ゲスト
(ka0000)
【アルカナ】 産み落とされしは災厄の卵
マスター:桐咲鈴華

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/11/25 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/12/04 07:30
オープニング
●
タロッキ族。大昔、『アルカナ』と呼ばれる歪虚群を封印したという英雄を英霊として崇め、その封印を伝承と共に守り続けている一族だ。現在も北方の辺境の地、歪虚の支配領域の付近に集落を構えており、歪虚に対抗するための屈強な戦士も多数擁している。
山中の森の中に存在する集落、その中でも一際大きな家屋が族長の家であり、集落の集会場となっている場だ。そこに今回、ハンターオフィスより帰還したエフィーリア・タロッキが族長との会合を開いていた。
「アルカナの進化、か……」
「はい。『魔術師』の残した言葉や、二度襲ってきた『戦車』の事を鑑みるに、『アルカナ』は倒される度に、別の力をつけて強くなってきている……そう推測しました」
エフィーリアは族長であるローテス・タロッキに推論を話す。族長である彼ならば、現時点での情報から何か打開策を見出だせるのではないかと思っての事だった。
「……申し訳ないが、君の知る以上の事は私も知らぬ。君をハンターズソサエティに向かわせたのも、君が部族の中でも特に『アルカナ』の知識に秀でていたからだ。アルカナの進化に対して、私から言える事は無い。情けない話だがな……」
「そうですか……」
しかし、族長の言葉は芳しくない。彼はあらゆる面においてこの一族を纏めあげる存在だが、こと『アルカナ』に対する知識はエフィーリアの方こそ専門であるらしい。
「そもそも、『アルカナ』自体が謎多き存在だ。伝承で伝わっている話だけでは、奴らの全貌を解き明かす事は出来ぬ。今もなお残る戦士達の戦いの記録が、彼奴らの特徴を教えてくれる。……いや、待てよ」
そこでローテスは考えこむ。そしてふと何かに思い当たったかのように口を開き、言葉を紡ぐ。
「……確かに、『タロッキに伝わる伝承』においては現時点以上の情報はない。だが……今の歪虚の支配領域は、かつて大昔に、我らが英霊が戦った痕跡が残されていると伝えられている」
「では、そこに情報があるかもしれない、と?」
「この集落は強き戦士を擁するが、それでも歪虚から自らの身を守るので精一杯だ。『アルカナ』相手だと更に手に余る。今まではな。だが」
ローテスは頷き、エフィーリアを見据えて言葉を続けた。
「ハンターズソサエティのハンター達が協力してくれるならば、未知の領域への開拓も難しくない筈だ」
その言葉に幾分かの希望を見出し、エフィーリアは頷く。
「わかりました。ならば今後の方針は新たな情報の発掘、ということでーー」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
エフィーリアの言いかけた言葉は、突如として割り込んできたけたたましい羽音にかき消されてしまった。
同時に集落の戦士たちの声が響き渡ってくる。
『敵襲! 敵襲だ! 歪虚の襲撃だ!』
『何だ、あれは……! 蜂!? ……まさか、アルカナ……!』
外の声を聞き、エフィーリアとローテスは顔を見合わせる。
「族長! ハンターさん達を呼んできます!」
「ああ、頼んだ! こちらも今戦える戦士たちを集めておく!」
エフィーリアは家屋を飛び出し、ハンター達の待機している家屋へと向かった。道中、破壊された一つの家屋を見て衝撃を受けるも、その脚を止めずに走る。
その空には、巨大な女王蜂が、複数の翅をはためかせて飛翔していた……。
タロッキ族。大昔、『アルカナ』と呼ばれる歪虚群を封印したという英雄を英霊として崇め、その封印を伝承と共に守り続けている一族だ。現在も北方の辺境の地、歪虚の支配領域の付近に集落を構えており、歪虚に対抗するための屈強な戦士も多数擁している。
山中の森の中に存在する集落、その中でも一際大きな家屋が族長の家であり、集落の集会場となっている場だ。そこに今回、ハンターオフィスより帰還したエフィーリア・タロッキが族長との会合を開いていた。
「アルカナの進化、か……」
「はい。『魔術師』の残した言葉や、二度襲ってきた『戦車』の事を鑑みるに、『アルカナ』は倒される度に、別の力をつけて強くなってきている……そう推測しました」
エフィーリアは族長であるローテス・タロッキに推論を話す。族長である彼ならば、現時点での情報から何か打開策を見出だせるのではないかと思っての事だった。
「……申し訳ないが、君の知る以上の事は私も知らぬ。君をハンターズソサエティに向かわせたのも、君が部族の中でも特に『アルカナ』の知識に秀でていたからだ。アルカナの進化に対して、私から言える事は無い。情けない話だがな……」
「そうですか……」
しかし、族長の言葉は芳しくない。彼はあらゆる面においてこの一族を纏めあげる存在だが、こと『アルカナ』に対する知識はエフィーリアの方こそ専門であるらしい。
「そもそも、『アルカナ』自体が謎多き存在だ。伝承で伝わっている話だけでは、奴らの全貌を解き明かす事は出来ぬ。今もなお残る戦士達の戦いの記録が、彼奴らの特徴を教えてくれる。……いや、待てよ」
そこでローテスは考えこむ。そしてふと何かに思い当たったかのように口を開き、言葉を紡ぐ。
「……確かに、『タロッキに伝わる伝承』においては現時点以上の情報はない。だが……今の歪虚の支配領域は、かつて大昔に、我らが英霊が戦った痕跡が残されていると伝えられている」
「では、そこに情報があるかもしれない、と?」
「この集落は強き戦士を擁するが、それでも歪虚から自らの身を守るので精一杯だ。『アルカナ』相手だと更に手に余る。今まではな。だが」
ローテスは頷き、エフィーリアを見据えて言葉を続けた。
「ハンターズソサエティのハンター達が協力してくれるならば、未知の領域への開拓も難しくない筈だ」
その言葉に幾分かの希望を見出し、エフィーリアは頷く。
「わかりました。ならば今後の方針は新たな情報の発掘、ということでーー」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!
エフィーリアの言いかけた言葉は、突如として割り込んできたけたたましい羽音にかき消されてしまった。
同時に集落の戦士たちの声が響き渡ってくる。
『敵襲! 敵襲だ! 歪虚の襲撃だ!』
『何だ、あれは……! 蜂!? ……まさか、アルカナ……!』
外の声を聞き、エフィーリアとローテスは顔を見合わせる。
「族長! ハンターさん達を呼んできます!」
「ああ、頼んだ! こちらも今戦える戦士たちを集めておく!」
エフィーリアは家屋を飛び出し、ハンター達の待機している家屋へと向かった。道中、破壊された一つの家屋を見て衝撃を受けるも、その脚を止めずに走る。
その空には、巨大な女王蜂が、複数の翅をはためかせて飛翔していた……。
解説
◆本シナリオの目的
歪虚『アルカナ-The Empress』の討伐
◆敵の特徴
Empressは過去シナリオ『【幻導】『女帝』現る』において現れたものと同一の特徴を持ちます。
肥大化した腹と複数の翅で常に飛翔していおり、外殻や翅も頑丈です。
Empressは卵塊を戦闘中に生み出し、急速に孵化・成長した小蜂を従えて操り、戦闘に利用してきます。この小蜂は『マテリアルを急激に枯渇させる』毒を持ち、刺されるとHPと覚醒時間が減少します。
また、Empress自身が直接、卵の代わりに毒塊を生み出して爆撃をしてくることもあるようです。
更に今回の敵は、以前対峙したEmpressよりも高い高度を飛んでおり、またその速度も非常に速くなっているようです。前回のLoversのように、何かしらの特殊能力が新たに付与されている可能性があり、十分な警戒が要求されます。ご注意下さい。
◆タロッキ族の戦士について
タロッキ族は歪虚と戦う為に多数の戦士を抱えており、今回の戦闘では彼らと共同しての戦いとなります。
とはいえ彼らは直接『アルカナ』と戦った経験はなく、通常の歪虚ならともかく今回の敵に対してはやや劣勢を強いられるでしょう。彼らをどれだけ守り切るかも、今後の展開において重要になってきます。
クラスは主に霊闘士や聖導士が多いようです。
◆今回の参加について
今回、タロッキ族のでの戦いとなりますが、前回の襲撃に際し、同行していたハンターが救援を要請しており、前回参加して頂けなかったプレイヤー様は既に合流しているという扱いの為、お気軽にご参加下さい。
逆に前回ご参加頂いた方も、招待などはございませんのでご了承下さいませ。
◆称号について
本シナリオを見事成功させた場合、『アルカナ』シリーズ特有の称号を贈らせて頂きます。
(既にシリーズ称号をお持ちの場合は、特筆すべき活躍をされた場合のみお贈りします)
歪虚『アルカナ-The Empress』の討伐
◆敵の特徴
Empressは過去シナリオ『【幻導】『女帝』現る』において現れたものと同一の特徴を持ちます。
肥大化した腹と複数の翅で常に飛翔していおり、外殻や翅も頑丈です。
Empressは卵塊を戦闘中に生み出し、急速に孵化・成長した小蜂を従えて操り、戦闘に利用してきます。この小蜂は『マテリアルを急激に枯渇させる』毒を持ち、刺されるとHPと覚醒時間が減少します。
また、Empress自身が直接、卵の代わりに毒塊を生み出して爆撃をしてくることもあるようです。
更に今回の敵は、以前対峙したEmpressよりも高い高度を飛んでおり、またその速度も非常に速くなっているようです。前回のLoversのように、何かしらの特殊能力が新たに付与されている可能性があり、十分な警戒が要求されます。ご注意下さい。
◆タロッキ族の戦士について
タロッキ族は歪虚と戦う為に多数の戦士を抱えており、今回の戦闘では彼らと共同しての戦いとなります。
とはいえ彼らは直接『アルカナ』と戦った経験はなく、通常の歪虚ならともかく今回の敵に対してはやや劣勢を強いられるでしょう。彼らをどれだけ守り切るかも、今後の展開において重要になってきます。
クラスは主に霊闘士や聖導士が多いようです。
◆今回の参加について
今回、タロッキ族のでの戦いとなりますが、前回の襲撃に際し、同行していたハンターが救援を要請しており、前回参加して頂けなかったプレイヤー様は既に合流しているという扱いの為、お気軽にご参加下さい。
逆に前回ご参加頂いた方も、招待などはございませんのでご了承下さいませ。
◆称号について
本シナリオを見事成功させた場合、『アルカナ』シリーズ特有の称号を贈らせて頂きます。
(既にシリーズ称号をお持ちの場合は、特筆すべき活躍をされた場合のみお贈りします)
マスターより
お世話になっております。桐咲鈴華です!
タロッキの集落において新たに見えた光明。しかしそれを遮るかのように現れた『女帝』のアルカナ。
前回撃退した時よりも、更に強力な個体となった女帝に、どのように立ち向かうのか。
無事集落を守り切れるかは、ご参加される皆様の手にかかっております
本シリーズはそれぞれが独立した戦闘となっておりますので、初めての方もお気軽にご参加下さい
皆様の個性あふれるプレイング、楽しみに待っております!
タロッキの集落において新たに見えた光明。しかしそれを遮るかのように現れた『女帝』のアルカナ。
前回撃退した時よりも、更に強力な個体となった女帝に、どのように立ち向かうのか。
無事集落を守り切れるかは、ご参加される皆様の手にかかっております
本シリーズはそれぞれが独立した戦闘となっておりますので、初めての方もお気軽にご参加下さい
皆様の個性あふれるプレイング、楽しみに待っております!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/12/03 06:54
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓 リューリ・ハルマ(ka0502) エルフ|20才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2015/11/22 12:33:09 |
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相談卓 リューリ・ハルマ(ka0502) エルフ|20才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2015/11/24 21:00:27 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/11/21 19:56:45 |