ゲスト
(ka0000)
ドワーフ王の土産?
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/09/23 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/10/02 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
晩夏も終わりつつあろう辺境要塞に一人の旅姿の青年が現れた。
とりあえず、ハンターオフィスに足を向けて、目的の場所を尋ねると、受付員は丁寧に道を教えてくれる。
「ありがとうごぜぇやす」
頭を下げた青年は要塞の街並みに少し圧倒されながらも歩みを進めた。
それなりに賑やかな街を見ていたいと後ろ髪を引かれながらも向かうはドワーフ工房。
衛兵に目的を素直に伝えた。
「オラは三吉といいます。『エリート』戦士の超ドワーフ、ヨアキム様に会いに東方から来ましたんでぇ」
話を聞いた衛兵はこいつ、何を言ってるんだと思ったが、当の三吉は真面目そのもの。
東方で解放作戦が行われたのは聞いているし、ヨアキムも行った話も聞いている。
とりあえず、話を回す事にした。
「俺かよ」
「私もよ」
ヨアキムの代理をしている工房管理官アルフェッカとエテルタリーダーのカペラとフェルツのリーダーから代わりを頼まれたフォニケが面倒くさそうに歩いている。
ヨアキム絡みで話がわかる人という事でアルフェッカへとよく話が回ってくる。
「しかし、東方か……」
「いい話、聞けるといいわね」
東方にはこちらにはない技術があると聞く。
その辺りも知る者である事を祈るばかり。
三吉はとりあえず、部屋に通してもらって、お茶を飲んでいた。
自分が住んでいた東方で飲んでいたお茶とは違う味がしたが、これはこれで許容範囲。
「お待たせした」
アルフェッカがフォニケを連れて部屋に入ると、こちらでは見かけない顔立ちの青年が少し緊張した面持ちでこちらを見ていた。
「三吉殿、よくいらした。私はアルフェッカ・ユヴェーレン。ドワーフ工房の管理を任されている。こちらは技師のフォニケ」
「よ、よろしくおねげぇします」
ヨアキム不在の旨を伝えると、三吉は少し残念そうであったが、ドワーフ工房の話はかいつまんで聞いているようだった。
三吉が東方の製鉄技能を持つ事を知ったアルフェッカとフォニケは心中でガッツポーズを決める。
「東方では製鉄方法が違うって聞いたけど」
「へぇ」
三吉がざっくりと製鉄方法を言えば、アルフェッカはフォニケに投げ、フォニケは眩暈がしそうだった。
「……ちょっと、来て!」
しかし、探究心が全てを凌駕したフォニケが三吉の手を掴んでクレムトの工房へと駆け出す。
「ちょっと! 東方の鍛冶師がきたわよーーーー! 炉を見せてあげてーー!!」
轟音にも負けないフォニケの声が響くと、全員の手が止まった。
「フォニケ、本当か」
「本当よ!」
クレムトのリーダーが言えば、三吉が前に出る。
「オラは三吉といいます。超ドワーフのヨアキム様と、ハンターの皆さんに助けてもらった者です。どうか、この工房の炉を見せてくだせぇ」
腰を落として声を出す三吉にクレムトのリーダーは「見せてやれ」と言う。
炉を確認した三吉は困ったような顔をした。
「これでは玉鋼はできやせん」
何故かというと、火力や材料の違いを丁寧に三吉は技師達に伝える。
技師達もまた、東方の技術に言葉を失っているのが現状。
「でも、あなた達が使ってる炉はここでも作れる?」
「炭も作ったほうがいいと思いやす」
どうやら、炭もまた、東方とは違う製法のようだ。
「その炉を作れば、東方の鋼は作れるのか」
クレムトの技師が言えば、三吉は頷いた。
「作れるのか。それは作りたい。しかし、フォニケよ。人が足りないぞ」
クレムトのリーダーの言葉はもっとも。先日、ハンター達にテストして改良した散弾銃が出来上がって、別な発注等も重なり、炉を作るには人手が足りない。
「……そうね。足りない人員はハンターの助けを借りましょう」
「再び、ハンターの皆さまに会えるのか……」
三吉もまた、ハンターに会える事が嬉しい模様。
ドワーフ工房が作る炉がどこまで再現できるか分からないが、炉と炭を作る事は確定した。
晩夏も終わりつつあろう辺境要塞に一人の旅姿の青年が現れた。
とりあえず、ハンターオフィスに足を向けて、目的の場所を尋ねると、受付員は丁寧に道を教えてくれる。
「ありがとうごぜぇやす」
頭を下げた青年は要塞の街並みに少し圧倒されながらも歩みを進めた。
それなりに賑やかな街を見ていたいと後ろ髪を引かれながらも向かうはドワーフ工房。
衛兵に目的を素直に伝えた。
「オラは三吉といいます。『エリート』戦士の超ドワーフ、ヨアキム様に会いに東方から来ましたんでぇ」
話を聞いた衛兵はこいつ、何を言ってるんだと思ったが、当の三吉は真面目そのもの。
東方で解放作戦が行われたのは聞いているし、ヨアキムも行った話も聞いている。
とりあえず、話を回す事にした。
「俺かよ」
「私もよ」
ヨアキムの代理をしている工房管理官アルフェッカとエテルタリーダーのカペラとフェルツのリーダーから代わりを頼まれたフォニケが面倒くさそうに歩いている。
ヨアキム絡みで話がわかる人という事でアルフェッカへとよく話が回ってくる。
「しかし、東方か……」
「いい話、聞けるといいわね」
東方にはこちらにはない技術があると聞く。
その辺りも知る者である事を祈るばかり。
三吉はとりあえず、部屋に通してもらって、お茶を飲んでいた。
自分が住んでいた東方で飲んでいたお茶とは違う味がしたが、これはこれで許容範囲。
「お待たせした」
アルフェッカがフォニケを連れて部屋に入ると、こちらでは見かけない顔立ちの青年が少し緊張した面持ちでこちらを見ていた。
「三吉殿、よくいらした。私はアルフェッカ・ユヴェーレン。ドワーフ工房の管理を任されている。こちらは技師のフォニケ」
「よ、よろしくおねげぇします」
ヨアキム不在の旨を伝えると、三吉は少し残念そうであったが、ドワーフ工房の話はかいつまんで聞いているようだった。
三吉が東方の製鉄技能を持つ事を知ったアルフェッカとフォニケは心中でガッツポーズを決める。
「東方では製鉄方法が違うって聞いたけど」
「へぇ」
三吉がざっくりと製鉄方法を言えば、アルフェッカはフォニケに投げ、フォニケは眩暈がしそうだった。
「……ちょっと、来て!」
しかし、探究心が全てを凌駕したフォニケが三吉の手を掴んでクレムトの工房へと駆け出す。
「ちょっと! 東方の鍛冶師がきたわよーーーー! 炉を見せてあげてーー!!」
轟音にも負けないフォニケの声が響くと、全員の手が止まった。
「フォニケ、本当か」
「本当よ!」
クレムトのリーダーが言えば、三吉が前に出る。
「オラは三吉といいます。超ドワーフのヨアキム様と、ハンターの皆さんに助けてもらった者です。どうか、この工房の炉を見せてくだせぇ」
腰を落として声を出す三吉にクレムトのリーダーは「見せてやれ」と言う。
炉を確認した三吉は困ったような顔をした。
「これでは玉鋼はできやせん」
何故かというと、火力や材料の違いを丁寧に三吉は技師達に伝える。
技師達もまた、東方の技術に言葉を失っているのが現状。
「でも、あなた達が使ってる炉はここでも作れる?」
「炭も作ったほうがいいと思いやす」
どうやら、炭もまた、東方とは違う製法のようだ。
「その炉を作れば、東方の鋼は作れるのか」
クレムトの技師が言えば、三吉は頷いた。
「作れるのか。それは作りたい。しかし、フォニケよ。人が足りないぞ」
クレムトのリーダーの言葉はもっとも。先日、ハンター達にテストして改良した散弾銃が出来上がって、別な発注等も重なり、炉を作るには人手が足りない。
「……そうね。足りない人員はハンターの助けを借りましょう」
「再び、ハンターの皆さまに会えるのか……」
三吉もまた、ハンターに会える事が嬉しい模様。
ドワーフ工房が作る炉がどこまで再現できるか分からないが、炉と炭を作る事は確定した。
解説
依頼内容
東方の炉を作るのを手伝ってください。
エリート戦士、超ドワーフ・ヨアキムと知り合った鍛冶師の三吉が東方の解放と共に要塞に来ました。
ドワーフ工房の皆は東方の技術が気になって仕方ありません。
手伝ってあげてください。
炉を作る場所はドワーフ工房の空き地を使います。
広さも十分あり、地を掘る許可も得てます。
地下にドワーフの抜け道が存在しますが、炉を使用する際に、問題なく使えるように地下から補強工事も終わってます。
■東方の炉って?
鉄を作る為の装置と考えてください。
砂鉄を木炭の燃焼熱で還元し、鉄を作ります。
真ん中に炉を作り、左右にふいごという炉の温度を上げる送風機を建てます。
水力を使って送風する技術もあるようですが、川がないので、人(ドワーフ)海戦術でふいご操業をしてもらう形となりそうです。
それと同時に炭もつくります。
こちらも空き地の中で作れる広さがありますのでお気になさらず。
ドワーフ工房の技師の面子も皆様が到着する頃には集まっています。
力仕事はドワーフの皆様に任せましょう。
まかないを作る人歓迎。
同行NPC
カペラ:辺境ドワーフ・ヨアキムの娘。現在はドワーフ工房へ出向中の身。
三吉:東征の時、ヨアキムが助けた東方の鍛冶師。
フォニケ:ドワーフ工房の技師。マテリアル鉱石の加工などを担当するフェルツ所属。炭作りをします。
シェダル:ドワーフ工房の技師。金属加工や製鉄などを担当するクレムト所属。炉を作ります。
東方の炉を作るのを手伝ってください。
エリート戦士、超ドワーフ・ヨアキムと知り合った鍛冶師の三吉が東方の解放と共に要塞に来ました。
ドワーフ工房の皆は東方の技術が気になって仕方ありません。
手伝ってあげてください。
炉を作る場所はドワーフ工房の空き地を使います。
広さも十分あり、地を掘る許可も得てます。
地下にドワーフの抜け道が存在しますが、炉を使用する際に、問題なく使えるように地下から補強工事も終わってます。
■東方の炉って?
鉄を作る為の装置と考えてください。
砂鉄を木炭の燃焼熱で還元し、鉄を作ります。
真ん中に炉を作り、左右にふいごという炉の温度を上げる送風機を建てます。
水力を使って送風する技術もあるようですが、川がないので、人(ドワーフ)海戦術でふいご操業をしてもらう形となりそうです。
それと同時に炭もつくります。
こちらも空き地の中で作れる広さがありますのでお気になさらず。
ドワーフ工房の技師の面子も皆様が到着する頃には集まっています。
力仕事はドワーフの皆様に任せましょう。
まかないを作る人歓迎。
同行NPC
カペラ:辺境ドワーフ・ヨアキムの娘。現在はドワーフ工房へ出向中の身。
三吉:東征の時、ヨアキムが助けた東方の鍛冶師。
フォニケ:ドワーフ工房の技師。マテリアル鉱石の加工などを担当するフェルツ所属。炭作りをします。
シェダル:ドワーフ工房の技師。金属加工や製鉄などを担当するクレムト所属。炉を作ります。
マスターより
お世話になります。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回は炉をつくったり、東方の炭を作ります。
どんな炉が作るかは皆様にかかってます。
戦闘物ではありませんが、今回は難易度を上げてます。
その分、報酬も高いです。
よろしくお願いします。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回は炉をつくったり、東方の炭を作ります。
どんな炉が作るかは皆様にかかってます。
戦闘物ではありませんが、今回は難易度を上げてます。
その分、報酬も高いです。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/09/28 22:12
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/09/22 19:25:27 |
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相談卓 弥栄(ka4950) 人間(クリムゾンウェスト)|21才|男性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2015/09/23 00:20:32 |