ゲスト
(ka0000)
【審判】孤軍暗躍
マスター:鹿野やいと

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/08/07 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/08/19 19:00
オープニング
難題に向かい頭を抱えるというのは珍しくない。今起こっている問題はここ最近で言えば一番大きい問題の種だろう。王都イルダーナ中央にそびえる王城の奥まった一角、会議室に続く廊下でアイリーンは1人頭を抱えていた。こんな話、どこの誰とも共有できるわけがない。首脳会議で怒声が響く。どれが誰の声か、聞けば容易にわかる。なにしろ、あの場であそこまで剣呑な声を出せる女性は1人しかいない。やがて会議が終わり、2人の人物が廊下を進んでくる。
「事件の状況はどうなっている。騎士団側で対処を行った件も幾つかあるが、我々が持っている情報は少ない。実際、全て偶然の可能性もあるだろうが、そちらで何か心当たりは──」
「私は、これから東方へ赴きます。不在の間、警邏や再発防止策の対応は願いますが……余計なことはしないでください。決して」
声を掛けたのが騎士団長エリオット・ヴァレンタイン、けんもほろろに突き放したのが聖堂戦士団長ヴィオラ・フルブライト。ヴィオラの表情は険しい。一般的に言う怒りは顔には出ていないが、恐ろしいほどに無表情だ。それが怒りのサインだとアイリーンは心得ていた。エリオットを置き去りにしたヴィオラは、アイリーンに気づくと大きく深呼吸して表情を和らげた。アイリーンはヴィオラの様子に気を止める素振りも見せず、一歩後ろから付き従う。
「アイリーン。例の事件は以後、騎士団と協力して事に当たることとなりました」
「……承知しました。情報共有の許しが下りたのですか?」
巡礼者が狙われる心当たりに関する内容だ。大司教であるセドリックは当然把握している内容だが、エリオット及び騎士団は何も知らない。知らない上での調査は的外れになる可能性も高いがどうするつもりなのか。他の問題に影響を及ぼさないように早期解決を目指すため、騎士団と協力するという事は理に適っているが……。
「下りてはいません。方針は何一つ変わっていません」
隠したはずの怒りが漏れ出してくるのをアイリーンは感じ取った。 ヴィオラは他者に怒りを向けることはほとんどない。ままならない現状に苛立ちや焦りを感じているのだと思う。もう一つあるとするのならば……
「事前に連絡していた通り、私はしばらくここを留守にします。私が帰るまでこの事件の調査は、貴方の裁量に任せます」
「はい。……私の裁量で本当に?」
「他の作業は他の者に割り振っておきます。貴方の得意な方法で動いて構いません」
アイリーンは深く頭を下げてヴィオラを見送った。アイリーンは聖堂戦士団において若干異質である。彼女は覚醒者として、多くの聖堂戦士団員とはクラスが異なっている。聖堂戦士団はその名の通り聖堂教会の組織だけあって聖導士が多いが、彼女は猟撃士だった。また司祭としての地位も助教と最低ラインであり、その地位も形ばかりで実際に教会で講話をすることもない。他の聖堂戦士からは意識的にせよ無意識にせよ遠巻きに見られる一方、それでもなおヴィオラの懐刀として用いられるにはそれ相応の理由がある。
「騎士や司祭には出来ない戦い方、ですね」
アイリーンの本領は諜報だ。戦場では斥候としても活躍するが、市街地にあれば人と人の間から情報を掠め取ることも出来る。アイリーンは枷をはずされた高揚を感じる一方、ヴィオラの感じる不安も重く見ていた。
「焦ってるのね……」
苛立ちの正体はわかっている。エリオットにだけあのような怒りをぶつけるのも理解できる。彼女に必要なのは他者の憧憬でも畏怖でもない。彼女が真に欲して止まないのは……。
「…………」
アイリーンは思考を打ち切り踵を返す。考えたところで、手を貸せるような話でもない。当人の問題でありそれを是とした環境の問題だ。きっかけさえあれば変わるかもしれないが、それもきっかけの形次第。気の重い話題を頭の隅に追いやりながら、アイリーンは歩みを速めた。
■
巡礼団が狙われる事件が頻発しており、護衛をするハンターを雇いたい。そういう触れ込みの依頼に名乗りをあげたハンター達は、王都の宿屋で依頼者であるアイリーンに、巡礼を引率するエルマー司祭を紹介された。物腰柔らかで争いの不得意そうな司祭とハンター達が握手をかわした後、アイリーンは事も無げに物騒な話を始めた。
「彼らの巡礼団は囮です」
ハンター達は互いに見交わしたり、居住まいを正したり。驚きはしたものの、その事態にうすうす気づいている素振りはあった。アイリーンはメンバーを見回すと、早速続きの話に移った。
「これまでの事件を調査した結果、敵は最低でも王都内部に内通者を抱えている可能性が高いとわかりました」
巡礼者とただの旅行者を外見より見分ける術は存在しない。聖印を首から提げていればそれも可能だが、事件が噂となり聖印を首から下げるものは劇的に減った。だというのに一行に事件は収まる気配が無い。この前提で判別する方法は一つだけ。本人達に聞くことだ。であれば、王都内部にこれらを見聞きする存在がいることは間違いない。
「そこで今回、歪虚に協力する人物を誘き寄せるために、エルマー司祭の巡礼団に協力してもらうことになりました。皆さんにお願いしたい事は二つ。一つは巡礼団の護衛。もう一つは、巡礼者を狙う歪虚に協力する何者かの捜索です」
段取りは以下のようになる。本日より三日後、同道予定の巡礼者と合流した後に教会で出発する旨を伝え、司祭は巡礼団を率いて隣の町へと出立する。この時に巡礼団は巡礼と関係ない旅人を装う予定となっている。護衛の役割はこれに同様の無害な旅行者を装い、敵を誘い込むことだ。もう一方の役割は歪虚に協力する者の捕縛だが、言うほどに簡単でないことは誰にも明らかだった。
「協力者に関しては現状、どこに伏せているかはわかりません。協力者が首魁なのか、ただの捨て駒なのかも不明です。居るだろうと推測しているのは、そこに居なければ憤怒の歪虚は巡礼者を見分けられない。という一点の根拠が理由です。また、今回はかの人物を洗い出すために、情報の流れを特定する必要があるため聖堂戦士団にも内密の仕事となります」
教会にも、騎士団にも、勿論民間人にも。そのためにヴィオラはわざわざ、他の聖堂戦士に事後の仕事を割り振った。元々ヴィオラ不在時はアイリーンと他の団員の連携はあまり取れていない。聖堂戦士は正面からの戦闘は得意でも、こういう仕事に肯定的な者は少ない。
「空振りに終わるかもしれませんが、だからといって事件が起きてから動いていては間に合いません。いつまでも巡礼者に護衛をつける余裕もありません。潔癖な聖堂戦士では出来ない活躍を、皆さんに期待しています」
アイリーンがまとめ終わると、ハンター達はもう一度互いに視線をかわす。誰が何を担うべきか。決めることは多い。状況を整理しつつ、ハンター達は相談を始めた。
「事件の状況はどうなっている。騎士団側で対処を行った件も幾つかあるが、我々が持っている情報は少ない。実際、全て偶然の可能性もあるだろうが、そちらで何か心当たりは──」
「私は、これから東方へ赴きます。不在の間、警邏や再発防止策の対応は願いますが……余計なことはしないでください。決して」
声を掛けたのが騎士団長エリオット・ヴァレンタイン、けんもほろろに突き放したのが聖堂戦士団長ヴィオラ・フルブライト。ヴィオラの表情は険しい。一般的に言う怒りは顔には出ていないが、恐ろしいほどに無表情だ。それが怒りのサインだとアイリーンは心得ていた。エリオットを置き去りにしたヴィオラは、アイリーンに気づくと大きく深呼吸して表情を和らげた。アイリーンはヴィオラの様子に気を止める素振りも見せず、一歩後ろから付き従う。
「アイリーン。例の事件は以後、騎士団と協力して事に当たることとなりました」
「……承知しました。情報共有の許しが下りたのですか?」
巡礼者が狙われる心当たりに関する内容だ。大司教であるセドリックは当然把握している内容だが、エリオット及び騎士団は何も知らない。知らない上での調査は的外れになる可能性も高いがどうするつもりなのか。他の問題に影響を及ぼさないように早期解決を目指すため、騎士団と協力するという事は理に適っているが……。
「下りてはいません。方針は何一つ変わっていません」
隠したはずの怒りが漏れ出してくるのをアイリーンは感じ取った。 ヴィオラは他者に怒りを向けることはほとんどない。ままならない現状に苛立ちや焦りを感じているのだと思う。もう一つあるとするのならば……
「事前に連絡していた通り、私はしばらくここを留守にします。私が帰るまでこの事件の調査は、貴方の裁量に任せます」
「はい。……私の裁量で本当に?」
「他の作業は他の者に割り振っておきます。貴方の得意な方法で動いて構いません」
アイリーンは深く頭を下げてヴィオラを見送った。アイリーンは聖堂戦士団において若干異質である。彼女は覚醒者として、多くの聖堂戦士団員とはクラスが異なっている。聖堂戦士団はその名の通り聖堂教会の組織だけあって聖導士が多いが、彼女は猟撃士だった。また司祭としての地位も助教と最低ラインであり、その地位も形ばかりで実際に教会で講話をすることもない。他の聖堂戦士からは意識的にせよ無意識にせよ遠巻きに見られる一方、それでもなおヴィオラの懐刀として用いられるにはそれ相応の理由がある。
「騎士や司祭には出来ない戦い方、ですね」
アイリーンの本領は諜報だ。戦場では斥候としても活躍するが、市街地にあれば人と人の間から情報を掠め取ることも出来る。アイリーンは枷をはずされた高揚を感じる一方、ヴィオラの感じる不安も重く見ていた。
「焦ってるのね……」
苛立ちの正体はわかっている。エリオットにだけあのような怒りをぶつけるのも理解できる。彼女に必要なのは他者の憧憬でも畏怖でもない。彼女が真に欲して止まないのは……。
「…………」
アイリーンは思考を打ち切り踵を返す。考えたところで、手を貸せるような話でもない。当人の問題でありそれを是とした環境の問題だ。きっかけさえあれば変わるかもしれないが、それもきっかけの形次第。気の重い話題を頭の隅に追いやりながら、アイリーンは歩みを速めた。
■
巡礼団が狙われる事件が頻発しており、護衛をするハンターを雇いたい。そういう触れ込みの依頼に名乗りをあげたハンター達は、王都の宿屋で依頼者であるアイリーンに、巡礼を引率するエルマー司祭を紹介された。物腰柔らかで争いの不得意そうな司祭とハンター達が握手をかわした後、アイリーンは事も無げに物騒な話を始めた。
「彼らの巡礼団は囮です」
ハンター達は互いに見交わしたり、居住まいを正したり。驚きはしたものの、その事態にうすうす気づいている素振りはあった。アイリーンはメンバーを見回すと、早速続きの話に移った。
「これまでの事件を調査した結果、敵は最低でも王都内部に内通者を抱えている可能性が高いとわかりました」
巡礼者とただの旅行者を外見より見分ける術は存在しない。聖印を首から提げていればそれも可能だが、事件が噂となり聖印を首から下げるものは劇的に減った。だというのに一行に事件は収まる気配が無い。この前提で判別する方法は一つだけ。本人達に聞くことだ。であれば、王都内部にこれらを見聞きする存在がいることは間違いない。
「そこで今回、歪虚に協力する人物を誘き寄せるために、エルマー司祭の巡礼団に協力してもらうことになりました。皆さんにお願いしたい事は二つ。一つは巡礼団の護衛。もう一つは、巡礼者を狙う歪虚に協力する何者かの捜索です」
段取りは以下のようになる。本日より三日後、同道予定の巡礼者と合流した後に教会で出発する旨を伝え、司祭は巡礼団を率いて隣の町へと出立する。この時に巡礼団は巡礼と関係ない旅人を装う予定となっている。護衛の役割はこれに同様の無害な旅行者を装い、敵を誘い込むことだ。もう一方の役割は歪虚に協力する者の捕縛だが、言うほどに簡単でないことは誰にも明らかだった。
「協力者に関しては現状、どこに伏せているかはわかりません。協力者が首魁なのか、ただの捨て駒なのかも不明です。居るだろうと推測しているのは、そこに居なければ憤怒の歪虚は巡礼者を見分けられない。という一点の根拠が理由です。また、今回はかの人物を洗い出すために、情報の流れを特定する必要があるため聖堂戦士団にも内密の仕事となります」
教会にも、騎士団にも、勿論民間人にも。そのためにヴィオラはわざわざ、他の聖堂戦士に事後の仕事を割り振った。元々ヴィオラ不在時はアイリーンと他の団員の連携はあまり取れていない。聖堂戦士は正面からの戦闘は得意でも、こういう仕事に肯定的な者は少ない。
「空振りに終わるかもしれませんが、だからといって事件が起きてから動いていては間に合いません。いつまでも巡礼者に護衛をつける余裕もありません。潔癖な聖堂戦士では出来ない活躍を、皆さんに期待しています」
アイリーンがまとめ終わると、ハンター達はもう一度互いに視線をかわす。誰が何を担うべきか。決めることは多い。状況を整理しつつ、ハンター達は相談を始めた。
解説
■依頼
巡礼者を狙う襲撃が相次いでいる
依頼主と共に囮捜査に参加してほしい
■必要な仕事
・旅行者に変装し、巡礼者の護衛する事
変装の内容・出来栄えで協力者の捜索が楽になります
・歪虚に協力する者の捜索
外見、人数、潜伏場所など諸々不明です
襲撃時は必ず近辺に潜伏しています
他、
希望者には1人1着、重さ2、防御0、
装備箇所:アクセサリのフード付外套を支給します
上記以外、協力者発見の為の提案があれば判定・描写をします
協力者の捕縛以降の扱いは今回は判定に含まず、リプレイ描写外です
今回は敵を発見・追跡・捕縛する事に注力してください
■巡礼団について
自衛のために固まって移動する旅行者を装っています
馬車を一台保有しているので、大きな装備は馬車の荷台に隠すことが出来ます
人数はエルマー司祭を含めて12人。
緊急時は馬車内部に逃げ込みます
■襲撃箇所及び敵情報
街道には途中、森林を切り開いて道を開いた箇所があります
両側面に森の茂みがあるため視界が悪く、以前も頻繁に賊や雑魔が現れていました
■PL情報
襲撃してくる歪虚は前回の依頼と同じくアンズーに似た怪物です
今回は不利になるまで撤退しません
■NPC情報
・ヴィオラ・フルブライト
ワールドガイド > 組織 > 聖堂教会の最下段を参照してください
今回は不在です。リプレイには登場しません
・アイリーン(猟撃士)
弓使い。イスルダ島の戦い以前からのヴィオラの部下の1人
今回の事件を担当している
当日の囮にも参加します
・エルマー司祭
王都近くの街に住む壮年の男性司祭。戦闘力皆無の一般人です
近辺の巡礼初心者が集めて定期的に巡礼をしています
ヴィオラ、アイリーンの隠す秘密は何も知りません
雑用などを受け持ってくれる他、他の巡礼者は彼が適当を誤魔化してくれます
巡礼者を狙う襲撃が相次いでいる
依頼主と共に囮捜査に参加してほしい
■必要な仕事
・旅行者に変装し、巡礼者の護衛する事
変装の内容・出来栄えで協力者の捜索が楽になります
・歪虚に協力する者の捜索
外見、人数、潜伏場所など諸々不明です
襲撃時は必ず近辺に潜伏しています
他、
希望者には1人1着、重さ2、防御0、
装備箇所:アクセサリのフード付外套を支給します
上記以外、協力者発見の為の提案があれば判定・描写をします
協力者の捕縛以降の扱いは今回は判定に含まず、リプレイ描写外です
今回は敵を発見・追跡・捕縛する事に注力してください
■巡礼団について
自衛のために固まって移動する旅行者を装っています
馬車を一台保有しているので、大きな装備は馬車の荷台に隠すことが出来ます
人数はエルマー司祭を含めて12人。
緊急時は馬車内部に逃げ込みます
■襲撃箇所及び敵情報
街道には途中、森林を切り開いて道を開いた箇所があります
両側面に森の茂みがあるため視界が悪く、以前も頻繁に賊や雑魔が現れていました
■PL情報
襲撃してくる歪虚は前回の依頼と同じくアンズーに似た怪物です
今回は不利になるまで撤退しません
■NPC情報
・ヴィオラ・フルブライト
ワールドガイド > 組織 > 聖堂教会の最下段を参照してください
今回は不在です。リプレイには登場しません
・アイリーン(猟撃士)
弓使い。イスルダ島の戦い以前からのヴィオラの部下の1人
今回の事件を担当している
当日の囮にも参加します
・エルマー司祭
王都近くの街に住む壮年の男性司祭。戦闘力皆無の一般人です
近辺の巡礼初心者が集めて定期的に巡礼をしています
ヴィオラ、アイリーンの隠す秘密は何も知りません
雑用などを受け持ってくれる他、他の巡礼者は彼が適当を誤魔化してくれます
マスターより
お待たせしました。【審判】の第2話をリリースします
大きな戦が近いためヴィオラは不在ですが、鬼の居ぬ間にと思えばチャンスですね!(死亡フラグ
戦闘も入る依頼ですが大事なのは情報を得ることです
皆さんの渾身のプレイングをお待ちしております
大きな戦が近いためヴィオラは不在ですが、鬼の居ぬ間にと思えばチャンスですね!(死亡フラグ
戦闘も入る依頼ですが大事なのは情報を得ることです
皆さんの渾身のプレイングをお待ちしております
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/08/18 20:58
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/08/05 06:31:57 |
|
![]() |
【質問卓】 エイル・メヌエット(ka2807) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/08/06 20:10:11 |
|
![]() |
囮捜査 ユーロス・フォルケ(ka3862) 人間(クリムゾンウェスト)|17才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/08/07 15:55:40 |