ゲスト
(ka0000)
【蒼祭】見ぬ世の友
マスター:猫又ものと

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/09/21 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/10/05 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●蒼き祭
サルヴァトーレ・ロッソ。
一年前の大転移以降、リゼリオに停泊中の箱舟からは多数のリアルブルー人が異世界――クリムゾンウェストの大地に降り立った。
その多くはこの世界に馴染み、そこで自分なりの生活を営み始めているが……しかし艦内にはまだ多くのリアルブルー人の非戦闘員が滞在している。
それらの多くはLH044事件の避難民である。
LH044事件とは、リアルブルーのコロニーLH044がVOIDの襲撃を受け、これをサルヴァトーレ・ロッソが撃退した事件である。
サルヴァトーレ・ロッソは崩壊するLH044から多数の民間人を収容した状態で、何らかの切っ掛けにより異世界へと転移。
さらに、どういう訳かコロニーを襲ったVOIDもクリムゾンウェストに転移し、狂気の眷属として猛威を振るった。
その後、同盟領を巻き込み、激しい戦いを経て狂気の眷属と決着をつけ――サルヴァトーレ・ロッソはリゼリオへ停泊し、現在へ至っている。
そして、今回持ち上がったクリムゾンウェスト連合軍の結成。
艦長であるダニエル・ラーゲンベックはこれの参加に同意し、各国、特にハンターズソサエティとの結びつきを強化し、戦闘行動時の避難先と避難民の生活の補償を要求した。
――LH044事件の心理的トラウマから、異世界に怯える民間人達。
彼らの心を解きほぐすのは、簡単なことではないけれど……。
リアルブルー人とクリムゾンウェスト人が理解しあわない事には何も始まらない。
少しでも歩み寄る為に、相互理解の兆しを示す必要がある――。
この祭りは、冒険都市リゼリオとサルヴァトーレ・ロッソ艦内で互いの文化を認め合う為ののものであり、これが成功した暁には、サルヴァトーレ・ロッソという巨大戦力の連合軍参加を意味していた。
●見ぬ世の友
「……という訳でですね!! 皆さん! お祭りをやりますよ!!」
「お、おう」
勢いよくハンターズソサエティに現れた赤毛の青年、イェルズ・オイマト(kz0143) は何やら燃えていた。
その場にいたハンター達は勢いに押されて思わず頷く。
「ところで、お祭りって何の……?」
「そりゃあ、今噂の! リゼリオで行われるサルヴァトーレ・ロッソ祭ですよ!」
「あー。それは聞いた。けど祭りに遊びに行くんじゃなくて、やるっていうのは何だよ?」
「良くぞ聞いてくれましたーーー!!」
小首を傾げるハンター達に、ビシィ! っと1枚の紙を突き出すイェルズ。
それには、『人類連合軍総司令官選挙 立候補者一覧』と書いてあって……。
「ああ、そういや連合軍の司令官を決めるんだったっけ」
「あら。辺境代表は……バタルトゥなのね」
「そうです! そうなんですーー!! 我らが族長が出るからには、俺達も黙っていられないじゃないですか! 族長を応援しなくちゃ!」
「……お、おう」
イェルズの勢いに再び頷くハンター達。
どうやら彼の話によると、人類連合軍総司令官選挙にバタルトゥが出陣すると聞きつけたオイマト族の面々が、族長を応援したい! そうだ! どうせならリアルブルーの人たちに辺境の文化をアピールしよう! 祭に参加してやれ! ……ということになったらしい。
イェルズのこの異様な盛り上がりは、族長の役に立ちたい一心から来ているようで……。
「でも、祭に参加するって、具体的にどうするの?」
「オイマト族をはじめとする辺境部族に集まって貰って、一族が誇る工芸品や、食事を屋台で売ったり、辺境部族に伝わる舞踊を演じたりしてみようかなって思ってます。リアルブルーの人たちに辺境の文化を知って貰うには、それが一番近道な気がするので……」
「あー。それなら興味持って貰えるかもな」
「はい。ですので、皆さんには売り子の手伝いをして貰ったり、お客としてきて貰ったり……そんな感じでお手伝いして戴けたら嬉しいです」
真剣な表情で続けるイェルズに、ふむふむと頷く開拓者達。
そこに突然聞こえてきたオイマト族の族長、バタルトゥ・オイマト(kz0023)の低い声。
それは、リアルブルーの技術で作られた街頭モニターから流れる、各国代表者の所信表明の映像で……。
……辺境の部族は、自然の理の中で生きてきた。
だが、歪虚の出現によって、その営みが崩れようとしている。
歪虚は部族の伝統も、戦士の誇りも、想いも、命も……何もかもを飲み込み無に返す。
……このままでは、滅びは避けられないだろう。
それぞれ国も、立場もあろうが、今こそ……同じ生きるものとしてその垣根を越え、歪虚に立ち向かうべきという考えに賛同する。
先日倒した歪虚王……歴史上誰も為し得なかった事件を俺達は成し遂げた。
……全てが力を合わせればきっと……運命は変わる。
全ての歪虚、そして歪虚王を滅した先に道が拓ける。俺はそう信じている。
「ふーん。バタルトゥらしい演説だな」
「……そうか?」
「……!? お前いつからそこにいたんだよ!?」
「……ずっとここにいたが……」
突然現れた本物のバタルトゥに、ギョッとするハンター。
背中を丸めて、刺繍をしている彼をハンターが覗き込む。
「バタルトゥ、一体何を作っているの?」
「オイマト族に伝わる文様だ……。……祭の売り物にしようと思ってな……」
「へえ。あなた本当に器用よね」
「本当ビックリするほど似合わないけどな……」
黙々と作業を続けるバタルトゥを眺めて、ため息をつくハンター達。
イェルズは手伝って欲しいようだが、さてどうしようか……。
――そんな、様々な事情を乗せて、サルヴァトーレ・ロッソ祭が始まろうとしていた。
●蒼き祭
サルヴァトーレ・ロッソ。
一年前の大転移以降、リゼリオに停泊中の箱舟からは多数のリアルブルー人が異世界――クリムゾンウェストの大地に降り立った。
その多くはこの世界に馴染み、そこで自分なりの生活を営み始めているが……しかし艦内にはまだ多くのリアルブルー人の非戦闘員が滞在している。
それらの多くはLH044事件の避難民である。
LH044事件とは、リアルブルーのコロニーLH044がVOIDの襲撃を受け、これをサルヴァトーレ・ロッソが撃退した事件である。
サルヴァトーレ・ロッソは崩壊するLH044から多数の民間人を収容した状態で、何らかの切っ掛けにより異世界へと転移。
さらに、どういう訳かコロニーを襲ったVOIDもクリムゾンウェストに転移し、狂気の眷属として猛威を振るった。
その後、同盟領を巻き込み、激しい戦いを経て狂気の眷属と決着をつけ――サルヴァトーレ・ロッソはリゼリオへ停泊し、現在へ至っている。
そして、今回持ち上がったクリムゾンウェスト連合軍の結成。
艦長であるダニエル・ラーゲンベックはこれの参加に同意し、各国、特にハンターズソサエティとの結びつきを強化し、戦闘行動時の避難先と避難民の生活の補償を要求した。
――LH044事件の心理的トラウマから、異世界に怯える民間人達。
彼らの心を解きほぐすのは、簡単なことではないけれど……。
リアルブルー人とクリムゾンウェスト人が理解しあわない事には何も始まらない。
少しでも歩み寄る為に、相互理解の兆しを示す必要がある――。
この祭りは、冒険都市リゼリオとサルヴァトーレ・ロッソ艦内で互いの文化を認め合う為ののものであり、これが成功した暁には、サルヴァトーレ・ロッソという巨大戦力の連合軍参加を意味していた。
●見ぬ世の友
「……という訳でですね!! 皆さん! お祭りをやりますよ!!」
「お、おう」
勢いよくハンターズソサエティに現れた赤毛の青年、イェルズ・オイマト(kz0143) は何やら燃えていた。
その場にいたハンター達は勢いに押されて思わず頷く。
「ところで、お祭りって何の……?」
「そりゃあ、今噂の! リゼリオで行われるサルヴァトーレ・ロッソ祭ですよ!」
「あー。それは聞いた。けど祭りに遊びに行くんじゃなくて、やるっていうのは何だよ?」
「良くぞ聞いてくれましたーーー!!」
小首を傾げるハンター達に、ビシィ! っと1枚の紙を突き出すイェルズ。
それには、『人類連合軍総司令官選挙 立候補者一覧』と書いてあって……。
「ああ、そういや連合軍の司令官を決めるんだったっけ」
「あら。辺境代表は……バタルトゥなのね」
「そうです! そうなんですーー!! 我らが族長が出るからには、俺達も黙っていられないじゃないですか! 族長を応援しなくちゃ!」
「……お、おう」
イェルズの勢いに再び頷くハンター達。
どうやら彼の話によると、人類連合軍総司令官選挙にバタルトゥが出陣すると聞きつけたオイマト族の面々が、族長を応援したい! そうだ! どうせならリアルブルーの人たちに辺境の文化をアピールしよう! 祭に参加してやれ! ……ということになったらしい。
イェルズのこの異様な盛り上がりは、族長の役に立ちたい一心から来ているようで……。
「でも、祭に参加するって、具体的にどうするの?」
「オイマト族をはじめとする辺境部族に集まって貰って、一族が誇る工芸品や、食事を屋台で売ったり、辺境部族に伝わる舞踊を演じたりしてみようかなって思ってます。リアルブルーの人たちに辺境の文化を知って貰うには、それが一番近道な気がするので……」
「あー。それなら興味持って貰えるかもな」
「はい。ですので、皆さんには売り子の手伝いをして貰ったり、お客としてきて貰ったり……そんな感じでお手伝いして戴けたら嬉しいです」
真剣な表情で続けるイェルズに、ふむふむと頷く開拓者達。
そこに突然聞こえてきたオイマト族の族長、バタルトゥ・オイマト(kz0023)の低い声。
それは、リアルブルーの技術で作られた街頭モニターから流れる、各国代表者の所信表明の映像で……。
……辺境の部族は、自然の理の中で生きてきた。
だが、歪虚の出現によって、その営みが崩れようとしている。
歪虚は部族の伝統も、戦士の誇りも、想いも、命も……何もかもを飲み込み無に返す。
……このままでは、滅びは避けられないだろう。
それぞれ国も、立場もあろうが、今こそ……同じ生きるものとしてその垣根を越え、歪虚に立ち向かうべきという考えに賛同する。
先日倒した歪虚王……歴史上誰も為し得なかった事件を俺達は成し遂げた。
……全てが力を合わせればきっと……運命は変わる。
全ての歪虚、そして歪虚王を滅した先に道が拓ける。俺はそう信じている。
「ふーん。バタルトゥらしい演説だな」
「……そうか?」
「……!? お前いつからそこにいたんだよ!?」
「……ずっとここにいたが……」
突然現れた本物のバタルトゥに、ギョッとするハンター。
背中を丸めて、刺繍をしている彼をハンターが覗き込む。
「バタルトゥ、一体何を作っているの?」
「オイマト族に伝わる文様だ……。……祭の売り物にしようと思ってな……」
「へえ。あなた本当に器用よね」
「本当ビックリするほど似合わないけどな……」
黙々と作業を続けるバタルトゥを眺めて、ため息をつくハンター達。
イェルズは手伝って欲しいようだが、さてどうしようか……。
――そんな、様々な事情を乗せて、サルヴァトーレ・ロッソ祭が始まろうとしていた。
解説
さて、今回は事件ではありません。
サルヴァトーレ・ロッソ祭の場を借りた、辺境部族のお祭りを楽しんでみませんか?
遊び倒して戴くもよし、食い倒れて戴くもよし。
辺境部族出身の方は運営側に回って、特産品を売ったり、自分達の得意な技を見せたり……。
勿論、それ以外の行動も歓迎です。
楽しみ方はあなた次第!
■選択肢
【1】お祭りに参加する
飲めや歌えや、祭をお客として楽しまれる方こちら。
辺境部族の特産品や、様々な食事が用意されています。
用意されている食事は、部族によって違うので色々な味が楽しめそうです。
【2】お祭りに出展する
辺境部族出身の方は、自分の部族の特産品や食事、お酒などを用意された屋台で売ることができます。
もちろん、部族に伝わるものであれば品物でなくとも構いません。
辺境部族をの良さを、リアルブルーの人達にとアピールしてください。
【3】その他
上記の選択肢以外の行動をされる方はこちら。
ご自由にどうぞ。
■NPCについて
今回はバタルトゥとイェルズが同行しています。
バタルトゥは黙々と特産品を量産し、イェルズはこれでもかと辺境を売り込むつもりのようです。
■描写について
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■その他
分からないことがありましたら、イェルズが返答しますので質問板を立ててご質問下さい。
質問は依頼出発1日前までにお願いします。
■ご注意
白紙は描写できませんのでご注意ください。
サルヴァトーレ・ロッソ祭の場を借りた、辺境部族のお祭りを楽しんでみませんか?
遊び倒して戴くもよし、食い倒れて戴くもよし。
辺境部族出身の方は運営側に回って、特産品を売ったり、自分達の得意な技を見せたり……。
勿論、それ以外の行動も歓迎です。
楽しみ方はあなた次第!
■選択肢
【1】お祭りに参加する
飲めや歌えや、祭をお客として楽しまれる方こちら。
辺境部族の特産品や、様々な食事が用意されています。
用意されている食事は、部族によって違うので色々な味が楽しめそうです。
【2】お祭りに出展する
辺境部族出身の方は、自分の部族の特産品や食事、お酒などを用意された屋台で売ることができます。
もちろん、部族に伝わるものであれば品物でなくとも構いません。
辺境部族をの良さを、リアルブルーの人達にとアピールしてください。
【3】その他
上記の選択肢以外の行動をされる方はこちら。
ご自由にどうぞ。
■NPCについて
今回はバタルトゥとイェルズが同行しています。
バタルトゥは黙々と特産品を量産し、イェルズはこれでもかと辺境を売り込むつもりのようです。
■描写について
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■その他
分からないことがありましたら、イェルズが返答しますので質問板を立ててご質問下さい。
質問は依頼出発1日前までにお願いします。
■ご注意
白紙は描写できませんのでご注意ください。
マスターより
こんにちは。お世話になっております。猫又です。
皆様に、【蒼祭】の連動シナリオをお届けします。
辺境部族は一体どんな生活を送っているのか……そんな世界観が覗き見つつ、お祭りを思い切り楽しめる依頼にしたいと思っております。
それでは、皆様のプレイングをお待ちしています。
皆様に、【蒼祭】の連動シナリオをお届けします。
辺境部族は一体どんな生活を送っているのか……そんな世界観が覗き見つつ、お祭りを思い切り楽しめる依頼にしたいと思っております。
それでは、皆様のプレイングをお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/10/04 12:09
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
質問卓 ジョージ・ユニクス(ka0442) 人間(クリムゾンウェスト)|13才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/09/20 22:53:47 |
|
![]() |
雑談&相談 エアルドフリス(ka1856) 人間(クリムゾンウェスト)|30才|男性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/09/18 21:09:48 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/09/21 15:24:06 |