ゲスト
(ka0000)
紅葉の楓街道とお騒がせ妖精
マスター:天田洋介

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/11/05 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/11/14 19:00
オープニング
グラズヘイム王国。王都【イルダーナ】より北東の地にカーチスと呼ばれる町が存在していた。そのカーチスとグリュンシュを繋ぐ経路を人々は楓街道と呼ぶ。
名が示す通り、街道の両脇にはたくさんの楓が植えられていて並木道になっている。
秋から初冬にかけて楓は色づく。紅葉に黄葉が織りなす景色に誰もが一度は足を止めた。落葉が重なり、道には紅と黄の絨毯が敷かれる。
落葉を街道の両脇に寄せて、時に焚き火で燃やす地元の有志達がいた。彼、彼女等がいるからこそ楓街道は美しい状態を保っていられる。
そんな楓街道で些細ながら事件が発生した。
通行人が歩いていると突然に疾風によるつむじ風が発生。舞い上がった落葉に包まれて身動きできなくなってしまうのである。
単なる自然現象だろうと誰もが思っていたが、通りがかった馬車にひかれそうになる事案が発生して地元の有志達は調査に乗りだした。
注視して観察したところ、犯人の正体は妖精だった。
背中に羽根を生やした二、三十cmの妖精が超低空を全速力で飛ぶ。そしてわざと落葉の中に突っ込み、巻き上げて通行人を驚かしていた。
「なあ、どうしてそんなことするんだ?」
地元有志の一人である青年ピートは妖精が隠れていそうな街道横の茂みに話しかける。返事はなかった。しかし諦めずに毎日通って何度も話しかけてみると、一度だけ囁きのような声が返ってくる。
「ボクを掴まえたら教えてあげるよ。でもできるかな? 無理だと思うよ。それに仲間もたくさんいるからね」
ピートは落葉のつむじ風に巻き込まれてしばらく身動きがとれなくなった。笑い声と共に妖精はどこかへ消えてしまう。このままでは大事故に繋がると判断した彼はハンターズソサエティー支部に連絡をとった。
「妖精達はイタズラが事故に繋がるとか、そういうのが理解できていないだけだと思うんです。ですからハンターのみなさんには妖精を無傷で捕まえて頂きたい。あらためて妖精達との話し合いの場が持てればと」
倒すよりも無傷で捕まえる方が余程難しい。すばしっこい相手ならなおのことだ。
妖精を捕獲した後、ピートは説得を試みるつもりである。妖精側にも事情があると考えていた。但し、これはピートの勝手な思い込みで確実性のある話ではなかった。
今日も楓街道でつむじ風が舞う。大事故が繋がらないことを祈りながらハンター一行の到着を待つピートであった。
名が示す通り、街道の両脇にはたくさんの楓が植えられていて並木道になっている。
秋から初冬にかけて楓は色づく。紅葉に黄葉が織りなす景色に誰もが一度は足を止めた。落葉が重なり、道には紅と黄の絨毯が敷かれる。
落葉を街道の両脇に寄せて、時に焚き火で燃やす地元の有志達がいた。彼、彼女等がいるからこそ楓街道は美しい状態を保っていられる。
そんな楓街道で些細ながら事件が発生した。
通行人が歩いていると突然に疾風によるつむじ風が発生。舞い上がった落葉に包まれて身動きできなくなってしまうのである。
単なる自然現象だろうと誰もが思っていたが、通りがかった馬車にひかれそうになる事案が発生して地元の有志達は調査に乗りだした。
注視して観察したところ、犯人の正体は妖精だった。
背中に羽根を生やした二、三十cmの妖精が超低空を全速力で飛ぶ。そしてわざと落葉の中に突っ込み、巻き上げて通行人を驚かしていた。
「なあ、どうしてそんなことするんだ?」
地元有志の一人である青年ピートは妖精が隠れていそうな街道横の茂みに話しかける。返事はなかった。しかし諦めずに毎日通って何度も話しかけてみると、一度だけ囁きのような声が返ってくる。
「ボクを掴まえたら教えてあげるよ。でもできるかな? 無理だと思うよ。それに仲間もたくさんいるからね」
ピートは落葉のつむじ風に巻き込まれてしばらく身動きがとれなくなった。笑い声と共に妖精はどこかへ消えてしまう。このままでは大事故に繋がると判断した彼はハンターズソサエティー支部に連絡をとった。
「妖精達はイタズラが事故に繋がるとか、そういうのが理解できていないだけだと思うんです。ですからハンターのみなさんには妖精を無傷で捕まえて頂きたい。あらためて妖精達との話し合いの場が持てればと」
倒すよりも無傷で捕まえる方が余程難しい。すばしっこい相手ならなおのことだ。
妖精を捕獲した後、ピートは説得を試みるつもりである。妖精側にも事情があると考えていた。但し、これはピートの勝手な思い込みで確実性のある話ではなかった。
今日も楓街道でつむじ風が舞う。大事故が繋がらないことを祈りながらハンター一行の到着を待つピートであった。
解説
紅葉が綺麗な街道で妖精がイタズラしています。妖精を無傷で捕まえてください。
羽根つきで大きさは二十から三十cm。凝視してようやく見えるぐらいの速さで飛びます。
檻代わりの少し大きめの虫籠が八個用意されています。掴まえたらその中に収めればOKです。
ピート以外にも有志はいるのですが、彼に一任されています。(依頼後の話になるのでハンターのみなさんには直接関係ありませんが、うまくいなかった場合には他の者が指揮を執る形になるでしょう)
依頼人のピートは、紅葉の近くでお茶会の席を用意します。妖精に紅茶とお菓子を振る舞い、その上で事情を聞くつもりのようです。
みなさんも参加してくださいね。(ピートだけで行き詰まるので助けてあげてください)
※PL情報(事前にみなさんが知り得ない情報です)
妖精は全部で八体です。
イタズラ心で妖精達は動いていますが、それだけではありません。実は楓の樹木の中でかなり傷ついているものが何本もあるのです。(茂みのせいで傷んだ個所が隠れていたり、有志の者達にもわかりにくい状態です)心ない通行人がやったもので、それに対して妖精達は怒っています。その復讐心も含まれているようです。
妖精達からそういった話を聞きだしてください。その上で傷んだ楓の樹木をどうするか、樹木を傷つけた者をどうするかはみなさんにお任せします。ピートの友人知人である有志達に頼るのも一つの手です。
常識的な必要経費はピート持ちです。滞在期間中の食事や寝泊まりの家は提供されます。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
羽根つきで大きさは二十から三十cm。凝視してようやく見えるぐらいの速さで飛びます。
檻代わりの少し大きめの虫籠が八個用意されています。掴まえたらその中に収めればOKです。
ピート以外にも有志はいるのですが、彼に一任されています。(依頼後の話になるのでハンターのみなさんには直接関係ありませんが、うまくいなかった場合には他の者が指揮を執る形になるでしょう)
依頼人のピートは、紅葉の近くでお茶会の席を用意します。妖精に紅茶とお菓子を振る舞い、その上で事情を聞くつもりのようです。
みなさんも参加してくださいね。(ピートだけで行き詰まるので助けてあげてください)
※PL情報(事前にみなさんが知り得ない情報です)
妖精は全部で八体です。
イタズラ心で妖精達は動いていますが、それだけではありません。実は楓の樹木の中でかなり傷ついているものが何本もあるのです。(茂みのせいで傷んだ個所が隠れていたり、有志の者達にもわかりにくい状態です)心ない通行人がやったもので、それに対して妖精達は怒っています。その復讐心も含まれているようです。
妖精達からそういった話を聞きだしてください。その上で傷んだ楓の樹木をどうするか、樹木を傷つけた者をどうするかはみなさんにお任せします。ピートの友人知人である有志達に頼るのも一つの手です。
常識的な必要経費はピート持ちです。滞在期間中の食事や寝泊まりの家は提供されます。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
妖精を捕まえるのはおまけで、お茶会の話し合いからが本番です。なので捕まえる部分はあっさりと表現する予定です。
お茶会以降に注力をお願いしますね。
お茶会以降に注力をお願いしますね。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/11/13 03:42
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
お騒がせ妖精を説得せよ ひりょ・ムーンリーフ(ka3744) 人間(リアルブルー)|18才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/11/05 16:52:48 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/11/04 18:33:35 |