ゲスト
(ka0000)
納涼、渓流キャンプ!
マスター:桐咲鈴華

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/08/11 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/08/20 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
「…………ふぅ」
ハンターオフィス内資料室。タロッキ族の代表であるエフィーリア・タロッキ(kz0077)は頭に被っているヴェールの隙間に指を入れて、手で扇いで風を送っている。
クリムゾンウェストも夏季に入り、厳しい猛暑が続いていた。オフィス内も窓を開けたり、魔導機で空調を整えてはいるものの、直射日光の当たる方角にある部屋は未だ高い気温だ。特に辺境出身のエフィーリアは暑さに慣れておらず、じっとりと汗を滲ませながら資料を漁っている。
(……北方での作戦は無事終わったものの、『アルカナ』の活動も活発になってきているようですね……)
エフィーリアは北方での戦いの事を思い出す。これまでの事例でもなかった、複数のアルカナの同時出現及び、同時の襲撃。ハンター達の尽力があったからこそ、ファリフが幻獣に会う事に影響が出ずに済んだのだが……。
(……それでも、やはり。……我々が守ってきた封印が綻び、世界へ影響が出始めていると思うと、些か焦りを感じてしまいますね……)
『アルカナ』はエフィーリアの属するタロッキ族が代々封印してきた歪虚であり、それらがハンター達の作戦へ具体的な影響を与えたと思うと、部族の代表として責任を感じずにはいられず、エフィーリアは最近オフィスに篭もりきりで事件簿の纏めや調査、過去の事例の洗い出しなどを行っていた。
そんなエフィーリアの頬にぴとっと感触が走る。
「きゃぁっ!?」
びくぅっ! と肩を震わせて驚くエフィーリア。背後を振り向くと、いつも打ち合わせに付き合ってくれているハンターオフィスの受付嬢が飲み物を持って立っていた。
「根詰めすぎですよ、エフィーリアさん。少し休憩した方がよろしいんじゃないですか?」
言いつつ、飲み物を傍らに置いて反対側に座る受付嬢。
「……すみません、そうですね。……ともあれ、やはり気になってしまうようで」
「だけどずっと気を張り続けてももちませんよ。休めるタイミングではしっかり休まないと。万が一の時にエフィーリアさんが倒れてたら、誰がアルカナの性質をハンターさんに説明するんです?」
受付嬢の言葉にぐうの音も出なくなるエフィーリア。そこで受付嬢は一枚の依頼書をエフィーリアの前に出した。
「近くの山の渓流で、キャンプ場を経営するっていう人がいたんですって。正式な営業をする前に、ハンターさん達に一度来て貰いたいって」
「……キャンプ、ですか?」
「ええ。リアルブルーでは自然を楽しむ行楽の一環としてキャンプの文化があるんです。こちらのオーナーさんもリアルブルー出身みたいで、魔導機を使ってリアルブルーのキャンプ文化を再現したみたいなんです。こっちの世界の人達からしたら物珍しいでしょうし、転移者の私達としても楽しめるんじゃないかなって」
「ふむ、蒼の世界の……」
「渓流はとっても冷たいですし、木々に囲まれてて空気も綺麗。川岸でバーベキューをしたり、泳いだりできるみたいですね。夜は星空も綺麗だって聞きますし、大勢で寝泊まりして時間を共有する……きっと楽しいですよ」
言いつつ資料を渡していく受付嬢。キャンプ場の諸注意やレンタル品などを丁寧に解説していき、エフィーリアに楽しさを伝えている。エフィーリアも新たに触れる文化に興味が湧いてきたようで、なかなか乗り気で資料を読んでいる。
「資料を纏めるくらいなら私がやっておきますから、エフィーリアさんは一度ゆっくり羽を伸ばして来て下さい」
にこっ、と微笑みながらそう言う受付嬢。エフィーリアはその依頼書を受け取った。
「……そうですね。お世話に、なります」
こうしてエフィーリアはハンター達を募り、キャンプ場へと赴く事にしたのだった。
「…………ふぅ」
ハンターオフィス内資料室。タロッキ族の代表であるエフィーリア・タロッキ(kz0077)は頭に被っているヴェールの隙間に指を入れて、手で扇いで風を送っている。
クリムゾンウェストも夏季に入り、厳しい猛暑が続いていた。オフィス内も窓を開けたり、魔導機で空調を整えてはいるものの、直射日光の当たる方角にある部屋は未だ高い気温だ。特に辺境出身のエフィーリアは暑さに慣れておらず、じっとりと汗を滲ませながら資料を漁っている。
(……北方での作戦は無事終わったものの、『アルカナ』の活動も活発になってきているようですね……)
エフィーリアは北方での戦いの事を思い出す。これまでの事例でもなかった、複数のアルカナの同時出現及び、同時の襲撃。ハンター達の尽力があったからこそ、ファリフが幻獣に会う事に影響が出ずに済んだのだが……。
(……それでも、やはり。……我々が守ってきた封印が綻び、世界へ影響が出始めていると思うと、些か焦りを感じてしまいますね……)
『アルカナ』はエフィーリアの属するタロッキ族が代々封印してきた歪虚であり、それらがハンター達の作戦へ具体的な影響を与えたと思うと、部族の代表として責任を感じずにはいられず、エフィーリアは最近オフィスに篭もりきりで事件簿の纏めや調査、過去の事例の洗い出しなどを行っていた。
そんなエフィーリアの頬にぴとっと感触が走る。
「きゃぁっ!?」
びくぅっ! と肩を震わせて驚くエフィーリア。背後を振り向くと、いつも打ち合わせに付き合ってくれているハンターオフィスの受付嬢が飲み物を持って立っていた。
「根詰めすぎですよ、エフィーリアさん。少し休憩した方がよろしいんじゃないですか?」
言いつつ、飲み物を傍らに置いて反対側に座る受付嬢。
「……すみません、そうですね。……ともあれ、やはり気になってしまうようで」
「だけどずっと気を張り続けてももちませんよ。休めるタイミングではしっかり休まないと。万が一の時にエフィーリアさんが倒れてたら、誰がアルカナの性質をハンターさんに説明するんです?」
受付嬢の言葉にぐうの音も出なくなるエフィーリア。そこで受付嬢は一枚の依頼書をエフィーリアの前に出した。
「近くの山の渓流で、キャンプ場を経営するっていう人がいたんですって。正式な営業をする前に、ハンターさん達に一度来て貰いたいって」
「……キャンプ、ですか?」
「ええ。リアルブルーでは自然を楽しむ行楽の一環としてキャンプの文化があるんです。こちらのオーナーさんもリアルブルー出身みたいで、魔導機を使ってリアルブルーのキャンプ文化を再現したみたいなんです。こっちの世界の人達からしたら物珍しいでしょうし、転移者の私達としても楽しめるんじゃないかなって」
「ふむ、蒼の世界の……」
「渓流はとっても冷たいですし、木々に囲まれてて空気も綺麗。川岸でバーベキューをしたり、泳いだりできるみたいですね。夜は星空も綺麗だって聞きますし、大勢で寝泊まりして時間を共有する……きっと楽しいですよ」
言いつつ資料を渡していく受付嬢。キャンプ場の諸注意やレンタル品などを丁寧に解説していき、エフィーリアに楽しさを伝えている。エフィーリアも新たに触れる文化に興味が湧いてきたようで、なかなか乗り気で資料を読んでいる。
「資料を纏めるくらいなら私がやっておきますから、エフィーリアさんは一度ゆっくり羽を伸ばして来て下さい」
にこっ、と微笑みながらそう言う受付嬢。エフィーリアはその依頼書を受け取った。
「……そうですね。お世話に、なります」
こうしてエフィーリアはハンター達を募り、キャンプ場へと赴く事にしたのだった。
解説
とある山の中にあるという渓流のキャンプ場にハンター様方へ招待がきています。
透き通った川の水、静かなせせらぎの音、吹き抜ける涼しげな風
激化する戦いの合間に、暫しの休暇を楽しんでみては如何でしょうか?
◆キャンプ場
山の中を流れる渓流の近くに複数のバンガローが設立されたキャンプ場です。
オーナーはリアルブルー出身で、キャンプ場はほぼ現代の様式が再現されています。
バーベキュー用具や寝具、遊ぶための道具はレンタル可能です。
◆行動例
『渓流で水遊び』
上流から水が流れてきており、キャンプ場のある中心部には流れのほぼ無い川があります。
浅い場所と深い場所があり、泳いだり水遊びをする事が出来ます
『バーベキューを楽しむ』
持参した食材を使ったバーベキューを楽しめます。
基本的な食材や飲み物を取り扱っている売店もキャンプ場にあります。
また、渓流の上流には良好な釣りスポットがあり、こちらで川魚を釣りにいく事もできます。
『夜の渓流を楽しむ』
キャンプ場中心部には大きな焚き火があり、キャンプファイアを楽しめます。
花火をしたり、星空を眺めたり、静かな渓流の近くを散歩したり。
はたまた、バンガロー内で談笑や枕投げをしたりするのもありかもしれません。
『その他』
上記にない遊びをします。
公的良俗に反しない、マナーを守った楽しみ方をしましょう。
◆エフィーリアについて
OPでエフィーリアが発端となったシナリオですが、こちらからアプローチをかけない限りは、一人で楽しみつつ遠巻きからハンター様方が遊んでいる姿を眺めて楽しんでいます。
◆描写について
なるべく多く、濃く描かせて頂きたいとは思っておりますが、
文字数の関係上表現しきれない場合もあることをご了承下さい。
また、公的良俗に反した行動は描写をカットさせて頂く場合もございますので、お気をつけ下さい。
透き通った川の水、静かなせせらぎの音、吹き抜ける涼しげな風
激化する戦いの合間に、暫しの休暇を楽しんでみては如何でしょうか?
◆キャンプ場
山の中を流れる渓流の近くに複数のバンガローが設立されたキャンプ場です。
オーナーはリアルブルー出身で、キャンプ場はほぼ現代の様式が再現されています。
バーベキュー用具や寝具、遊ぶための道具はレンタル可能です。
◆行動例
『渓流で水遊び』
上流から水が流れてきており、キャンプ場のある中心部には流れのほぼ無い川があります。
浅い場所と深い場所があり、泳いだり水遊びをする事が出来ます
『バーベキューを楽しむ』
持参した食材を使ったバーベキューを楽しめます。
基本的な食材や飲み物を取り扱っている売店もキャンプ場にあります。
また、渓流の上流には良好な釣りスポットがあり、こちらで川魚を釣りにいく事もできます。
『夜の渓流を楽しむ』
キャンプ場中心部には大きな焚き火があり、キャンプファイアを楽しめます。
花火をしたり、星空を眺めたり、静かな渓流の近くを散歩したり。
はたまた、バンガロー内で談笑や枕投げをしたりするのもありかもしれません。
『その他』
上記にない遊びをします。
公的良俗に反しない、マナーを守った楽しみ方をしましょう。
◆エフィーリアについて
OPでエフィーリアが発端となったシナリオですが、こちらからアプローチをかけない限りは、一人で楽しみつつ遠巻きからハンター様方が遊んでいる姿を眺めて楽しんでいます。
◆描写について
なるべく多く、濃く描かせて頂きたいとは思っておりますが、
文字数の関係上表現しきれない場合もあることをご了承下さい。
また、公的良俗に反した行動は描写をカットさせて頂く場合もございますので、お気をつけ下さい。
マスターより
お世話になっております、桐咲です!
非常に暑い日が続きます、まさに夏本番というべきこの猛暑。皆様はしっかりと涼をとっておられますか?
くれぐれも熱中症などにはお気をつけて……
ということで、夏の暑さを涼しげな渓流でしのぎましょう!というシナリオです
NPCエフィーリアが呼びかけての依頼となりますが、面識の無い方も是非ご参加下さいませ!
皆様のひと夏の思い出、ご縁がございましたら丁寧に描かせて頂きたいと思います
個性ある素敵なプレイングをお待ちしておりますね!
非常に暑い日が続きます、まさに夏本番というべきこの猛暑。皆様はしっかりと涼をとっておられますか?
くれぐれも熱中症などにはお気をつけて……
ということで、夏の暑さを涼しげな渓流でしのぎましょう!というシナリオです
NPCエフィーリアが呼びかけての依頼となりますが、面識の無い方も是非ご参加下さいませ!
皆様のひと夏の思い出、ご縁がございましたら丁寧に描かせて頂きたいと思います
個性ある素敵なプレイングをお待ちしておりますね!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/08/19 06:28
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/08/09 17:20:46 |
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補足 エフィーリア・タロッキ(kz0077) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/08/08 18:21:21 |