ゲスト
(ka0000)
ドラゴン(フライ)退治の依頼です
マスター:御影堂

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/08/28 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/09/06 15:00
オープニング
●
ドラゴン……。
その言葉の響きに胸躍る冒険者もいれば、恐れおののく冒険者もいる。
だが、心の奥底ではあこがれを感じているのではないだろうか?
イチカ・アスタラビスタもまた、ドラゴンに夢をはせる少女である。
ドラゴン退治の依頼と聞いて、飛び出してきた口だ。
「……で、何アレ?」
「何って、トンボだよな」
イチカは乙女らしからぬ表情で、敵影を眺めていた。
四枚の薄い羽、ひょろ長い身体、わきわきとした脚。
どこからどうみても、トンボである。
ただし、人間大ぐらいの大きさがある、巨大トンボだ。
「トンボって、別名ドラゴンフライなんだって」
「……それで……?」
「ドラゴンフライ退治って依頼だったよ」
「…………」
イチカにこの依頼を薦めてきたのは、相棒のアルベルトだった。
アルの顔をイチカは、真顔で見つめる。目だけは怖かった。
「ごめん。ドラゴンってつくなら、なんでもいいと思って」
「んなわけ、あるか」
片手で詫びるアルにイチカは激情した。
私のワクワクどきどきを返せとがなる。
「ほら、見てイチカ。あのトンボの羽、宝石みたいじゃない。綺麗だよねー」
「確かに」
アルに言われ、じっとトンボを伺う。
羽の部分は宝石を薄く伸ばしたように、光に反射してきらめいていた。
見ればトンボの身体も木の軸のように見える。
「まるで、魔法使いの杖ね」
「イチカは詩的だなぁ」
「で、そんなことで私の怒りは収まらないわよ?」
アルは露骨に舌打ちした。そして、イチカの拳にふっとばされた。
アルが起き上がったとき、イチカは剣を構えていた。
「え、他の皆は待たないの?」
イチカとアルは、勇み足が過ぎ、早くつきすぎていた。
残りのハンターは、まだ来ていない。
「たかがトンボ。本物のドラゴンに比べれば、どうってことないわ!」
切っ先をトンボに向けて、堂々たる宣言。
無論、本物のドラゴンなんぞイチカは見たことがない。
「……止めはしないけど」
「止めてくれるな! 私は今、怒りに燃えているっ!」
アカラサマに正常な判断ができていなかった。
そのまま突っ込んでいくイチカを諦め、ヒールの準備をするアルであった。
結論から言おう。
イチカは依頼を出した村の宿で、ベッドに横たわっていた。
「た、たどり着けさえシなかった……だと!?」
「敵影の数ぐらい把握しなよ」
そう、まず敵数が少なくとも五はあった。
そして、それぞれが近づこうとするイチカに魔法を放ってきたのである。
いや、純粋な魔法であるかは定かでないが、風刃やエネルギーの矢のようなものがイチカを襲っていた。
「く、悔しい」
「ドラゴン討伐は夢のまた夢、だねぇ」
重体にこそ陥ったがアルのおかげで、村まで戻ってこれた。
「足場が悪かったのが原因だ!」
「戦場を把握するのも、戦士の大事な勤めだよ?」
ぐぅ正論にイチカは押し黙る。
そう、戦場は長雨の影響で非常にぬかるんでいたのだ。
村に来るまでに天候は気にしていたはずなのに、失念していた。
いくつもの油断。悔やんでも悔やみきれない。
「ちくせう~~~!!」
「後続に託すしか、ないなぁ」
イチカとアル。二人の依頼は失敗した。
残るメンバーにトンボの雑魔退治は託されたのであるっ!!
ドラゴン……。
その言葉の響きに胸躍る冒険者もいれば、恐れおののく冒険者もいる。
だが、心の奥底ではあこがれを感じているのではないだろうか?
イチカ・アスタラビスタもまた、ドラゴンに夢をはせる少女である。
ドラゴン退治の依頼と聞いて、飛び出してきた口だ。
「……で、何アレ?」
「何って、トンボだよな」
イチカは乙女らしからぬ表情で、敵影を眺めていた。
四枚の薄い羽、ひょろ長い身体、わきわきとした脚。
どこからどうみても、トンボである。
ただし、人間大ぐらいの大きさがある、巨大トンボだ。
「トンボって、別名ドラゴンフライなんだって」
「……それで……?」
「ドラゴンフライ退治って依頼だったよ」
「…………」
イチカにこの依頼を薦めてきたのは、相棒のアルベルトだった。
アルの顔をイチカは、真顔で見つめる。目だけは怖かった。
「ごめん。ドラゴンってつくなら、なんでもいいと思って」
「んなわけ、あるか」
片手で詫びるアルにイチカは激情した。
私のワクワクどきどきを返せとがなる。
「ほら、見てイチカ。あのトンボの羽、宝石みたいじゃない。綺麗だよねー」
「確かに」
アルに言われ、じっとトンボを伺う。
羽の部分は宝石を薄く伸ばしたように、光に反射してきらめいていた。
見ればトンボの身体も木の軸のように見える。
「まるで、魔法使いの杖ね」
「イチカは詩的だなぁ」
「で、そんなことで私の怒りは収まらないわよ?」
アルは露骨に舌打ちした。そして、イチカの拳にふっとばされた。
アルが起き上がったとき、イチカは剣を構えていた。
「え、他の皆は待たないの?」
イチカとアルは、勇み足が過ぎ、早くつきすぎていた。
残りのハンターは、まだ来ていない。
「たかがトンボ。本物のドラゴンに比べれば、どうってことないわ!」
切っ先をトンボに向けて、堂々たる宣言。
無論、本物のドラゴンなんぞイチカは見たことがない。
「……止めはしないけど」
「止めてくれるな! 私は今、怒りに燃えているっ!」
アカラサマに正常な判断ができていなかった。
そのまま突っ込んでいくイチカを諦め、ヒールの準備をするアルであった。
結論から言おう。
イチカは依頼を出した村の宿で、ベッドに横たわっていた。
「た、たどり着けさえシなかった……だと!?」
「敵影の数ぐらい把握しなよ」
そう、まず敵数が少なくとも五はあった。
そして、それぞれが近づこうとするイチカに魔法を放ってきたのである。
いや、純粋な魔法であるかは定かでないが、風刃やエネルギーの矢のようなものがイチカを襲っていた。
「く、悔しい」
「ドラゴン討伐は夢のまた夢、だねぇ」
重体にこそ陥ったがアルのおかげで、村まで戻ってこれた。
「足場が悪かったのが原因だ!」
「戦場を把握するのも、戦士の大事な勤めだよ?」
ぐぅ正論にイチカは押し黙る。
そう、戦場は長雨の影響で非常にぬかるんでいたのだ。
村に来るまでに天候は気にしていたはずなのに、失念していた。
いくつもの油断。悔やんでも悔やみきれない。
「ちくせう~~~!!」
「後続に託すしか、ないなぁ」
イチカとアル。二人の依頼は失敗した。
残るメンバーにトンボの雑魔退治は託されたのであるっ!!
解説
●目的
トンボ(ドラゴンフライ)の雑魔退治
●トンボの歪虚
数;5体+1~2体?
業:それなりの距離で魔法攻撃が可能。
接近時は体当たり等も見せるが、主体は魔法攻撃。
移動:素早い。
飛行:巨大化の影響で、最大でも1m50cmまでしか飛べない。
強さ:並程度。
●戦場
雨後のため足場が悪い。ぬかるんでおり、スリップ注意。
ただし、全力移動を続けたりあまりに素早く動かなければ問題ない。
長雨が上がったところなので、今は晴れ渡っています。
一番近い敵から15~25マス離れたところからスタートです。
よく見れば、その距離から少し入ったところにイチカの人型が残っています。
●イチカとアル
近くの村に逗留中。
話してもらえる情報は本文通り。
村人になぜドラゴンフライで依頼を出したのか問えば、「かっこいいから」と答えが帰ってくる。
そんな村です。
トンボ(ドラゴンフライ)の雑魔退治
●トンボの歪虚
数;5体+1~2体?
業:それなりの距離で魔法攻撃が可能。
接近時は体当たり等も見せるが、主体は魔法攻撃。
移動:素早い。
飛行:巨大化の影響で、最大でも1m50cmまでしか飛べない。
強さ:並程度。
●戦場
雨後のため足場が悪い。ぬかるんでおり、スリップ注意。
ただし、全力移動を続けたりあまりに素早く動かなければ問題ない。
長雨が上がったところなので、今は晴れ渡っています。
一番近い敵から15~25マス離れたところからスタートです。
よく見れば、その距離から少し入ったところにイチカの人型が残っています。
●イチカとアル
近くの村に逗留中。
話してもらえる情報は本文通り。
村人になぜドラゴンフライで依頼を出したのか問えば、「かっこいいから」と答えが帰ってくる。
そんな村です。
マスターより
こんんちは、御影堂です。
ドラゴン詐欺二回目。こんどはドラゴンフライ、です。
トンボですよ、トンボ。捕まえたことはないですが、お目目ぐるぐるしたくなります。
詐欺られた方も、わかってて来た方も油断せずに戦いましょう。
ドラゴン詐欺二回目。こんどはドラゴンフライ、です。
トンボですよ、トンボ。捕まえたことはないですが、お目目ぐるぐるしたくなります。
詐欺られた方も、わかってて来た方も油断せずに戦いましょう。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/09/10 13:14
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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作戦相談所 雨月彩萌(ka3925) 人間(リアルブルー)|20才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2015/08/28 00:58:23 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/08/26 22:09:16 |