ゲスト
(ka0000)
【闇光】雷と茨と仮面
マスター:朝臣あむ

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/10/22 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/10/31 22:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●ひと時の休み、そして――
「もう無茶苦茶すぎる展開ッスね」
「基本、歪虚の存在自体が無茶ですし、何が起きても気になりませんわよ」
空中浮遊する夢幻城を臨みながらひと休みする一団があった。
「それでアホグラム。体調のほうは大丈夫ですの? 貴女、わたくしより壮絶にひ弱ですから少しくらいは心配して差し上げてもよろしくてよ?」
「よけーなお世話だっ! つーかゼナイド、おめーはぜってーわざと間違えてるだろ!」
「そうッスよ、ゼナイド様! 姉御は1グラムでも2グラムでもなく、タングラムッス!!」
「いっそのことミリグラムでタングラムで良いのではありませんの?」
「良くねーから……つーかジュリ。ややこしくなるから黙っててくれるですか?」
「はいッス!」
焚き火を囲んで妙に元気に話す一行は、帝国第十師団を率いるゼナイド(kz0052)とタングラム(kz0016)の一行だ。
彼女らは別々のルートで進軍していたが、夢幻城の動向を見て急遽合流を果たした。つまりこの休憩には状況報告と今後の展開を話し合う必要性があるのだが、どうにも女性ばかりだと脱線しがちになるらしい。
「そう言えば、剣豪と紫電の刀鬼が現れたらしいですが、どうでしたか?」
「出立前にオズワルド様から聞いていた通り、相変わらず強かったですわ。歪虚は衰えを知りませんのね」
「人間とは構造自体が違うですからね……」
タングラムはそう言うと、ゼナイドが持参したホットワインに口を付けた。
オルクスの方も似たようなものだ。それに加えて出現した謎の歪虚「テオフィルス」。
「アレだけでも厄介だってのにまた厄介事が増えたですね……」
タングラムの視線を追うように目を上げたゼナイド。彼女は僅かに思案すると、何てことはないように呟いた。
「父王様の行方ですけど、どうも刀鬼が絡んでそうですわよ」
「!」
「剣豪が言ってましたの。『刀鬼がそう言っていたのだ。我が倒したと』って」
「あのエセ歪虚……ッ」
夢幻城からタングラムを見たゼナイドは微かに苦笑すると、彼女の肩に手を添えて首を竦めた。
「あのぉ、1つ質問良いッスか?」
「何かしら?」
「紫電の刀鬼って……姉御やゼナイド様と知り合いなんッスか?」
剣豪や剣妃と面識があるのは何となくだが頷ける。だが刀鬼は如何なのだろう。
「刀鬼は革命戦争時、革命軍側について戦った歪虚ですわ」
「前皇帝が気まぐれに声を掛けて気まぐれに共闘……したようなしていないような事もあったですね」
懐かしそうに、けれど思い出したくなさそうに言葉を放った2人にジュリは目を瞬く。
「えっと、良い歪虚……なんスか?」
「それはありませんわ。歪虚は所詮歪虚。確かに刀鬼は変わり者ですけど、根底が若干ズレてるだけで人類側の脅威であることに変わりはありませんのよ」
どれだけ協力的で、どれだけ助けてくれても、歪虚だと言う事実は変わらない。
「それにしても懐かしいですわね」
「そーですねー、ベリーベリー懐かしいデ~ス♪」
「!?」「?!」
いつの間に襲来したのか、飛び上がって構えた2人の前に現れたのはフルヘルメットの歪虚――紫電の刀鬼(kz0136)だ。
「飛んで来たですか……相変わらずアホみたいに神出鬼没ですね」
雪原に足跡がないことから間違いないだろう。
溜息を吐くタングラムを他所に、刀鬼は中に浮かんだまま逆さになると、頭の後ろで手を組んで2人を見下ろした。
「昔話に花を咲かせるなら、ミーも混ぜてくださいデ~ス♪」
「誰が混ぜるかっ!」
アホか! アホなのか! そう叫ぶタングラムの横で、ゼナイドが思案する。
「昔話になるかわかりませんけど……スットコ歪虚。貴方に聞きたいことがあるのですけど、答えてくださいます?」
「ゼナちゃんとタグちゃんのquestionデスか? ん~、モノにもよるデスよ?」
「では問いますわ。父王様……前皇帝陛下の行方を教えなさい」
「ゼナイド……」
「別に貴女のためではありませんわ。わたくしも知りたいだけですの」
ゼナイドとタングラム。2人にとって前皇帝はとても大きな存在だ。
その彼が剣豪に本当に倒されたのなら、自分たちは彼を倒すしかない。けれどもし生きているのなら――
「ぶっぶー♪ 答えまセ~ン♪」
くるりと回ってお尻を叩く刀鬼に、タングラムが「ぐるぁああ!」と怒声を上げる。それを片手で制してゼナイドは前に出た。
「では力尽くで聞き出しますわ。貴方もそのつもりなのでしょう、スットコ歪虚?」
「ゼナちゃんとタグちゃんはミーのことをちゃんと呼んでくれないので嫌デース。But、今回に限りミーが満足したら教えてあげマ~ス♪」
元よりそのつもりで来たのだろう。
頭を空に向けて浮きなおした刀鬼は、腰に付けた数珠玉を引き千切ると宙に放った。
「来ますわよ!」
雪原に出現した全身タイツの歪虚。それを前に構えると、ゼナイドは自身のマテリアルを放ってハンマーを振り上げた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●ひと時の休み、そして――
「もう無茶苦茶すぎる展開ッスね」
「基本、歪虚の存在自体が無茶ですし、何が起きても気になりませんわよ」
空中浮遊する夢幻城を臨みながらひと休みする一団があった。
「それでアホグラム。体調のほうは大丈夫ですの? 貴女、わたくしより壮絶にひ弱ですから少しくらいは心配して差し上げてもよろしくてよ?」
「よけーなお世話だっ! つーかゼナイド、おめーはぜってーわざと間違えてるだろ!」
「そうッスよ、ゼナイド様! 姉御は1グラムでも2グラムでもなく、タングラムッス!!」
「いっそのことミリグラムでタングラムで良いのではありませんの?」
「良くねーから……つーかジュリ。ややこしくなるから黙っててくれるですか?」
「はいッス!」
焚き火を囲んで妙に元気に話す一行は、帝国第十師団を率いるゼナイド(kz0052)とタングラム(kz0016)の一行だ。
彼女らは別々のルートで進軍していたが、夢幻城の動向を見て急遽合流を果たした。つまりこの休憩には状況報告と今後の展開を話し合う必要性があるのだが、どうにも女性ばかりだと脱線しがちになるらしい。
「そう言えば、剣豪と紫電の刀鬼が現れたらしいですが、どうでしたか?」
「出立前にオズワルド様から聞いていた通り、相変わらず強かったですわ。歪虚は衰えを知りませんのね」
「人間とは構造自体が違うですからね……」
タングラムはそう言うと、ゼナイドが持参したホットワインに口を付けた。
オルクスの方も似たようなものだ。それに加えて出現した謎の歪虚「テオフィルス」。
「アレだけでも厄介だってのにまた厄介事が増えたですね……」
タングラムの視線を追うように目を上げたゼナイド。彼女は僅かに思案すると、何てことはないように呟いた。
「父王様の行方ですけど、どうも刀鬼が絡んでそうですわよ」
「!」
「剣豪が言ってましたの。『刀鬼がそう言っていたのだ。我が倒したと』って」
「あのエセ歪虚……ッ」
夢幻城からタングラムを見たゼナイドは微かに苦笑すると、彼女の肩に手を添えて首を竦めた。
「あのぉ、1つ質問良いッスか?」
「何かしら?」
「紫電の刀鬼って……姉御やゼナイド様と知り合いなんッスか?」
剣豪や剣妃と面識があるのは何となくだが頷ける。だが刀鬼は如何なのだろう。
「刀鬼は革命戦争時、革命軍側について戦った歪虚ですわ」
「前皇帝が気まぐれに声を掛けて気まぐれに共闘……したようなしていないような事もあったですね」
懐かしそうに、けれど思い出したくなさそうに言葉を放った2人にジュリは目を瞬く。
「えっと、良い歪虚……なんスか?」
「それはありませんわ。歪虚は所詮歪虚。確かに刀鬼は変わり者ですけど、根底が若干ズレてるだけで人類側の脅威であることに変わりはありませんのよ」
どれだけ協力的で、どれだけ助けてくれても、歪虚だと言う事実は変わらない。
「それにしても懐かしいですわね」
「そーですねー、ベリーベリー懐かしいデ~ス♪」
「!?」「?!」
いつの間に襲来したのか、飛び上がって構えた2人の前に現れたのはフルヘルメットの歪虚――紫電の刀鬼(kz0136)だ。
「飛んで来たですか……相変わらずアホみたいに神出鬼没ですね」
雪原に足跡がないことから間違いないだろう。
溜息を吐くタングラムを他所に、刀鬼は中に浮かんだまま逆さになると、頭の後ろで手を組んで2人を見下ろした。
「昔話に花を咲かせるなら、ミーも混ぜてくださいデ~ス♪」
「誰が混ぜるかっ!」
アホか! アホなのか! そう叫ぶタングラムの横で、ゼナイドが思案する。
「昔話になるかわかりませんけど……スットコ歪虚。貴方に聞きたいことがあるのですけど、答えてくださいます?」
「ゼナちゃんとタグちゃんのquestionデスか? ん~、モノにもよるデスよ?」
「では問いますわ。父王様……前皇帝陛下の行方を教えなさい」
「ゼナイド……」
「別に貴女のためではありませんわ。わたくしも知りたいだけですの」
ゼナイドとタングラム。2人にとって前皇帝はとても大きな存在だ。
その彼が剣豪に本当に倒されたのなら、自分たちは彼を倒すしかない。けれどもし生きているのなら――
「ぶっぶー♪ 答えまセ~ン♪」
くるりと回ってお尻を叩く刀鬼に、タングラムが「ぐるぁああ!」と怒声を上げる。それを片手で制してゼナイドは前に出た。
「では力尽くで聞き出しますわ。貴方もそのつもりなのでしょう、スットコ歪虚?」
「ゼナちゃんとタグちゃんはミーのことをちゃんと呼んでくれないので嫌デース。But、今回に限りミーが満足したら教えてあげマ~ス♪」
元よりそのつもりで来たのだろう。
頭を空に向けて浮きなおした刀鬼は、腰に付けた数珠玉を引き千切ると宙に放った。
「来ますわよ!」
雪原に出現した全身タイツの歪虚。それを前に構えると、ゼナイドは自身のマテリアルを放ってハンマーを振り上げた。
解説
●目的
紫電の刀鬼の撃退。
●概要
北狄への侵攻作戦の最中に登場した紫電の刀鬼。
彼の撃退と現キャンプの防衛をお願いしたい。
尚、紫電の刀鬼は配下の歪虚「雷神社」を召喚している模様。
十分に注意して任務に当たって欲しい。
●戦場
負のマテリアルが若干濃い雪原。
見通しは良いが雪が深いため、戦闘には雪に対する対策が必要。
テント等はなく、焚き火がいくつか存在するのみ。
●敵戦力
『紫電の刀鬼』
災厄の十三魔の1人。自称「ライジングソルジャー」。
「人類の裏切者」と呼ばれることもある歪虚。
言動が意味不明で脈略がなく、今回も気まぐれに登場。
巨大な機械刀を基準に戦うが詳細は未だ不明。
隠し玉はあると考えて良いだろう。
『雷神社(らいじんじゃ)』
全身黒タイツの歪虚5体。
今回の武器は刀、鉤爪、弓の3種類。
布に覆われていてもわかるほど中央部分が赤く光っている。
【攻撃手段】
・打撃‥‥近接武器は斬撃、弓は射撃となる。
・瞬発脚力‥‥瞬間的に加速する。
・雷遁‥‥見た目が派手な雷攻撃(射程3・使用回数1回)痺れとダメージ有
●友軍戦力
『ゼナイド』
第十師団長。闘狩人。
高飛車で傲慢な性格だが、実力は確か。
武器は重量オーバーなハンマー。タングラムが基本嫌い。
『タングラム』
謎の仮面のエルフ。疾影士。
武装は短剣。投げたりもする。寒がり。
『ジュリ』
第十師団三階層囚人兵(タングラムの元舎弟)。疾影士。
戦闘力自体は高く、覚醒者としても優秀。
但し頭が弱い。
※ご質問にはゼナイドが答えます(出発24時間前まで)
紫電の刀鬼の撃退。
●概要
北狄への侵攻作戦の最中に登場した紫電の刀鬼。
彼の撃退と現キャンプの防衛をお願いしたい。
尚、紫電の刀鬼は配下の歪虚「雷神社」を召喚している模様。
十分に注意して任務に当たって欲しい。
●戦場
負のマテリアルが若干濃い雪原。
見通しは良いが雪が深いため、戦闘には雪に対する対策が必要。
テント等はなく、焚き火がいくつか存在するのみ。
●敵戦力
『紫電の刀鬼』
災厄の十三魔の1人。自称「ライジングソルジャー」。
「人類の裏切者」と呼ばれることもある歪虚。
言動が意味不明で脈略がなく、今回も気まぐれに登場。
巨大な機械刀を基準に戦うが詳細は未だ不明。
隠し玉はあると考えて良いだろう。
『雷神社(らいじんじゃ)』
全身黒タイツの歪虚5体。
今回の武器は刀、鉤爪、弓の3種類。
布に覆われていてもわかるほど中央部分が赤く光っている。
【攻撃手段】
・打撃‥‥近接武器は斬撃、弓は射撃となる。
・瞬発脚力‥‥瞬間的に加速する。
・雷遁‥‥見た目が派手な雷攻撃(射程3・使用回数1回)痺れとダメージ有
●友軍戦力
『ゼナイド』
第十師団長。闘狩人。
高飛車で傲慢な性格だが、実力は確か。
武器は重量オーバーなハンマー。タングラムが基本嫌い。
『タングラム』
謎の仮面のエルフ。疾影士。
武装は短剣。投げたりもする。寒がり。
『ジュリ』
第十師団三階層囚人兵(タングラムの元舎弟)。疾影士。
戦闘力自体は高く、覚醒者としても優秀。
但し頭が弱い。
※ご質問にはゼナイドが答えます(出発24時間前まで)
マスターより
こんにちは、朝臣あむです。
今回は【闇光】タグ付きにして紫電の刀鬼との戦闘シナリオになります。
少しずつ見えてきた過去の因縁。
その謎を少しでも紐解くため、そして紫電の刀鬼撃破の突破口を見つけるため。
ぜひともお手をお貸しください!
皆さまのご参加とプレイングを心よりお待ちしております!!
今回は【闇光】タグ付きにして紫電の刀鬼との戦闘シナリオになります。
少しずつ見えてきた過去の因縁。
その謎を少しでも紐解くため、そして紫電の刀鬼撃破の突破口を見つけるため。
ぜひともお手をお貸しください!
皆さまのご参加とプレイングを心よりお待ちしております!!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/10/30 05:16
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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相談卓 レイレリア・リナークシス(ka3872) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/10/22 20:58:04 |
|
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/10/19 14:20:52 |