• 戦闘

アリシア襲撃~馬車防衛

マスター:後醍醐

このシナリオは5日間納期が延長されています。

シナリオ形態
ショート

関連ユニオン
ガーディナ

難易度
難しい
オプション
  • relation
参加費
1,000
参加人数
現在6人 / 4~6人
マテリアルリンク
報酬
多め
相談期間
5日
プレイング締切
2015/10/14 12:00
リプレイ完成予定
2015/10/28 12:00

オープニング

 ● 望むものは――
 『拠点』へと戻ってきたアリシア。
「また、あと一歩の所だった……」
 敗北を重ね、自身の負のマテリアルを利用して自らを癒すアリシア。
「忌々しい――」
 いつもハンター達に邪魔をされ、撤退を余儀なくされている。
 蟷螂型雑魔だけでなく、ゴブリンやオークといったのを引き連れて『軍団』として攻めてもこのザマだ。
「あたし自身の強化は――」
 アリシア自身の強化は難しい――出来たとしても武装を変えるぐらいだ。
「『コレ』に変えれば少しはアドバンテージを得れるだろう」
 この場に似つかわしくない――リアルブルー製のアサルトライフル。
 偶然、襲った馬車に一丁だけ積まれていたものだ。
「あと、コレをもたせれば――」
 そこに並べられているのはマスケット銃だ。
 火薬などはアリシアの軍人としての知識のおかげで問題なく保管されている。
 これも略奪品だ。
「それにあの情報によると――」
 アリシアは思い出す――商人を尋問した時のことを。
「リアルブルー製の武器をのせた馬車が通るということが」
 そう――辺境では珍しいリアルブルー製の武器が多少であるが流通するようだ。
「ハンターを殺して歪虚にすれば――」
 この孤独もなくなるのかもしれないとアリシアは思った。
 同じような歪虚が増えれば孤独感が薄れると思っていた。
「子豚ちゃんも美味しそうだけど――ハンターを殺して、私と同じようにするのも楽しみだ」
 欲求を叶えるべく考え――。
「やっぱり、回りの武装の強化は重要。襲うか……」
 アリシアは商隊を襲うことを決意した。
 
 ● ブルゲド族 居留地
 居留地は緊張感のようなものが漂っている。
 数日前にアリシアによって襲撃を受けたばかりだから仕方がない。
 族長のゲルでは――
 カーンと複数の男たちが話し合っている。
「あぁ、当分は分けての狩猟だな……」
 族長のカーンは襲撃に対応できるように数を減らしてローテーションで狩りを行うことにしていた。
 そのための話し合いを行っていた。
「斥候を放って本拠地の捜索もだ……」
 どうやらカーンはアリシア達の本拠地の捜索も行っているようだ。
 詳しい話し合いが続く。
「後は……警戒を厳かにだ」
 襲撃に対する警戒の指示も行っている。
「以上だ」
 カーンの言葉により会議が解散してカーン一人になる。
「さて……どうしたものか」
 考えこむカーン。
「貴方、手紙よ」
 其処へゲルに入ってきたエリナがカーンに手紙を差し出す。
「ふむ……」
 指田荒れた手紙を読むカーン。
「……どうやら、依頼のようだな」
「あら、そうなの? リーナを呼んでこようかしら」
 難しい顔のカーンといつもの事のようなエリナ。
「ああ、頼む。アラウも一緒に」
「分かりました」
 呼びに行くために退出するエリナ。
 
「お呼びですか?」
「お呼びでしょうか?」
 カーンの前に現われたリーナとアラウ。
「ああ」
 傲然に答えるカーン。
「そういえばリーナ。前日の襲撃の時、お前の目の前で『惚れた人の前だと人間は強い』なんて言った者がいるそうだな。どんなやつなんだ?」
「えーと、えっと……よく依頼に入ってくれるハンターの人です」
 顔を赤らめながら答えるリーナ。
「リーナもいい年だ、儂がお前にふさわしいか見てやろう」
「えっと……そんなんじゃ……」
 更に顔を赤らめるリーナ。
「族長様、それでご用件は?」
 アラウが助け舟を出す。
「ん、ああ。なに、いつもの様に商隊の護衛だ。ただ今回は積荷がリアルブルーのものらしい」
 ごまかすように依頼について説明するカーン。
 数台の大型馬車からなる商隊の護衛の依頼で積み荷はリアルブルーからの貴重なものということらしい。
「いつもの通りハンター達と……ああ、アラウ達も騎乗して護衛するように」
 二人に指示するカーン。
「分かりました」
「承知いたしました」
 カーンの言葉を受けて準備に向かう二人。
 
「いつもの様に終わるといいね」
「そうですね。皆様の御蔭で私達もこうやって生きてここれているので」
 
 こうしてリーナとアラウ達とハンターによる依頼が始まる。

解説

 ■状況
 積荷を積んだ商隊の馬車の護衛
 
 ■舞台
 道幅15SQの道の両サイドは丘になっている
 丘の幅は50SQで真ん中の25SQが頂点で高さは3m
 見上げれば25SQ先の頂点部部までしか見通しがきかない
 このような地形が続く

 □丘
 ■道
 □□□□□□
 □□□□□□
 ■■■■■■
 □□□□□□
 □□□□□□


 ■目的
 主:馬車の護衛
 副:チュー族から死者等を出さないこと
 
 PL情報
 アリシア側勝利条件
 主:一台以上の馬車の強奪
 
 ■商隊編成
 大型馬車×6 リアルブルーの貴重な積荷を載せている
 ハンター用馬車×1 ハンターが乗る馬車
 馬車の車列等編成はハンター側で指示可能
 馬車に乗るかは各自の自由
 
 ■敵編成
 ゴブリンライダー(剣)×9~ リトルラプターに騎乗し剣で攻撃 馬車の強奪要員
 同上(銃)×9~ 同上マスケット銃で攻撃
 同上(弓)×9~ 同上弓で攻撃
 アリシア本隊×9~ 騎乗したアリシアと蟷螂型雑魔
 
 ■味方編成
 チュー族×11(アラウ含み) 霊闘士の戦士 騎乗
 リーナ
 
 ■NPC情報
 
 アラウ・チュー
 クラス:霊闘士
 ブルゲド族に助けられたチュー族の最年長の少女
 事実上、族長としてチュー族を代表している
 思いやりのある優しい性格
 庇護のお蔭か歳相応の体つきをしている
 護衛の主力を担う

 リーナ・ブルゲド(kz0039)
 性格は外向的でこざっぱりとしてハツラツなタイプ
 異性の目を気にしないガサツなと所も少々
 ブルゲド族の責任者として同行

 アリシア・ジーナス(kz0149)
 元から料理が趣味だが、歪虚化することにより食人を好むようになる
 ハイライトのない瞳に暗い表情、紅いロングヘアー
 地球連合宙軍の軍服を着崩し肌は青白く生気が無い死人
 ヤンデレの気がある
 戦闘は切れ味のいい鉈とアサルトライフルを使用する
 体術が奥の手
 
 ■注意事項
 一台でも馬車が奪われるとその時点で失敗となります
 質問可能

マスターより

いつもどおりの難しい難易度です。
ただ面倒なのはアリシアの編成は速攻タイプなので馬車の強奪をどう防ぐかがポイントになります。
今回の依頼は撃退ではなく、馬車を強奪から護る依頼となります。
貴方は何を想い、何を行うか――貴方のPCの事を教えて下さい。

関連NPC

  • ブルゲド族族長の娘
    リーナ・ブルゲド(kz0039
    人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|猟撃士(イェーガー)
  • 歪虚
    アリシア・ジーナス(kz0149
    歪虚|28才|女性|歪虚(ヴォイド)
リプレイ公開中

リプレイ公開日時 2015/10/16 06:21

参加者一覧

  • 渾身一撃
    守原 有希弥(ka0562
    人間(蒼)|19才|男性|疾影士
  • 戦いを選ぶ閃緑
    アイビス・グラス(ka2477
    人間(蒼)|17才|女性|疾影士
  • 《聡明》なる天空の術師
    アルファス(ka3312
    人間(蒼)|20才|男性|機導師
  • 世界より大事なモノ
    フィルメリア・クリスティア(ka3380
    人間(蒼)|25才|女性|機導師
  • 慈愛の守り手
    ミルベルト・アーヴィング(ka3401
    人間(蒼)|23才|女性|聖導士
  • 元凶の白い悪魔
    マーゴット(ka5022
    人間(蒼)|18才|女性|舞刀士

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2015/10/09 13:17:13
アイコン 隊商防衛線質問所
守原 有希弥(ka0562
人間(リアルブルー)|19才|男性|疾影士(ストライダー)
最終発言
2015/10/13 07:11:24
アイコン 隊商防衛作戦本部
守原 有希弥(ka0562
人間(リアルブルー)|19才|男性|疾影士(ストライダー)
最終発言
2015/10/13 23:13:13