ゲスト
(ka0000)
雷雨とゾンビと謎の研究所
マスター:蒼かなた

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/11/29 12:00
- リプレイ完成予定
- 2015/12/08 12:00
オープニング
●研究所の噂
クリムゾンウェストにサルヴァトーレ・ロッソが現れるよりも少し前。リゼリオにほど近い山奥に1つの研究所があった。
魔法、機導術の他にも当時はまだ未開の地であった科学を含めた総合研究施設である。
しかし、今その研究所は閉鎖されている。詳しいことは定かではないが、実験中の事故により多数の死者をだし、さらに研究所自体が汚染され閉鎖を余儀なくされてしまったとのことだ。
しかしそれはあくまで噂に過ぎず、建物自体の外観は綺麗なものだし、周囲の森の植物が枯れたり動物が変死したりなんてこともない。
今では単に資金繰りが上手くいかなくて潰れただけなのではとか、あまりの待遇の悪さに研究員が揃って夜逃げしたんだとか、果ては禁忌に触れ神の罰を受けて蒸発したなんて笑い話として語られるくらいである。
しかし、それもやはりただの噂。真偽のほどは定かではない。1つだけ確かなのは、確かにその山の奥には1棟の研究所が立っているという事実だけである。
●山の天気は気まぐれで
山奥で怪しい人影を見た。夜な夜な恐ろし気な呻き声が聞こえてくる。
そんな情報が近くを通った旅人や、近隣の住人から寄せられるようになったのは十日ほど前からのことだ。
普段は気味悪がって誰も近寄らなくなった山奥の閉鎖された研究所。盗賊が根城にするにはぴったりだし、もしかすると新たに歪虚が出現した可能性もある。
その調査を行う為、数名のハンター達が派遣されることになった。勿論可能ならば住み着いた邪魔者達を排除するのも合わせたお仕事である。
ハンター達が山に入ったのは昼前。歩いても1時間もすれば到着する距離だ。半分ピクニック気分で山道を進んでいたハンター達だったが、道のりを半分ほど過ぎたところで空の雲行きが怪しくなってきた。
そしてその嫌な予感は的中し、黒い雲に覆われた空からは大粒の雨が降りはじめ、更にゴロゴロとまで鳴り出す始末。
雨宿り出来る場所もなく、仕方なくハンター達は抜かるんだ道で泥を撥ねさせながら走ること数分。目の前に建物の影が見えてきた。
どうやら目標の閉鎖された研究所らしく、一石二鳥だと一斉にその軒下へと駆け込んだ。
ロビーらしき広い室内に入り、豪雨を逃れることが出来て一安心と行ったところで、突然甲高い音が研究所内に木霊した。
それはまるで箒が地面に倒れたかのような音だった。そしてその音は研究所の奥のほうから聞こえてきた。勿論、今回共に参加したハンターは全員このロビーにいる。
もしかすると風の悪戯かもしれない。しかし、もしかすると……。
それは不安か、それとも期待か。警戒を強めたハンター達はこの研究所の調査へと乗り出した。
●少女と白猫
ハンター達がロビーに到着したのとほぼ同時刻。研究所の裏口の扉が僅かに開いた。
浅黒い肌に茜色の髪をした少女――シャルは開いた扉の隙間から中を覗き込み、何もいないのを確かめると体を中へと滑りこませる。
「……暗い」
シャルが独り言を零す。
「――ニィ」
いや、実際にはそうではなく、彼女の相棒へ語り掛けていたようだ。
シャルの肩に乗っていた白猫はその足元に降りると、もう一度小さく鳴いて小さな主人を先導する。
大粒の雨がガラス窓を叩く音が響く中、暗がりの探索がこちらでも始まっていた。
クリムゾンウェストにサルヴァトーレ・ロッソが現れるよりも少し前。リゼリオにほど近い山奥に1つの研究所があった。
魔法、機導術の他にも当時はまだ未開の地であった科学を含めた総合研究施設である。
しかし、今その研究所は閉鎖されている。詳しいことは定かではないが、実験中の事故により多数の死者をだし、さらに研究所自体が汚染され閉鎖を余儀なくされてしまったとのことだ。
しかしそれはあくまで噂に過ぎず、建物自体の外観は綺麗なものだし、周囲の森の植物が枯れたり動物が変死したりなんてこともない。
今では単に資金繰りが上手くいかなくて潰れただけなのではとか、あまりの待遇の悪さに研究員が揃って夜逃げしたんだとか、果ては禁忌に触れ神の罰を受けて蒸発したなんて笑い話として語られるくらいである。
しかし、それもやはりただの噂。真偽のほどは定かではない。1つだけ確かなのは、確かにその山の奥には1棟の研究所が立っているという事実だけである。
●山の天気は気まぐれで
山奥で怪しい人影を見た。夜な夜な恐ろし気な呻き声が聞こえてくる。
そんな情報が近くを通った旅人や、近隣の住人から寄せられるようになったのは十日ほど前からのことだ。
普段は気味悪がって誰も近寄らなくなった山奥の閉鎖された研究所。盗賊が根城にするにはぴったりだし、もしかすると新たに歪虚が出現した可能性もある。
その調査を行う為、数名のハンター達が派遣されることになった。勿論可能ならば住み着いた邪魔者達を排除するのも合わせたお仕事である。
ハンター達が山に入ったのは昼前。歩いても1時間もすれば到着する距離だ。半分ピクニック気分で山道を進んでいたハンター達だったが、道のりを半分ほど過ぎたところで空の雲行きが怪しくなってきた。
そしてその嫌な予感は的中し、黒い雲に覆われた空からは大粒の雨が降りはじめ、更にゴロゴロとまで鳴り出す始末。
雨宿り出来る場所もなく、仕方なくハンター達は抜かるんだ道で泥を撥ねさせながら走ること数分。目の前に建物の影が見えてきた。
どうやら目標の閉鎖された研究所らしく、一石二鳥だと一斉にその軒下へと駆け込んだ。
ロビーらしき広い室内に入り、豪雨を逃れることが出来て一安心と行ったところで、突然甲高い音が研究所内に木霊した。
それはまるで箒が地面に倒れたかのような音だった。そしてその音は研究所の奥のほうから聞こえてきた。勿論、今回共に参加したハンターは全員このロビーにいる。
もしかすると風の悪戯かもしれない。しかし、もしかすると……。
それは不安か、それとも期待か。警戒を強めたハンター達はこの研究所の調査へと乗り出した。
●少女と白猫
ハンター達がロビーに到着したのとほぼ同時刻。研究所の裏口の扉が僅かに開いた。
浅黒い肌に茜色の髪をした少女――シャルは開いた扉の隙間から中を覗き込み、何もいないのを確かめると体を中へと滑りこませる。
「……暗い」
シャルが独り言を零す。
「――ニィ」
いや、実際にはそうではなく、彼女の相棒へ語り掛けていたようだ。
シャルの肩に乗っていた白猫はその足元に降りると、もう一度小さく鳴いて小さな主人を先導する。
大粒の雨がガラス窓を叩く音が響く中、暗がりの探索がこちらでも始まっていた。
解説
【依頼内容】
閉鎖された研究所の調査
【調査場所情報】
リゼリオにほど近くにある山奥の閉鎖された研究所。
1階は南側に広いロビーがあり、そこから東西側両方に北側へ向かう廊下が伸びており、東と西それと中央にそれぞれ小部屋が並んでいる。
2階もほぼ1階と同じような造りで、南側の突き当りには大広間がある。
3階は中央の廊下を隔てて東側、西側に大部屋が配置されている。
4階は南半分は屋上になっており、北側に大きめの部屋が東西1つずつある。
階段はすべて北側にあり、そこから1~4階まで移動できる。
【噂話】
OPの他、ハンター達が事前に聞けた研究所に関する情報
・あの研究所はえりすぐりの研究員が集められていたが、何の成果も出せないまま潰れてしまったらしい。
・1人のマッドサイエンティストが人体実験をして、それを止めようとした同僚を皆殺しにしたらしい。
・あまりに急に閉鎖した為にあの研究所にはまだいろいろ物資が残されているらしい。
・盗賊が一度根城にしていたことがあったが、一晩のうちにその姿を消してしまったらしい。
・実は閉鎖なんかされておらず、秘密裏に実験が行われているらしい。
【備考】
雨でびしょ濡れになりながら研究所1階のロビーに入ったところからスタート。
まだ昼間だが悪天候の為に室内は薄暗く、また窓を打つ雨音や雷鳴が研究所内に響いてる。
※以下、PL情報
【敵情報】
ゾンビ ?匹
普段はのろのろと徘徊しているだけだが、人の姿を確認すると途端に機敏に動き始め走って襲い掛かってくる。
攻撃方法は噛みついたり引っかいたり。ひたすら猪突猛進で防御行動はとらない。
【少女と白猫】
シャルとだけ名乗る茜色の髪に浅黒い肌をした少女。それとそのペットの白猫セイン。
少女は覚醒者らしいがクラスなどは不明。大剣をメインに時折鋼糸も使う。
何か探し物があってこの研究所を訪れた様子。
閉鎖された研究所の調査
【調査場所情報】
リゼリオにほど近くにある山奥の閉鎖された研究所。
1階は南側に広いロビーがあり、そこから東西側両方に北側へ向かう廊下が伸びており、東と西それと中央にそれぞれ小部屋が並んでいる。
2階もほぼ1階と同じような造りで、南側の突き当りには大広間がある。
3階は中央の廊下を隔てて東側、西側に大部屋が配置されている。
4階は南半分は屋上になっており、北側に大きめの部屋が東西1つずつある。
階段はすべて北側にあり、そこから1~4階まで移動できる。
【噂話】
OPの他、ハンター達が事前に聞けた研究所に関する情報
・あの研究所はえりすぐりの研究員が集められていたが、何の成果も出せないまま潰れてしまったらしい。
・1人のマッドサイエンティストが人体実験をして、それを止めようとした同僚を皆殺しにしたらしい。
・あまりに急に閉鎖した為にあの研究所にはまだいろいろ物資が残されているらしい。
・盗賊が一度根城にしていたことがあったが、一晩のうちにその姿を消してしまったらしい。
・実は閉鎖なんかされておらず、秘密裏に実験が行われているらしい。
【備考】
雨でびしょ濡れになりながら研究所1階のロビーに入ったところからスタート。
まだ昼間だが悪天候の為に室内は薄暗く、また窓を打つ雨音や雷鳴が研究所内に響いてる。
※以下、PL情報
【敵情報】
ゾンビ ?匹
普段はのろのろと徘徊しているだけだが、人の姿を確認すると途端に機敏に動き始め走って襲い掛かってくる。
攻撃方法は噛みついたり引っかいたり。ひたすら猪突猛進で防御行動はとらない。
【少女と白猫】
シャルとだけ名乗る茜色の髪に浅黒い肌をした少女。それとそのペットの白猫セイン。
少女は覚醒者らしいがクラスなどは不明。大剣をメインに時折鋼糸も使う。
何か探し物があってこの研究所を訪れた様子。
マスターより
皆さんこんにちわ。蒼かなたです。
季節外れと微ホラーテイスト。閉鎖されたはずの研究所で調査&ゾンビ退治をお願いします。
シャルという少女に関して気になる方は私の過去依頼をご確認ください。勿論読まずとも全く問題はありません。
では、宜しければご参加をお待ちしております。
季節外れと微ホラーテイスト。閉鎖されたはずの研究所で調査&ゾンビ退治をお願いします。
シャルという少女に関して気になる方は私の過去依頼をご確認ください。勿論読まずとも全く問題はありません。
では、宜しければご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/12/05 17:13
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓だ 猟辻 九蔵(ka3791) 人間(リアルブルー)|22才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2015/11/29 09:21:47 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/11/25 00:21:47 |