ゲスト
(ka0000)
【深棲】エビは好きですか?
マスター:樹シロカ

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/08/01 15:00
- リプレイ完成予定
- 2014/08/10 15:00
オープニング
●栄光の同盟海軍
各地で確認された歪虚の出現。これに対処すべく、同盟軍総司令官ブルーノ・ジェンマ元帥は自らも前線に立つことを決めた。
海軍上がりの血が騒いだことも勿論否定できないが、何よりも事態はそれ程に切迫していたのだ。
旗艦『白狐号(ホワイトフォックス)』のブリッジに立ち、弱冠35歳にして数々の武勲を轟かせる隻眼の男は海原を睨む。
「俺たちは狐の歯牙。水陸問わず、立ち塞がる者は排除するまで」
その姿に、整列した彼の部下たちは半ば陶酔の面持ちで敬礼するのであった。
●というお話はさておき
「……とまあ、そんな物凄い人な訳だ」
とある軍用船の甲板の上で、軍服姿の士官が腕組みして言った。
「はあ」
同行するハンターたちはとりあえず頷くしかない。
まるで自分が立てた戦功のように滔々と艦長が語る英雄譚は、港が見えなくなるまで続いていた。
「だから今回も、俺たちは負けはしないって訳だ。大船に乗った気でいると良い」
どう見てもこれは小舟だよなと思ったが、そこは言葉の綾なので黙っておく。
実際、巨大な戦艦は派手でいかにも強そうだが、小回りが効かない。
歪虚には大小さまざまなものがおり、この船のような小型の船が随伴して周囲を警戒し、いち早く見つけ、可能ならば対処しなければならないのだ。
流石に今回のように各地で騒動が起きている現状では、この任務も軍人だけでは到底手が回らない。
そこでハンターたちの出番となったわけである。
しかしこの艦長、きちんと軍服を着込んではいるが、どこか軍人らしからぬところがある。
そう思って見ていると、険しい目で海を見つめていた艦長がぼそりと呟いた。
「ところでハンターの皆さん、エビは好きですかな」
「は?」
余りに唐突な話題の転換。
「いや、この辺りは潮の流れが複雑でね。いい魚がたくさん取れるんですが、中でも大エビの美味なことといったら……」
艦長が残念でたまらないという口調になった。
「歪虚さえ来なければ、ここで仕掛けを入れたいぐらいですよ。ああ、本当に惜しい」
そこに警鐘が響いた。艦長の顔つきが突然、軍人のものになる。
続いて見張りの叫び声。
「左舷より近付く物あり! 注意されたし!」
「形と大きさは確認できるか?」
「エビです! 巨大な……2mぐらいのエビです……ッ!!」
その報告に、艦長は無言のまま口を数回、ぱくぱくさせたのだった。
各地で確認された歪虚の出現。これに対処すべく、同盟軍総司令官ブルーノ・ジェンマ元帥は自らも前線に立つことを決めた。
海軍上がりの血が騒いだことも勿論否定できないが、何よりも事態はそれ程に切迫していたのだ。
旗艦『白狐号(ホワイトフォックス)』のブリッジに立ち、弱冠35歳にして数々の武勲を轟かせる隻眼の男は海原を睨む。
「俺たちは狐の歯牙。水陸問わず、立ち塞がる者は排除するまで」
その姿に、整列した彼の部下たちは半ば陶酔の面持ちで敬礼するのであった。
●というお話はさておき
「……とまあ、そんな物凄い人な訳だ」
とある軍用船の甲板の上で、軍服姿の士官が腕組みして言った。
「はあ」
同行するハンターたちはとりあえず頷くしかない。
まるで自分が立てた戦功のように滔々と艦長が語る英雄譚は、港が見えなくなるまで続いていた。
「だから今回も、俺たちは負けはしないって訳だ。大船に乗った気でいると良い」
どう見てもこれは小舟だよなと思ったが、そこは言葉の綾なので黙っておく。
実際、巨大な戦艦は派手でいかにも強そうだが、小回りが効かない。
歪虚には大小さまざまなものがおり、この船のような小型の船が随伴して周囲を警戒し、いち早く見つけ、可能ならば対処しなければならないのだ。
流石に今回のように各地で騒動が起きている現状では、この任務も軍人だけでは到底手が回らない。
そこでハンターたちの出番となったわけである。
しかしこの艦長、きちんと軍服を着込んではいるが、どこか軍人らしからぬところがある。
そう思って見ていると、険しい目で海を見つめていた艦長がぼそりと呟いた。
「ところでハンターの皆さん、エビは好きですかな」
「は?」
余りに唐突な話題の転換。
「いや、この辺りは潮の流れが複雑でね。いい魚がたくさん取れるんですが、中でも大エビの美味なことといったら……」
艦長が残念でたまらないという口調になった。
「歪虚さえ来なければ、ここで仕掛けを入れたいぐらいですよ。ああ、本当に惜しい」
そこに警鐘が響いた。艦長の顔つきが突然、軍人のものになる。
続いて見張りの叫び声。
「左舷より近付く物あり! 注意されたし!」
「形と大きさは確認できるか?」
「エビです! 巨大な……2mぐらいのエビです……ッ!!」
その報告に、艦長は無言のまま口を数回、ぱくぱくさせたのだった。
解説
●この依頼について
PCの皆様は、小型艇に乗り込んで哨戒任務に同行しています。進路上の歪虚を討伐するのが任務です。
てこずった場合には別の艦船が応援に駆けつけることになります。
成功度は敵にどれぐらいダメージを与えられたかで判定します。
乗船しているのは小型の帆船ですが、操船は全て本職の海軍の兵士が行います。
逆に、戦闘に付随する行動は全てハンターで引き受けてください。
左舷に全員が横一列に並ぶことができます。随時入れ替わりが可能なぐらいのスペースは充分あります。
●敵について
エビに似た形の歪虚×2。
右半分は固い殻に覆われ、巨大な鋏がある。左半分はムカデのように節足がびっしり生えている。尾部は普通のエビに似ている。
距離がある間は海面で飛び跳ねて水を浴びせる。(※魔法攻撃扱い)
接近を許すと節足で船に取りつき、鋏で攻撃してくる。
致命傷を免れる為に体の一部を切り離すことがあるが、それでも逃げず死ぬまで攻撃を止めない。
●他
水中に引き込まれた場合については、「大規模作戦:【深棲】狂気の訪れ」特設サイトにあります「【基本情報2】水中戦ルール 」に準じます。
気を失った場合はベテランの海軍兵がちゃんと助けてくれますが、なるべく自力で帰還してください。
それから残念ですが、今回の歪虚は倒すと消滅しますので食べられません。
●推奨テンプレート:戦闘系
PCの皆様は、小型艇に乗り込んで哨戒任務に同行しています。進路上の歪虚を討伐するのが任務です。
てこずった場合には別の艦船が応援に駆けつけることになります。
成功度は敵にどれぐらいダメージを与えられたかで判定します。
乗船しているのは小型の帆船ですが、操船は全て本職の海軍の兵士が行います。
逆に、戦闘に付随する行動は全てハンターで引き受けてください。
左舷に全員が横一列に並ぶことができます。随時入れ替わりが可能なぐらいのスペースは充分あります。
●敵について
エビに似た形の歪虚×2。
右半分は固い殻に覆われ、巨大な鋏がある。左半分はムカデのように節足がびっしり生えている。尾部は普通のエビに似ている。
距離がある間は海面で飛び跳ねて水を浴びせる。(※魔法攻撃扱い)
接近を許すと節足で船に取りつき、鋏で攻撃してくる。
致命傷を免れる為に体の一部を切り離すことがあるが、それでも逃げず死ぬまで攻撃を止めない。
●他
水中に引き込まれた場合については、「大規模作戦:【深棲】狂気の訪れ」特設サイトにあります「【基本情報2】水中戦ルール 」に準じます。
気を失った場合はベテランの海軍兵がちゃんと助けてくれますが、なるべく自力で帰還してください。
それから残念ですが、今回の歪虚は倒すと消滅しますので食べられません。
●推奨テンプレート:戦闘系
マスターより
エビは結構好きです。樹シロカです。
こちらは大規模作戦:【深棲】連動のシナリオとなります。
のんびりクルージングが一転……というと、なんだか探偵物のようですが。
絶海の孤島に連れて行かれたりはしませんのでご安心下さい。
但し、もっと厄介な物が襲ってきます。
進軍中の他の艦船の手を借りずに歪虚を討伐していただければ、大いに感謝されるでしょう。
ご参加、お待ちしております。
こちらは大規模作戦:【深棲】連動のシナリオとなります。
のんびりクルージングが一転……というと、なんだか探偵物のようですが。
絶海の孤島に連れて行かれたりはしませんのでご安心下さい。
但し、もっと厄介な物が襲ってきます。
進軍中の他の艦船の手を借りずに歪虚を討伐していただければ、大いに感謝されるでしょう。
ご参加、お待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/08/09 18:29
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ディアドラ・ド・デイソルクス(ka0271) 人間(クリムゾンウェスト)|12才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2014/08/01 02:01:26 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/28 13:19:00 |