ゲスト
(ka0000)
実験畑の研究日誌6頁目
マスター:佐倉眸

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 2日
- プレイング締切
- 2015/09/10 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/09/16 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
「あーつーいー……っ。こう暑いと冷えたハーブティーが染みますね!」
ジェオルジ北部の山の麓、そろそろ秋蒔きの種や苗の支度が進められているが、まだまだ暑い日は続いている。日時計を臨む木陰のベンチに腰掛けて、ハンターオフィス受付嬢、ハンターの案内人を自称する彼女はグラスのハーブティーを一息に煽った。
ここは農業魔術研究機関、通称、「実験畑」。
――魔術をもっともーっと、農業に役立てよう――
というモットーで多くの畑で日夜研究が行われている。
先日、ポルトワールで耐水試験の依頼を受けた布も、元をただせばここの産物だ。
案内人の傍らには手作りのポスターが丸めてある。
ちょっとした依頼にも、ハンターさんの手を借りましょう!
害獣の駆除なんて、駆け出しハンターさんのいい経験です!
荒んだ戦いの日々を送るハンターさんに、癒やしの農村ライフな一時を!
ポップな書体でカラフルに綴ったポスターは、既に数カ所に掲載済みだ。
実験畑を手伝って、皆がハンターさんをもっと身近に感じて、ハンターさんって凄くて強くて格好いいって、知って貰えたら良いなぁ……
茹だる暑さに溶けそうな意識で、案内人はぽつりと零した。
「ハーブティーは染みますけど……暑いですねぇ……」
●
案内人が次のポスターを広げ、その出来映えを眺めていると、背後から誰かがその肩をつついた。
「ども、ポスター見ましたよ。手を貸して欲しいことと言うか……知恵と舌と、胃袋をお借りしたいんですが、いかがでしょう?」
「はい! もちろん! お引き受けします!」
額の汗を拭いながら、満面の笑みを。
依頼を持ってきたのは繋ぎを半分脱いで袖を括りTシャツに「トマト」とペイントした青年だった。
彼に続いていくと、同じような装いの「キュウリ」と「ナス」が迎えに来た。畑には、「ピーマン」「ゴーヤ」「コーン」が作業の手を止めてこちらに向いている。
畑は他の研究員がいる畑よりも大分広い。
「夏に向けて色々作っていたんですが、採れすぎて、食べきれなくて……」
「そろそろ生で食べるのも限界で」
「はいはーい、私、肉詰めも美味いよ! 細切れで炒めてもイケル! 焼くのもオススメ!」
「俺もー焼いても美味いし、揚げても美味い……けどさぁ」
トマトが声を掛けると、キュウリが頷き、ピーマンとナスもTシャツを示しながら笑った。
「つ、つまり……」
「僕たちを収穫して……美味しく食べて欲しいなぁ……」
アク抜きは確りと、はにかんでゴーヤがTシャツを摘まむ。
「あたしは、生でも別にいいけどねー」
採れたてのキュウリを囓りながら、キュウリがTシャツの衿をぱたぱたと揺らして扇ぐ。
ちらほら、他の野菜Tシャツ達も、近付いてくる。その筆頭でコーンが笑う。
「こんな格好で育ててるから、愛着沸いちゃって、見捨てられないんだよね」
広い畑いっぱいの夏野菜達。
美味しい内に収穫して、お腹いっぱい召し上がれ。
『野菜を収穫して、料理して、食べて下さい!』
至急、と札を貼り付けて依頼が1つ掲げられた。
●
「あーつーいー……っ。こう暑いと冷えたハーブティーが染みますね!」
ジェオルジ北部の山の麓、そろそろ秋蒔きの種や苗の支度が進められているが、まだまだ暑い日は続いている。日時計を臨む木陰のベンチに腰掛けて、ハンターオフィス受付嬢、ハンターの案内人を自称する彼女はグラスのハーブティーを一息に煽った。
ここは農業魔術研究機関、通称、「実験畑」。
――魔術をもっともーっと、農業に役立てよう――
というモットーで多くの畑で日夜研究が行われている。
先日、ポルトワールで耐水試験の依頼を受けた布も、元をただせばここの産物だ。
案内人の傍らには手作りのポスターが丸めてある。
ちょっとした依頼にも、ハンターさんの手を借りましょう!
害獣の駆除なんて、駆け出しハンターさんのいい経験です!
荒んだ戦いの日々を送るハンターさんに、癒やしの農村ライフな一時を!
ポップな書体でカラフルに綴ったポスターは、既に数カ所に掲載済みだ。
実験畑を手伝って、皆がハンターさんをもっと身近に感じて、ハンターさんって凄くて強くて格好いいって、知って貰えたら良いなぁ……
茹だる暑さに溶けそうな意識で、案内人はぽつりと零した。
「ハーブティーは染みますけど……暑いですねぇ……」
●
案内人が次のポスターを広げ、その出来映えを眺めていると、背後から誰かがその肩をつついた。
「ども、ポスター見ましたよ。手を貸して欲しいことと言うか……知恵と舌と、胃袋をお借りしたいんですが、いかがでしょう?」
「はい! もちろん! お引き受けします!」
額の汗を拭いながら、満面の笑みを。
依頼を持ってきたのは繋ぎを半分脱いで袖を括りTシャツに「トマト」とペイントした青年だった。
彼に続いていくと、同じような装いの「キュウリ」と「ナス」が迎えに来た。畑には、「ピーマン」「ゴーヤ」「コーン」が作業の手を止めてこちらに向いている。
畑は他の研究員がいる畑よりも大分広い。
「夏に向けて色々作っていたんですが、採れすぎて、食べきれなくて……」
「そろそろ生で食べるのも限界で」
「はいはーい、私、肉詰めも美味いよ! 細切れで炒めてもイケル! 焼くのもオススメ!」
「俺もー焼いても美味いし、揚げても美味い……けどさぁ」
トマトが声を掛けると、キュウリが頷き、ピーマンとナスもTシャツを示しながら笑った。
「つ、つまり……」
「僕たちを収穫して……美味しく食べて欲しいなぁ……」
アク抜きは確りと、はにかんでゴーヤがTシャツを摘まむ。
「あたしは、生でも別にいいけどねー」
採れたてのキュウリを囓りながら、キュウリがTシャツの衿をぱたぱたと揺らして扇ぐ。
ちらほら、他の野菜Tシャツ達も、近付いてくる。その筆頭でコーンが笑う。
「こんな格好で育ててるから、愛着沸いちゃって、見捨てられないんだよね」
広い畑いっぱいの夏野菜達。
美味しい内に収穫して、お腹いっぱい召し上がれ。
『野菜を収穫して、料理して、食べて下さい!』
至急、と札を貼り付けて依頼が1つ掲げられた。
解説
目的 大量の夏野菜をなんとかする
●野菜
今、当に、収穫期。そんな夏野菜が沢山。
オープニングに出ている以外にも、カボチャやオクラ、モロヘイヤ、シシトウ……等。
様々な野菜が、それぞれ最適な土壌で豊作です。
●料理
調味料は一通り
一応、肉や魚、小麦、他の季節の野菜もありますが、メインは収穫した野菜でお願いします。
すぐ側に焚き火
近くの建物に簡単な給湯スペース(作業可能人数2人程度)、
少し離れた建物に調理室
(2口のコンロとシンクの付いた広い調理台が3つと、試食用のテーブルセットが沢山)
が、あります。
持ち帰ることも可能ですが、その日のうちに食べきって下さい。
●NPC
トマト(と書かれたTシャツを着た青年)
一応この広い畑のリーダーです。基本的に指示に従い、必要があれば他のメンバーの采配も行います。
他のメンバー
収穫したり料理を手伝ったり出来ます。
案内人
指示があれば従いますが、試食専門を希望しています。
●その他
Tシャツ
「野菜の気持ちを考えて育てよう」
トマトが師と仰ぐ教授(本日不在)の一声、と畑のメンバーのノリと勢いで製作されました。
数枚余りがある為貸し出しも可能。フリーサイズ。
畑(案内人「いち……うーん、いってんご、ヘクタール、くらいですかねぇ……」)
熟した物から収穫して食べたり、他の研究グループへ差し入れしていますが、
まだ大分残っています。
収穫しきった苗は枯らした後に燃やして肥料にする為、そのまま放って置いて下さい。
支給
軍手と鋏、籠、物によっては鉈かナイフ。調理室にある物は一通り好きに使用出来ます。
特に使いたい物がある場合は持ち込んで下さい。
●農業魔術研究機関
ルーベン・ジェオルジ所有の実験畑の一部を管理・運営し、農業魔法の研究を行っている機関。
大小様々な畑と管理棟が点在し、中央には広場がある。
時折実験に失敗し、大事の時はハンターオフィスへ対処の依頼を届けている。
●野菜
今、当に、収穫期。そんな夏野菜が沢山。
オープニングに出ている以外にも、カボチャやオクラ、モロヘイヤ、シシトウ……等。
様々な野菜が、それぞれ最適な土壌で豊作です。
●料理
調味料は一通り
一応、肉や魚、小麦、他の季節の野菜もありますが、メインは収穫した野菜でお願いします。
すぐ側に焚き火
近くの建物に簡単な給湯スペース(作業可能人数2人程度)、
少し離れた建物に調理室
(2口のコンロとシンクの付いた広い調理台が3つと、試食用のテーブルセットが沢山)
が、あります。
持ち帰ることも可能ですが、その日のうちに食べきって下さい。
●NPC
トマト(と書かれたTシャツを着た青年)
一応この広い畑のリーダーです。基本的に指示に従い、必要があれば他のメンバーの采配も行います。
他のメンバー
収穫したり料理を手伝ったり出来ます。
案内人
指示があれば従いますが、試食専門を希望しています。
●その他
Tシャツ
「野菜の気持ちを考えて育てよう」
トマトが師と仰ぐ教授(本日不在)の一声、と畑のメンバーのノリと勢いで製作されました。
数枚余りがある為貸し出しも可能。フリーサイズ。
畑(案内人「いち……うーん、いってんご、ヘクタール、くらいですかねぇ……」)
熟した物から収穫して食べたり、他の研究グループへ差し入れしていますが、
まだ大分残っています。
収穫しきった苗は枯らした後に燃やして肥料にする為、そのまま放って置いて下さい。
支給
軍手と鋏、籠、物によっては鉈かナイフ。調理室にある物は一通り好きに使用出来ます。
特に使いたい物がある場合は持ち込んで下さい。
●農業魔術研究機関
ルーベン・ジェオルジ所有の実験畑の一部を管理・運営し、農業魔法の研究を行っている機関。
大小様々な畑と管理棟が点在し、中央には広場がある。
時折実験に失敗し、大事の時はハンターオフィスへ対処の依頼を届けている。
マスターより
残暑お見舞い申し上げます。
大量の夏野菜を置いておきますね、美味しく召し上がって下さい。
大量の夏野菜を置いておきますね、美味しく召し上がって下さい。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/09/15 17:23
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/09/10 00:40:33 |
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本日の献立(相談卓) 来未 結(ka4610) 人間(リアルブルー)|14才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/09/10 02:31:01 |