に許されてしまう傾向がある。チューダ自身も可愛らしさを利用する事があり、稀にわざと転んで女性に介抱されてみたりと策略家の面も持っている。
戦闘はからっきしだが、逃げ足だけは天下一品。
■NPCの同行
今回はチューダが同行しています。
聖地『リタティト』の大霊堂にいるNPCは呼べば来てくれる可能性があります。
■その他
白紙は描写できませんのでご注意ください。
勉強会という名の暇つぶしですので、絶対に勉強をする必要はありません。
遊ぶもよし、のんびりお茶をするもよしです。
チューダと一緒にやってみたいこと、思いついたことを書いてみてくださいね。
チューダに幻獣について質問すれば、色々答えてくれるかとは思いますが、おっちょこちょいでかなり忘れっぽい性格である為、話を全て真に受けると痛い目に遭うかもしれません。
その点ご注意くださいませ。
■チューダについて
幻獣王を名乗る大幻獣。大霊堂に住み着き、幻獣に関する豊富な知識を人類に提供している。王様のつもりらしく、基本的に人間を見下している。口調も比較的無礼な物言いをする事もあるが、外見の可愛らしさの為に許されてしまう傾向がある。チューダ自身も可愛らしさを利用する事があり、稀にわざと転んで女性に介抱されてみたりと策略家の面も持っている。
戦闘はからっきしだが、逃げ足だけは天下一品。
■NPCの同行
今回はチューダが同行しています。
聖地『リタティト』の大霊堂にいるNPCは呼べば来てくれる可能性があります。
■その他
白紙は描写できませんのでご注意ください。
マスターより
こんにちは。お世話になっております。猫又です。
今回は【幻導】の結果を受けての依頼になります。
見事試練を乗り越え、フェンリルに認められたハンターさん達の次のお仕事ですが……。
今度は、暇になってしまったチューダのお相手をしてあげてください。
仲良くなると何かいいことがあるかもしれませんよ?
それでは、皆様のプレイングをお待ちしています。
今回は【幻導】の結果を受けての依頼になります。
見事試練を乗り越え、フェンリルに認められたハンターさん達の次のお仕事ですが……。
今度は、暇になってしまったチューダのお相手をしてあげてください。
仲良くなると何かいいことがあるかもしれませんよ?
それでは、皆様のプレイングをお待ちしています。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/08/14 06:35
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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雑談卓 クリスティーネ=L‐S(ka3679) 人間(リアルブルー)|14才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/08/04 01:57:22 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/08/01 12:26:11 |