ゲスト
(ka0000)
リリムのどきどきサマーキャンプ!
マスター:sagitta

このシナリオは1日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/08/22 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/09/01 22:00
オープニング
リリム・マリエッタは14歳。恋するお年頃。
今日もリリムはお下げの髪の毛と、ふわふわのスカートを風になびかせてヴァリオスの町を行く。首には、魔術学院の生徒であることを示すシンボルが縫いつけられたスカーフ。そう、リリムは学院に通う、魔法使い見習いなのだ。
リリムの恋のお相手は、同じく魔術学院に通う2歳年上の優等生ニコラ。春にはハンターたちの助けを借りて、ニコラとのお茶会を実現させ、ようやく「まずはお友達から」の関係になったリリム。
この夏にはニコラとの距離をもう一歩縮めようと、張り切っていた。
「ねぇ、ニコラ、せっかくの夏なんだし、一緒にどこかお出かけに行かない?」
思い切って切り出してみると、ニコラは爽やかな笑顔を浮かべてうなずいた。
「なるほど、いいアイディアだね! 僕は、山に行きたいな!」
思いがけない好反応に、リリムの表情が輝く。
「……山? えっと、ピクニックかな」
リリムが尋ねると、ニコラは笑顔のまま首を横に振る。
「ううん、昆虫採集だよ」
「……昆虫採集?」
「ほら、この間薬草学の授業で習った、滋養強壮の薬の調合、あれを試してみたくてね。ヒカリガの鱗粉を採取しようと思うんだ」
「ヒカリガ……えっと確か、夜に光る蛾のなかま、だったっけ?」
「うん! 成虫が出るのは夏だけだし、夜に山に行けるのなんて今だけじゃないか。だから、山でキャンプをして採集しようと思ってたんだ」
無邪気な笑顔のニコラに、リリムは複雑な表情を浮かべる。
(昆虫採集、って全然ロマンチックじゃないわ……でも)
「一人じゃ心細かったんだ。一緒に行けたらうれしいなぁ」
「そ、そんな……」
ニコラの何気ないひと言が、リリムのハートを射貫いた。
(考えてみたら、昆虫採集はともかく、夜の山でニコラと一緒だなんてロマンチックじゃない! きっときれいな星空も見えるし。それに……一緒にテントで、一夜を明かすだなんて……きゃー!)
なんだかんだと想像して、一人で興奮するリリム。
「だけど、夜の森には野獣も出るかもしれないから、さすがに僕らだけで行くのは危険だね。ハンターの人たちにお願いして、護衛をしてもらおうか」
「そそそ、そうね、それがいいわ」
ニコラの言葉に、リリムが顔を真っ赤にしてうなずく。
(そうよね、さすがにニコラと二人っきりってわけじゃないわよね。ちょっとほっとしたような、残念なような……。でも、これってもしかしたらチャンスだわ。またハンターたちに協力して貰って、今度こそニコラに、告白をするのよ!)
心の中でひそかに決意を固め、リリムはニコラに向き直った。
「ハンターへの依頼は、あたしからしておくね! ニコラとのキャンプ、楽しみにしてる!」
今日もリリムはお下げの髪の毛と、ふわふわのスカートを風になびかせてヴァリオスの町を行く。首には、魔術学院の生徒であることを示すシンボルが縫いつけられたスカーフ。そう、リリムは学院に通う、魔法使い見習いなのだ。
リリムの恋のお相手は、同じく魔術学院に通う2歳年上の優等生ニコラ。春にはハンターたちの助けを借りて、ニコラとのお茶会を実現させ、ようやく「まずはお友達から」の関係になったリリム。
この夏にはニコラとの距離をもう一歩縮めようと、張り切っていた。
「ねぇ、ニコラ、せっかくの夏なんだし、一緒にどこかお出かけに行かない?」
思い切って切り出してみると、ニコラは爽やかな笑顔を浮かべてうなずいた。
「なるほど、いいアイディアだね! 僕は、山に行きたいな!」
思いがけない好反応に、リリムの表情が輝く。
「……山? えっと、ピクニックかな」
リリムが尋ねると、ニコラは笑顔のまま首を横に振る。
「ううん、昆虫採集だよ」
「……昆虫採集?」
「ほら、この間薬草学の授業で習った、滋養強壮の薬の調合、あれを試してみたくてね。ヒカリガの鱗粉を採取しようと思うんだ」
「ヒカリガ……えっと確か、夜に光る蛾のなかま、だったっけ?」
「うん! 成虫が出るのは夏だけだし、夜に山に行けるのなんて今だけじゃないか。だから、山でキャンプをして採集しようと思ってたんだ」
無邪気な笑顔のニコラに、リリムは複雑な表情を浮かべる。
(昆虫採集、って全然ロマンチックじゃないわ……でも)
「一人じゃ心細かったんだ。一緒に行けたらうれしいなぁ」
「そ、そんな……」
ニコラの何気ないひと言が、リリムのハートを射貫いた。
(考えてみたら、昆虫採集はともかく、夜の山でニコラと一緒だなんてロマンチックじゃない! きっときれいな星空も見えるし。それに……一緒にテントで、一夜を明かすだなんて……きゃー!)
なんだかんだと想像して、一人で興奮するリリム。
「だけど、夜の森には野獣も出るかもしれないから、さすがに僕らだけで行くのは危険だね。ハンターの人たちにお願いして、護衛をしてもらおうか」
「そそそ、そうね、それがいいわ」
ニコラの言葉に、リリムが顔を真っ赤にしてうなずく。
(そうよね、さすがにニコラと二人っきりってわけじゃないわよね。ちょっとほっとしたような、残念なような……。でも、これってもしかしたらチャンスだわ。またハンターたちに協力して貰って、今度こそニコラに、告白をするのよ!)
心の中でひそかに決意を固め、リリムはニコラに向き直った。
「ハンターへの依頼は、あたしからしておくね! ニコラとのキャンプ、楽しみにしてる!」
解説
●目的
リリムとニコラが、夜の山にキャンプを張り、昆虫採集をする手助けをしてください。森には狼をはじめとする野獣が出ることもあるので、二人の護衛が最優先の目的です。
……裏の目的として、リリムがニコラに告白をする手助けをしてあげましょう。サイコーのシチュエーションを、リリムといっしょに考えてあげてください。
●人物
リリム・マリエッタ(14)……魔術学院の生徒。恥ずかしがり屋だが、思い込むと一直線。良家の子女らしい。
ニコラ・ロレンツァ(16)……魔術学院の生徒。美しい金髪碧眼の美少年。真面目で引っ込み思案だが誰にでも優しい。勉強オタクで薬草学が好き。ハンターをめざしているらしい。
リリムとニコラが、夜の山にキャンプを張り、昆虫採集をする手助けをしてください。森には狼をはじめとする野獣が出ることもあるので、二人の護衛が最優先の目的です。
……裏の目的として、リリムがニコラに告白をする手助けをしてあげましょう。サイコーのシチュエーションを、リリムといっしょに考えてあげてください。
●人物
リリム・マリエッタ(14)……魔術学院の生徒。恥ずかしがり屋だが、思い込むと一直線。良家の子女らしい。
ニコラ・ロレンツァ(16)……魔術学院の生徒。美しい金髪碧眼の美少年。真面目で引っ込み思案だが誰にでも優しい。勉強オタクで薬草学が好き。ハンターをめざしているらしい。
マスターより
夏の夜には、青春の甘酸っぱい思い出を色々と思い出すsagittaです。夏祭りで出会う浴衣姿のクラスメイトは、いつもよりずっとかわいく見えたりして……。キャンプなどのお泊まり行事もいいですよねぇ。別に何もなかったですが(笑)、なぜだかどきどきしたもんです。
恋する乙女、リリムの再登場です。魔術学院の生徒であるリリムとニコラの二人と、仲良くなっていただけたらうれしいです。
まぁ、昆虫採集ばかりでもつまらないので、キャンプらしいイベントの提案や、女子トーク男子トークも歓迎です。
恋する乙女、リリムの再登場です。魔術学院の生徒であるリリムとニコラの二人と、仲良くなっていただけたらうれしいです。
まぁ、昆虫採集ばかりでもつまらないので、キャンプらしいイベントの提案や、女子トーク男子トークも歓迎です。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/08/31 02:41
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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恋の手伝いをしよう(キャンプ編 ザレム・アズール(ka0878) 人間(クリムゾンウェスト)|19才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2015/08/20 23:26:22 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/08/22 16:13:21 |