ゲスト
(ka0000)
【幻森】蝕甚されし玉桂
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/11/14 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/11/23 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
幻獣の森を巡る争いは、『歪虚連合軍』と『幻獣王親衛隊』の激突という形へ発展した。
幻獣を守るべく動き出した親衛隊は歪虚に対して有利な戦いを繰り広げ、敵をヤオト渓谷へ撤退させるまでに至った。
ここで幻獣王チューダは敵の追撃を命じ、幻獣の戦士ツキウサギがこれに従って敵を追撃した。しかし、この撤退が敵の計略だと判明する頃には、ツキウサギら追撃部隊の退路は伏兵によって断たれていた。
敵の計略で形勢が逆転する状況。
危機的状況を招いた王チューダは、頭を掻きながら言い放つ。
「あー。えーっと……後はみんなで何とかすであります」
●
少し時間を巻き戻し、チューダより追撃の許可を得たツキウサギはやる気満々で戦線へと出ていった。
「……待て!」
慌てて止めようとするバタルトゥであるが、ツキウサギは聞いていない。
「バタルトゥさん、ボク達が行く」
彼の名を呼ぶのはスコール族の幼き長、ファリフだ。バタルトゥはファリフが出ることに心配そうに眉をひそめる。
ファリフの実力の心配ではなく、彼女が無事で帰れるか心配なのだ。
「心配するな。俺もいる」
静かに声をかけるのはフェンリルである。ファリフの傍らに腰を落ち着かせてゆっくり尻尾が動いてファリフに巻き付く。
「バタルトゥさんの言うとおりと思う。危険だと思うんだ」
はっきりと、ファリフはバタルトゥに賛同を示す。
「えっと、我輩いるのです……」
「けど、ツキウサギは自分できちんと戦って森を守りたいんじゃないかな」
足下にチューダがいる事に気づいているのかもしれないが、今のファリフにはかまっていられない。
「今まで、見つける度にこっそり守っていたんだと思うんだ。
今回の戦いでしっかりと勝って、二度と手が出せないようにしたいんだと思う」
堰を切ったかのように叫ぶファリフの言葉をバタルトゥは静かに受け止める。
「ボクはツキウサギの思いを確かにしたい、だから行ってくる。ハンターの皆と一緒に……っ!」
自分の想いを分かってほしいが為に言い切ったファリフとバタルトゥの視線がぶつかる。
前は帝国の関与で意見が分かれ、対立にも近い立場であったが、今は違う。
危機に晒されている幻獣達をを守りたいが為に共に戦う仲間でもある。
「……分かった。武運を祈る……」
ゆっくりと瞳を閉じるバタルトゥの言葉にファリフは笑顔を見せた。
「行ってきます!」
「お嬢ちゃんは俺が護る。心配するな」
ファリフがバタルトゥへ手を振り、フェンリルと共にツキウサギを追う。
「だ、大丈夫であります! 下僕たちが行くのでありますから!」
元気に駆けるファリフの背を見送り、えっへんと胸を張るチューダであったが、バタルトゥは静かに無事を祈るしかなかった。
ツキウサギを寸前で止めたファリフ達はハンターと合流して追撃戦へ向かう事となった。
ファリフは敵が一度撤退した事に関して、バタルトゥが罠ではないかという心配をしていることをハンター達に伝えた。
「ボクは君たちを危険に晒すことになると思う。その危険を承知できて欲しい。
ツキウサギを、幻獣達を一緒に守って!」
願いを叫ぶファリフに応えた何人かのハンター達が共に赴く。
ヤオト渓谷は深く険しい地形。
奥に行けば行くほど、道らしい道も見あたらない。
歪虚の支配地域と言われている場所であるのだが、雑魔の姿すら見えない状態。
道を間違えたのかと思案しており、違う道を探そうかと引き返そうとした判断は遅かった。
自分達が引き返そうとした道には狼型歪虚とオークがハンター達を待ち構えている状態。
「いつの間に……!」
ファリフが唇を噛んで武器を構える。
「……罠だったか」
低く唸ったのはフェンリル。
ファリフの背後を守るように見つめる先にはオーガ数体いた。
側面から向こうから少しずつ響き、森の茂みから見え隠れするのはトロルだと察する。
前に狼とオーク、背後にオーガ、側面にトロルという万事休すといわんばかりの状態。
周囲は敵。
その場で力の限り戦うか、逃げるとしても道なき道を駆けるか、その判断はハンター達に委ねられようとしている。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
幻獣の森を巡る争いは、『歪虚連合軍』と『幻獣王親衛隊』の激突という形へ発展した。
幻獣を守るべく動き出した親衛隊は歪虚に対して有利な戦いを繰り広げ、敵をヤオト渓谷へ撤退させるまでに至った。
ここで幻獣王チューダは敵の追撃を命じ、幻獣の戦士ツキウサギがこれに従って敵を追撃した。しかし、この撤退が敵の計略だと判明する頃には、ツキウサギら追撃部隊の退路は伏兵によって断たれていた。
敵の計略で形勢が逆転する状況。
危機的状況を招いた王チューダは、頭を掻きながら言い放つ。
「あー。えーっと……後はみんなで何とかすであります」
●
少し時間を巻き戻し、チューダより追撃の許可を得たツキウサギはやる気満々で戦線へと出ていった。
「……待て!」
慌てて止めようとするバタルトゥであるが、ツキウサギは聞いていない。
「バタルトゥさん、ボク達が行く」
彼の名を呼ぶのはスコール族の幼き長、ファリフだ。バタルトゥはファリフが出ることに心配そうに眉をひそめる。
ファリフの実力の心配ではなく、彼女が無事で帰れるか心配なのだ。
「心配するな。俺もいる」
静かに声をかけるのはフェンリルである。ファリフの傍らに腰を落ち着かせてゆっくり尻尾が動いてファリフに巻き付く。
「バタルトゥさんの言うとおりと思う。危険だと思うんだ」
はっきりと、ファリフはバタルトゥに賛同を示す。
「えっと、我輩いるのです……」
「けど、ツキウサギは自分できちんと戦って森を守りたいんじゃないかな」
足下にチューダがいる事に気づいているのかもしれないが、今のファリフにはかまっていられない。
「今まで、見つける度にこっそり守っていたんだと思うんだ。
今回の戦いでしっかりと勝って、二度と手が出せないようにしたいんだと思う」
堰を切ったかのように叫ぶファリフの言葉をバタルトゥは静かに受け止める。
「ボクはツキウサギの思いを確かにしたい、だから行ってくる。ハンターの皆と一緒に……っ!」
自分の想いを分かってほしいが為に言い切ったファリフとバタルトゥの視線がぶつかる。
前は帝国の関与で意見が分かれ、対立にも近い立場であったが、今は違う。
危機に晒されている幻獣達をを守りたいが為に共に戦う仲間でもある。
「……分かった。武運を祈る……」
ゆっくりと瞳を閉じるバタルトゥの言葉にファリフは笑顔を見せた。
「行ってきます!」
「お嬢ちゃんは俺が護る。心配するな」
ファリフがバタルトゥへ手を振り、フェンリルと共にツキウサギを追う。
「だ、大丈夫であります! 下僕たちが行くのでありますから!」
元気に駆けるファリフの背を見送り、えっへんと胸を張るチューダであったが、バタルトゥは静かに無事を祈るしかなかった。
ツキウサギを寸前で止めたファリフ達はハンターと合流して追撃戦へ向かう事となった。
ファリフは敵が一度撤退した事に関して、バタルトゥが罠ではないかという心配をしていることをハンター達に伝えた。
「ボクは君たちを危険に晒すことになると思う。その危険を承知できて欲しい。
ツキウサギを、幻獣達を一緒に守って!」
願いを叫ぶファリフに応えた何人かのハンター達が共に赴く。
ヤオト渓谷は深く険しい地形。
奥に行けば行くほど、道らしい道も見あたらない。
歪虚の支配地域と言われている場所であるのだが、雑魔の姿すら見えない状態。
道を間違えたのかと思案しており、違う道を探そうかと引き返そうとした判断は遅かった。
自分達が引き返そうとした道には狼型歪虚とオークがハンター達を待ち構えている状態。
「いつの間に……!」
ファリフが唇を噛んで武器を構える。
「……罠だったか」
低く唸ったのはフェンリル。
ファリフの背後を守るように見つめる先にはオーガ数体いた。
側面から向こうから少しずつ響き、森の茂みから見え隠れするのはトロルだと察する。
前に狼とオーク、背後にオーガ、側面にトロルという万事休すといわんばかりの状態。
周囲は敵。
その場で力の限り戦うか、逃げるとしても道なき道を駆けるか、その判断はハンター達に委ねられようとしている。
解説
※このシナリオにはアイテムの破壊、重症等の判定が下りる事もあります。
一時は敵が撤退となって追撃するが為に皆様はツキウサギとファリフとフェンリルと一緒にヤオト渓谷という場所に向かっておりました。
しかし、それは敵の罠であり、現時点で皆様は敵に囲まれた状態です。
救援は他のシナリオの結果次第では遅くなりますので耐久戦となることでしょう。
結果次第ではツキウサギ、フェンリルが今後の動きに影響を及ぼす事となりますし、今回で姿を消す可能性もあります。
敵
オーク:オーク族の一般戦士です。灰色の肌をし、乱杭歯と濁った瞳、潰れた鼻を持つ、醜い種族です。歪虚の軍勢の尖兵として猛威を振るっています。
トロル:岩のような体躯を持つ巨人です。再生能力が高く、少々の傷ではすぐに回復してしまいます。
オーガ:額に数本の角を持つ巨人です。人並みの知恵は持っていますが、賢い方ではありません。肉食で人々や家畜を襲い、喰らう。
敵の数はOP時では各種数体ですが、状況によっては増えます。
渓谷なので、どこかに水辺があります。
かなり険しい道ですので、足をとられないように。
失敗はツキウサギ、フェンリルの消失です。
同行NPC
ファリフス・コール:辺境部族の一つ、スコール族の幼き長。
自身を祝福せしトリシュヴァーナが同胞の死を悲しむ想いに心を打たれ、現在は幻獣を守るために動いている。
ツキウサギ:チューダによって存在が齎された幻獣。
どこの眷属かは不明。二足歩行のウサギの姿をしている。
赤い目に、ふわふわな白い毛を持つものが最も多い。
性格は喧嘩っ早くて義理堅い。手には杵を持ち、振り回して戦う。
可愛い見た目にそぐわずパワーファイター。暑苦しい性格をしているものが多い体育会系。
フェンリル:大幻獣トリシュヴァーナの眷属。白銀の毛並みを持つ巨大な狼の姿をしている。
現在はトリシュヴァーナの代わりにファリフを守る
一時は敵が撤退となって追撃するが為に皆様はツキウサギとファリフとフェンリルと一緒にヤオト渓谷という場所に向かっておりました。
しかし、それは敵の罠であり、現時点で皆様は敵に囲まれた状態です。
救援は他のシナリオの結果次第では遅くなりますので耐久戦となることでしょう。
結果次第ではツキウサギ、フェンリルが今後の動きに影響を及ぼす事となりますし、今回で姿を消す可能性もあります。
敵
オーク:オーク族の一般戦士です。灰色の肌をし、乱杭歯と濁った瞳、潰れた鼻を持つ、醜い種族です。歪虚の軍勢の尖兵として猛威を振るっています。
トロル:岩のような体躯を持つ巨人です。再生能力が高く、少々の傷ではすぐに回復してしまいます。
オーガ:額に数本の角を持つ巨人です。人並みの知恵は持っていますが、賢い方ではありません。肉食で人々や家畜を襲い、喰らう。
敵の数はOP時では各種数体ですが、状況によっては増えます。
渓谷なので、どこかに水辺があります。
かなり険しい道ですので、足をとられないように。
失敗はツキウサギ、フェンリルの消失です。
同行NPC
ファリフス・コール:辺境部族の一つ、スコール族の幼き長。
自身を祝福せしトリシュヴァーナが同胞の死を悲しむ想いに心を打たれ、現在は幻獣を守るために動いている。
ツキウサギ:チューダによって存在が齎された幻獣。
どこの眷属かは不明。二足歩行のウサギの姿をしている。
赤い目に、ふわふわな白い毛を持つものが最も多い。
性格は喧嘩っ早くて義理堅い。手には杵を持ち、振り回して戦う。
可愛い見た目にそぐわずパワーファイター。暑苦しい性格をしているものが多い体育会系。
フェンリル:大幻獣トリシュヴァーナの眷属。白銀の毛並みを持つ巨大な狼の姿をしている。
現在はトリシュヴァーナの代わりにファリフを守る
マスターより
お世話になります。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回はファリフ達と共にピンチの状態となります。
援軍が到着するまで持ちこたえ、ツキウサギ、フェンリルをお守りくださいますようお願いします。
9日に、対となるファリフたちを救出するシナリオをリリースいたします。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回はファリフ達と共にピンチの状態となります。
援軍が到着するまで持ちこたえ、ツキウサギ、フェンリルをお守りくださいますようお願いします。
9日に、対となるファリフたちを救出するシナリオをリリースいたします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/11/20 06:24
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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耐久戦のご相談 メリル・E・ベッドフォード(ka2399) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/11/14 02:09:43 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/11/10 23:52:59 |